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好走塁でチームに貢献した竹村

準硬式野球部  全員野球で王者・法大を撃破/東京六大学秋季リーグ戦

◆9・3〜10・29 東京六大学秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼9・26 対法大3回戦(早大東伏見グラウンド)
○明大6―2法大
3回戦
明大
法大

 法大3回戦は6―2で完勝し、王者から勝ち点を奪取した。初回相手の送球エラーで先制すると4番松原大樹外野手(営3=明大中野)の犠飛と中村潤耶内野手(営2=福井商)の中越え適時二塁打で一挙3点。7回にも篠原匠投手(政経3=明大中野八王子)の適時打を含む3点を追加して試合を決めた。投手陣も先発の篠原、古村佑投手(情コミ3=明大中野八王子)、中里彰吾投手(商3=高崎)が強力法大打線を2点に抑えた。

 ここぞの場面で勝負強さを見せた。3−1の7回表。先頭の平島嘉之外野手(営2=明大中野八王子)が四球で出塁すると、勝負に出た。2死二塁から篠原が外角の直球を右翼方向へ流し1点を追加すると続く竹村律生内野手(営1=佐野日大)も遊撃手頭上を越す適時打を放ち追加点を奪う。竹村自身も三盗間の暴投のスキを突き一気にホームイン。「ここだというところで勝負を仕掛けられたのは良かった」(久保田駿内野手・法3=広陵)と不調だった打線の状態も上昇傾向を見せた。
 竹村の走塁がチームに勢いをつけた。初回四球で出塁すると、久保田の犠打を室木(法大)がすばやく二塁へ送球するも藤口(法大)が取れず。「狙ってはいなかったが、自分の足を信じて」と持ち味を発揮し、一気にホームベースを駆け抜けた。7回にも久保田への初球に二盗でチャンスを演出すると、3球目に三盗を仕掛ける。すると法大バッテリーがボールをそらす間にホームを陥れた。この試合で盗塁も三つ記録し、足で法大撃破に貢献した。

 
ピンチを切り抜けた古村(右)を出迎える篠原
ピンチを切り抜けた古村(右)を出迎える篠原

 投手陣も成長を見せている。前日3人の継投で法大打線を完封し臨んだ今回の試合。篠原は「3人の気持ちをくみ取って今日はエースとしての投球で勝ち点を奪う」と意気込んでいた。初回から3点をもらい心の余裕ができた中での投球となり三振も6個。1年秋に記録した自己最多の44奪三振を早くも越した。2番手の古村も連打を浴びてからツーシームを軸に3人をきっちり抑え無失点。今季から抑えをしている中里もゼロに抑え、“3年生リレー”で法大を抑えた。「3人とも本当によく投げてくれた」と久保田も投手陣に手応えを感じている。リーグ戦前経験の浅さが不安だった投手陣の成長が王者撃破につながった。

 ここから波に乗る。立大に続き法大を撃破し勝ち点は2。未完成だったチームは着実に成長を続けている。だが、1イニング3点を記録した打線も1点ずつ刻む野球はまだできていない。次節の早大は黒須、山口など経験豊富な投手がそろう。「1点、2点勝負になる」(久保田)とチームが目指す守り勝つ野球がより重要になってくる。さらに優勝を目指す上でも負けられない相手だ。「残り勝ち点二つを取ることしか考えていない。その結果優勝という結果がついてくればいい」(久保田)。まずは目の前の試合。勝利を手にし、優勝への望みをつなぐ。

[常光純弘]

試合後のコメント
久保田

「勝てたのでよかった。初回は自分のミスで相手に流れがいくところを相手もミスしてくれたので結果オーライではあるが、ああいう野球をしていると今後勝てなくなる。相手のミスにつけ込んで3点取れたことはよかったが、自分は反省しないといけない回。ずっと3―1の中、一人走者が出てここだというところで勝負を仕掛けられたのは良かったし、チームの状態も上がってきたと思う。今日は勝つしかなくて総力戦というのは決めていた。篠原も古村も中里も本当によく投げてくれた。打線もここというところで点を取れたのでよかった。篠原をはじめ投手がそれなりに抑えてくれているので、目指している1点を守り勝つ野球が少しずつできている。でも点が1点ずつ取れていなくてチャンスで1本というのがまだできていない。勝負強い打撃というのがまだまだできていないので練習から取り組みたい。早稲田戦も1点、2点勝負になる。これからは残り勝ち点二つを取ることしか考えていない。その結果優勝という結果がついてくればいい」

篠原
「思うようにいかない部分が多かったが、早い段階で点を取ってくれて守備でも盛り上げてくれた野手陣に感謝しかない。どんな形であれ3点もらえれば心の余裕につながったが、それでも自分の投球をしないと、という気持ちは持ってマウンドに上がった。3回はいつもと変わらず自分の投球を貫くこととここで抑えようという気持ちのバランスを保ちながら平常心でやっていたが、最後決めにいった球をうまくバッターに合わせられたのはしっかり反省して次につなげたい。(1年秋の三振を超したが)自分のピッチングを貫いている結果が三振の数として付いてきているのは自信になるし、これからも狙って取れる三振ならどんどん狙っていく。投手陣はみんな練習しているし、特に昨日先発した石崎(海斗投手・政経1=佐倉)は全体練習後も一緒に自主練しているので、そういう選手が結果を残してくれるのはうれしい。同じ学年の古村と中里もいい投球を見せてくれたのでこの3人の気持ちをくみ取って今日はエースとしての投球で勝ち点を奪わないと、と思っていた。今はスタミナが課題。完投も完封もしていて長いイニングを投げられてはいるが、後半になるとだましだましの投球になってしまっているのでそこは修正していきたい。1年から早稲田とやってきている。強力打線なのに小技も足も絡めてくるので気が抜けないチーム。自分のピッチングをして、それによって打者を盛り上げていきたい」

奥居大輝(営1=城南)
「リーグ戦は春出ていて今回が2回目の出場だったが、金子さんの穴を埋めるべく少し緊張していた。ちょっと重苦しい雰囲気があったが、篠原さんが引っ張ってくれたので何とか最少失点に抑えられた。古村さんは今日ツーシムがよかったのでそれを中心にして。得意のまっすぐをコースに投げられるように大きく構えて投手が投げやすいように心掛けた。7回に失点していたのでもう1点も与えないつもりでいた。連打を浴びて少し動揺した部分もあったが落ち着いてリードをできたと思う。(課題は)最初おどおどした部分があって、篠原さんがタイムリー打って気分よくマウンドに上がっているのは分かっていたので、自分が冷静に対応すべきだった。チームに少しでも貢献できるように思い切ってプレーしたい。できたらもう少しバッティングをよくして、投手に安心感をとれるようなリードをして正捕手を目指していきたい」

竹村
「厳しい試合の中今日は良い試合ができたと思う。自分の武器は走塁なので、今日はそこで貢献できたのは良かった。初回は最初狙ってはいなかったが、いけると思ったのであとは自分の足を信じて走った。7回もギャンブルの部分はある。三盗している時に暴投があった。正直流れがよくないなと思っていたので一かばちかで突っ込んでそれが点につながったので良かった。打撃はリーグ戦始まった頃は期待に応えないと、と思って力んでいる部分があったが、今はつなぐ意識で打席に立っている。状態も上がってきている。チーム全体でも勝てる自信が付いてきたと思うので次の早稲田戦もつなぐ意識を持ってチームの勝利に貢献したい」



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