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切れ味抜群のドライブで会場を沸かせた齋藤

バスケットボール部  早大に64―59で勝利 7年ぶりに優勝を飾る!/東京六大学リーグ戦

◆3・18〜20 第13回東京六大学リーグ戦(明大和泉体育館)
▼対早大戦 ◯明大64{18―21、20―10、18―6、8―22}59早大
 全勝で終えた。六大学リーグ最終戦の相手は早大。序盤こそ集中力の欠いたプレーが目立つも、その後は安定した試合運びを展開。38―31で前半を折り返す。後半に入ると、明大のゴールラッシュが続き、19点差をつけ最終クオーター(Q)へ。しかし、迎えた最終Qは相手の激しいプレスにつかまり、ミスを連発。一時1点差にまで詰め寄られるが、そのまま逃げ切り、64―59で勝利した。今シーズン初の大会を優勝で締めくくった。

 スターターは松本大河(文3=能代工)、吉川治耀(情コミ3=京北)、須藤昂矢(営1=桐光学園)、今川友哲(営2=大阪桐蔭)、宮本滉希(政経3=明成)。

 最終Qで大幅な巻き返しを食らった。19点をリードして迎えた第4Qは早大の激しいプレッシングに耐え切れず、ターンオーバーを多発。さらに相手のアウトサイドからのシュートがゴールに収まるようになり、2本の3Pシュートを含む7連続得点を奪われた。「ミスから自分たちで危ない試合展開にしてしまった」(須藤)。わずか3分間で13点もの大量失点だった。その後は日本学生選抜帰りの齋藤拓実(営3=桐光学園)を始めとする主力選手が出場。徐々に流れを引き戻すと、齋藤のアシストから宮本が得点。昨シーズンからの主力コンビの活躍で何とかリードを保った。最後は集中した守備でわずかなリードを守り、64−59で勝利。試合全体では明大のターンオーバー数は20を超えており「普通なら勝てない」(濱西康一監督)。相手のエンジンがかかるのが遅かったことに助けられた。

 須藤が好機をつかんだ。須藤は同じポジションの濱西秀人(国際3=國學院久我山)がケガ、野口龍太郎(政経1=九州学院)が体調不良のため、前日より先発に抜てきされた。「チャンスだと思って臨んだ」(須藤)。昨日の反省を生かし、序盤からシンプルなプレーを選択。内外からのシュートをリングに収め、チームトップの17得点を挙げた。また、オフ期間に重点的に取り組んだウエイトトレーニングの成果も発揮。当たりで負けないドライブで積極的にリングに向かい得点に絡んだ。濱西監督も「オフェンスで計算できる選手」と賛辞を贈った。「しっかりアピールできるようにしたい」(須藤)。し烈なポジション争いを制し、レギュラーに名を連ねてみせる。
 
 5連勝でシーズンをスタートした。明大、早大以外は2部リーグ以下に所属する六大学だが、このリーグでの優勝は実に7年ぶり。新体制最初の大会としては十分に良いスタートを切った。昨年は1部2部入替戦突入やインカレ2回戦敗退と落ち込んだが、今年は最上級生に齋藤、吉川、宮本など試合経験を積んできた選手が多く、これまで以上に結果が求められる。「関東トーナメントでもしっかり上位を目指していこうと思っています」(齋藤)。今大会での優勝を励みに昨年以上の結果を残す。

[古賀章太郎]

試合後のコメント
濱西監督

「六大学リーグ戦は勝ちにこだわらないわけじゃないけど、勝敗よりも今年は選手にどういうパフォーマンスを与えられた時間の中で見せてもらえるかってことをチェックする大会として位置付けていた。最後(早大戦)は優勝かかった試合だったから負けたくはなかったけど、急激にメンバーを代えてしまったところは私のちょっと反省するところだけど、最後ああいうシチュエーションになれたっていうのも一つの経験だし、どの試合に限らず5試合通していろんな発見とか見極めができた有意義な大会だったんじゃないかなと思います。(さまざまな選手を試した結果は)今まで全くベンチにも入らず試合に絡まなかった選手もいた中で、今回の大会が初めて試合に出る機会あるいは長い時間プレーするチャンスをもらって生かしてくれた選手、強いて名を挙げるならば松本大河と須藤昴矢。この2人は十分に評価というか試合に絡んで力になってもらえるようなパフォーマンスを見せてくれたと思いますので、本人たちもそれは自覚してるというか自信をつけてくれたんじゃないかなと思います。他の選手もそれぞれにやればできる、もう少し『ここが』っていうことを自覚してくれたんじゃないかなとは思っています。そういう意味では本当に自信をつかむきっかけになれたんじゃないかなって思います。みんな試合に出てる出てないあるかもしれないけど、明治はみんなそれぞれ高い個人能力を持ってる選手の集まりなので、その中で試合に出る出ない、ベンチに入る入らないっていう戦いがあるので、とてもし烈な争いなんですけど、選手っていうのはこいつにはここは勝てない勝てるっていうのは肌で感じて自分たちで分かってると思います。ライバル、目標となる戦うべき、蹴落とすべき相手をチーム内で探してもらって練習に取り組んでくれたらなって思います。(スプリングキャンプと京王電鉄杯と続きますがどう臨むか)前半戦の公式戦っていうのが5月の最初にある関東トーナメントなんですけど、関東トーナメントに向けてベンチメンバーの選考とか、あるいはゲームに絡んでいく選手の選考という意味で今回の東京六大学もそういう位置付けですけど、チャレンジマッチというか、明日明後日の2日間、試していくというか選手のパフォーマンスを見せてもらうチャンスを与えるつもりですし、京王電鉄杯くらいから多少関東トーナメントに向けたチームをある程度固めていってという流れで、位置付けでやっていきたいと思っています」

松本
「早稲田っていうチームは結構プレッシャーも強くて、前から来るチームっていうのは分かっていたので、逆にそれを相手にさせないっていう考えでやってきて、流れは想定してた通りでした。試合の運びは、4ピリでどうしても縮められてしまったのは良くなかったところです。(第4Qは)あの点差で、できればそのままのメンバーでいきたかったところもあったけど、いろんな選手を使ってパフォーマンスがどのぐらいできるのかも見たかったからああいう起用になったのかなと思います。(須藤選手や植松選手の活躍も光りましたが)そこには結構助けられている部分もあるので、それが継続してできるプレーヤーになってくれれば良いかなと思います。(チームのテーマであるディフェンスからの攻撃は)そこができていた時間帯もあったので、その時間帯を長く続けるっていうことが、今年の明治の強みになってくると思います。それは良しとして、長い時間していければと思います。(昨日や一昨日の試合と比べて)課題を修正できている部分もあるが、まだまだ未完成なので、ディフェンスもできている時間帯もできていない時間帯もあるので、そのできていないところで、もっとチームで話していければと思います。(無敗の優勝となりましたが)久しぶりの優勝っていうのを聞いたので、正直うれしいです。でもこれに満足せずに、明日から神大で遠征があって、1人1人の能力が試される試合になると思うので、リーグ戦や関東トーナメントに向けてやっていきたいと思います。(個人的に遠征で強化したいところは)チームにないもの、例えば声を出すことだったり、正直自分が能力があるとは自分で思っていないので、泥くさく、チームに貢献できたらいいかなと思います」

齋藤
「(日本学生選抜)すごく楽しかったです。KBL(韓国バスケットボールリーグ)のプロと試合やったんですけど、レベルが高くてすごく良い経験になりました。楽しかったです。(今日の試合)ずっと選抜で明治のほうに顔出せなくて、いきなり試合という形で出させてもらったんですけど。コーチにもまだ練習できていないっていうことは聞いてて、やっぱりオフェンスもディフェンスもまだ形になっていないというか、そういう部分ではガードとしてスピード生かして相手ディフェンスを掻き乱そうかなという意識をして、そこはできたかなと思います。形になってないと言ったんですけど、ディフェンスはルール的な部分からしっかりしないとチームディフェンスっていうのが成り立たないと思うので、そういうところは練習していかないといけないなと感じました。(今日の早稲田のメンバーは)森井とか敬太とかいなかったけど、早稲田は層が厚くてみんなガツガツくるチームだから大きくは変わらないと思います。今日勝ったのは早稲田の外が入らなかったっていう部分が大きいです。こっちがなにか良くて勝てたっていうよりは、ディフェンス悪くてオープンでスリー打たれてるけど相手が外してくれたっていう形だったので。(六大学通して)1日目は見れてないので1年生がどこまでなのかとかも見れてなくて、でもこういう所で大学生がどういうもんなのかわかると思うので良い経験になったと思います。須藤はしっかり活躍できてるけど去年の分遅れてしまっているので、チームに馴染ませてあげられればもっと良くなっていくのかなと思います。(チームの有望株)まだ2日しか見れてないけど、植松。同じ桐光学園でミニバスから見ていて、外もある選手なので。今大会で結構試合に出してもらってるみたいなので、これからも楽しみだなと思いました。(スプリングキャンプと京王電鉄杯)神大のスプリングキャンプは明日明後日であるんですけど、多分今日昨日よりもレベル高いところとやれると思うので、1年生も経験積ませていけると思うし、逆に2、3、4年生もできていない部分を改めて自覚できると思うので、明日明後日の2日間で課題を見つけて、そこからの練習が大事かなって思ってます。トーナメント近くになって京王電鉄杯があって、しっかりそこに向けても色々調整というか合わせていく部分はいっぱいあると思うので、練習が大事になってくると感じてます。(インカレ等勝てそうか)やっぱり大事なのはリーグ戦で、昨年は8連敗で負けぐせもついちゃったところがある。今回六大優勝っていう形で終われたので、トーナメントでもしっかり上位目指していこうと思ってます。(勝てる力は)全然あると思います」

須藤
「昨日は自分でプレーを難しくしていたので、今日は打てるところは打って、シンプルにプレーしました。濱西さんが一昨日ケガして、野口も体調不良でいなかったので、そういうアクシデントがあって、プレータイムをもらえました。それでもチャンスと思ってプレーしました。リバウンドとかそういうところでは、貢献できたと思うんですけど、まだアウトサイドのシュートの確率が悪いので、自分的にはもうちょっとアウトサイドの確率を上げて、もっと点を取れるようにしていきたいです。(オフ期間に意識して練習したことは)体作りを重点的にやりました。ベンチプレスや体幹とかです。自分のプレーがドライブで点を取りにいくプレーなので、相手との接触に耐えられるようにしっかり体を強くしようと思いました。(その成果は)接触プレーに関しては強くなったかなと思います。(第4Qは追い上げられましたが)運びのところでの相手のプレッシャーが激しくて、チーム全体で1試合通して20本以上あったので、そういうミスから自分たちで危ない試合展開にしてしまいました。1試合通して相手のプレッシャーは激しくて、相手のアウトサイドが最後の方入り始めて、点差が縮まって来た時に、相手の流れになって、そういう中でミスが出てしまいました。運びのところでカットされてしまいました。(監督からは)オフェンスは悪くないから、ディフェンスの部分を頑張れと言われました。(京王電鉄杯に向けて)野口とかも出てきて、自分のプレータイムが同じようにはもらえないと思うけど、短い時間の中でどれだけアピールできるかだと思うので、これからも自分の持ち味をしっかりアピールできるようにしたいです」


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