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10位でゴールした野田

競走部  野田は入賞逃し10位 次戦に向けて課題を残す/日本選手権男子・女子20km

◆2・19 第100回日本選手権大会男子・女子20km競歩(六甲アイランド甲南大学周辺コース)
▼男子20km
10位 野田 1時間23分07秒
24位 大楽 1時間28分02秒
27位 塩入 1時間28分28秒
52位 永原 1時間32分08秒
 8月にロンドンで開かれる世界陸上の選考会を兼ねて行われた日本選手権に明大からは4人の選手が出場した。入賞の期待された野田明宏(商3=清風)だったが、予想を大きく下回る1時間23分07秒で10位に終わった。また、大楽享平(文2=滋賀学園)は24位、塩入滉介(情コミ2=明大中野)が27位、永原秀人(農1=成田)が52位と明大勢としても存在感を示せずに閉幕。大会は1時間18分台で争うハイレベルな戦いの中、高橋(富士通)が優勝を決めた。

好調の中、悔しい10位に終わった。「練習は十分に積めていた」と万全の状態で今大会に臨んだ野田。序盤から大会2連覇中である高橋や50kmWで世界陸上出場を決めている小林(ビックカメラ)らと先頭集団を歩き、1kmあたり3分45秒前後の好ペースをキープした。しかし、注意警告を受けたことでペースを落とすと、7km地点で先頭集団から離脱。リズムを乱してしまい、後半になっても「体の動きが小さくなってしまった」(野田)とペースを思うように上がらず。10位でフィニッシュし、目標としていた世界陸上の出場権を逃した。

再スタートを切る。野田が世界陸上の出場権を獲得するためには、実質3月に行なわれる全日本競歩能美大会で優勝しなければいけなく、実現は難しくなった。そこで、次に照準を合わせるのは学生の世界大会・ユニバーシアードだ。その選考会を兼ねる能美大会には今大会3位の山西(京大)や7位の及川(東洋大)など有力選手が揃い、厳しいレースが予想されるが「学生トップを目指す」(野田)明大勢としても。世界を見据え、残り1カ月で立て直しを図る。また、明大勢としても塩入は自己ベスト更新を果たしたが、大楽は目標タイムを約5分下回り、永原は後半での失速が見られるなど全体的に低調に終わった。来シーズンに向けてチーム全体の底上げを果たすためにも、まずは来月の能美大会で各々が記録の向上を目指す。

[高野夕]

試合後のコメント
吉澤コーチ

「野田はいいコンディションで臨めたので、期待はかなりありました。開始直後、5q、10qといい動きをしていたし、いけるかなと思ったんですが、その後予想以上に崩れてしまいました。それでも23分以内ということで、最低限では収めてくれたけど、少し物足りなかったかなという感じです。具体的な原因かどうかはわからないんですけど、調整の時に練習を落としすぎてしまったかなとは思います。思った以上に体が軽くなってしまっていたかもしれないと。調子が良いと思っていた大楽も腹痛になってしまったみたいで。かなり良いタイムが出そうだったので、もったいなかったです。23から24分くらいでいけるのではないかと思っていました。塩入は故障もしていてあまり調子が良くなかったんですけど、自己ベストで歩いてくれたので良かったと思います。ルーキーの永原は前半からいってほしかったんですけど。まだまだこれからかなと思います。前半で速いペースを体験してほしかったんですけど、あまりいけなくて、そこはまた1カ月後の試合で挑戦させたいなと思います。(能美大会に向けて)あまり調整の時間はないんですけど、個々に今回の反省を活かしてやっていきたいと思います」

野田
「久しぶりの20qのレースだったので、いけるとこまでいこうと思っていたので、最初から先頭に付こうと思っていました。なので、レース展開としてはプラン通りだったかなと思います。途中で注意が出たので、一旦ペースを落として様子を見ようと思って一回落としたら、それで動きが少し小さくなってしまって、それでペースが大きく落ちたのかなと思います。自分はそこまで強い選手だと思っていないので、世界選手権に関わってるからといってプッレッシャーとかは全然なくて、速い選手がいるので、どこまで付いていけるかというのを考えてました。練習でも調子がよくていけるとこまでいってみようっていう感じだったので、今持っている自分の力でどれだけ結果が出るかっていうのを目標にレースに臨みました。せめて入賞はしたかったんですけど、残念です。タイムも悪いのでしょうがないかなと思います。調子は良くて、最初先頭集団にも余力を持っていけてたんですけど、どこかくるってしまったところもあって、後半10q体が動かなくなってしまいました。調子は良かったので、どこかが練習で悪かったので、その原因を探して1カ月後に備えたいと思います。(思っていたよりは)かなり悪いです。1カ月後の能美は、ユニバシアードもかかっているので、京都大学の山西や東洋大学の及川に勝てるように、学生でトップに入れるように準備していきたいと思います。厳しいレースにはなると思うんですけど、ここで20qも経験できたので、あと1カ月頑張りたいです。世界陸上の選考にもなっているので、そこも少し頭に入れていきたいです。(事前の練習)12月の月末に体調を崩してしまって、元旦競歩には出ずに、トラックで調整して、その後の10qは病み上がりとしてはよかったです。その後も調子が上がってきて、いけるかなと思ったんですけど、だめでした。(来シーズンは)関東インカレから、競歩が点数取らないと危ういと思うので、そこから結果を残して、出るレースではしっかり結果を残していきたいと思います。また、夏にあるユニバーシアードで結果を残せればと思います」

塩入
「一週間前に左足首が腱鞘炎になってしまって、今朝も痛みがありました。でも、レース中は痛みが出なくて、練習もいい感じだったのでベストが出てうれしいです。最初突っ込むという気はなく、落ち着いたフォームでなるべぬ早く歩くことを意識してました。何回か付いていた集団のペースが上がったりしていたんですが、無理に付いていくとフォーム的につっかえるのでそこは落ち着いて徐々に追っていくことができました。15km過ぎからどんどん上がっていけましたし、ほとんどレースの前半と後半でペースが変わらなかったのでいい感じです。1km4分20秒台でだいたい行けていて30秒は一回も超えなかったです。(緊張は)ケガとかもあったので不安はありましたが、距離を重ねていくうちにだんだん大丈夫だって思いました。一応、狙っていた勝ちたかった人にも勝てました。同じくらいのベストの人や明治の同好会の選手とか。あと1分半くらい縮めれば日本インカレの標準を切れるので能見で出したいです。(ケガはなぜ)1km4分30秒で12000m 歩く最後の追い込みみたいなのがあってそれを今までクリアできませんでした。でもそれが今回クリアできて次の日から痛み出しました。(能美に向けて)部活だけの生活にならないようにしたいです。ただ練習して寝るだけじゃなくて、練習以外でも外に出てリズムをつくって、ポイント練習で調子を整えていきたいです」

大楽
「体が動かなくて全然だめだめって感じです。ベストより全然遅くてベスト自体も速くなくて大幅に更新したいと思っていました。最初に突っ込んでどこまでいけるかってところだったんですけど、序盤の方で体に来てしまって実力不足を感じました。今までの練習の中で一番調子が良かったくらいだったんですけど、本番にそれを合わせられなかったです。そういう調整力って部分でも実力が足りていないです。今までうまくいったレースを再現するような形で調整していったんですけど、その時その時で調整が違うことを確信しました。故障とかで年末年始とか年末で歩けてなかったんで、そこのツケが回ってきた感じです。緊張も普段しないタイプだけど、めっちゃしました。今回はこれまでの練習や生活で気を抜かずにやってきただけに緊張しました。明治の競歩は最近結構強くなってきているのにその一員としてこんな結果を出してしまって、応援してくださる方もいる中で本当に申し訳ないです。コーチと1km4分10〜15秒でいこうと言っていたが、5、6kmでもう駄目でした。(能美に向けて)能美では同じミスできないので、入賞を目指して頑張りたいです。練習では調子がいいんですけど、本番では歩けないってことが自分は多いので、練習よ流れのまま落とさずにいきたいです。自分本番に弱くて、試合前に風邪を引いてしまうこともあります。心理学科なのに弱いんで、そこもしっかり勉強して生かせるようにしたいです」

永原
「前半良かったんですけど、後半足が完全に止まってしまって悔しいレースでしたね。最近練習でも後半の調子が良くなくて、それがそのまま出てしまいました。不安だったことがそのまま出てしまいました。コンディションもそんなに悪くなくて、現に10kmまではそんなにタイムも悪くなくて結構余裕でした。メンタルの問題でもあると思います。高校の時も出ていましたが、一般としては初めてで緊張も結構していました。実業団の選手もいますし、もともとここのコースがあまり好きじゃなくて苦手意識もありました。1km4分10秒前後でいけたらいいと思っていて前半はできていました。でも10kmから先は駄目でコーチからもまだまだだなって感じに言われました。前半良かっただけに本当に悔しいです。(全日本選手権への調整)実は先週の日曜に最後の調整であんまり良くなくて自信を失ってたけど、最低ラインを把握することができたので良かったです。とにかくどれだけ粘れるかを今後のトレーニングできたらと思います」



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