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レスリング部  二ノ宮がジュニア王者に! 世界選手権への出場が決まる/JOC全日本ジュニア選手権

◆4・22〜23 JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア選手権
[男子ジュニアの部・フリースタイル]
▼55s級
 由良――ベスト8
〔男子ジュニアの部・グレコローマンスタイル〕
▼96s級
 二ノ宮――1位 
 世界への切符を手にした。シード出場のため2日目に初戦を迎えた二ノ宮寛斗(営2=岐南工)。1戦目こそ苦しんだものの、そこから決勝戦までの3試合は圧勝。ジュニアチャンピオンとなると共に、世界選手権大会への出場権を獲得した。準々決勝まで勝ち進んだ由良英二(政経2=網野)はベスト8の壁にぶち当たるも、試合の中で多くの収穫を得た。

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4試合中2試合をフォール勝ちとした二ノ宮
 開始からわずか2分4秒でジュニア王者の称号を手に入れた。シード出場でこの日の2回戦が初戦となった二ノ宮。優勝候補の前評判どおり順調に勝ち上がると、決勝は昨年度のインカレでも当たった出口(日体大)との対戦となった。開始1分を待たずに2ポイントを先制。その後もグラウンド技を重ね8―0とした。以前の対戦経験から「同世代で今までで一番やりづらかった相手」という印象もあったが、終わってみると余裕のテクニカルフォール勝ち。圧倒的強さを見せつけた。初戦こそ4点先取を許し5ー4での辛勝となったが、その後の準々決勝、準決勝はいずれも2分以内でのフォール勝ち。「初戦で危ない試合をしたおかげで気が引き締まった」と反省を生かし、1点も相手に譲らない無傷の勝利となった。
 新入生の道しるべとなる。普段から積極的に新入生の指導にあたる二ノ宮。練習、生活面で時には厳しい言葉も放つ。「もう自分は下っ端ではない」。下級生に刺激を与えるためにも、負けるわけにはいかなかった。今大会では優勝者に世界選手権、準優勝にはアジア選手権への出場権が与えられる。準優勝であった昨年度は世界大会には一歩届かず、苦杯を飲む結果に。今年は見事リベンジを果たし、世界への道を切り開いてみせた。後輩たちに大きな背中を見せるためにも、猛者たちの集う大舞台で成長を遂げ、必ず日本へとメダルを持ち帰る。

 今回の悔しさをチーム力向上の糧とする。二ノ宮は結果を残したものの、2日目に残った選手は2人のみと、チームとしては物足りない結果に終わった。だが、くよくよしてはいられない。「見つかった反省材料は、チームが強くなるための一つの材料」(多賀恒雄副部長)。今回の結果は前向きに捉える。日本協会強化本部長である栄和人氏は閉会式で「練習ではスタンドもホイッスルもない。その分どれだけやられてもしがみつかなくてはいけない。だからこそ強くなれるんだ」と選手たちにエールを送った。5月17日から始まる東日本リーグ戦では、各校が大学の看板を背負って戦う。厳しい戦いが予想されるが、どんな格上相手にも泥臭く、しがみついて1勝をつかみ取る。

[谷山美海]

試合後のコメント
多賀副部長

「(今大会を振り返って)2日目に残ったのが2人だけっていうのは残念でしたね。でも、84の佐々木雄大(政経1=野田中央)は試合自体は悪くなかったって聞きましたし、66の斎藤(一樹・文1=鹿屋中央)もまあまあの試合をしたみたいなので。でも、松尾(洸希・営1=岐南工)にしてもそうだけど、みんな簡単にポイントをやりすぎるよね。余計なポイントを与えちゃうとリードされた時に追いつけなくなっちゃうから、慎重にかつ大胆に戦ってほしいですね。(二ノ宮くんは)初戦でちょっと苦しんだよね。グレコの練習も普段してないし、攻め切れないかなって少し不安だったんですけど、次からは楽勝だったよね。決勝ももっと苦労するかなって思ったんだけど、意外と簡単にやってたかなって。(試合後の集合では)勝つためのレスリングをするにはってことを。あとは戦い方だね。昨日安西コーチも言ってたと思うけど、弱みを出し過ぎちゃうから。(強くなるためにすべきこととは)どういうレスリングが勝てるかっていうことをまず認識すること。それを頭に入れて、とにかく練習するしかないですね。いつも言ってるけど、レスリングの方向性を間違えたらどれだけ力があっても勝てないから。ポイントを取ったりフォールに持っていくレスリングがどういうスタイルなのかっていうことをよく理解してもらいたい。力任せにするのも駄目だし、力がないのも駄目だし。そこが難しいんだけどね。(次はリーグ戦)ちょっと苦しいんだけど、あと1カ月ぐらいで何とか頑張りたいと思います。(リーグ戦前に多くのことに気付けたのは良かった)そうそう。反省材料が見つかったっていうのはね、チームが強くなるための一つの材料にできるのは本当に良いこと。前向きに捉えて頑張ります」

中出幹児監督
「まず、二ノ宮がジュニアチャンピオンになったということで、本当によくやったと思います。2日目に進んだ選手は確かに少なかったですけど、下級生も今回の反省を生かして今後の練習に取り組んでほしいです。(当面の指針は)次はリーグ戦ですね。今回は下級生の二ノ宮が頑張ってくれたので、次は3、4年生に頑張ってもらいたいです。団体戦なのでチーム力が試されると思いますし、一丸となって試合に臨みます」

二ノ宮
「(優勝して率直な感想は)同世代相手に負けたくないっていうプライドもあったので、とりあえず勝ててほっとしてます。(1回戦は)最初に投げを食らっちゃって、攻めにいってもう4点取られると、その時点でテクニカルで負けしてしまうと思うと、上手く試合を運べませんでした。(グレコとフリーの差)フリーだと自信を持って仕掛けられる技とかを持っているんで負けても取りにいけるんですけど、グレコだとそれがないので。(その後の3試合はフォール、フォール、テクニカルフォール)もうちょっと違う技を試したかったっていうのもありますけど、一番大事なのは勝つことなのでどんどん攻めていきました。初戦で危ない試合をしたおかげで気が引き締まったとは思います。(決勝は)一回インカレで当たって6―0で勝ってはいたんですけど、同世代で一番苦戦したぐらいの相手で。みんなが見ているのもあって、絶対に勝ちたかった。(世界選手権がかかっていたこともあり、優勝への思いも強かった?)それ以上に1年生が見ているっていうのがあって。自分は練習でも新入生に声かけたりとか、生活面でも厳しく言っているので、結果を残したかった。口だけだと誰でも言えるし、口うるさいだけの先輩にはなりたくなかったので、ここで優勝して見本として示せれば後輩や同期にも刺激を与えられると考えていた。(後輩の試合を見て)2点差とかの僅差で負けている人がほとんどで。ポテンシャルは僕らの代より高いと思いますし、期待しています。もっと練習して試合で勝って部を盛り上げてほしいですし、年度初めの大会ということで、新入生がいろんなことに気付く場っていう特別な意味合いもあったと思います。(リーグ戦は)チームの中でも重要なポジションを担わせてもらっているので、頑張らなきゃなという思いはあります。100分授業になったり練習時間があまり確保できないっていうのはあるんですけど、その分練習内容を濃くしたりだとか強くなるために何をするかを考えていきたいです。生活態度もレスリングの勝敗に関わってくると思いますし、もう自分は下っ端ではないので、後輩に背中を見せるためにもチームを盛り立てていきたいです」


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