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勝利を決定づける2トライを挙げた山村に駆け寄る選手たち

ラグビー部  スクラムから流れ組み立て逆転勝利 前半の山場・筑波大を制す/関東大学対抗戦

◆9・11〜12・4 平成28年度関東大学対抗戦リーグAグループ
▼10・16 対筑波大戦(浜川陸上競技場)
○明治48{20―14、28―14}28筑波大

◆スコア◆
明治
筑波大
前半後半得点前半後半
PG
DG
20281414
48
合計
28

 対抗戦前半戦最大の山場、筑波大を打ち破った。対抗戦ここまで2敗と大学選手権出場に後がない筑波大に対して、前半からペナルティーゴールを狙い手堅くゲームを進めた。しかし、6点差をつけて折り返した後半立ち上がりに2トライを献上し逆転を許す。それでも春から積み上げてきたベースラグビーで4トライを奪い再び逆転。対抗戦3つ目の白星を手にした。

後半27分からの逆転劇
 大きな意味を持った1勝だ。27―28の1点を追う後半中盤。ターンオーバーされてもスクラムからリズムを立て直し、敵陣からトライのチャンスをうかがった。後半27分、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトから展開し、最後はラックから左プロップ祝原涼介(情コミ2=桐蔭学園)がポストの真下にトライ。スタンドオフ堀米航平(商3=流経大柏)が冷静にキックを沈め34―28で逆転に成功した。この逆転トライを機に流れが完全に明治に傾く。後半38分には自陣ゴールまであと10メートルのところまで迫られるも、筑波大のパスミスに右フランカー桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)が飛びつく。堀米がなんとかつなぎ、大外の左ウイング山村知也(営1=報徳学園)に託した。一瞬でトップスピードに乗った山村は、筑波大ディフェンスを置き去りにし65メートル独走トライ。「チームを勢いづけるトライを取れていなかったので、絶対に取り切るという気持ちだった」(山村)とこの日2本目となるトライで相手を突き放し、48―28でノーサイド。対抗戦最初の山場に勝負をつけた。

右肩上がりの成長曲線
スクラムがトライへの起点となった
スクラムがトライへの起点となった
 春から積み上げたベースラグビーが明治の逆転劇をおぜん立てした。前半30分、敵陣深くで組んだマイボールスクラムで圧倒し認定トライを奪った。「最初は我慢比べだったが、徐々に相手が疲れてきてそこで初めて自分たちのスクラムが組めた」(フッカー武井日向・商1=国学院栃木)。ディフェンスが続く我慢の時間帯でも「スクラムに持っていければ明治のテンポに引き戻せる自信がある」(桶谷主将)と絶対的な武器へと成長した。
 劣勢も盛り返す力が、チームには宿っている。夏合宿の最後に組まれた東海大との練習試合では、ラスト1分に逆転トライを献上し涙を飲んだ。今回の勝利に丹羽政彦監督(平3文卒)も「後半に点差が開いた中で逆転したということは、地力が付いてきたということ。もっと自信を持ってやってほしい」と称賛。試合を重ねるごとに高まるチーム力で成長曲線を描き続ける。

 対抗戦前半戦を全勝で折り返した桶谷組。春に流経大にダブルスコアで惨敗した開幕戦に始まり、東海大に逆転トライを許し敗北した夏合宿から目に見えて進化を遂げている。試合を重ねるごとに一つずつ武器を増やしてきた。次戦は、1週間後の23日に行われる成蹊大戦。11月の連戦に向けて、勝負の後半戦に臨む。

★司令塔・堀米 全8本のキック成功★
正確なキックで18点を追加した堀米
正確なキックで18点を追加した堀米
 2本のペナルティーゴールと6本のコンバージョンキック全てを決め、18点を挙げた堀米。復帰戦となった前節の青学大戦での成功率は50パーセントも「毎日、納得がいくまで何本も蹴っていた」(堀米)と安定感を身に付けた。対する筑波大のキック成功率も100パーセントとハイレベルな対決となったこの試合。これから迎える対抗戦後半戦では1本のキックが勝負を分ける。10番としての勝負勘を取り戻し、学生最強BKを完成させる。

[荒井希和子]


◆関東大学対抗戦Aグループ 星取り表  10/16現在◆
 帝京大 明治 筑波大 早稲田慶応青学大日体大成蹊大勝敗
 帝京大 11/20 14時12/3 14時11/6 14時10/23 14時○111―0○134―3○91―03勝0敗
明治11/20 14時
○48―28
12/4 14時11/6 11時30分
○60―5
○79―0
10/23 14時3勝0敗
筑波大12/3 14時
●28―48
●12―46●20―28○15―1311/6 14時11/19 14時1勝3敗
早稲田11/6 14時12/4 14時○46―1211/23 14時10/23 11時30分○45―40○71―03勝0敗
慶応10/23 14時11/6 11時30分○28―2011/23 14時12/3 14時○55―0○85―73勝0敗
青学大●0―111
●5―60
●13―1510/23 11時30分12/3 14時11/19 14時11/6 11時30分0勝3敗
日体大●3―134
●0―79
11/6 14時●40―45●0―5511/19 14時11/26 14時0勝4敗
成蹊大●0―9110/23 14時11/19 14時●0―71●7―8511/6 11時30分11/26 14時0勝3敗



◆対抗戦 対筑波大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR祝原 涼介(情コミ2=桐蔭学園)→1.安(後半37分)
9.SH兵頭 水軍(農4=仙台育英)→21.福田(後半17分)
16佐藤 公彦(法4=明大中野)←2.武井(後半37分)
2.HO武井 日向(商1=国学院栃木)→16.佐藤公(後半37分)
10.SO堀米 航平(商3=流経大柏)
17安 昌豪(営1=大阪朝鮮)←1.祝原(後半38分)
3.PR塚原 巧巳(政経4=国学院栃木)→18.矢野佑(後半23分)
11.WTB山村 知也(営1=報徳学園)
18矢野 佑弥(政経4=徳島県立城北)
4.LO尾上 俊光(政経4=尾道)→19.近藤(後半11分)
12.CTB末廣 将成(商4=京都成章) →22.松尾(後半28分)
19近藤 雅喜(商4=東海大仰星) ←4.尾上(後半11分)
5.LO古川 満(商3=桐蔭学園)
13.CTB尾又 寛汰(商4=国学院栃木)
20井上 遼(政経2=報徳学園) ←8.坂(後半11分)
6.FL田中 真一(法4=国学院久我山)
14.WTB渡部 寛太(文3=北条)→23.森田(後半33分)
21福田 健太(法2=茗溪学園)←9.兵頭(後半17分)
7.FL桶谷 宗汰(営4=常翔学園)
15.FB高橋 汰地(政経2=常翔学園)
22松尾 将太郎(商2=東福岡) ←12.末廣(後半28分)
8.No.8坂 和樹(政経1=明大中野八王子)→20.井上(後半11分)

23森田 澄(政経4=天理)←14.渡部寛(後半33分)



試合後の選手のコメント
右フランカー桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)
「ペナルティーが多かったのでペナルティーして自陣にいる時間帯や、こっちがテンポ良く攻めれずにターンオーバーされていたのがしんどい時間帯だった。敵陣に入られたら取られたが、全員そこでしっかりフェーズ中にターンオーバーされたところは戻ったりターンオーバー仕返したり、フェーズ中の反応は良かった。筑波対策もしていたが、案の定対策していたものとは違うもので来た。むこうがやってくることはむこうがやってくることなので。明治がやらなきゃいけないことは春から積み上げてきたベースのところ。明治のラグビーはセットピースとかブレイクダウンとかフィジカルとか、ラグビーで一番大切なところを大切にしているチームなので、相手が違うことをやってきてもブレずに通すことが大事。今日はスクラムでも明治の強みを出せたし、ラインアウトは合わない部分もあったのでしっかり集中して次の試合までに戻していければ問題はない。今日はスクラムが良かった。スクラムが安定していればBKも前に出れるし、何か困った時にもスクラムに持っていければまたこっちのテンポに引き戻せるっていう自信がある。フロントローの3人はスクラムでもしんどいのに、フィールドでも停滞したらボールをしっかり前に運んでくれたり頑張ってくれた。スコアを取ったのはBKとかFWの近場とかで取っているシーンが多かったが、その中でもフロントローの人たちには頑張ってもらった。個人的には今日やっている感じ、一番最初のラインアウトのプレーで自分が見られているなと感じた。ボールキャリアを頑張らなきゃいけないが、厳しいなと感じたのでディフェンスは何としても頑張ろうと切り替えた。それでもラインアウトから一本抜かれてしまった。試合後に毎回毎回言っているが、入りが良くない。でもいよいよ対抗戦で、今までとは違った相手になってきた。本当に、初めから出さないとこういう試合展開の中では自分たちが苦しくなるというのが今回のゲームで分かったと思う。次の成蹊をはさんで慶応帝京早稲田と続くが、最後の3つは特に初めから出さないと苦しい展開になる相手なので今日を教訓にして初めからしっかり出すこと癖を付けたい。あと敵陣に入った時のテンポアップ。敵陣に入っても同じように攻めていてもトライは取れないので、むこうの22メートルに入った時にどれだけ辛い選択をしてハードワークをしていけるか。後半ちょっとできたが、そこも前半から出して行きたい」

フッカー武井日向(商1=国学院久我山)
「今日勝てたことは素直に嬉しいので、ここからどんどん勝ち続けられるように頑張っていきたい。(ラインアウトでのミスが目立ったが)相手が細かいところまで分析してきて、ラインアウトサインがばれていたと思う。こっちが分析してきたモールの部分でやられてしまったので、次の試合までに自分たちで追究して、より精度を高めて臨みたい。個人的にもスローイングでミスがあったので修正していかないといけない。自分たちのミスからペナルティーを犯してしまったので、ペナルティーマネジメントがもっとしっかりできていれば、前半からいい流れができたはず。最初は相手も疲れていなくて我慢比べだったと思うが、徐々に相手が疲れてきてそこで初めて自分たちのスクラムが組めて、認定トライにもっていけたことはすごく良かった。(スクラム前列の2人とは)試合前も試合中も常にどう組んでいくかを話し合っていて、よくコミュニケーションがとれていると思う。後半中盤から巻き返すことができたのはBK全体がいい形でリンクできたから。トライも取ってくれたのでBKの選手にはすごく感謝している。(次戦へ向けて)今回セットプレーでのミス、特にラインアウトでのミスが目立ってしまったのでFW全員で話し合って、成蹊大戦で良い形で終われるようにしたい」

右ロック古川満(商3=桐蔭学園)
「FWはスクラムでフロントローが戦ってくれたおかげでペナルティも取れてスクラムトライも取れて、ターンオーバーだとか凄く仕事してくれたので助かった。ラインアウトのサイン出しの部分とかディフェンスの統一だったりとかロックとしての僕の仕事が機能していなかったので、もう一度反省して次の成蹊戦、慶応戦に向けて仕事していきたいと思う。筑波さんのブレイクダウンを受けてしまって後手に回って自分たちのテンポでラグビーできなかったので、そこはFWもBKも一緒でしっかりゲインライン切ってブレイクダウン戦って少ない人数で出せればそれだけチャンスができると思うので、もう少しひとりひとりの仕事量、特にFWの仕事量を見つめ直していきたい。逆転のトライは祝原が外から良いアングルでスピードに乗って入ってきてくれたので良いトライだったと思う。僕は付いていって祝原がトライしてくれた。負けてるところでの敵陣でのスクラムからFWでそのスクラムが大事なんだという意識の統一がみんなできて良いスクラムが組めた。そこから良い流れがきたと思うので、そこはもうフロントローの頑張りで助けてもらった。新しく取り入れたムーブをどこで使うのかという意識の統一がはっきり見えていなかった。成蹊戦まで一週間あるので、新しいムーブ古いムーブ織り交ぜながら敵に絞らせないようなサイン出しだったりサインのチョイスを僕と尾上さんと真一さんでしっかりミーティングして意識の統一をしていきたい。(チームを引っ張る自覚は)桶谷さんばかりに頼るのではなくて、僕も声出していく。桶谷さんはプレーで引っ張るリーダーなので、気づいたことは僕であったり真一さんが言える環境はできていると思う。僕らが気づいたことを言って、1、2年生も声出てるので、意見取り入れながらやっていきたい」

左フランカー田中真一(法4=国学院久我山)
「チームで試合前から、筑波大的には落とせない試合で死に物狂いでくると思うけれど、そこを返り討ちにする気持ちでやろうと話していた。勝てたことはよかったけれど、前半と後半の入りがまだまだ修正しなければいけないと感じる。対抗戦入ってからの課題で、最初に相手に合わせてしまうということ。最初から自分たちのテンポでアタックもディフェンスもやっていくというのが課題かなと思う。向こうはブレイクダウンが結構激しい中で、個人としては最初はあまりかけられなかったけれど、後半にタックル含めて体を当てられたと思う。ディフェンス、タックルでこれからも体をばちばち当てていきたい。スクラムは前3人のお陰で認定トライを取れたけれど、ラインアウトの所でサインがばれていたことや、サイン出しをうまく合わせられなかったことなどがあったので、そこは1週間修正しなければいけない。これまで練習してきたことには自信を持っているので、そこを試合で出せれば得点できる。どんな相手でも相手に合わせず、自分たちのラグビーを出すということがこれから強いチームとやっていく上で大切になってくると思う」

スクラムハーフ兵頭水軍(農4=仙台育英)
「前半の入りから自分たちのラグビーをして圧倒しようと言っていたが、入りは悪くて結局最初のトライも筑波に奪われてしまった。入りで筑波を勢いに乗らせてしまったことが課題。自分がもっとテンポを上げてゲームメイクをすれば流れが変わったと思う。自分のスローテンポとFWのテンポが全然合わなくてなかなかゲームの流れがつかめなかった。筑波を分析してきた結果、外のスペースが空いて有効的にそこは攻められていたんじゃないかなと思う。(パス回しでのミスが見られたが)コミュニケーションとか精度の部分でまだまだ上げていかないといけないし、後半の後半でリズムがつかめたというのは自分たちが通用する力を持っているということなのでそこは自信を持ちつつ、やっていきたい。(後半の立て直しの要となったのは)フルバックの高橋汰地とウイングの山村知也。前半あまりボールが回ってこなかったというのもあったし受けていた印象があったが、後半は強気にいこうと攻めていた。2人がラインブレイクしたりして流れを変えてくれたので助かった。成蹊大だからといって油断することなく、毎回言っているが自分たちのラグビーができるように。今回は下級生にすごく助けてもらったが、Aチームで出れる4年生が多くなってきたのでもっと引っ張っていけるようにしたい」

スタンドオフ堀米航平(商3=流経大柏)
「今日は勝つというのが一番だったので、勝つという気持ち一心でやっていた。キックは100%入っていたが、他のプレーでもっと楽に攻められたところがあったのでまだ課題はあるかなと思う。アタックでFWを行かせすぎてBKでもっとアタックできたところとかがあったので、もう少しFWを楽に進められたらよかったなと思う。青学戦からキックは、細かいところをしっかりともう一度見つめ直して修正をした。毎日、納得がいくまで何本も蹴っていた。この先強い相手とやる上でキックはすごく大事になってくるので、かなり力を入れてやってきた。(前日の練習では練習後のキックの自主練において、監督がボールを取りに行ってくれる場面もあったが)一人ではうまくできないので、監督とか小村さんだったりサポートしてくれているので、自分だけではなくてそういう周りの手伝ってくれる人のおかげでつながったと思うので、感謝しながらこれからもやっていきたい。風は前半とかいい感じの風上だったからキックも飛んだしエリアも取りやすかった。前回の試合よりはコミュニケーションははるかに良くなっている。ただ、BKでのアタックでもう少し工夫できたらなと思う。パスミスとかそういうのはなくなったので、今度はサインをしっかりと遂行するとかそういうところをもっとやっていきたい。ゲーム感覚は前には近づいてきているが、まだ100%戻っているとは言えない。でも自分が上がればチームも上がるので、もっと調子を上げてやっていきたいと思う。FWとかチームが落ちてしまっているときは途中でそこで沈むのではなく、今日自分も声を出して鼓舞した。ゲームコントロールは良かったり悪かったりで、本当は前半の風上のときにもう1トライくらい取っておきたかった。ゲームコントロールをうまくできなかったところはあったので、今日はまあまあな感じだと思う。9番としっかりとコミュニケーションを取って、やっていけたらと思う。反省点としてはチームとしてというよりはユニットで、FWだったらラインアウトだとか、BKだったらボールをアタックで持っているときに相手に抱え上げられてしまったりだとかがあったので、ユニットでの課題はあったと思う」

左ウイング山村知也(営1=報徳学園)
「内容はまだまだ改善するところはあるが、勝ちという結果は良かった。対策としては夏合宿からやってきたディフェンスのラインスピードを上げることであったり、相手はディフェンスの間に穴ができるのでそこを突くというのは意識していた。(前半)外にスペースがあったが、相手のディフェンスの出が早くて内側の選手でボールが止まってしまった。途中で修正しようとは声をかけていたが、なかなかできず時間がたってしまった。ディフェンスではラインブレイクされることも多かった。トライをされているということはどこかに穴があるということなのでしっかり見直していく。試合の最後になってBK陣は外に回す意識が強くなってできたとは思う。(自身のトライ)一つ目はサインプレーから内側の選手が一つ一つゲインラインを切ってくれて、汰地さんがラストパスをしっかり放ってくれて自分も流れで取れた。二つ目はなかなかチームを勢いづけるトライを取れていなかったので、あのシチュエーションではボールが回ってきた時に絶対にトライを取り切るという気持ちで走りました。汰一さんはゲインして正確なパスを放ってくれるので、そこを信用して裏に出たらすぐにサポートに回っていいパスをもらえるようにしている。逆転できたのは自分たちが前に出だすとこっちの流れになってくるので、ボールをキープしながらアタックをやっていけば自分たちのプレーをつかめる。今日のようにディフェンスをしてくる相手にどうポジショニングをとったらいいのかが分かったし、これからも鍵になってくると思うので練習で物にしたい」

左センター末廣将成(商4=京都成章)
「今回はスタメンということで緊張もしたがそれ以上に楽しく試合ができた。対策として相手の鈴木啓太をキーマンにして、ディフェンスすることを意識した。前半は縦を狙っていたが、裏に放ってしまってやりたいことがあまりできていなかった。徹底するところを徹底しきれなかったのがよくなかった。(尾又と出場して)やっぱりグラウンドに立って嬉しかったし、これからも一緒に出れるように梶村も帰って来るが、もっと自分も頑張らなければならない。(尾又は)Aチームで出場し続けていたという重みのある選手。尾又に引っ張られているだけではダメだが、試合中声をよく出してくれるし安心してプレーできる存在。悪い流れを変えたのは山村(知也)。でもFW全員がスクラムとかで押してくれたおかげでチームに勢いが乗った、というのがあっての山村のプレー。今日は自分の持ち味であるタックルもできていなかったので梶村(祐介)が出なくても末廣で大丈夫だ、と思われるような選手にならないといけない」

右センター尾又寛太(商3=国学院栃木)
「今日は立ち上がりで先制できたのはよかったけど、筑波の方が後がないのもあって押してきて飲まれてしまった。監督も言ったようにこの入りでは帝京には勝てないので試合の入りというのは突き詰めていきたい。逆転された要因は自陣でペナルティーをしてしまったこと、一人一人が筑波に向かってやっていこうという意識が足りなかった。(チームを立て直したのは)桶谷の存在が大きくて、仕事を率先してやっていたので桶谷の背中を見て頑張ろうと思えた。あとは下級生の頑張りがすごくて、もっと4年生で引っ張っていこうという話になった。高橋と山村のトライもチームにとって大きいもの。あれもFWのスクラムのおかげ。自分はチームを鼓舞することが大事だと思ってチームを盛り上げることを最優先して、体張ったり声かけを意識した。僕は元々一発で局面を変えるタックルとかはできないので、しっかり下に入って止めるところとリアクションを意識してやるようにした。相手のランナーは抑えることはできたが、外側を意識した分内側で抜かれた場面が多かった。コミュニーケーションは取れてたと思うけど、筑波より少なかったから入りが悪くなってしまったと思うのでもっと取っていきたい。(組織的なラグビーの遂行は)逆転できたのは地力があるということなので、まだまだ50点ほど。個人的には、いつも梶村と組んでいる時は13番をやっているけど、今日は12番の役割をしていたのでチームを生かす、周りを生かすために体を張ることを意識したのでいつものフォーカスとは少し違ったものになった。梶村の代わりになれたかといったらそうではないが、これで12番やっても13番をやっても高いレベルでできるように。自分的には40点くらい。体を張れたのはよかったけど、それ以外はまだ高いレベルではないので意識高くやっていきたい。今日の課題は入りの部分。あと80分間圧倒することをやって0点で抑えられるように。このままだと惜しいところまでいっても日本一には届かないと思うのでもっともっとこのシーズンで成長して日本一になれるようにワンチームになっていきたい」

フルバック高橋汰地(政経2=常翔学園)
「今日の試合は前半の入りも後半の入りも悪かったが、結果として勝ててよかった。前半は筑波も体力がある状態なので、そういうときにダイレクトプレーで相手にプレッシャーをかけるべきだった。サインのチョイスミスだったりをもう少しBKで話し合って、良いサインチョイスをして有利に試合を進めていければよかった。後半はダイレクトプレーを前半よりもしっかり意識出来ていて、一人一人が強いプレーに切り替えて自信持ってプレーしていたのでそこは良かった。尾又寛汰さんずっとダイレクトプレーをしようとかBK内で言ってくれて、チームの意識を変えてくれた。後半は風下になってキックが伸びる状況だったので、上手くバックスリーが連動できてキックを蹴られた後のカウンターの精度がまだまだだが、バックスリーで連動して裏を取られないという部分ではしっかり出来た。(後半のトライは)外が空いていたから呼び込めたので、もっと空いているスペースにボールを運ぶということを意識してこれからもやっていきたい。(トライに絡むパスなどのアシスト)自分の強いプレーが良い結果につながったと思うので、次の試合でも継続していきたい。筑波からしたら今日の試合は負けたら痛い一戦だったと思うので、すごいプレッシャーで前に上がってきたり強いディフェンスをしてきた。今日しっかりダイレクトプレーを意識したプレーが出来たので、次の試合でも意識してそのダイレクトプレーに裏表をつけたりして、ダイレクトプレーでアタックしていきたい」

福田健太(法2=茗渓学園)
「1点差で負けてる状況で出て、まず勝つことが第一なので、流れが悪いところをテンポを上げて変えないといけないなと外から見ていた。テンポは上げれてよかったと思うが、一方で僕の判断ミスとか自分自身のノックオンだったりとかがあって、それは後半から入ったフレッシュな選手は絶対にやってはいけないことだと思うので反省したい。自分の仕掛けは一本いって仕掛けながら放るのはできたと思うが、あれはよくない判断だったので、仕掛けの見極めがこれからの課題になる。知也(山村)がチームの流れを変えてくれたと思う。勝ってたけどあと一本トライが欲しいきつい状況で、ターンオーバーしたとき普段だったらエリアを取るところで、知也が外から呼んで自分の持ち味を出してトライを取り切ってくれたので、あの一本がチームに良い影響を与えてくれた。(レギュラーに向けて)高い精度のプレーを80分間やり続けることと判断力が大切になってくると思う」

松尾将太郎(商2=東福岡)
「チーム的には勝ったので良かった。自分のプレーは後半センターとしての出場だったが、インパクト与えられるようにというのを意識してやれた。BKでミスしたら外に振っていく部分だったり、トライも取り切る部分は取れたと思う。(前半を見ていて)BKは結構エリアを取れていたと思うが、自分たちのミスから上手く出れなかったりしていたのでそこの精度、コミュニケーションの部分がやっぱり課題。筑波のディフェンスが今までと違って少し上に入ったり、前に飛び出してきたりというのがあったのでそこを試合中コミュニケーションとって、アタックの仕方を変えたりラインの深さを変えたりということを、やっていかないといけない。祝原が逆転トライをしたところで、あと1本、2本と連続トライを取れたのでそこで乗っていけたかなと。来週は成蹊大戦とジュニアもあるので、どちらに出たとしてもBKをコントロールしてエリアを確保することが自分のやることだと思うので、しっかりやっていきたい」

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