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昨秋の悔しさをばねに活躍を誓う


東京六大学野球 2017〜春〜  (4)開幕前インタビュー 河野祐斗、竹村春樹、宮ア新  

 「新生明治」で戦後初のリーグ3連覇だ! 昨年は3年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成し、明治神宮大会で5年ぶりの日本一を飾った。今季は戦後初、1938年以来となるリーグ戦3連覇に挑む。柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)ら主力選手が抜け、顔ぶれが一新したチーム。熾烈(しれつ)なレギュラー争いが展開されているが、投打ともに選手層の厚さは六大学随一。悲願の瞬間へ向け、準備は万全だ。
 渾身の一打でチームに勝利を呼び込む。河野祐斗内野手(文4=鳴門)は堅実な守備と決定力のある打撃を武器に、正二塁手として期待がかかる。昨秋の開幕戦では見事スタメン出場を果たし、本塁打を含む3安打を記録した。幸先良くスタートを切ったものの、後半にかけ徐々に調子は下降。レギュラー定着とはいかず苦杯を飲んだ。今季こそ安定した成績を残し、チームの勝利に貢献してみせる。(この取材は3月20日に行われたものです)。

――現在の調子はいかがでしょうか
意識的にはオープン戦を通して調子の波をつくらないようにとやってきているので、これから後半にかけてどれだけ今の調子を維持できるかが、リーグ戦に向けての一つのポイントになってくると思います。

――セカンドでは熾烈なポジション争いが繰り広げられています
手応えはあるんですが、オープン戦終盤が勝負だと思うので気を抜かずにやっていきたいです。守備は常に100%できて当たり前だと思うので、その上で打撃でどれだけチームに貢献できるかがカギになってくると思います。自分の武器は打撃だと思っているので、引き続きアピールしていきたいです。

――オープン戦期間に入るにあたって目標などはありましたか
チームとしては一戦一戦をリーグ戦と同じぐらい大事にしてきましたし、勝たなくてはならないと思ってやってきました。結果が全ての世界なので、個人的には数字にこだわってやってきました。体の疲労もありますし、調子が落ちてくることもありましたけど、西日本遠征にはすごく良い状態で臨めて。その感覚を忘れないように、いつでもその状態で打てるようにやっていきたいです。

――最上級生になったことでの意識の変化は
3年の時から試合に出ていてもベンチにいても自分がチームを引っ張れるようにっていう意識は持っていました。その気持ちは今も変わっていませんし、リーグ戦に入ってもそのつもりでやっていきます。(現在の4年生の雰囲気は)中野(速人主将・法4=桐光学園)を中心に副キャプテン、幹部、それ以外の4年生みんなで協力して、良い横のつながりができていると思います。下級生も試合に出ているメンバーを中心にプレーでも活躍してくれていますし、上下関係としても良いものができているのではないかなと思います。

――昨年度王者として臨むリーグ戦は、何か違うものがありますか
やっぱり他の5大学は明治を昨年度王者だと思って挑んできます。それをプレッシャーとして感じるんではなくて、普段の試合とは変わらない気持ちで臨みたいと思います。もちろん優勝を目標に掲げていますが、それは目の前の一戦一戦を順番につぶしていった先にあるものだと思うので、毎回の試合に集中してやっていきたいです。一つ一つの試合の積み重ねが優勝という結果につながると思うので、そういうつもりでやっていきたいです。

――今季の具体的な目標などは
去年は開幕スタメンで起用してもらったり、チームの主軸とまではいかなくてもいろいろと期待してもらっていたと思います。主にセカンドで出してもらっていましたが、調子が上がらず途中交代したりベンチ入りだけで終わったりということもあったので、何とか規定打席に達するように。そこで、打率も残してチームに貢献できる打撃をしたいです。

――今年に懸ける特別な思いなどはありますか
今年で4年目で、最後の春になるので、とにかく結果を残せるように。個人の成績ももちろん大事ですが、チームの勝利に貢献できるプレーをして、最終的にそれが自分の成績として返ってくればと思います。終わった後に悔いが残るようなのは絶対に嫌なので、一戦一戦を全力でプレーします。

――最後にリーグ戦に向けての意気込みをお願いします
今まで当たり前にやってきたことを当たり前のように出せれば、結果はついてくると思うので、神宮の舞台で変わったことをしようとすれば絶対に失敗するということは、今までの経験から分かっているので。いつもどおり、目の前の相手に集中して倒していこうと思います。

――ありがとうございました

◆河野祐斗 かわのゆうと 文4 鳴門高出 172cm・72kg 内野手 右投右打

河野 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
15
2 
.267
通算
15
24
.292





レギュラー取りへ、春に懸ける思いは強い
レギュラー取りへ、春に懸ける思いは強い


 攻守の要がもう一度、輝きを放つ。副将としてチームの軸を担う竹村春樹内野手(政経4=浦和学院)。昨年は春秋ともに規定打席未到達と悔しいシーズンに終わったが、オフシーズンは大学日本代表選考合宿に初参加。トップレベルの選手たちに刺激を受け、春先にかけて打撃フォームの改造に取り組んだ。遊撃一本でレギュラー取りに挑む今季の目標は「3割とベストナイン」。必ず、有言実行してみせる。(この取材は3月18日に行われたものです)

――チームの現状はいかがですか
バントであったり、チームが勝つための役割がまだ全員果たせていないと思います。チャンスでの勝負強いバッティングとか、勝ちへの一人一人の役割ですね。監督が出すサインに対しての意図をしっかり読み取って、一人一人が意識を高く持って徹していかないといけないと思います。

――個人の状態は
バッティングもまだ打ち損じは多いですけど、少しずつは上がってきていると思います。(オープン戦ではレフトも守っていた)チームがその時に合ったスタイルでできるのが一番だと思うので、色んなポジションを守れたほうがいいですし、自分はどこ守れと言われてもできるようにしています。でもやっぱり内野の中でショートを守りたいなと思います。守りももちろんなんですけど、バッティングでアピールできればいいなと思います。

――昨年の4年生から吸収していきたいものは
去年の4年生はチームの中心に立って、試合の中でも練習の中でも、一つ一つ悪いことを指摘してくれていました。今、同じ状況が来た時に去年の人たちはいろんなアドバイスの仕方というのをたくさん教えてくれたので、そこを真似していきたいなと思います。

――刺激を受けた選手はいましたか
ショートを守っていた吉田大成さん(平29国際卒・現明治安田生命)ですね。守りもバッティングも自分の中の理論を持っていて、二遊間を組んでいても一人一人のバッターの特徴を捉えてポジションを動いたりだとか、打席に立つにしても相手のピッチャーの研究の仕方とかはすごかったです。(副将としても)ゲームの中でキャプテンの中野(速人主将・法4=桐光学園)がもし出てなかったりしたら、今年は外野も結構若手の選手が多いのでフィールドに立ってる中で声を掛けたり、自分から発信していきたいと思います。

――竹村選手自身の昨年1年間は
4年生におんぶにだっこで任せきりというか、自分もチームに全然貢献できなくて、悔しかったです。(秋は)やっぱりケガで出れなかったというのが一番つらかったので、そういった部分ではケガに気をつけて、今できることを全力でやりたいなと思います。ケガをして「早くグラウンドに戻りたい」というか、野球ができていることへの感謝の気持ちというかそういうのは強く感じました。

――転機はありましたか
やっぱり打率が春も秋も残せなかったので、昨年を通してもう1回自分のバッティングフォームを一からやり直すというのをこの冬はやってきました。打撃フォームの改善に取り組んできたので、そういった面でそれが一番大きかったかなと思います。

――神宮大会の決勝では適時打もありました
負ける悔しさも強かったですけど、やっぱり勝ったときの喜びが大きくて、そういった面でもう1回同じ経験がしたいと思いました。(終わったと同時に)やっぱり4年生の存在が大きかったので、この4年生にしてもらったことを自分が後輩にしてあげたいなと思いました。

――オフシーズンは大学日本代表の選考合宿に参加しました
(候補に追加された時は)そこまで結果が残せてなかったので、うれしかったし、やっぱりここからもう一段階気合を入れ直してやっていかないといけないという刺激にもなりました。(合宿は)レベルの高い選手たちとやって、いろいろ勉強になったし、自分の力不足を感じました。(この選手すごかった)奈良学園の宮本選手がショートの守備も上手くて、バッティングも上手くて、アベレージを残しているバッターというのはどこにいっても打ったり、結果を残しているんだなと思いました。(3月末の選考合宿に向けては)技術的なことももちろんそうなんですけど、やっぱり元気を出してというか、チームを引っ張るぐらいの強い気持ちでやっていきたいなと思います。(大学でも日の丸を)その思いはめちゃくちゃ強いです。

――副将に就任
経験を積まして頂いていたので、それを今のチームに伝えていかないといけないと思います。2年生の秋にセカンドでレギュラーとして出て、終わった3年生になったときに、やっぱりワンシーズンを経験したので、そういった面でもチームを引っ張るという気持ちがありました。今はキャプテンでも副キャプテンでもチームを引っ張る立場は変わらないですし、役職があってもなくても自分のやることは変わらないと思うので、色んな意味でチームを引っ張っていきたいです。(理想像)それも吉田さんになってしまうんですけど、あれだけ結果を残して自然とついていきたくなるというか、あの人がやっていることを真似してプレーでも掛ける声もやっていきたいなと思います。

――引っ張る立場として意識していることはありますか
オープン戦をやる中でも技術以外の面で指摘を頂くことが多いので、そういった面でも去年の4年生にみたいに柳さん(裕也選手・平29政経卒・現中日ドラゴンズ)がいて、バッティングでも牛島さん(将太選手・平29営卒・現JR九州)、佐野さん(恵太選手・平29商卒・現横浜DeNAベイスターズ)がいてっていうずば抜けた選手がいないのでやっぱり気持ちで勝つぐらいの思いではありますね。キャプテンと学生コーチと話し合う機会は増えましたね。僕はあんまり…喋るタイプではないんで(笑)、基本的に中野が発言することに対しての補充というか足りないところを言うって感じです。

――最後の春季リーグ戦を迎えます
大学に入って、自分の弱さであったり、そういうことでいろいろ指摘をいただくことが多いので、まだまだ足りない部分が多いです。やっぱり自分は六大学野球というリーグに憧れて、その中でも明治大学で野球をやりたいと思っていたので、今ユニフォームを着れているということに感謝の気持ちというか、少し慣れてきてる部分はあると思うので、初心を忘れずやっていきたいなと思いますね。

――神宮球場でプレーすることの難しさ
あれだけの人が入る中でやっぱり自分の中で緊張してしまったりだとか、そういうセルフコントロールの難しさというのはありますね。でもあれだけの人数の中でプレーするというのは楽しいというのもあります。

――今年のチームカラーは
得点力が今のところないので、気持ちで粘り強く、取られてもすぐ逆転するぐらいの、気持ちで負けないというプレースタイルでやっていきたいなと思います。結構足が速い選手が多いので、足を使ってやっていけたらいいです。(投打のキーマンは)水野(匡貴投手・農4=静岡)じゃないですかね。あいつが先発で秋はだめだったので、そういう面で左は齊藤(大将投手・政経4=桐蔭学園)がいるので、右は水野が1試合先発できるくらいの結果を残せればいいなと思います。打撃は…自分(笑)。

――春先にかけて打撃フォームの改造に着手
踏み込んだ時にボールの見方が浅かったので、オープンスタンスにして開いた肩を戻す勢いで入るみたいなのを意識しています。(高校時代から並行)そうですね。ピッチャーが見やすかったりだとか、打撃フォームで窮屈な部分があったので、そこをゆとりを持つようにやってきています。(グリップも)2段フォームみたいになっていて、その分振り遅れてファールが多かったり、打ち損じてしまうことが多かったので、そこら辺は少し並行に入れていく意識でやっています。

――他に意識されていることはありますか
逆方向に打つというイメージをしています。今までは引っ張るイメージが強くて、変化球を打たされてしまうということが多かったので、逆方向に打ってヒットゾーンを広げることを意識しています。(参考にしている人は)打撃は佐野さんですね。スイングスピードとか、ちょっと変化球で抜かれても、レフトに強い打球を打てる打者です。やっぱり自分もちょこちょこするタイプではないと思うので、強く振って右中間左中間抜くっていうバッティングが佐野さんはできていると思うので、意識しているというか、あんな感じになりたいなと思います。

――ヘッドスピードを上げることが課題でした
そのために連続スイングを入れたりだとか、高めを最短距離で振ったりだとかそういうことをやっていますね。(打ちたい球種、コースは)内の真っすぐですね。やっぱり詰まってツーストライク追い込まれてからは攻められることが多いので、それをうまくさばけたら…うまくさばいていきたいっていう感じです。(チームバッティング)打順によって仕事が変わってくると思うので、1・2番だったらチャンスメーク、クリーンアップを打つのならチャンスで1本が出せるように、色んな打順に順応していきたいなと思います

――首脳陣からのアドバイスは
打つ時に右ひじが抜けてしまうので、それを抜かずにセンターに伸ばす、前に伸ばすことをよく言われますね。(現状での手応え)少しずつですけど、打球の出はよくなっている部分は少しあります。良いところはこのまま伸ばして、ただ悪い点が多いので、そういうのを修正していきたいなと思います。

――守備面ではショート一本で挑みます
(ショートというポジションは)内野の軸だと思うので、外野も見たり、ピッチャーも見たりだということはありますね。その中でピッチャーによく声をかけようということを意識しています。どういう状況でも回の始まりだったら「先頭集中!」とかピンチとかだったら「低めに集めろ」とか、いつでもかけるようにはしていますね。その影響力はわからないですけど(笑)、自分で思ったことは声に出すようにしています。

――スピード感ある守備を見せるために工夫していることは
やっぱり一歩目のスタートを意識していますね。相手のバッターもそうですけど、球種とかコースによって、いろいろ変えすぎたら打者にばれてしまうと思うので、少しずつやったりはしていますね。(守備範囲を広げるために)スタートとポジショニングを特にやっていますね。(今、グローブへのこだわりは)特にないです(笑)。グローブを磨く…結構ぱさぱさしてたらあれじゃないですか、なのでしっとりさせてます(笑)。

――走塁面では足が速い選手が多いとおっしゃっていました
例えばバントだけじゃなくて、打ってもチャンスをつくれるように、ランナーが動けるようにはしているんですけど、うまく選手が順応できていないです。そこはもっと練習の時から意識してやって、役割を果たせたらいいなと思います。(竹村選手自身は)結構ピッチャーのことを色々考えたり、ベンチでも自分がランナーだったらどういうことをしようと考えていて、盗塁はどんどんしていきたいなと思います。

――練習後の個別練習は
全体が終わったあとは結構守備練習を多くやってきていたんですけど、最近はバッティングを中心にやっていますね。素振りをやってます。1日何本かは…あんまり数えてないんですけど(笑)、結構数振れと言われているのでしっかり振ってます。一個下の郷原(考外野手・営3=鹿屋)とよく練習することが多いので…仲良しですね(笑)。

――開幕に向けてここからやっていくことは
やっぱり最初にも言ったんですけど、バントとかそういうことが全然できていないので、ゲームへの真剣さというか、そういうのを練習の時からやらないといけないなと思います。自分は今日もチャンスをつぶしてしまったので、ここぞという時のチャンス、勝負強さを付けてリーグ戦では出していきたいなと思います。練習の中で緊張感をもってやっていくことですね。

――狙う数字は
3割です。率をとにかく残したいので、3割です。

――最後に今季への意気込みをお願いします
チームではやっぱり優勝、個人ではショートでベストナインを取れるように頑張ります!

――ありがとうございました

◆竹村春樹 たけむらはるき 政経4 浦和学院高出 176cm・73kg 内野手 右投左打


竹村 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
12
.083
通算
60
120
24
4
1
7
9
12
21
.200





好機をものにする打撃は健在だ
好機をものにする打撃は健在だ


 ここ一番での勝負強さはチーム屈指だ。宮ア新内野手(文4=履正社)は小柄ながら破壊力のある打撃が魅力のクラッチヒッター。昨春の立大3回戦では柳選手の代打として打席に立つと、勝ち越しの一打となる中前適時打を放ち、その手でチームの優勝を手繰り寄せた。大学3年間での通算打率も3割8厘と3割越えをマークするも、未だ規定打席数以上出場したシーズンはない。激戦の正二塁手争いを制するため、得意の打撃にさらなる磨きをかける。(この取材は3月19日に行われたものです)

――昨年一年間を振り返っていただけますか
昨年は春季の決勝打を打てたりだとか、そういった大事な場面で起用していただけたり、期待してもらえていたのかなとは思います。でも、やっぱりスタメンで使ってもらいたかったなっていう思いもあって。自分が勝負強いかは分かりませんが、ここぞという場面で打てるように、今まで以上にバッティングに磨きをかけようと思いました。

――現在の調子はいかがでしょうか
調子が良いとは言えませんが、オープン戦をやっていく中で徐々に上がってきているかなと思います。まだ打感とかもベストの状態でははいですし、調整しないといけない箇所はたくさんありますけど、リーグ戦までもあと少しなので、照準を合わせていきたいです。

――セカンドのポジション争いの現状についてお聞かせください
今は本当にみんな横一線の状態なので、誰が一番とかはまだないです。でも、セカンドっていうポジションは一つしかありませんし、スタメンで出場できるのは一人だけなので、何とか結果を残してその一人になりたいとは思っています。バッティングで良いところを見せないとスタメンでは出られませんし、他の人と比べたときの自分の強みはやっぱり打撃なので、しっかりアピールしていこうと思います。

――オープン戦期間中につかんだものや手応えを感じていることはありますか
今年に入って人のバッティングとかをよく見るようになって、逢澤(崚介外野手・文3=関西)とかのフォームも参考にして、逆方向とか広角に打ち分けられるようになりました。自分なりに力強く打てるフォームを試行錯誤しながら、今は練習に取り組んでいます。

――昨年と今年のチームの違いはどのようなところでしょうか
もちろんチーム力もありましたし、去年は4年生一人一人のレベルが本当に高かったです。チーム状態が悪くても誰か一人が大きいの打ってくれるとか、そういう安心感もありました。今年はスター選手もあまりいませんし、戦力的には落ちると思いますが、チーム力で勝ちたいと思います。(オープン戦では)チャンスで打てないっていう場面も目立ったので、そこが今の課題かなとも思います。自分は本塁打とか大きいの一つを打つようなタイプでもないので、単打でもいいからとにかく塁に出て、他の人に帰してもらうっていうのを意識しています。

――今年の目標や課題などはありますか
個人的な目標は、ここ一打で打てるバッターになることですね。自分が自分がっていう気はないですけど、チームが勝てるように少しでも多く塁に出てチャンスを広げられる打撃をしたいです。チームとしては、当然ですけど優勝することです。去年は春秋連覇して日本一になったので、それを自分たちの代でもしたいっていう気持ちもありますし、ここから調子を上げられるように頑張っていきたいです。

――チーム内で共有している意識などは何かありますか
やっぱり今年のチームスローガンの“継なぐ”っていうことですかね。去年までと比べると本塁打とか長打とかを打てる選手も少ないですし、その代わりに単打とか足でつないで最終的に一点を取れるようにっていう意識は持っています。

――最上級生になったことで芽生えた意識などは
去年の先輩たちが春秋連覇、日本一というものを自分たちに残してくれたように、自分たちも下級生に何か残して卒業したいなとは思っています。それこそ“継なぐ”じゃないですけど、そういう思いは今までにはなかったので。自分は元々あまり口で後輩を引っ張ったりするタイプではありませんし、今はプレーでも引っ張れていませんけど、少しでも結果を残して後輩に背中を見せられたらと思います。

――最後にリーグ戦に向けての意気込みをお願いします
昨春は優勝しましたけど、今年はオープン戦の結果を見てもらっても分かるように、突出してレベルが高いチームではありません。でも、だからこそ個人の力に頼るんじゃなくて、泥臭く、チーム全員で戦っていきたいです。戦い方は去年とは違うかもしれませんけど、今年も優勝します。

――ありがとうございました

◆宮ア新 みやざきしん 文4 履正社高出 168cm・74kg 内野手 右投左打

宮ア 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
18
2 
.278
通算
24
39
12
.308






[土屋あいり・谷山美海]

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