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春秋11勝を達成した


東京六大学野球 2016〜秋〜  (27)神宮大会前インタビュー 柳裕也、星知弥  

 悲願の日本一へ、柳メイジ最終章開幕だ! 春秋連覇を果たし、またも全国の舞台へ駒を進めた明大。春の全日本ではまさかの初戦敗退に終わったが、秋は打撃力が向上し、第2先発にも星知弥投手(政経4=宇都宮工)が台頭。柳裕也主将(政経4=横浜)に頼らずとも勝利できるほどの布陣が整った。5度のリーグ優勝を経験していながら、一度も日本一を経験していない4年生世代。最後の挑戦で頂点へ上りつめる。
 秋のエースは凄みが違った。柳は今季も期待に応える5勝無敗の活躍を見せ、山ア福也選手(平27政経卒・現オリックス・バファローズ)以来の春秋11勝を達成。グラウンド内外でチームを引っ張り、春秋連覇に導いた。「このチームなら日本一になれる」。来る神宮大会へ。エースは言葉に力を込めた。(この取材は10月31日に行ったものです)

――優勝した瞬間、ブルペンから歩いてマウンドに向かわれていましたがそのときのお気持ちは
うれしかったです。でも、やっぱり春に全国で1回戦で負けているので、優勝した瞬間に「次は日本一絶対に取らないといけないな」って、そこに向けての気持ちが出てきました。「次は頑張ろう」という気持ちです。

――立大1回戦では連敗を止める完投勝利を見せました
早稲田に連敗して流れも良くはなかったんですけど、負けたのも自分の投球のせいでしたし。チームの流れを作るのもそうですけど、ああいうピッチングをしないように、自分が良いピッチングしてチームが勝てるようによいうことだけを考えていました。(2回戦は)行けって言われたら行きましたけど、本当に周りの4年生を中心にチームを引っ張ってくれる姿勢がすごく見えていたので。あとは信じるだけでした。

――春6勝、秋5勝は山ア福也さんが3年次に春秋連覇を達成したときと同じ成績
福也さんが6勝と5勝したのは知っていました。意識はあまりしていませんでしたけど、6勝と5勝できたことが結果的に良かったとは思いますね。

――打者の夏の頑張りはどのように
春は打てない試合も多くて苦しんでいたと思うんですけど、それを自覚して秋はたくさん打ってくれましたし、バッティングも夏すごい頑張っていました。それに応えたいなっていう気持ちはありました。助けられた部分もありましたし、みんなよくやってくれたなって思います。

――今年のチームの強みは
去年は華のある選手がたくさんいましたけど、どうしても今年は個人として突出した選手はいないので。4年生を中心に引っ張っていけたっていうのと、後輩もそれについてきてくれたので。それが一番かなと思います。

――4年生に伝えたいことは
4年生には言いづらいことも結構言ってきたんですけど、それを理解して支えてくれましたし、ベンチに入っていた人も入ってなかった人も、本当に良い同級生に恵まれたなって。そのおかげでキャプテンをやってこれたと思うので、やっぱり感謝したいなって思います。

――今のチームなら日本一になれる
そうですね。なれると思います、ならないといけないと思いますし。何が何でも日本一になるっていう気持ちを持ってやっていきます。

――ありがとうございました

◆柳裕也 やなぎゆうや 政経4 横浜高出 180p・80s 投手 右投右打


柳 今季・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今季
187
49 1/3
29
15
64
1.64
通算
55
23
1111
288 1/3
189
86
338
59
1.84




立大2回戦では先発し勝利へ導いた
立大2回戦で先発し優勝へ導いた

 星は今季第2先発に定着。自己最多の3勝を挙げ、防御率はリーグ4位の2.13をマークした。春は5戦4敗と課題だった2回戦が星の活躍で5戦4勝。連覇の立役者になった。一発勝負の神宮大会では先発、救援フル回転の覚悟だ。(この取材は10月31日に行ったものです)

――今季はどんなシーズンになりましたか
春は先発で結果を出せず、秋は絶対先発で結果出してやるというつもりでやってきて、それなりに良い形にはできたのではないかなと思います。春は先発として勝ちを取れなかったことが一番悔しかったので、何としても先発としてチームを勝たせてやる、という気持ちで夏場であったりリーグ戦は投げてきました。今季は先発で勝ってることが一番大きいことだと思います。秋は11試合で終われているので、春の16試合に比べて良かったんじゃないかなと思います。ただ早稲田2回戦だけちょっと悔いが残るかなという感じがします。

――先発への強い思いはなぜあるのですか
春2戦目ずっと負けてきて、その責任を自分も感じていたので、2戦目絶対勝つということを自分の中で、本当にそれだけを目標にしてやってきたので、そこですかね。

――シーズン前に柳さんと星さんで2戦2勝で勝つことが目標とおっしゃっていましたが、今季は5カード中4カードを2戦で終えることができました
春に比べたら全然いいと思うんですけど、やっぱり目標にしてきた10戦10勝は達成できなかったので、本当に早稲田の2戦目だけ悔いが残ります。8回2失点だったと思うんですけど、正直防げた失点だと思うので、本当にその試合が終わった後は反省しましたし、その負けがあってその後の立教戦につながっていると思います。結果的には優勝しましたけど反省すべきところは少なからずあったかなと思います。

――今季、優勝のかかった立大2回戦で先発し勝利しました
(春も同じ状況で登板し敗戦)春は優勝かかった試合で6回途中4失点ですかね。4回までは本当良かったとは言ってくれるんですけど、やっぱり試合に負けちゃ意味ないので、絶対に借りを返すというか、絶対自分が投げて優勝するんだという気持ちは強かったですね。試合ではストレートの走りはイマイチだったんですけど、変化球でカウントも取れましたし、真っすぐなど色々な球種で三振取れていたので、調子自体はリーグで一番良かったんじゃないかなと思います。牛島もうまくリードしてくれましたし、追い込んでからのボールが甘くならずにしっかり投げ切れたということが抑えられ、三振を取れた大きなところだと思います。

――優勝の瞬間はどんな気持ちになりましたか
優勝した瞬間は素直にうれしかったのですが、それより8回にピンチのままマウンドを降りてしまって、齊藤(大将投手・政経3=桐蔭学園)に抑えてもらったので、感謝の気持ちもありましたし、申し訳ないなという気持ちが大きかったです。

――今季のご自身の成績についてはどう思われていますか
10戦全勝、柳と自分で5勝ずつを目標にしてやってきて、それで3勝なので目標には届いてないですし、防御率も僕的にはもう少し良い数字が出せたのではとか、無駄な失点が多かったと思うので正直満足はしてないです。リリーフで抑えられる自信は前からあったので、先発としてどうなのかなという部分が春終わってからずっとあったんですけど、秋のリーグ終わってみて、先発でもやっていけるのではないかなという自信は春よりは多少付いてきたかなと思います。

――先発で成績を残せた大きな要因は
夏のキャンプ中に取り組んだ変化球の精度上げるということもそうですし、緩急をつけたピッチングをできるようになったのが大きいことだなと思っています。カーブはカウントも稼げましたし、打ち取るところで打たせたりとかもできていたので、夏場やってきたことがそのまま出せたのではないかなと思います。

――夏は善波監督がつきっきりで指導を受けたとお聞きしましたが
善波監督はブルペンで投げてる際はずっと後ろについて、自分の欠点、変化球の投げ方であったりとか体の使い方であったりとかをずっと指摘していただきました。それが結果になった形です。本当につきっきりでやってくれていたなと思っています。明治に入ってよかったと思いますし、明治に入ってなかったら今の自分はないと思います。監督には色々気にしていただいて、善波監督のおかげで本当に自分はここまで来れたなと思っているので、本当に感謝の気持ちしかないです。最後神宮大会で日本一取って、8シーズン中5度リーグ優勝してるんですけど日本一取れてないので、最後日本一取って監督を胴上げしたいなと思っています。

――1年生の頃からしのぎを削ってきた柳さんと先発を務めて優勝できたことについては
そこは本当に柳はキャプテンでありエースであり、色々大変だと思っていました。春は本当に負担かけてばっかりで、それがやっと秋少しは軽減させてあげられたんじゃないかなとは思っています。


――現在の調子は
リーグで溜まった疲労を1回取って、神宮大会に向けてもう一度体づくりであったり気待ちの整理だったりをしている状態です。神宮大会は先発、リリーフどちらでも投げる機会はあると思うので一戦必勝の気持ちで、いけと言われたら三戦全部いくつもりでやっていきたいと思います。先発抑えどちらでもいけるので、自分は連投もきかないわけじゃないですし、いけと言われたらいつでもいける準備はしています。

――先発したいという気持ちは
正直ないですね。先発としてというか、やっぱりチームが勝てればそれでいいので。後は与えられたポジションでやるだけなので、特に先発とかこだわりはあまりないです。

――最後に神宮大会への意気込みをお願いします
シーズン五度優勝しているのに日本一は取れていないので、日本一を取るというのを目標に夏もやってきたので、目標を達成できるように自分の役割をこなしていきたいなと思います。

――ありがとうございました

◆星知弥 ほしともや 政経4 宇都宮工高出 181cm・85kg 右投右打

星 今季・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今季
155
38
29
16
30
2.13
通算
46
446
107 2/3
94
38
103
31
2.59





[萬屋直・原大輔]

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