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「守り勝つ」野球で勝利を目指す


東京六大学野球 2016〜秋〜  (19)早大戦事前インタビュー 橋監督  

 目指すは日本一だ。昨季は史上最多タイの16試合を戦い抜き3季ぶりリーグ制覇を果たしたものの、全日本大学選手権でまさかの初戦負け。課題の得点力不足を解消するため、この夏は例年以上にバットを振り込んだ。まずは6季ぶりの春秋連覇へ。そして、5年ぶりの明治神宮大会制覇まで一気に突き進む。
 宿敵撃破で優勝をつかみ取る。第5週を終え、単独首位と好調を維持する明大。第4カードの相手は勝ち点2で3位につける早大。エース・大竹の不調などで開幕ダッシュにはつまずいたものの選手個々の能力は折り紙付き。今季も尻上がりに調子を上げてきており、油断ならない相手だ。立大の勝敗次第で今カードでの優勝もありえる明大にとって、勝ち点奪取は必須。春秋連覇が目前に迫る中、負けられない試合が続く。(この取材は9月1日に行われたものです)

橋広監督
――昨季5位、振り返っていかかでしたか
去年と比べてレギュラーの野手が入れ替わったんで、打撃は落ちるだろうと。でもピッチャーは残っていたので、そんなに点は取られなくて接戦で勝てるのではないかと思っていたんですけど、投手陣の歯車がかみ合わなかったです。ピッチャーが抑えたら打線が打たない、打線が打つとピッチャーが点を取られる。負ける時というパターンはそのようなものなんですけど、投打のかみ合いが悪くて5位になってしまったという感じでした。1、2点で勝つとしても2−1で勝つとかね、そういう想定だったんですけど投手陣が上手くかみ合わなかったというのが春のシーズンでしたね。

――早慶戦では先勝されてから、勝ち点をつかみました
一敗はしたんですけどね、早稲田にとってまず一番には早慶戦に勝つこと、そしてリーグ戦で優勝することですから。そうすると慶應に勝てたというのは良かったです。

――チーム打率は2割3分4厘でした
去年も打てるチームといいながら秋は全く打っていなかったので。打線は水物ですからね。新レギュラーになった子たちは経験も少なくて、その中で石井と中澤は経験者として引っ張ってくれると思ったんですけど逆に中澤なんかは極端に不振でね。石井も4番を打てるほど長打力もないんですけど、それを意識したのか空回りする状態が多くて。その2人がけん引できなかったのが大きかったと思いますね。代えろという声もありましたけど、でも彼以上に守れる選手がいないので。中澤の守りは六大学の外野手として一ですからね。それをあえて外す必要もないし、私は石井、中澤が守ってくれたらそれでいいと思ってましたからね。ただ、それ以上に優勝するならば彼らが打ってくれなきゃいけなかったです。

――その中で木田選手や真鍋選手が3割超えの結果を残しました
春から新レギュラーになってくれたんですけど、よく活躍してくれましたね。特に木田は大学球界を代表する柳投手(裕也主将・政経4=横浜)からホームランを打ったわけですから、すごい自信になったと思いますね。それからもずっと好調で今は4番になっています。

――投手陣では大竹投手の不調が全体的に響きました
去年は彼が初戦で回って優勝、連覇できたわけですからね。春も東大戦は良かったんですけど、その後くらいからリズムを崩したのか、相手にも研究されたことによって打ち崩されたのか、彼自身のリズムが崩れていって。明治戦あたりに復調の兆しはあったんですけどね、なかなか上手くいかなかったですね。技術的な面では何回かアドバイスをしたんですけど、そう簡単に直るものではないですし。もともとセンスの良い子なのでどこかで修正できるとは思っていたんですけど、やっぱりメンタル面にもあるんでしょうね。(竹内投手は4年生の意地を見せてくれた)竹内は春自信になったのか、今もそのまま維持してくれていますね。

――明治との3連戦はどのように振り返りますか
やっぱり初戦が大きかったですね。柳くんを降ろして、2−1で勝ち越して9回の表ですからね。あそこで竹内に踏ん張ってほしかったですけど、あそこを取れば2戦目も勝てていたと思いますから。勝ちを急いだか、あの場面でストレートのフォアボールを出してはいけなかったです。

――今年の明治はどういうチームでしょうか
柳くんがキャプテンとしてエースとして非常に重要な役割を果たしてチームを引っ張っていると思いますね。柳くんがほとんど初戦を取って、粘り切って投げてるという彼の存在は大きいと思います。(秋季での攻略は)難しいでしょうね。日米、ハーレムでもずっと見ていましたけど、非常に完成度の高いピッチャーなのでね。力投しますし粘り切りますし、彼から点を取れても1、2点ぐらいでしょうからまずはこっちの投手陣がそれ以内に抑えないと勝機はないんじゃないかなと思います。(打撃は)牛島くん(将太捕手・営4=門司学園)にホームラン打たれましたからね。彼の長打には気をつけなければいけないです。

――チーム方針である「守り勝つ」野球に変更はないでしょうか
結局、打撃が打ち勝てませんからね(苦笑)。(改善していくべきことは)春は大事なところで内野のエラーが出たり、ピッチャーの調子も良くはなかったんですけど、やっぱりエラーをしないディフェンスからですね。負ける試合はフォアボールやエラーが絡んできてきますから、そういうところは無くしたいですね。早稲田としては春の5位を真摯(しんし)に受け止めて、特に野手は打撃が弱いと言われたので打つ量は去年の倍以上は振ってきたと思います。

――台頭している選手、投打でのキーマンになる選手は
投手だとやっぱり神宮で試せる機会というのがないですから、出てくる選手は難しいですね。野手だと1人、富田という1年生が打撃がいいものでオープン戦では使っていました。(キーマンは)投手陣はやっぱり大竹、竹内でしょうね。野手は石井、中澤になると思います。4年生2人の復調が、どこかで爆発してほしいですね。首位打者獲るとか、ホームランを5本打つとか。チームをけん引しているんだなというところを見せてほしいですね。

――ラストシーズンを迎える4年生たちの連携はいかがですか
春のリーグ終わってから、本当にずっと打ち込み振り込みを去年の倍増やしてきていると思います。それは連携が良かったからできているからで、どこかでいい結果が出てくればいいと思いますね。(キャプテンの石井選手に求めるものも大きくなる)引っ張れてはいますけど、やっぱり攻撃面で自分が中心になってヒットを打ったり点を取ったりして、チームを引っ張ってほしいですね。

――最後に今季に向けての意気込みをお願いします
一戦必勝で、優勝したいと思います。

――ありがとうございました

[土屋あいり]


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