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東京六大学野球 2017〜春〜  (8)開幕前インタビュー 逢澤崚介、氷見泰介、渡辺佳明  

 「新生明治」で戦後初のリーグ3連覇だ! 昨年は3年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成し、明治神宮大会で5年ぶりの日本一を飾った。今季は戦後初、1938年以来となるリーグ戦3連覇に挑む。柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)ら主力選手が抜け、顔ぶれが一新したチーム。熾烈(しれつ)なレギュラー争いが展開されているが、投打ともに選手層の厚さは六大学随一。悲願の瞬間へ向け、準備は万全だ。
 変革の年を迎える。逢澤崚介外野手(文3=関西)は昨季、リードオフマンとしてチームをけん引。リーグ戦前半は不調だったものの徐々に調子を上げていき、神宮大会決勝ではダメ押しの適時打を放った外野の要だ。今年のチームでは佐野恵太選手(平29商卒・現横浜DeNAベイスターズ)や牛島将太選手(平29営卒・現JR九州)ら長距離砲が抜けたため、オープン戦では主に逢澤が4番に座る。その4番起用に応えるかのように長打力をつけ、3月の日本代表選考合宿の強化試合では本塁打をたたき込んでみせた。従来から変わらぬ好守備、俊足、そして進化する打撃。昨年以上にチームを引っ張る姿に期待だ。
中軸としての活躍が期待される
中軸としての活躍が期待される


――昨年はご自身にとってどんな年でしたか
春は初めてシーズンを通して戦うということで、何も分からないまま必死にやってベストナインという良い賞も取れたんですけど、秋は自分が引っ張らなければいけないという気持ちもあって、空回りして、納得のいくシーズンにはならなかったです。

――今の調子はどうですか
調子はいいですね。バッティングの調子はいいので、走塁、守備とか、そういう面にも影響があって、調子は上がってきているなと思います。

――オープン戦はここまでどうですか
この冬の練習で試してきたことがこのオープン戦で発揮できて、モチベーションも上がっているので、いい調子です。

――Bチームの試合で投手をされたと聞きました
全く練習せずにいきなりだったので打たれたんですけど、140`くらい出てましたし、良い球を投げられたと思います。

――オープン戦で4番を務められています
4番の仕事をしようとかそういうのは思っていなくて、ただ打順が4番目というだけで今までとやるべきことは変わらないと思うので、それを実行しようかなという感じです。

――チームの仕上がりはどうですか
打線のつながりが今ひとつかなという風に思うので、ここからもリーグ戦まで時間ないですけどどうにかつながりというのを意識して、調子をみんな上げていくしかないなと思います。

――オープン戦では内野手が外野を守ることもありますが
それぞれが幅を広げるという意味では全然いいと思います。外野手として自分は経験豊富なので、守備位置とかポジショニングとか、伝えられることは伝えようと思っているのでいい選手は試合に出ていくのは当然なので外野手に来てもいいかなと思います

――西日本遠征中の思い出はありますか
地元の岡山で1試合だけあったんですけど、その時に3本打ったことかなと思います。家族とか、中学時代の監督とか小学校のときのチームメートの親とか、たくさん来てくれました。

――今年のチームの強みを教えてください
4年生がしっかり縦、横のつながりというのをつくってくれて、チームワークは昨年以上のものがあります。そういうのを技術的にもつながってきてくれればいいなと思います。キャプテンの中野さんが指示したことはみんなが伝達することができて、チームの意思疎通というのができるのがチームワークの良さなのかなと思います。

――他大学のイメージはどうですか
他の5大学もガラッとメンツが変わると思うので、どこが強いとかは分からないですけど、明治は明治の野球をすれば、優勝できるかなと思います。

――今季の目標を教えてください
首位打者を取ることです。そのために4割を超すことが最低ラインだと思うので、4割超えと勝負強い打撃を心掛けたいです。ここぞという時に打てる選手、相手が嫌がるバッターになりたいと思います。

――課題はありますか
当てにいってしまうことです。追い込まれると自分のスイングができないということがあって、監督からはそれもあって振れる打者に育てるという意味で4番に起用しているという意図も聞いたので、自分のスイングをできる打者になりたいです。

――新入生とのコミュニケーションは取りましたか
外野手はいい選手が多いです。期待を寄せるのは渡邉(涼太外野手・商1=広陵)は自分にも似たタイプだと思うので、可愛い後輩なので頑張ってもらいたいなと思います。

――今季の意気込み
個人的には1位にこだわっていきたいので、打率、盗塁数、1位目指して、チームとしては優勝して日本一を取るっていうことを目標にやっていきたいと思います。

――ありがとうございました


◆逢澤 崚介 あいざわりょうすけ 文3 関西高出 175cm・77kg 外野手 左投左打

逢澤 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
11
38
.211
通算
31
99
28
.283




今季は正捕手争いの中心となる
今季は正捕手争いの中心となる

 定評のあるインサイドワークで穴を埋める。牛島選手が抜け、最大の穴の1つである捕手。その候補筆頭に名乗りを上げるのが氷見泰介捕手(政経3=豊川)だ。今年は4年生捕手が2人とも学生コーチに就任したため、最年長の捕手となる。捕手らしい俯瞰(ふかん)の目線と不屈のリーダーシップでバッテリー陣を引っ張り、さらに打撃でも能力を発揮しながら、日本一の扇の要へと成長していく。

――現在の調子はいかがですか
遠征中から実戦が増えてきて、いいところも出てはいるんですけど、実戦の中での自分の課題がどんどん出てきている状態なので、あとリーグ戦まで少しですが課題をつぶして、自信持ってプレーできるようにやっていきたいです。

――課題というのは
試合の中で、応用で対バッター、対ランナーになったときに普段の練習では相手が何をしてくるか分からない状況なので、その中でのプレーや指示の臨機応変さというのが自分としては課題になってきているかなと思います。

――ここまでのオープン戦を振り返って
チームとしては勝ち切れていない状況なんですけど、そこはキャッチャーとしてもっと失点を抑えられた部分もありますし、逆にチームとして点を取れるところもあったので。自分はキャッチャーなので、点を取られない方に重点を置いてやっていきたいです。

――投手陣の仕上がり
オープン戦が始まったときよりは、ボールが投げられてはきているんですけど、実戦の中でのピッチングだとか、やりたいことがまだつめられるところがあると思うので、いかに初戦に向けて調子を上げていくかというのをバッテリー全体で考えられるようにやっていきたい
です。

――理想の捕手像は
自分がキャッチャーにいることで「あいつが入っていると締まるな」とか「いいな」と思われるような。1人だけ逆の方向を向いているということで司令塔になれるような存在になりたいです。

――レギュラー争いの状況は
今まで通り西野(真也捕手・政経2=浦和学院)とか1年生も試合に出たりしていて自分もずっと出してもらってはいたんですけど、今正直、入れ替わりとかそういう状況なので、ここでもう一度自分を原点に戻して、闘志出してもう一回アピールしてなんとか正捕手を取りたいです。

――チームの中で伸びてきている選手は
外尾(和也投手・文3=佐賀西)はバッテリーを組んでいても自分が思っているところに打たせるような球を投げてくれますし、ストライクをどの球でも取れていますし、インコースも強めに攻められるので、一冬越して良さが出てきていると思います。

――今年のキーマンはだれですか
齊藤(大将投手・政経4=桐蔭学園)さんと水野(匡貴投手・農4=静岡)さんです。いかに仕上がるかにかかっています。明治は打ち勝つよりは守り勝つ野球のチームなので、粘り強く接戦をものにするチームだと思うのでそのためにはピッチャーがなんとか抑えなければいけないと思うのでその2人です。

――改めてですが齊藤選手、水野選手の強みは何ですか
齊藤さんは左の少し変則的なフォームで、あのような投げ方であそこまで投げられるような人はあまりいないので。相手からしたら本当に嫌だと思います。水野さんはストレートがあれだけの球が投げられるのに変化球が自信を持っているピッチャーです。ストレートも動くので、それで相手が思ったよりも詰まらされたり打ち取られるというピッチャーだと思います。

――今季の意気込みをお願いします
レギュラー争いをやっている状況なので、春は正捕手として試合に出るだけではなく存在感を出してリーグ優勝と日本一に向かって自分も貢献していきたいと思っています。

――ありがとうございました

◆氷見 泰介 ひみたいすけ 政経3 豊川高出 173cm・74kg 捕手 右投左打

3連覇には欠かせないピースだ
3連覇には欠かせないピースだ

 日本一の立役者が、3連覇の"道しるべ"となる。渡辺佳明内野手(政経3=横浜)は昨季打率3割5分9厘と圧倒的打力で優勝に大きく貢献。自身初となるベストナインにも選出された。ハイレベルな攻守に加え善波達也監督からも評価が高いゲーム勘など多様な武器をあわせ持ち、新体制でも存在感を発揮。数少ないリーグ戦経験者として、チームをプレー、精神の両面で先導していく。

――現在の調子は
良い日と悪い日の差があるので、その波が安定してくればいいかなと思うので、あと残り少ないですけどその期間で調子を良い方向に持っていけたらと思います。試行錯誤してる部分があって、そういう意味でヒット出る日と出ない日、合う形合わない形があってまだ固まってないので、そこが波がある原因かなと思います。

――キャンプの時は打撃フォームが固まっていないとおっしゃっていましたが
キャンプの時に変えるって言ってたんですけど、実戦入ってきてまたこうした方がいいんじゃないかなって直してるところですね。インコースも外角にも、そして真っすぐも変化球にも対応できるのと、ワンシーズン波がないバッティングが理想かなと思います。

――この冬、重点的に取り組んだことは
冬は守備練習やバッティング練習の技術面はやらないで、毎日ウエイトトレーニングを重点的にやってました。そこは今になってよかったかなと思います。スイングスピードと打球の強さは出てきたかなと。継続的に負荷がかかるぐらいのやつをずっとやってました。パワー上げるってよりも春のリーグ戦中に体重を落とさないのを一番に考えてやってたので、その後にパワーがついてきたかなという感じです。

――西日本遠征でつかめたことは
社会人とやってみて、甘い球が全然来なかったので、少しでも甘い球をどうヒットにできるか、そういう難しさを西日本遠征で経験したかなと思います。

――西日本遠征の試合以外の思い出は
広島で原爆ドームを見て、一回見ておきたかったものなのでいい経験になったかなと思います。

――オープン戦ではよく上位打線を打っています
任されたところをしっかり打てればなと今は思ってます。昨年9番打ってる時は8番バッターがピッチャーなのでいろいろ考えてたんですけど、上位打線ではどうやって塁に出るかとか考えることも変わってくるので、上位打線もまた難しくて。攻め方も結構きついと思うのでその中でどうやって打てるか考えながらやっていきたいと思います。上位打線は9番の時より甘い球が来ないと思うので、一球に対する執着心というか甘い球を逃さないことをしっかりやっていかないと打てないと思います。

――守備の面で重要視していることは何ですか
オープン戦入ってからは手首の柔らかさを使うように意識してます。守備の中での奥行きを取れるようにしたいと思って今は意識して守ってます。

――オープン戦ではどのような課題を持って毎試合やっていますか
まずはノーエラー。昨年フル出場してた内野手は今年は自分だけだと思うので、声掛けられるのが一番自分が多いと思うので、ピッチャーの声掛けだったり周りへの声掛けをしっかりやっていってる感じです。

――昨年レギュラー出場していた現役生は渡辺選手と逢澤選手のみですが、そういう点で責任感などはありますか
経験してたのが自分と逢澤だけなので、責任感もありますけど昨年1年間出させてもらった経験を周りに伝えていかなければいけないと思います。それを伝えるのが自分たちの使命だと思うので。リーグ戦になったら分からないこともみんなあると思うのでそこは伝えられたらなと思います。勝つことが一番なので、上級生だったり下だったり関係なく勝ちにこだわってやっていきたいので、上に言うのも自分は苦じゃないですね。

――昨季ベストナインということで、今季はマークもきつくなると思います
マークはきつくなるとは思いますけど、自分のことをしっかりやれば昨年みたいに結果はついてくると思うので、マークどうこうよりも自分の形をリーグ戦までにしっかりつくっていきたいと思います。

――他大で警戒している投手は
特に誰ってのはいないんですけど、左ピッチャーが多いイメージがあるので、そこをしっかり打てるように。左ピッチャー打てないと勝てないと思うので。

――昨年と今年のチームで一番違うところはどこでしょうか
昨年は4年生が引っ張ってた感じが強いんですけど、今年は4年生っていう感じじゃなくてチーム全体でいってる感じが強いですね。

――今季の目標を教えていただきたいです
チームとしてはリーグ優勝と日本一。個人ではまたベストナイン、それと首位打者。そこをしっかりやっていきたいなと思います。

――最後に今季の意気込みをお願いします
3季連続優勝が懸かっているので、どんな形でも優勝して日本一に臨めたらいいかなと思います。

――ありがとうございました

◆渡辺 佳明 わたなべよしあき 政経3 横浜高出 179cm・74s 内野手 右投左打

渡辺佳 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
11
39
14
9 
.359
通算
43
129
35
12
10
.271




[曽布川昌也・三ツ橋和希]

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