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2年間チームをけん引し続けた中田

ゴルフ部  有終の美飾れず悔しい7位 4年生引退へ/信夫杯争奪日本女子大学対抗戦

◆10・27〜28 第17回信夫杯争奪日本女子大学対抗戦(千葉カントリークラブ)
▼明大――7位
 大学ゴルフ部の頂点を決める信夫杯。冬本番のような寒さに加え午後から雨が降るという辛いコンディションの中行われ明大は7位。目標としていた優勝には程遠い結果に終わった。この日をもって4年生は引退。主将の座は中田綾乃主将(商4=盛岡中央)から新たに泉谷若菜(商3=麗澤)に渡った。2年間の重荷を下ろした中田は笑顔で泉谷にバドンを託した。

 4年生の引退を花道で飾ることができなかった。初日から6位と優勝から離れたスタートを切り、挑んだ2日目は大雨。「しんどいゴルフ」(中田)となったが白い弧を描くような華麗なショットを繰り出し上位校にも匹敵する光るプレーを見せた。勝敗を分けたのは最後のパター。「パターがうまくないとスコアにならない」(山本気恵・営4=米子北斗)と課題となるパターがうまく決められず無駄に打数を重ねてしまった。これが原因となり気づけば順位はひとつ下がって7位。「危機感のなさだと思う」(中田)とメンタルでも負けてしまったチームに肩を落とした。

 世代交代へ。2年間主将を務めチームをけん引した中田はこの信夫杯で引退となる。上級生がおらず3年生から主将をやることになった中田だが、まだ「右も左もわからない」(中田)状況。当初は指示もうまく出せずチームをまとめきれなかった。常に不安が付きまとう毎日。今年の春リーグでは全国に行けず「なんで結果が出ないのか」と実力を出し切れないチームに歯がゆさを感じた。しかしそんな中田を助けたのも後輩だった。「こんなふがいない自分でもついてきてくれて幸せ」(中田)。今大会でも後輩たちから先輩を優勝させてあげたいとエールをもらい励みとした。逆に「スコアでも引っ張って下さり部員一人一人に気を使ってくださった」(泉谷)と後輩からの信頼も厚かった。2年間、主将という大変な立場を立派に務め上げた。そんな長きにわたる主将生活も終わりを告げる。新主将・泉谷のもと新体制が始まる。一緒にコースを回ることが多かった中田のことを「憧れでもあり近しい存在」と話す泉谷。しかし自身の目標の優勝を達成するには中田を越えなければならない。憧れから超える目標へ。「今年果たせなかった優勝を来年果たしてほしい」(中田)。4年生は後輩に希望を託しグリーンを後にした。

[曽我怜平]

試合後のコメント
中田主将

「日本一を狙っていたが届かなかった。でも最後の試合、メンバーと頑張った結果だったので悔いはない。最後で有終の美を飾りにいったが敗因は危機感のなさと思う。自分が誰よりもいいスコアで回るんだという気持ちが足りなかった。実力でなく気持ちがスコアに出た。(自分のプレー)やり切った結果だったが満足は出来ない。1位との差も気持ちで負けたと思う。気持ちの強さが他の大学に負けていた。雨もふり気温が低くしんどいゴルフだったがここでどう耐えられるかが大切だったと思う。(主将になって)4年生がいないということで2年連続主将をやらせてもらった。3年生で右も左もわからない状況でほんとにまとめられるか不安もあった。春は全国に行けなくてほんとになんで結果が出ないのかなって。個人戦ではみんな結果を出して次こそは優勝、とやってきたのに。自分たちは今年で終わりだが次は必ず優勝してほしいという気持ちが強い。実際にやってみて指示もできず引っ張れなくまとめきれなかった。でもこんなふがいない自分でもついてきてくれて優勝は出来なかったがすごく幸せ。でもつらいことも多かった。自分が続けられたのは同期や後輩の支えがあったから。エピソードというか、今回も先輩たちに最後優勝をさせてあげたいと後輩から言ってもらって励みになった。女子部の強みは元気なところ。この強さを維持してほしい。泉谷には伝えたいことが山ほどある。主将の大変さとか。思っている以上に大変。でもやり切ったと思えるチームにしてほしいし今年果たせなかった優勝を来年果たしてほしい」

山本
「もうちょっと一人一人がスコアを出せればよいかと思う。実力は持っているからこそもったいない。今回みんなパターに苦しんでしまって落としているのが原因。そこまでは大丈夫だから最後に決められなかった。パターがうまくないとスコアにならない。上位校との差はそこにある。(ラストイヤー)4年間朝日杯と信夫杯に出てきたがうまく結果が出なかった。今回も頑張ろうと思ったが、77といいスコアではなかったが楽しくやれて良かったなと思う」

泉谷
「新主将として導いていかなければいけないのに情けない気持ちでいっぱい。今日は追いかけなくてはいけないという立場で雨が降ってしまって厳しいラウンドだったがいままでお世話になってきた4年生の先輩方や同期、後輩のプレーをみてこの場で一緒に戦いたかったという反面良いプレーも見させていただいた。来年からは今日の感じたことを糧にこれからどういうチーム作りをしていかなければならないかを考えようと思う。監督にも言われたが、個々の力はあるのでどうすればチーム力としてつなげていけるか。チームのためにゴルフをするということをひとりひとり思ってくれるようなチーム作りをしたい。(意気込み)自分が入学した時からAブロックで戦わせていただきこの最高の舞台で戦わせていただいている。先輩が築き上げてきたものを崩したくないしそのうえでいままで達成されなかった優勝というものを必ずしたい。(中田主将について)4年生になってからスコアでも引っ張って下さり部員一人一人に気を使って悩みを聞いてくださった。それがすごくうれしく自分もちゃんと向き合っていきたい。中田さんは憧れでもあり近しい存在。日本アマやインカレも一緒に回った。その面ではすごく目標となり近しい存在だった。期待を超えられるような主将になる」


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