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自己ベストの演技をした森

スケート部(フィギュア部門)  佐上3位入賞 男子団体2連覇を果たす/東日本学生選手権

◆10・15〜16 第10回東日本学生選手権大会(東大和スケートセンター)
▼男子Aクラス
 3位 佐上
 6位 中野 
 8位 森 
 9位 鎌田詩
▼男子Aクラス団体
 1位 明大
▼女子Aクラス
 21位 櫛田
 23位 佐々木 
 24位 川平 
 26位 藏
▼女子Aクラス団体
 8位 明大
 男女で明暗の分かれる一戦となった。来年行われるインカレへのステップともなる今大会。男子では前回の東京選手権で優勝した佐上凌(商2=武蔵野)をはじめとする3選手が入賞し、団体でも昨年に引き続き優勝を果たした。女子は下位に名を連ねる悔しい結果に終わり、団体も8位と振るわなかった。

男子
 好成績を収めるも満足のいく演技とはならなかった。明大1番手として登場した佐上は冒頭のコンビネーションジャンプを決めると続くダブルアクセルもきれいに着氷。演技全体を通してのミスはトリプルループ転倒、終盤にパンクしてしまったアクセルジャンプのみと最小限にまとめた。スケーティング面でも軽快な曲調に合わせてのステップから一転、ゆったりとした曲調になるとその変化に応じた繊細な滑りで観客を魅了した。結果は2位と0.43点差の109.56点で3位入賞となったが「全体で見たら全然だめだった」と自身の演技に納得はしていない。己のスケートに磨きをかけ、東日本選手権では「表彰台に乗って、全日本に行きたい」と昨年に引き続き全日本選手権出場を狙う。
 ここ一番での集中力を発揮した。森望(営3=岩倉)は練習では「全部ジャンプをミスしていてすごく不安な要素があった」が、本番ではその不安をもろともせず1度の転倒もなく演技を終えた。序盤に連続で取り入れたコンビネーションジャンプをどちらも華麗に決めると、滑らかなステップを披露。会場の空気を支配するかのような磨き上げた表現力を発揮した。パーソナルベストを9点も上回っての8位入賞となった秘訣(ひけつ)は今季から取り組み始めたアイスダンス。氷に乗る時間が増えたことで「ここぞというときの集中力がちょっとは付いた」とシングルスにも良い影響をもたらしている。結果を残す後輩たちに負けまいと食らいついていく。

女子
 思うような結果を残せなかった。明大からは4人の選手が出場したが、最高位は櫛田麻佑(政経3=日本橋女学館)の21位。入賞すら遠い順位となってしまった。櫛田は序盤から3回転トーループを両足着氷で転倒し、ステップも硬くなってしまう。「緊張して力んでいつもと違う感覚になって、最後まで集中力が持たなかった」(櫛田)と、練習では手応えを感じていただけに悔しい結果となった。課題は明確だ。藏佐衣子主将(営4=広尾学園)も前回の東京選手権で精神面の弱さを挙げていた。チーム全体として、まずは心から負けないよう次戦の東日本選手権に挑む。

 今大会の結果を受け、インカレの出場権を男子は3枠、女子は1枠獲得した。今後は出場権を懸けた競争が繰り広げられる。特に男子は実力が拮抗(きっこう)しており、一瞬たりとも目が離せない。来月行われる東日本は全日本出場の懸かった大一番となる。東日本での明大男子出場数は今大会に梶田健登(政経2=明大中野)、鎌田英嗣(営2=獨協)を合わせた6人。全日本出場枠は9枠。一人一人が課題を修正し、全日本への切符をつかみたい。

[秋山祥子・浜崎結衣]

団体優勝を果たし笑顔を見せる男子(両端は他大の選手)</
団体優勝を果たし笑顔を見せる男子(両端は他大の選手)


試合で思うように力を発揮できなかった櫛田
「今日は最初から集中が切れてそこで思うように動けなかったかなと思う。練習通りやればよかったが、緊張して力んでいつもと違う感覚になって、最後まで集中力が持たなかったかなと思う。いつも失敗しないところを失敗してしまった。昨日までの練習はちゃんとできていたのに、本番がダメなのでメンタルが弱いなと実感した。(今まで)朝練の時に朝練だと思って体が動かないみたいな感じだったが、朝でも夜でもいつでも同じ練習をするように心がけてやっていたのでそれを意識した。けど試合だとうまくはまらなかった。(練習では)まとまっていたが、いつ練習で入っても同じようにできるようにということを心がけていたので、試合で違うなと思った。インカレは先輩が出るので出られないと思うが、また来年チャンスがあると思って切り替えて頑張ろうと思う」

自己ベストを大きく更新し8位入賞を果たした森
「ジャンプが全部締められたことが本当に良かったなと思ってほっとしている。今朝の練習の時には全部ジャンプをミスしていてすごく不安な要素があった。今までの練習でも曲かけの時にあんまりジャンプが決まらないってことが多かったので、そういった面で本番でしっかりと締めることができたっていうのは1個成長できたかなという感じ。(成功の要因は)今、シングルとは別にアイスダンスもやっていてアイスダンスで氷に乗る時間が増えたことによって集中力というか、毎回毎回集中してっていうことがあった。詰め詰めでやってきたのでそこが試合で上手く引き締まったというか、ここぞというときの集中力がちょっとはついたかなと思う。今後は西日本大会が10月末にあるのでそれに出て、全日本ジュニアに出られればそれにも出る。(後輩の台頭)すごくうれしいこと。自分が試合出る出ないとか代表争いとかっていうのはあるが、その中でみんないい刺激になっていて自分も後輩が先に上に出ているっていうのはあるのだけどどそれはすごくうれしいことで、自分もそこに負けないというか食らいつくっていう気持ちでやっている。精神的な面では自分が引っ張っていくっていう気持ちを持って試合に挑むことが今は特にできている。(周りに負けていない部分)表現力というか、魅せるっていう部分ではどの選手の中でも上に行こうと思ってどの試合にも挑んでいる。そういう部分でみんなに見習ってもらいたいっていう気持ちもある。そこをみんなから吸収してもらえるように、そして俺もみんなから技術とか新しい見せ方とか人それぞれの魅せ方があるのでそれを自分が吸収していきたい。(団体戦で上に行くために)団体力というか同じチームでいるということを意識するのが1番団体優勝に近づくためのポイントだと思っている。(東日本選手権に向けて)自分の1番の夢の全日本大会に出るための1番大事な試合なので今日よりももっと精度の高い演技をしてなんとか夢の全日本に行くことのために頑張りたいと思う。(パーソナルベストの更新)パーソナルベストを9点くらい更新できたのですごくそこは良かったと思う。ただそれでもまだまだみんなに追い付けていないのでジャンプの回転不足だったりとか難度の高いジャンプの習得を何とか頑張って全日本につなげていきたい。(現在練習中の技)今は3回転−3回転の連続ジャンプとトリプルループがメインで、完璧にしたいなと。降りてはいるが試合に入れられるほどの精度まで行っていないのでそこをなんとか試合に入るくらいまでの精度にしていきたいと思う」

3位入賞も笑顔なしの佐上
「自分的には全然だめで、練習のときからブロックに比べたら先生から『体鈍い』って言われていた。『ジャンプに反応できてない』って言われていたが、その中でもやることはできたかなと。スピードとジャンプの切れみたいなのが全然なくて、GOEもらえたとこも全然ないし、回転不足も取られたりした。全体で見たら全然だめだった。ジャンプはパンクしたの1個だけ。他の人がけっこうだめだったりしたので、なんちゃって3位みたいな感じで3位に入れたのかなと思う。(トリプルアクセルは飛ばなかったが)次の東日本も先生からは『やんなくていい』と。東京ブロックのような演技ができれば全日本には行けると思うので、やることやって全日本行きたい。(練習時の調子)いいか悪いかと言ったら悪い方で、全然。最近の練習も、自信はあったのだけどジャンプのイメージとかも全然ない。自分では練習してるとは思うのだけど、こういう結果にはなったので練習不足が表れたのかなと思う。東日本に向けてはしっかりと気合い入れて練習していきたい。去年は全日本ショート落ちしたので、その借りを今年の全日本で取り返したいと思っている。全日本に出て去年の悔いを晴らしたい。課題はとりあえずミスをなくす。GOEもらえるとこはもらう。自分的にはやることやっていれば全日本に通ることは通ると思う。東日本では表彰台狙って、通るだけじゃなく表彰台乗って、全日本に行きたい」

9位に終わり演技後悔し涙を流した鎌田詩温(商1=札幌第一)
「悔しいの一言。(ジャンプ)ジャンプの調子自体は悪くなったが、緊張とか自分のメンタルの弱さが出てしまったと思う。メンタルはそんなに強い方ではないと思うがちょっとでも自信ないって思ってしまうとそういうのが演技に出てきてしまうのは確実なのでそこが良くなかった。(演技後の涙)本当に悔しいし、この東インカレっていう明治大学を背負って戦う試合でこういう演技をしてしまったことに本当に申し訳ないって思ってしまったのと期待してくれている人とか応援してくれている人、今回来てたOBの方たちにも本当に申し訳ない姿を見せてしまったって思って悔しかった。(団体に懸ける思い)やっぱり個人でももちろん頑張るっていう気持ちは変わらないんですけど、やっぱり明治愛というか『なんとしてでも明治を1位にしたい』っていう思いは個人の時にはない感覚。(次に向けて)気持ちを切り替えて、今日のことは今日のことで忘れるわけではないが、ちゃんとこういう演技をしてしまったっていうことを自分の中に置いて、これを引きずるのではなくていい方向に転換していけるようにまた1から確認して東日本でいい演技をするだけ」

団体1位に貢献した6位入賞の中野耀司(営1=横浜創英)
「一番は体力不足と、あとは自信持って全部できなかった。けっこうまとまらない演技だったので、悔しい。(もののけ姫)フリーで今まで明るい曲を多く使っていて、全部先生が選曲したものだったので、自分で探してみようと思った。ネットとか調べようと思ったときに一番最初に聴いたやつが『もののけ姫』で、すぐ『あ、これにしよう』と思って、あんま他のやつは聴かないでそれで決めて、自分でこれにしたいと思ったものだったので、それを使っている。(東京選手権とは)フリーでいったらジャンプ的には変わっていない。調子は東京ブロックに比べたら全然良くなくて、エッジが割れたりがあって、ちゃんと安定して練習はあまりできてなかったけど、そういうのも乗り越えて、調子の波があまりないように練習できた。全日本に向けては上がっている。トリプルアクセルは自分の中ではすごい良くて、練習でも飛べる確率が上がって、プログラムの中でも入るようになっていっている。でも試合になると気持ちが揺れたり、テンションが上がったりしてちょっとずれたりして、っていうのが多いから、数をもうちょっとこなさなきゃいけないなと思った。東日本だととりあえず(トリプル)アクセルまでちゃんとまとめて、上位を狙えたらと思う。(シニアに上がって)年が一番下なのだけど、先輩たちを抜かせるように。自信はずっと持っていて、自分はシニアでも上にいけるって気持ちをすごく持つようになった。練習でもジュニアのときよりは自分的には良くなったと思う。順位は正直演技終わったあと、全然だめだったからあんまり気にしなかった。だけど6位に入れて明治の総合優勝に一応貢献できたから、そこは日々スケーティングを練習してきて、スケーティングとかの点数がいつもより高かったからいいところに入れたのかなと思う。(東日本)こんな演技はしていられないので、あと3週間。2週間後に試合が一個あって、その次の週に東日本なのだけど、もっとどん欲に、どんどん練習しないといけないので、数を多くこなせるように練習したい」

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