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蹴りを繰り出す田坂

空手部  ベスト8入りならずも来年につなぐ4回戦敗退/全日本大学選手権

◆11・19〜20 第60回全日本大学空手道選手権記念大会(日本武道館)
▼明大――4回戦敗退
 今季最後となる団体戦が2日間にわたって日本武道館で行われた。2回戦からの登場となった明大は関学大を2−1で下すと、3回戦も田坂叡史主将(政経4=御殿場西)、中野力斗(法3=花咲徳栄)らの活躍で九州産大を破り4回戦進出を決めた。だが4回戦の天理大戦では1勝もできず敗退。目標のベスト8入りにはあと一歩届かなかった。

 相手の方が一枚上手だった。2回戦から順調に駒を進め、迎えた天理大戦。強豪を破り関西2位となった相手に肉薄した戦いを見せたが、わずかばかりの差で及ばなかった。2敗1引き分けとし、後がない中で副将・田坂が登場。最初は互いに様子を見合うも試合が進むにつれ、相手の動きも活発に。旗は上がらないものの、相手が攻撃を仕掛けてくる場面が目立った。田坂も負けじと残り10秒で上段蹴りを繰り出したが、決め切れなかった。スコアは最後まで0−0のまま動かず、大将戦を残しての敗退が決定。目標とするベスト8を目の前に「このメンバーだったらいけると思っていた」(田坂)。少数ながらも実力者揃いの明大だが、簡単には勝たせてもらえなかった。力の差を埋めるべく、さらなる鍛錬に励む。

 敗戦を糧にレベルアップを図る。大会を通じて試合終了間際での失点や技を決めても旗が上がらないという場面が多く見られた。対天理大戦では先鋒(せんぽう)の渡辺湧(政経1=花咲徳栄)が残り7秒で同点に追い付かれた。加えて渡辺が試合終了間際に繰り出した上段蹴りに旗は上がらず、そのまま引き分けに終わった。続く次鋒(じほう)戦でも山田大樹(政経2=埼玉栄)が残り4秒で中段突きを食らい、0−1で敗戦。勝利のためには技を決め、ポイントを奪わなくてはならない。「どんなところが足りないかをしっかり考えるようにしたい」(中野)。今後に向けて課題の克服が求められる。

 来季に向け歩み出す。近年は2,3回戦で姿を消していた今大会。だが今年は4回戦進出と目標としていたベスト8に近づいた。チーム全体の意識の変化は監督、選手ともに実感している。来季の主将を務める中野は今大会でも他の選手への声掛けなど、すでに頼れる姿を発揮しており佐々木誠之介監督からも「もともと筋はあるから期待はできる」とお墨付きだ。来年こそ目標達成なるか。一人一人の強い意志で高みを目指す。

[秋山祥子]

試合後のコメント
佐々木監督

「最後だから4年生を出す、出さないとかの議論もあった。それでも練習の姿勢やチームの姿勢だったり雰囲気は良くなってきてると思う。僕はもう70過ぎていて、今の空手に関していいアドバイスはできっこないから、ひたすら真面目に行こうということをしつこく言ってきた。そう言いつつも明るいムードだけはつくりたいなとやってきた。それが少しは実ってきたのかな。合宿くらいから変わり始めたのかなという気はしている。かなり中野にも厳しく言ったしね。もともと筋はあるから期待はできる。あとは負けたときにもっと悔しがる気持ちがないといかんね。来年も目標は高く、インカレ優勝を目指したい」

田坂主将
「(大会を振り返って)みんなのモチベーションも高く、チームとしてまとまって試合に臨めたかなと思う。(天理大戦は)天理も惜しかった気がする。紙一重の差で負けてしまったと思う。一人一人が紙一重の差で負けてしまって、それは技の精度とかもう一歩前に出るとか、ちょっとしたところだがもう少しやり込んで体に染み着かせないといけないところ。もっと徹底して体に染み込ませることが必要。(体重別選手権からの成長)強化練習も実施して、みんなの個々の力も高められたと思う。(強化練習では)基本的に試合の練習をやり込んだり、基本の練習で技一つ一つを磨いたりした。(試合での技の判定)旗が上がらないのは審判から見ても曖昧なところなのだと思う。誰が見ても旗が上がるような技を出すように、特に明治にはそれが求められている。(ベスト8が目標だったが)あと一歩で悔しかった。本当にこのメンバーだったらいけると思っていたので悔しい。昨日とメンバーは変わったが、誰が出てもいいような力のあるチームだったと思うし、来年もベスト8を狙っていけると思うので後輩たちには頑張ってほしい。(主将を務めて)充実した1年間だったかなと思う。このチームに1番深く関われる存在として充実していた」

中野
「練習からしっかりやって、なあなあな雰囲気がキリッとした雰囲気に変わったのはあると思う。チームとしてはいい方向に向けているんじゃないかと思う。試合の内容も個人個人が仕事をできている感じだったので、悪くはなかったんじゃないかと思う。天理大戦はキーとなるポイントで取られてしまった。最初の渡辺もそうだし、山田も。山田は最後相打ちみたいな感じで、旗が上がったのが相手で、渡辺もいいところで打ち合って相手に上がった。そこが明治に上がるようになれば、もっと楽に勝てるようになる。どんなところが足りないかをしっかり考えるようにしたい。(新主将)今の雰囲気を崩さずというか、もっと良くしていくことと、来年の成績にこだわるというよりもみんなで笑って終われるようなチームにしていきたい」

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