検索
 HOME > レスリング部

集大成でも成長を見せた

レスリング部  寺田がベスト8 競技生活に終止符/全日本選手権

◆12・21〜23 平成28年度全日本選手権(代々木第二体育館)

[グレコローマンスタイル]
▼71kg級 
 寺田――ベスト8
 清々しい幕締めだ。大会最終日はグレコローマンスタイル71s級の寺田靖也(農4=八千代松陰)が出場。5月の明治杯では初戦敗退に終わっていたが、今大会は初戦を突破すると昨年のフリースタイルに引き続きベスト8入りを果たした。国内最高峰の舞台で競技生活の集大成を飾った。

 マット上のパフォーマーは最後まで健在だった。1回戦は初対戦となる相手にも「勝てると思ってやらなかったらどうしようもない」。フリーを基調とした持ち前のフットワークの良さで積極的に技を仕掛けた。終始主導権を握る戦いを展開すると、第2ピリオドを待たずして10―1でテクニカルフォールを決めた。2回戦では1年次の全日本大学グレコローマン選手権で敗れた花山(自衛隊体育学校)と対戦。前半でフォール負けとなったが、当時と比べ「差は縮まっていたし、成長を感じられた」とつかんだ手応えに充実した表情を見せた。試合後にはマットに深々と一礼。「周りの支えがなかったら今の自分はいない」。思いが詰まった競技生活に笑顔で別れを告げた。

 今大会をもって今季の全日程が終了した。大山博貴(営4=仙台育英)、寺田のWエースがけん引した今年の部は、何よりも後輩たちの底上げにつながった。次期主将の本多正龍(営3=島原)を筆頭に、見据える目標は東日本リーグ戦での順位上げだ。そのためにもさらなるチーム力の向上は必須条件。「リーグ戦までに、勝てるチームをしっかりつくっていきたい」(多賀恒雄副部長)。鍛錬の冬の越え、勝利のバトンをつないでいく。

[土屋あいり]

試合後のコメント
多賀恒雄副部長

「明治からもっともっとたくさん出てもらいたいんだけど、出る人数というだけじゃなくて、いい成績を残せるようになってもらいたいね。でもそういう雰囲気も出てきた大会だったかな。二ノ宮(寛斗・営1=岐南工)の試合なんかも惜しかった。余計なポイントさえやらなければ競った試合は勝てる。二ノ宮以外もこれからはそこがポイントになってくるだろうな。チャンスをしっかり取ってピンチを作らないこと。(今季を振り返って)正直、去年今年は不安はあったんだけど、いい選手が何人か頑張ってくれたね。ただ団体戦になると弱いよね。2番手の育成と勝てる階級をしっかりこれからつくっていきたい。こういう大きな大会で成績を残すとチーム全体としてもモチベーションになるしね。来年は大山と寺田が抜けるから、そこをどうするかだよね。あとは軽量級ね。リーグ戦までに、勝てるチームをしっかりつくっていきたい」

安西信昌コーチ
「靖也はやっぱり得点力がすごいよね。乗り出してくると止まらない。レスリングが大好きだったから練習もよくしてたと思うし、結果も残してるしね。練習から核となってやってくれて、チームを引っ張ってくれた。天皇杯も出るのが当たり前ぐらいになってきている。今回は5人出たけれど、これからは出るだけで満足するんじゃなくて、あのマットでどこまで勝ちたいと思えるかがカギになってくると思う。トップに勝てないとか腕試ししようとかではなくて、勝ちたいという気持ち。日々そうやって練習に取り組むだけで、意識として変わってくるからね。常々言っているのが、自分がどこで勝ちたいかというものさしをどう持つか。それ持ってるだけで、同じ練習をするにしても全く変わってくるからね。全日本で優勝したいって思ってやる練習と、オリンピックで勝ちたいと思ってやる練習は違う。(来年以降期待したいことは)チーム全体として、勝つことが人ごとではなく、次は自分がって思えるかどうか。表彰台に登るのは自分だって思ってやってほしい」

寺田
「やっと引退だなと(笑)。疲れました。結果は妥当かなという感じ。もう1回戦勝つのは自分の中では当たり前みたいな必須条件にしてて。組み合わせ見た時に次が第2シードの花山さんで、やっぱりプロはものが違いました。特に観客は気にならなかったんですけど、知り合いの方がたくさん来てくれてことがうれしかった。なのに情けない試合をしてちょっと最後は悔しかった。でももう次がないので(笑)。(1回戦)やったことはなかったけど、勝てると思ってやらなかったらどうしようもなかったので想定通りかな。いつも通りの動きができて(調子も)今日は抜群でした。(2回戦)前半いい感じだったけど大学1年の時に実は試合したことがあって、4年生でその年のインカレチャンピオンで。最初当たりにいったら、花山さんは一歩も下がらないんだけど、俺が一歩下がっちゃって『やばい、この人には勝てないな』と思った記憶があった。でもそれから比べるとだいぶ落とせてたし、押せてたし、あわよくば投げてたみたいな。差は縮まっていたし、成長を感じられていい試合だった。(試合後)最後まで笑えていたからよかったかな。フォールされた後いつもはすぐ立つけど、今日はちょっと天井を眺めていた。高いな〜と思って(笑)。全日本で終われてよかった。色んな人に支えられて、周りの支えがなかったら今の自分はいないなというのが今日でもうすごく分かった。(5人が出場)自分たちが何かを残せたというよりは後輩の努力が大きかった。僕と大山が出るのは当たり前だろうと、奥田(海人・政経2=霞ヶ浦)が頑張って全グレ、グレコで活躍したり、スーパールーキーの二ノ宮も全部で表彰台入っちゃったり、あと基生(永井・営2=八千代松陰)、最後の最後でよく天皇杯の権利を取ったと思います。一緒に練習してる人が強くなるのは結構うれしかった」


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: