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随所で存在感を発揮した渡辺

サッカー部  リーグ開幕は黒星発進 順大に0−2で敗戦/関東大学1部リーグ戦

◆4・15〜6・25 第91回関東大学1部リーグ戦(前期)(味の素フィールド西が丘他)
▼4・15 第1節対順大戦(味の素フィールド西が丘)
 明大0−2順大○(第1節時暫定順位 12位 0勝1敗0分)

≪出場メンバー≫
GK 後藤
DF 岩武、鳥海、袴田、橋岡(→中村帆=後半37分)
MF 渡辺、柴戸、安部、土居
FW 金原(→富田=後半24分)、佐藤亮(→中川=後半27分)
 3年ぶりに黒星スタートを味わった。今年で91回目を迎える関東大学リーグ戦の開幕カードは、昨年の主力選手が多く残る順大との対戦。木戸皓貴主将(文4=東福岡)が選手宣誓を行った開会式も催され、会場はギャラリーで埋め尽くされた。そんな中、立ち上がりは明大ペースで試合を進めるも、チャンスを得点で終えることはできず。逆に後半22分に相手にカウンターを許し先制点を献上。さらに後半35分にも同じ形で失点を喫し、0−2で苦杯をなめる結果となった。

 
貪欲にゴールを狙った土居<
貪欲にゴールを狙った土居
90分間「三原則」を持続できなかった。前半を0−0で折り返し迎えた後半。柴戸海(政経4=市立船橋)や岩武克弥(政経3=大分トリニータU18)をはじめとし、守備面で球際の粘り強さを見せ、一進一退の攻防を繰り広げた。しかし、時間の経過とともに運動量が低下。「付いていかなければいけない部分も離してしまった」(柴戸)。後半22分にカウンター攻撃を許し、昨年新人賞を獲得した旗手(順大)にパスが回るとゴール右から冷静にネットを揺らさせた。さらに「1失点した後に迫力や強さがまだまだ足りない」(栗田大輔監督)。反撃に出るも決定機は訪れないまま、再びカウンターから旗手に追加点を奪われた。明大ペースの時間帯に得点を決め切れず、試合後半に失点をしてしまうという展開は、前戦の東京都トーナメント決勝戦と同じ。「まだ発展途上」(栗田監督)という今の明大には、一つ一つの質の向上と勝負強さを保ち続けることが求められる。

 
3試合ぶりのスタメン出場を果たした安部 <
3試合ぶりのスタメン出場を果たした安部
ピッチ上での存在感がますます高まる。今季2回目のスタメン出場を果たした渡辺悠雅(営3=横河武蔵野FC)は、今試合でも攻撃面での活躍が目立った。後半15分には、右サイドで持ち味のフィジカルを生かしたスピードのあるドリブルで駆け抜けセンタリング。柴戸が折り返すと佐藤亮(商2=FC東京U―18)が放ち、GKに跳ね返されたボールをFW陣が押し込んだ。わずかに枠を捉えられず点を奪うことはできなかったが、決定的なチャンスを演出。定位置確保に向けアピールした。

 一つ一つ積み重ねていく。昨年は6年ぶりのリーグ優勝を果たしたが「昨年優勝したからといって、今年も王者だという感じはない」と柴戸。指揮官、選手ともに慢心はない。今年も掲げた3冠という大きな目標。達成のために創部初のリーグ連覇は欠かせないが、その第一歩は目の前の試合に「勝つこと」だ。リーグ戦は22節の長丁場だが、どの試合も大事な22分の1。2週間後の第2節・日体大戦に向け、精度を高めていく。

[亀井笙子]





◆第91回関東大学リーグ戦 前期日程◆
(スコアをクリックすると試合の記事にリンクします)
日付対戦相手会場キックオフ時間スコア
4・15(土)
順大
味フィ西
12:00
0−2○
4・30(日)
日体大
味フィ西
14:00
5・3(水)
法大
多摩陸
14:00
5・6(土)
東洋大
NACK5
13:00
5・13(土)
東国大
中銀スタ
14:00
5・21(日)
桐蔭大
味スタ西
14:00
5・28(日)
駒大
味フィ西
14:00
6・3(土)
専大
栃木総合
14:00
6・11(日)
慶大
味スタ西
14:00
10
6・18(日)
筑波大
味フィ西
14:00
11
6・24(土)
流経大
たつのこ
14:00
※4月15日時点



◆順位表◆
【第1節時暫定】
順位チーム名勝点総得点総失点得失点差
順大
筑波大
専大
流経大
慶大
東洋大
桐蔭横浜大
法大
駒大
東国大
11
日体大
−1
12
明大
−2



試合後のコメント
栗田監督

「こうしたゲームだったので、決めるところで決めていればうちに流れがきたと思うし、うちの方がたぶん出だしはよかったと思うので、そういう時間帯で得点を取れるかどうかの差だと思います。(明大は昨年とメンバーが大幅に代わっています)今日もリーグ戦でデビューした選手が5人ぐらいいるので、そういう意味では思い切ってやってほしいと思います。ある程度こういう展開は想定していたので、だから一喜一憂せずにまた次にどんどん上積んでいって、ちゃんとやっていけばいいのかなと。一点だけあるのは、1失点した後に、もっと迫力というか選手からにじみ出るような、何が何でも取るんだっていうような強さがまだまだ足りないので、そういうところがトレーニングの中でだんだんと出てくれば時間とともに良くなってくるのかなと思います。(途中で岩武を右サイドから左サイドに変えました)中村帆高はスピードがあって、相手の左サイドバックが相当疲れてたんで、渡辺悠雅と中村帆高で攻めれば、ワンチャンスあるかなと。(旗手選手に2得点決められました)取られ方がみんなカウンターだったので、それを確実にしっかりと決めた旗手くんと、カウンターのときにパスがずれたりミスをしている明大との差かなと思います。(スタメンはどのように)純粋に今年はそんな強くないので、競争させて、春先から2月からやってきた中で今一番良い選手を11人使っています。(昨年は2冠を取っていて周囲の目は)学生にもシーズン当初からずっと言ってきたのは、今年は3冠取るとか、目標を立てるのはいいんですけど、1冠取るのも本当に大変でそんなに甘くないです。今年はどちらかというと優しい集団というか、雰囲気がまだまだ優しいので、そこも鍛え上げて自分たちから湧き出てくるような強さを個々が持たないと、チームでやりたいこともまだまだ出てこないのでまだ発展途上かなというふうに思っています。(キーマンとなるのは)柴戸は中盤で、攻守において本当に働くというか動けます。彼の負担があまりにも大きいのでやっぱり柴戸のパートナーっていうのを、今日は使ってないけど中村健人だったり安部だったり金原だったり、誰が固定してくるかっていうのが今年のチームのキーかなと思っています。(東京都トーナメントでの結果を踏まえて今試合の結果は)0−0から後半に負けちゃうってところが一つあるので、そこの運動量をしっかりとやるのと、動きながらのコントロールとか疲れてからのもう一つの精度だったり運動量だったりは足りないのかなと思います」

柴戸
「開幕戦だったので、内容どうこうより勝ちにこだわるという部分をみんな意識してやったんですけど、そこで結果が付いてこなかったのはすごく残念でした。(順大への準備は)相手どうこうってより自分たちのサッカーをやるって意味で、守備の統一と明治の三原則という部分は徹底してやってきましたし、その中で攻撃の関わりだったりゴールに向かっていく姿勢っていうのを立ち上げからずっとやってきました。そこは相手に限らず開幕までに準備してきました。(今日はその準備したことが機能しなかったか)開幕戦ということで堅さがあったにしろ、質の部分はまだまだ低いですし、パス一つとってもパススピードだったりどっち足に付けるかっていうこだわりだったりも、まだまだチーム内の温度差というものもありますし、もっともっと全員で質を上げていかないといけないなというふうに思います。(天皇杯予選の結果はどういう影響を及ぼしたか)天皇杯出場という目標を掲げていた中で、自分たちの出来が悪すぎてっていうのはあるので、この天皇杯に出られなかったっていう悔しさをリーグ戦開幕につなげていこうってことで1週間やってきたんですけど…。まだ開幕っていう考え方もありますけど、始まってしまったらノンストップで進んでいくので、その負けた悔しさっていうのを糧にしてもっとやっていかないと、勝ち切れない勝負弱いチームになってしまうと思うので、そこは本当に僕自身としても天皇杯で負けたことですごく感じましたし、それをもっともっとチームに浸透させていかなければいけない立場であると思うので、そこはもっとみんなに厳しくいうところは厳しく言って、引っ張っていく部分は引っ張っていかないといけないなというふうに感じました。(栗田監督はまだチームは発展途上とのことだったが)まだまだ本当に発展途上で、やっぱりもともとサッカーを組み立てるというのは時間もかかると思いますし、そんな中で勝って次につなげていかないといけないと思うので、去年から言ってますけど、勝たせられる選手に僕自身としてなっていかないといけないなというふうに今すごく感じています。(ゴールというよりかは三原則の部分か)三原則だったり守備の部分で、自分が一番やらなければいけないですし、去年から守備をやりつつゴール前、ペナルティーエリアの中に侵入していくっていうのはずっとやってきたので、まずは守備が大事ですけど、そこの攻撃の部分に絡んでいくということで、得点だったりアシストっていう数字にもこだわっていきたいと思います。(今試合の課題は)守備の部分は、立ち上がりからいけている部分もありましたけど、後半になるにつれて、運動量も落ちましたし、付いていかなければいけない部分も離してしまったり距離が遠くなったりっていうのもあったので、守備の部分はもっとやっていかなければなりません。攻撃の部分では何度か侵入できて、チャンスもあったんですけど、その回数が全然少ないですし、もっとタイミングであったり回数と質を上げていくってことを攻撃面ではやりたいと思います。(順大の方が一枚上手だと思ったことは)失点せずに得点するって部分は、やっぱり相手が一枚上手だったと思います。前半、自分たちの流れの中で得点を取れなかったってこともそうですし、後半は自分たちが運動量落ちてきた中で、カウンターで連続失点してしまったって部分は相手の方が上手だったと思います。(開幕戦でギャラリーも多かったです)去年に引き続き開幕戦をやらせてもらえるということで、大学サッカーでこれだけ人が入るってことはなかなかない中で、スタンドのどこを見ても人で埋まっているというのは、選手としても一個人としてもモチベーションというのはすごく上がりますし、やってやろうという気にはなりました。あとはいろんな大学だったり今後対戦していく大学っていうのが見ているので、本当に明治が強いなってところを見せられれば今後の戦いにも有利に進められたと思うんですけど、今日の内容だったら今年の明治だったらいけるんじゃないかって思わせてしまったと思うので、それが少し僕としてはだめでした。(優勝した上での開幕戦というのは)去年優勝してしまったから、っていうのは本当になくて、今年は今年のチームでやってきましたし、本当に下級生を含め去年出ていた人が少なかったので、そういう選手たちが今年は中心となってやっていくんだっていうのを練習からも見せてくれてたんで、去年優勝したから王者だっていう感じはなく、逆にチャレンジャーという意識があったので、そこはよかったかなと思います。(慢心みたいなものはなかったか)はい。本当に去年結果出せたのも去年の4年生が引っ張ってくれたからだと思います。今年、その4年生を追い越せる3冠っていうのを成し遂げるためにも、去年4年生がやっていたこと以上に、そのことをやっていかないと絶対に勝てないと思うので、そこは4年生中心となってやっていきたいというふうに思っています」

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