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プレーでチームをけん引した岸

ラグビー部  Cチーム ミス目立つも、1点差で専大に辛勝/練習試合

◆11・26 練習試合(伊勢原総合グラウンド)
▼Cチーム
 ○明治33{21―14、12―18}32専大A
  し烈なシーソーゲームを制し、1点差で見事勝利を手にした。前半は相手の勢いに圧倒されるが、FWの安定したセットプレーが功を奏し21―14で折り返す。後半は自陣でペナルティーを多発し一時は逆転を許したものの、一進一退の攻防は33―32で明治に軍配が上がった。

 前半は相手の猛攻に対して、ディフェンスで後手に回ってしまった。試合開始からペナルティーを連発し、自陣でのプレーを強いられる。しかし相手のノックオンで流れを変え、チャンスを得る。1年間力を入れてきたスクラムでプレッシャーをかけて、BK陣がミスなくボールをさばき敵陣へ侵入。そして前半9分、スクラムハーフ加藤哲朗(法3=秋田)がゴール前まで一気にゲインし、最後はブレイクダウンからゲームキャプテン・右プロップ岸良祐(政経4=尾道)がボールを持ち出し先制トライ。ここから勢いに乗るかと思われたがその4分後の前半13分、自陣でのペナルティーから相手がクイックスタートでそのままグラウンディング。「相手に勢いを付けてしまうタックルミスやペナルティーが多かった」(左ロック高橋聡太郎・文4=釜石)。それでも14―14で迎えた試合終了間際、ゴール前で岸からのオフロードパスをフォローに入っていた右センター射場大輔(政経1=常翔学園)が受け取りインゴールへ。21―14で前半を折り返した。

 ペナルティーに苦しんだが、諦めない気持ちが勝利へと導いた。後半は4年生を多く投入し流れを変えたかったが、開始早々自陣ゴール前でノックオンによりターンオーバーされてしまう。そして後半2分、相手ボールスクラムから右スペースに展開され同点のトライを献上。後半20分と24分には自陣でのノットロールアウェイなどのペナルティーから相手にPGを決められ、21―27と突き放されてしまう。それでも「負けたくないという気持ちが明治の方が強かった」(山本祐太朗・営4=明大中野)。28―32で迎えた後半38分、自陣でのブレイクダウンから安部耕平(法1=大分舞鶴)がターンオーバーに成功し敵陣まで運び、最後はパスを受け取った山ア洋が相手ディフェンスを置き去りにして敵陣10メートルラインから独走トライ。終始流れをつかめなかったが、ノーサイドの瞬間まで戦い抜く気持ちが勝利へと実を結んだ。

 秋シーズンは全勝を収め、一歩ずつ着実に力をつけてきているCチーム。今回が事実上シーズン最終戦、つまり4年生にとって最後の試合であった。「4年生は頑張って後輩を引っ張ってきたので、あとは下級生に良いものを残したい」(岸)。先輩たちから教わったことを糧に、明治の底上げとして下のチームから盛り上げていく。

[木村優美]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・右プロップ岸良祐(政経4=尾道)

「CとDは最後の試合だったので、楽しんでやるということが一番だった。意図的にしたペナルティーはそこまでなかったが、レフリーとのコミュニケーションは大事だと思う。自分たちのプレーとしてはひどくなかった。このチームでここに立てたってことは自信につながった。相手がそこまで強くなかったので、スクラムはみんなで固まって押そうと意識した。ブレイクダウンでは、かけるところとかけないところの見極めは足りなかった。相手がしっかり固めているところにいっても相手のボールをターンオーバーできないので、相手がかけている人数の少ないところを見極めて入る練習をしていければいいと思う。前半は自分たちのミスから失点してしまってそこを修正しようと話していたが、後半もミスが目立ってしまって失点してしまった。でもそれ以上にアタックでトライを取り返してという僅差のゲームを競り勝てたのでそこはよかったし自信につながる。4年生は後輩を引っ張って一試合一試合頑張ってくれていたので、あとは下のやつらにどれくらい良いものが残せるかというのが僕たちのやることだと思う」

左ロック高橋聡太郎(文4=釜石)
「4年生にとってたぶん最後になる試合だったので、全員で楽しく自分たちがやってきたことを出そうということでやった試合だった。相手の専修もAチームということで結構自分たちのラグビーをやろうというところを目指したが、ミスが多くなってしまってそこで相手に点数を取られたかなと思う。点数を取れる敵陣に入った時のノックオンだったり、相手に勢いを付けてしまうタックルミスとかペナルティーとかが結構多かったので、そういう部分でうちの流れをつかむ時間帯がなかったかなという感じ。向こうも引退試合ということなので大分気持ちの入ったディフェンスをしていて、僕らもそこに負けずにどんどん前に出てというのは一応できていたと思う。そこでミスが起こってというのが今回の修正点。それ以外は大分できたと思う。FWのプレーは大分制圧できていたので、もう少し相手が引いてきたところで対応できればさらに完璧に制圧できたかなと思うので、そういうところを次の試合とか来シーズンとかで下級生が修正できればなと思う。4年間で最後の試合なので、もう迷うこととかなく今までやってきたことをそのまま出して良いプレーをしようという意気込みでやった。自分個人のレベルとしたら少しミスが多かったので、これからも自分はラグビーを続けるのでそこを次に生かせるようにしっかりまた練習したいと思う。4年生が多いというのはシーズン中だとなかなかないことだったのですごい楽しく良い思い出になったかなと思う。最後はやっぱりチームとしても個人としても勝てて終われたというのが最大の収穫」

ナンバーエイトカヴェナー聖也(文3=大分舞鶴)
「今日は1年間やってきたことをしっかりやろうということで、スクラムとラインアウトのセットプレーにこだわっていた。スクラムはしっかり押せたのでよかった。ラインアウトモールはシチュエーションがあまりなかったが、ぼちぼち取れていたのでよかった。(トライは)自分がボールを持ったのはゴール前だったが、しっかりFWのスクラムでじわじわ押しながらみんなで取ったトライという感じなのでよかった。レフリーの対応もあったと思うので、レフリーがどんなペナルティーで取るかということをしっかり判断してレフリーの修正も理解して後半につなげられていたらなと思う。シーズンは終盤だが、最後まで引き締めて頑張りたい」

スクラムハーフ加藤哲朗(法3=秋田)
「監督も言っていたが相手よりも走って体当ててというシンプルなラグビーをしようというのがフォーカスポイントだった。ディフェンスはできていたが自分たちのミスが多くて、良いディフェンスしてもペナルティーで下げられて、それでトライを取られたのでそういうのは良くなかった。敵陣に入ったらテンポを上げて、FWを前に出すラグビーをしようと意識していた。取り切らなければいけないところでペナルティーをしたのは今後の課題だと思うので直していきたい。防げたトライも多かったので、それは自分たちがまだまだだったので直していきたい。自分はまだ3年生だが、みんなここで止まっている人たちじゃないと思うし終盤まで何が起こるかわからないので、上にいけるように頑張りたい」

右ウイング竹田直輝(情コミ3=明大中野八王子)
「今日は上のチームで出られない4年生の最後の試合だったので、とにかく勝とうとチームで話し合って勝ちにこだわって試合した。自分たちのミスが多くて向こうに点数をあげてしまって、あまりこっちのテンポに持っていけなかった。でもこっちのテンポに持っていったら取れるので、チーム内では落ち着いてやれば取れるからということで焦りはなかった。専修大学も激しくタックル来たので、こっちもそれに負けずに体張った。それがつながったと思う。自分たちは上のチームよりも激しい練習をやってしんどい練習をしてきたので、とにかく走り勝つというのは監督にも言われていた。だから走り負けはしなかった。向こうは最後結構ばてていたが、その分こっちは走れた。4年生と一緒に出て結構やりやすかったし、楽しかった」

フルバック山ア洋之(法1=筑紫)
「今週入って監督からCDチームでのラストゲームだし、プラスABに残る可能性もあるということを言われていたのでそこに執念じゃないが、ABに残りたいという気持ちを前面に出しながら今週頑張ってきた。今日は良くもなく悪くもなくという感じだったが、もしこれでABに残れるならもっと頑張りたいし、CDなら来シーズンに向けて切り替えて頑張りたい。(トライは)安部耕平がすごくゲインしていて4、5回目のブレイクダウンで自分が入った後に行って「取るところここだな」と思って前を見れていたので、運良くというか反応できてよかった。レフリーが絶対なので、自分たちのセルフジャッジが入ってしまってゲームの流れに飲まれてしまったというか自分たちの形を失ってしまってのミスが多かったので、そこをもっと修正して自分たちのラグビーをしていくことが重要だと思う。試合中の修正であったり、ここは落ち着こうとか流れを変える声かけだったり全員の意識が足りなかった。自分たちのミスを相手に拾われてトライということが多かった。そこは監督から話があったし自分たちでも試合中にすごく感じていたので、そこでも修正ではないがそういうミスが続いているときこそ堅くつなぐのではなくて、堅く堅く攻めていくべきだったなと思う。自分が上に上がれるとしたら、フルバックとしての声かけや仲間を指示することを意識したい。トライを取ってこその自分が求められていることだと思うので、自分はゲインとトライなどチームにとってプラスになることをもっとしていきたい」

山地脩斗(営4=高松北)
「今日は全体的にミスが多くて相手にペースをつかまれてしまった部分が多かったので、自分たちのミスをなくす練習が必要。後半相手の方が勢いがあって自分たちがそれを修正する力が少なかった。スクラムでは押されることはなかったが、押すことがなかった。今のままでは甘いし、強化していきたい。ブレイクダウンのターンオーバーチャンスでは見極める力が必要になってくる。最後は全員負けたくないという気持ちがあったのでトライを取って逆転できた。自分も負けたくないという気持ちがあったのでいつもより走れた。最初から勝ちたいという気持ち全開でこれからも気持ちでみんなを引っ張っていきたい」

中島雅人(法4=国学院久我山)
「今日は後半から出ると言われていたので少しでもチームにエネルギーを与えられるように試合に臨んだ。最初は誰がボールをもらうのかなどのコミュニケーションが足りていなかったので相手に攻め込まれることがあった。FWが特にそうだった。自分はスクラム、ブレイクダウン、タックルが期待されているが、スクラムはターンオーバーできなかったので反省点。ブレイクダウンもターンオーバーできなかったし、もっとレフリーとコミュニケーション取って自分たちで考えてプレーすればよかった。チームとして内容は先週の国学院よりも良くないが勝てたことが収穫。次に試合があるのなら体張って少しでも何か後輩たちに残したい」

外岡悠太郎(商2=国学院久我山)
「監督に言われたが明治全体として入りで自分たちが受けに回ってしまって良くなかった。コミュニケーションを取って自分たちから変えていかなければならなかった。後半は途中から入ってきたメンバーが流れを変えてくれてC戦は最後だったので勝ててよかった。トライは大塚が前に出たのでそれをサポートしただけ。上にいくためにチャンスは少ないが、ラグビーをやっているからにはそれを狙って体作りというのも来シーズンに向けて一からやっていきたい」

中尾龍矢(政経4=佐賀工)
「僕自身首のケガがあってこの試合が復帰戦だったので、最初から短い時間しか使わないと言われていた。まず自分が入った最初のプレーで決まると思っていたので自分が持っている最大の力を最初のワンプレーから出していこうとした。その後はチームのプレーを継続してやっていこうとアタックすることにフォーカスしていた。最初のワンプレーはボールキャリーだったが監督に言われていた体を張って前に出るということができて、いい感じで入れた。そのおかげで個人的には体をバチバチ当てられて良いプレーができたと思う。チームから長い間離れていたが、試合をしてコミュニケーションで一つになっていくことが目に見える形で分かったので、すごい楽しかった。このメンバーで1試合やって勝てて終われたことはうれしい。まだAチームの試合もあるのでチームがここからまとまって早稲田に勝って大学ラグビーを終えたい」

小園響(情コミ4=東海大仰星)
「たぶんこれが最後だと思うので、ずっとラグビーをやってきてこれで終わり。そんなに特別な思いとかはないし特別な日でもないので、楽しんでできたから結果おっけーかなと思う。相手はまあまあ強くて自分たちも単純なミスが多くてそこで取られただけなので、チーム力としては自分たちの方が上という自信もあるしあと来年からは後輩たちがやってくれると思う。特にアタックのとき練習でやっていないようなことも出てしまって、ディフェンスでもタックルミスとかもあった。やっぱり修正しないといけないミスは多いが、勝てばいいので勝ててよかった。気持ちが空回りしたというのもあるのではないかと思う。自分たち下のCDチームは東海に負けたがしっかり勝ってやり返している。一応形では全部勝っているし、こういう世界では勝たないと意味がないし結果が全て。負けた場合というのも想定していなかったので、絶対的自信があった。1点差でもいいし勝ちは勝ちだし、同点とか負けというもありえないので、最後の最後に勝てて本当にやってきたことが出たかなと。当然の結果かなと思う」

山本祐太朗(営4=明大中野)
「前半から接戦だったので流れを変えられるように、ウイングとして外から呼び込んでいたが後半もずっと接戦だった。でもその中でディフェンスとかも体を張れたのでよかった。相手も外に回してきたりターンオーバーも多い状況だったので、できるだけ走って止めるということを意識して走った。ペナルティーが多かったのは選手全員の意識の低さだと思うので、そこは常にペナルティーに対する意識の声をかけていければなと思う。逆転できたのは負けたくないという気持ちが強かったし、CDチームはこの秋シーズンもずっと勝ってきたのでそこの団結力もあったと思う。CDチームで出ることが多かったが、その中でも団結して楽しくラグビーできているのでこれからまた試合があったら良いプレーでチームに貢献したいと思う」

成田慎一郎(文1=三本木農)
「1年以上試合が空いてしまったので、あまり緊張せず自分らしく臨んだ。Cチームからなので失う物はないと思ってやった。20分間出すと言われていて短い時間で気持ちをつくって後半のスタートから全力でいった。自分のオプションが決まっていたのでまあまあ良くできたが、フルバックとしてキック、パス、ランというオプションが増えてくるとゲーム慣れをしていないのでプレーが割り切れなくて迷って納得いくプレーにならなかったこともあったので、経験を積んでいきたい。高校ではフルバック、センターとやってセンターの方が長かったが、大学ではまだ体ができていないのでコンタクトの強度の回数が少ないところでスピードを上げてやれるということを監督と話してフルバックにした。フルバックに限らずいろんなポジションをやっていきたい。まずはフルバックで勝負したい。これからみんな体づくりに入るがやっとラグビーできるようになったので試合に出てなくて自分に足りてないスキルを上げていきたい」

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