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プロとの実力差を感じる一戦となった

硬式庭球部  諱がベスト8! 自身最後の大会で堂々の結果/全日本選手権

◆10・22〜30 全日本選手権(有明コロシアム)
▼10・28
 [男子シングルス準々決勝]
 諱 0{4−6、7−6,2−6}2 小ノ澤(イカイ)○
 敗戦も「やり切った」と笑顔を見せた。プロアマ問わず全国から精鋭が集う全日本の舞台。諱五貴(営4=松商学園)が男子シングルスでは大会3年ぶりとなる学生ベスト8入りを果たした。プロ相手に最終セットまでもつれ込む熱戦を繰り広げるも、結果は惜しくも敗戦。スキのない相手を前にプロとの力の差を見せつけられる結果となった。

 インドア王者の意地を見せた。降雨により第1セット途中で一時中断となった今試合。屋外のコートからコロシアムへと場所を変え、4―5から試合は再開された。即座にゲームを取られ第1セットを落とすも、ここからが諱の腕の見せどころ。「去年インカレインドアも優勝したし、室内は得意」との言葉通り第2セット開始直後から3ゲームを連取する。地の利を生かし、一気に主導権を握った。しかし、相手は今年でプロ10年目となる小ノ澤(イカイ)。一筋縄ではいかなかった。渾身(こんしん)のショットをたやすく返され、粘り強いラリーの応酬が続く。スキがあればすかさず攻めてくる相手に「そこがやっぱりプロと学生との差」と実力を見せつけられた。第4ゲーム目からはお互いサービスキープでタイブレークに突入。2ポイントを先取されるもすぐさま5ポイントを連取し、そこからは諱のペース。7―4でタイブレークを制した。
 諱の限界は近づいていた。第3セットもラリーの取って取られての拮抗した(きっこう)展開。2―2としブレークが期待されたが左足が悲鳴を上げた。それまでと動きの違う諱に対し、小ノ澤は一気に攻め立ててくる。ミスのないプレーで流れをつかまれると、そこからは1ゲームも許してはくれなかった。最後は体力面と経験の差の前に力負け。6―2とプロとアマの差を見せつけられる結果となった。

 4年間のテニス生活に幕を閉じた。昨年のインカレでは明大としては30年ぶりとなる決勝進出を果たし、インカレインドアでは52回目にして初の優勝を手にした諱。ラストイヤーの締めくくりとして挑んだ今大会はべスト8と昨年のベスト16を上回る結果となった。学生としての男子シングルスベスト8入りは田川翔太氏(早大卒=現東京海上日動)以来、3年ぶりの快挙。準決勝進出は逃したものの、自身最後の大会は充実のものに終わった。「悔いがないって言ったら嘘になるけど、すっきりした」と満足げな表情だった。

[谷山美海]

試合後のコメント

「(最後の試合を終え)やり切りました。大学のみんなや、両親、OBの方、高校の先輩もわざわざ休暇を取ってまで駆けつけてくれました。その中で試合ができたことはすごいよかったですし、楽しかったです。インカレインドアを優勝していて、室内は得意なので『よっしゃ!』って思って。コロシアムで試合ができてよかったです。(プロを相手にして)これが最後の大会だったので。この1年いい成績が出なくて、最後は一つでも多く勝って、去年の成績を上回れたらいいなと思っていました。(今日の相手は)走るし、拾うし。学生相手だったらウィナーとれるかなっていうボールも簡単に返してきて。そこがやっぱりプロと学生との差かなと感じました。決めるべきところはしっかりと決めてきまし。(自身の調子は)第2セットは良かったですね。思い切ってやれましたし、ところどころで良いサーブも入ってましたし。『失うものは何もないから、思い切りやれ』って皆から言われて、背中も思い切り叩かれました。(第3セットは2ー2まで接戦でしたが)体力的にも疲れが出てしまって。相手はそこで一気に攻めて振り回してきたんで。やっぱり上手いですよね。ほとんどミスもありませんでしたし。そこからは1ゲームもとらせてもらえませんでした。(会場の雰囲気について)人が多くて緊張しました。王座は知ってる人が応援してくれましたけど、今回は色んな人が応援してくれていて、違うパワーをもらえたというか、普段とは別の雰囲気でやれて楽しかったです。(今大会へのモチベーション)去年はベスト16に入ることができて、プロの人と戦いたいと思っていました。プロにはいかないということは以前から決めていたので、その中でどれだけできるか試す最後のチャンスだったので、やり切るだけでした。(大学生活最後の試合)インターハイ優勝して入学したわりには1年次は全然ぱっとしなくて。2年目はケガして手術して。でも、それが良い経験になったかなって思えます。そのおかげで3年目は覚醒して。出る大会出る大会で良い結果も残せましたし、30年ぶりだったり52回目で初だったり、たくさんの快挙も達成できて楽しかったです。4年目は就活も始まってプレーの精度も落ちてしまったり、結果も残せなくて。関東もベスト32でしたし。インカレでやっと上がってきてベスト8。リーグ、王座と調子を上げて最後の大会でこうやって結果を残せて、3年ぶり田川さん以来に学生ベスト8入りできたので。ベスト4入りするチャンスはあったので悔いがないって言ったら嘘になりますけど、すっきりしました。大学4年間、楽しいテニス生活でした」



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