検索
 HOME > ラグビー部

得意のロングパスを武器にAチーム定着を目指す(流経大ジュニア戦)


俺だ。  (19)松尾将太郎 SOは譲れない キック強化で紫紺をつかむ  

紫紺を支えるのは俺だ。レギュラー選手はもちろん、ディベロップメントチームの選手やスタッフ、首脳陣、OB、ファンに至るまで、様々な人間の力が明治を頂点へ押し上げる。全ては大学選手権優勝のために。「俺だ。」では、明治復活に力を尽くす個人を取り上げる。
 第19回は、スタンドオフ松尾将太郎(商2=東福岡)。高校時代は副将を務め、司令塔としてチームを花園優勝へと導いた。入学後は周囲からの期待も大きい中、1年次春からから紫紺デビュー。2年目の今季はU20代表選出や、夏合宿での全試合スタメン出場など充実の春夏を過ごした。しかし今秋、ケガで戦線を離れていた堀米航平(商3=流経大柏)が復帰したことにより、対抗戦2戦目からその座を奪われる。スタンドオフへの思いは人一倍。キックのさらなるスキルアップを図り、再びAチーム定着を目指す。

――シーズンもいよいよ佳境を迎えていますが、前半戦を振り返っていかがですか
 開幕戦の日体大戦(〇79―0)をスタートで出させてもらって、ジュニアを2戦挟んで筑波大戦(〇48―28)でもリザーブに入れたんですけど、スタンドオフの堀米航平(商3=流経大柏)選手がケガから復帰してからスタメンとしては出れなくなってしまいました。ジュニア戦で頑張ってアピールしていますがまだまだですね。
日体大戦ではスタメン出場を果たした
日体大戦ではスタメン出場を果たした

――2年生として迎えた今シーズン、1年前から変化はありますか
 昨年1年間は期待されていることで焦りもあって、自分がどうにかしなくてはというプレーが多かったです。この1年基礎を重点的にずっと練習してきて、自分なりにですがキックが特に成長したと思っています。

――スタンドオフへの思いというのはやはり特別ですか
 もともと中学校ではセンターをやっていたんですけど、高校のBKコーチの勧めでスタンドをやることになって。自分でボールを持っていくこともできるし、パスもできるし、いろんなプレーを選択できるポジションなのでそこに惹かれました。昨年はセンターでの出場もあったんですけど、自分の中で「やっぱりスタンドをやりたい」という気持ちがずっとありました。悔しい気持ちを抑えて、自分の足りていない部分を練習してきたつもりです。今の段階ではキックでもプレー面でも一歩先に行かれてしまっているんですけど、ここで逃げたら今後ずっと負け続けてしまうので、部内での競争にしっかり勝っていかないといけないですね。

――堀米選手との差はどういった部分だと感じていますか
 アタックの部分では自分も負けていないと思うんですけど、やっぱりキックの細かい精度。負けてはいけないんですけど学ぶ部分は多いです。練習中も分からないところがあったら自分から聞きに行きます。朝1限がない時は自分が納得いくまで練習していますし、ウエイト後のPSSもキックを重点的にやって練習量を増やしています。

――同期・スタンドオフ忽那鐘太(文2=石見智翠館)の存在は
 今はケガしていますけど、鐘太のディフェンス力とかキック面での良さというのは自分も見習う部分があります。お互い高め合えるいいライバルですね。

――ライバルとなる先輩や同期がいる中で、ご自身の強みを教えてください
 テンポを作ってどんどん前にアタックを仕掛けていく、というのが得意なのでその点では絶対に誰にも負けられないです。体が小さい分、プレー中に高く当たってしまうと負けてしまうので重心を低くしてタックルされても倒れないように心がけています。
東福岡高3年次に、3冠を達成
東福岡高3年次に、3冠を達成

――高校時代には3度日本一を経験しました。チャンピオンチームになるには
 日本一になる時っていうのは決まっているとまではいかないですけど、なるべくしてなる。「ここまでこうしてきたから優勝できたよね」というチームが勝つまでの予兆があるんです。だからこうやってきつい練習もみんなで乗り越えているわけで。今の明治は一人一人が勝とうとしている気持ちはあるんですけど、試合の入りが問題です。それは練習の入りが悪い時に最後までうまくいかないことからつながってしまっています。明治は朝練なのできつい部分はあるんですけど、朝早くても気持ちをしっかり入れてクオリティーを上げることが大事。チームとしてMUST WINを掲げているので、きつい中でも耐え抜いて精度を上げていくことができれば試合の勝利、優勝につながると思います。

――春にはU20日本代表の合宿や遠征に参加しました。そこで得たものは
 準備の大切さに気付かされました。トッププレーヤーでもいきなり試合に臨んだらミスを起こしてしまいます。それまでのコミュニケーションだったり、自分の体のコンディショニングの調整だったりすごく細かく準備していている姿を見て、見習うことが多くありました。

――2年生の学年リーダーを務めています。
 1年生の時に監督から言われて今年も引き続きということでやっています。仕事という仕事はないんですけど、2年生が少しでもやりやすい環境でまとまっていけるように常に心がけてはいますね。

――ジュニア戦は決勝トーナメント進出が決まりました。Bチームとして今後の取り組みは
 この前の東海大戦(●19―26)でもあったんですが、チャンスのところで取り切れなかったりイージーミスだったりがすごく多いです。練習中にもミスが起きてしまっているのに指摘がないということがこれまでありました。ミスというのは起こってしまう時には起こってしまうもの。ですが何回も繰り返すようでは負けてしまうので、なんで悪かったのかというのを一回一回その場で話すことが大事になってきます。そこのコミュニケーションや精度というものがジュニアには求められてくると思います。

――最後に残りのシーズンに向けて意気込みをお願いします。
 まずはAチームにメンバー入りをしてチームに貢献したいという思いが強いです。そのためにも自分の強み、いいプレーをしっかり見せてアピールしていきます。対抗戦に出場して、みんなでMUST WINして優勝できるように頑張っていきたいと思います。

――ありがとうございました

◆松尾将太郎(まつお・しょうたろう) 商2 東福岡出 170cm・82kg
ポジションはスタンドオフ。高校時代は副将としてチームを率い、全国選抜、セブンズ、花園と史上初の3冠を達成。体は決して大きくないが、その体幹の強さと長短自在のパスを生かし攻守ともに高い技術を持つ。2016年度U20日本代表。

[横手ゆめ]


●俺だ。のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: