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果敢にシュートを狙った岩田

サッカー部  2位の筑波大と好試合 1―1のドローでリーグ戦を終える/関東大学1部リーグ戦

◆9・11〜11・13 第90回関東大学1部リーグ戦(後期)(味の素フィールド西が丘他)
▼11・13 第22節対筑波大戦(味の素フィールド西が丘)
 明大1―1筑波大(第22節終了順位 1位 14勝3敗5分)
[得点者]
前半34分 岩田(←土居)
≪出場メンバー≫
GK 服部
DF 岩武、鳥海、小出、河面
MF 道渕、伊池(→柴戸=後半20分)、水町(→早坂=後半34分)、土居
FW 岩田(→渡辺=後半43分)、丹羽
 勝利とはならなかった。今季リーグ戦最終節の相手は2位の筑波大。立ち上がりから落ち着いて細かくパスをつないでいき、前半34分には岩田拓也(商4=FC東京U―18)がゴールに押し込み先制点を挙げる。後半に入り、相手に与えてしまったPKを服部一輝主将(法4=札幌大谷)が死守するも、後半24分にうまくパスを通され失点。その後勝ち越し点を狙いにいくものの相手の堅い守りにより決め切れず1―1のまま試合終了のホイッスル。リーグ最終節を勝利で締めくくることはできなかった。
 
 有終の美は飾れなかったものの接戦を演じた。4年生にとってリーグ戦ラストゲームとなった今試合には4年生8名が先発出場。「トレーニングの中で先週も水町(政哉・営4=ヴィッセル神戸U―18)は非常によくて、伊池(翼・商4=横浜F・マリノスユース)もずっとトレーニングではよかった」(栗田大輔監督)と伊池、水町を実力から起用。序盤から4年生の気迫とボールへの執着を見せ、慎重にシュートチャンスをうかがった。そして前半34分、土居柊太(政経3=浜松開誠館)が落としたボールを「あとは振り抜くだけだった」と岩田がゴールに突き刺した。後半は相手の時間が続き失点を喫するも、球際での粘り強さを感じさせるディフェンスと服部の好セーブにより追加点は許さず。「1位と2位の対決だなという感じだった」(栗田監督)。最終節を勝利で飾れなかった悔しさは残るが収穫も多かった。

 今試合も最後尾からチームを引っ張った。後半立ち上がり、ペナルティエリア内でファウルを取られ相手にPKを与えてしまった明大。しかし「なんとしても止めようという気持ちが強かった」(服部)。中野(筑波大)が蹴ったボールは左に飛び込んだ服部により阻止された。チーム最大の危機を救い、流れが完全に相手へ行くのを防いだ。また、随所で服部のストロングポイントである「声」がいつものごとく会場に響いた。栗田監督も「ただ単に選手を鼓舞しているだけではなくてすごく流れをつくっていけるコーチング」と評価。「みんながポジティブに取り組めるように」(服部)。守護神の「声」がチームをより良い方向へと導く。

 次につながる4試合だった。優勝を決めた第18節慶大戦以降、4試合勝ち星無し。結果だけ見れば「周りの人たちからやっぱり気が抜けたんだなって思われていたと思う」と服部。しかし「一つ一つのゲームの中にねらいを持っていた」(栗田監督)。3年生以下での最終ライン、劣勢を想定した3―4―3のフォーメーション、そして気持ちの持ちよう。「優勝が決まってから4試合勝ててなかったというのもすべてはインカレの優勝に向けての材料」(丹羽詩温・文4=大阪桐蔭)。結果にはつながらず引き分けと敗戦に終わったが、チーム、選手の成長には大いにつながった。残り1カ月、インカレに向けリーグ戦での経験を生かし練習に励む。

[亀井笙子]

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◆第90回関東大学リーグ戦 後期日程◆
(スコアをクリックすると試合の記事にリンクします)
日付対戦相手会場キックオフ時間スコア
12
9・11(日)
国士大
味スタ西
14:00
○4−1
13
9・14(水)
専大
味フィ西
14:00
○3−0
14
9・18(日)
駒大
日立
14:00
○4−0
15
9・25(日)
早大
味フィ西
14:00
○1−0
16
10・1(土)
流経大
東総
14:00
○2−1
17
10・8(土)
日体大
中銀スタ
14:00
○2−1
18
10・15(土)
慶大
江戸陸
14:00
○2−1
19
10・23(日)
順大
東金
14:00
1−2○
20
10・30(日)
桐蔭横浜大
味スタ西
14:00
0−0
21
11・6(日)
法大
味スタ西
14:00
1−4○
22
11・13(日)
筑波大
味フィ西
12:30
1−1
※11月13日時点



◆順位表◆
【第22節終了】
順位チーム名勝点総得点総失点得失点差
明大
47
45
22
23
筑波大
37
34
21
13
日体大
36
34
34
順大
32
37
32
法大
31
34
29
慶大
30
37
40
−3
専大
30
32
35
−3
流経大
28
27
31
−4
駒大
28
29
38
−9
10
桐蔭横浜大
25
27
29
−2
11
早大
23
27
30
−3
12
国士舘大
21
22
44
−22



試合後のコメント
栗田監督

「最終戦で最後なので有終の美というか勝って締めくくりたかったですけど、やっぱり筑波も強かったしいいゲームができたかなと思います。お互いよくお互いのチームを分析して試合をしていたなという印象があります。筑波は我々のコンパクトなサッカーに対して幅を使いながらなんとかギャップをつくってそこの中間ポジションを取ったりとかする中で中野誠也くんが裏のところを狙ってきたりというようなねらいがあるというか、我々もそこに対してしっかりと守備を固めてそこから縦に早く入っていこうというような、1位と2位の対決だなという感じでした。(優勝後勝ちなしですが)優勝した後のリーグ戦というのは難しいなというのは率直に思います。Do the bestの精神からすればやっぱりベストを尽くして選手も頑張ってるんですけど、目先の優勝とか競り合ってるとかそういったものがなくなるので、そうすると一試合一試合の中にどこにもう一回原点とか軸をつくって一個一個の試合をやっていくかというところはあるのかなと。ただその一つ一つのゲームの中にねらいをうちも持っていたので、それは早くインカレへの準備も視野に入れていましたし、このリーグ戦だからできること、例えば若い選手に伝えていくこととか、いろいろなシステムの変更とか、その中でも勝っていこうというねらいを一つ一つ持ってやった結果が今回なかなか出なかったですけど、改めてそこが気付きになったというのは選手も自覚してますし、やっぱり気持ちがサッカーは支配するんだなというところも改めて分かったし、トレーニングの中でも非常に落とし込めてきているので、チームが悪くなっちゃっているとかそういうのは全くなくて逆にインカレに向かって三冠取りにいくなというのを改めて強く思っています。手応えはあります。当然楽ではないのは分かっていますけど、でも選手の意識とか組み合わせの幅とかそういったところでまたイメージもできました。(今節では4年生8名を先発起用しました)トレーニングの中で先週も水町は非常によくて先週水町先発でいこうかとすごく悩んで柴戸と小野(雅史・政経2=大宮アルディージャユース)でいったんですけど、柴戸がちょっとここ2、3試合調子を落としてたので一回外して外から見させようかなと。伊池もずっとトレーニングではよかったので、中盤のセントラルミッドフィールダーのポジションが明治はすごく層が厚くて全部で8人くらい誰が出てもいける状態にあるという中でいい選手を使おうというのと、4年生なのでその4年生の重みというか明治は本当に試合に出るのが厳しいですし競争が激しい中でやっぱり地道に積み重ねた4年間の力というのは大学の部活なのでプロスポーツではないし、そういうところはきっと何か動員の中で他の大学生とかにも伝わるんじゃないかというようなメッセージを込めてやりました。(インカレに向けての準備は)まずはトレーニングマッチをきちっと組んでます。インカレまで我々よりもレベルの高いチームとがっつり組んでます。それとそこに向かっていろいろと練習のメニューとか選手にもどういうふうにやっていこう、今何が足りないんだというのが浸透しています。(服部主将がMVP)今シーズンやっぱり服部か小出かなと、後ろで支えていたのは思いますしチームのキャプテンとして強くないこの世代を服部が中心となってチームを支えて引っ張ってきたのでMVPかなと思います。ピッチの中ではやっぱりコーチング、一番後ろから冷静に判断して見れるし彼の一言というのはすごく強弱があって、ただ単に選手を鼓舞しているだけではなくてすごく流れをつくっていけるコーチングだと思っているのでそこの部分はすごく大きいのかなと。あと寮生活やチームという意味ではキャプテンとして本当に下の選手がサッカーに取り組みやすい環境を追求したり、今年一番変わったのはやっぱりそこが変わったと思うので、そういう環境を自分たちで構築していったというところはすごく大きいのかなと思います」

服部
「4年間最後のリーグ戦だったので、勝利して終わりたいっていうのが一番強かったんですけど、引き分けてしまったっていうところで悔しさが残るリーグ戦の終わり方だったなって感じています。(PKを止めました)1―0で勝ってる中であの時間帯でしたし、止めたら自分達が押し込まれてる時間だったのでこうまた自分達の流れが来るかなって思っていたんでやっぱりなんとしても止めようという気持ちが強かったです。(4年生8名を先発起用)本当に実力で出たっていうのがあって、4年生だから最後使おうって考えじゃなかったんで、僕ら自身もすごく信頼してました。ただその中にも4年生だからやってくれるという思いももちろんありました。(優勝してからの試合)モチベーションというところはすごく難しかったんですけど、結果的に2分2敗という結果に終わってしまって、周りの人たちからやっぱり気を抜いたとか、なんていうか気が抜けたんだなって思われてたと思うんですけど、僕ら的には本当に気を抜いてるつもりはなかったですし、常にポジティブに取り組んできた中での敗戦であり、敗戦の中でもそういうポジティブな部分はもちろんあったので、そんなに優勝した後もネガティブになるってことはなかったですね。(リーグ全体を振り返って)楽な試合っていうのは無くて、逆転勝利ってものが多かったですし、本当に一試合一試合毎週取り組んできた結果がつながったと思いますし、この90分の中でゲームを変えれる力、悪い流れから良い流れに変えれる力っていうのが、今年のチームはすごくあるのかなっていう風に感じています。(声は)そこはやっぱり自分のストロングだと思ってますし、やっぱり一番見えてるんで、そういう部分では指示もそうですし、みんながポジティブに取り組めるように良い声っていうのは常に心がけてかけるようにしています」

岩田
「優勝決まってから1分2敗していて、今日の試合は勝ちということにこだわろうということで1週間やってきたんですけど、前節3-4-3を試してなかなかうまくいかなくて大敗を喫してしまった中で、自分達がやってきたハイプレスショートカウンターってところをもう一回しっかり三原則というか基本に立ち返ってやろうってことでやってきて、前節の反省を生かして球際だったりっていうのは前よりは良くなったかなとは思ったんですけど、勝ち切れなかったところだったりっていうのはまだ課題としてあるんで、次のインカレまでにそこを修正していきたいと思いました。(ゴールシーンは)土居がいい形で落としてくれたんでいい形で察しもできたのであとは振り抜くだけでした。(優勝が決まってからの試合)いつも通りやろうとは言っていていつも通りやっていたつもりだったんですけど、心のどこかでやっぱり甘い部分があったのかなっていうのは試合の内容にも表れてますし、結果にも表れてますし、メンタル的な部分なので難しい部分はありました。こんな試合してたらやっぱりインカレでは勝っていけないと思うので、このあと1カ月の間にしっかり修正していきたいです。(リーグ戦全体を振り返って)僕の場合リーグ戦の前期の途中でケガしたり結構なかなか苦しい時期もあったんですけど、チームはしっかり優勝っていうのができてうれしかったですし、目標として二桁得点というところには全然足りなくてそこの面は悔しい思いはあるので、個人としてはまだまだ物足りない部分はありますけど、インカレにぶつけたいというのはあります。でも本当に最初は優勝できるとは正直思っていなかったので、一戦一戦やってきた結果だと思うしまぐれでは絶対優勝できないと思うので、1年間の取り組みが報われたかなっていうのでホッとしたというのもありますし、やっぱりうれしいです。(インカレに向けて)3冠できるチャンスがあるのは僕らしかいないですし、今まで関東のチームで3冠取ったチームもいないと思うので、このチャンスにチャレンジできるってところに喜びを持って、そこにチャレンジしていきたいですね。短期のトーナメントなんで、そこらへんは大臣杯の経験などもしているのでそこをしっかり思い出して何が良かったのかをしっかりと生かしてインカレも優勝できるように一個一個目の前の試合に臨みたいと思います」

小出悠太(政経4=市立船橋)
「勝ちにこだわってやってきた中で結果的に引き分けというのは素直に悔しいですし反省点は多いのかなと思いますね。個人としてはクリアミスからの失点をしてしまったのでそこははっきりクリアするべきだったというところと、守備の部分で下がりすぎてしまったというのはあるのでそこは恐れずにもうちょい前に上げられたのかなとも思いますね。(優勝後の4試合)この4戦は勝てなかったのでチームとして流れというのはあまりよくないのかなと思いつつも、でもやっぱりそういう試合を経験したことでインカレにつなげていかなきゃいけないと思います。下級生が試合に出たというのは来年につながるいい経験だと思いますし、3−4−3に関しても一つのバリエーションとしていろいろ試せたと思うのでそれはポジティブに捉えていいのかなと思います」

丹羽
「前半は守備の面でいい形でボールを奪えたり相手にいい形をつくらせなかったりしていい形で守備もできたと思うんですけど、後半相手が少し背後にボールを落とすようになってからあまり守備がうまくいかなかったなという印象があって、結果1―1ということに関しては自分が1点取るチャンスがあったのでそれを決めていれば勝てたかなと思います。あれを決められるようにならないといけないなと思います。(レベルの高い試合になりました)いつもなら取りきれるシーンでもうまく逃げてきたりうまく守備がはまっているなという時に一発で背後に落とされていい形で抜け出されたりするシーンがあったので、攻撃の質は他のチームより高いなというのは感じました。逆に(相手の)守備の面ではもう少し自分たちで得点をしないといけないと思います」

道渕諒平(農4=ベガルタ仙台ユース)
「やっぱり質の高いサッカーをしてくるチームということで対策は練ってはいたんですけど、自分たちの質の低さだったり守備のちょっとしたズレがあって。体力不足というよりは、基礎の部分で高めてマイボールの時間増やしたりしないとああいうポゼッションしてくるチームには勝てないのかなと思いました」

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