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東京六大学野球 2017〜春〜  (16)法大戦事前インタビューA 大崎選手、清水雄選手、菅野選手  

 「新生明治」で戦後初のリーグ3連覇だ! 昨年は3年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成し、明治神宮大会で5年ぶりの日本一を飾った。今季は戦後初、1938年以来となるリーグ戦3連覇に挑む。柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)ら主力選手が抜け、顔ぶれが一新したチーム。熾烈(しれつ)なレギュラー争いが展開されているが、投打ともに選手層の厚さは六大学随一。悲願の瞬間へ向け、準備は万全だ。
 連勝街道を突き進む。東大、早大戦で勝ち点をつかみ波に乗る明大。続く第3カードは法大戦だ。現在5位と順位こそ低いが、昨季新人戦優勝が示すように粒ぞろいの若手も多く決してあなどることはできない。未だ優勝を知らない4年生世代をはじめ「勝利への執念というのはどこよりも強い」(法大・森主将)と自負するほどチームの気迫も十分だ。血の明法戦≠ニ言われるように、数々の名勝負を繰り広げてきた両校。今季も神宮の地で熱戦が期待される。(この取材は3月16日に行われたものです)

昨季は規定打席に未到達ながら<br>4割7分4厘をマークした
昨季は規定打席に未到達ながら
4割7分4厘をマークした


大崎拓也選手
――オープン戦振り返って現在の調子はいかがでしょうか

この冬やってきたことがみんなしっかり結果として出てると思うので、いい感じにチームとして仕上がっていると思います。個人としても今年の冬は下半身を中心に強化してきて、守備の部分でも粘り強くなってきていると思ってますし、バッティングでもいい打球が打てているなと思います。昨年に比べると60、70%くらいですかね。

――昨季は5位でした
優勝しようと練習に取り組んでいたんですけど、5位だったので何かが足りないと思い、今年の冬は何かが足りない「何か」を求めてやってきました。私生活の部分なのか、一つの練習の取り組み方なのかわからないですけど、みんな考えてやってきたので秋の悔しさをしっかりこの春晴らしたいなと思います。(個人として昨季は)打率とかでいい結果を残せていたんですけど、不動のレギュラーでやれなかったのが悔しかったので春は全部レギュラーとしてショートで出ていきたいなと思います。

――大崎選手が思う足りなかった「何か」とは何でしょうか
みんなやる気あると思うんですけど、なあなあな練習になっていました。今はエラーしても「次いこう次いこう」という声じゃなくて、「足が動いてなかったぞ」とかなんでエラーしたのかという注意し合う声を出していて、みんなが指摘し合っています。こういうというのが僕は一番肝心かなと思いました。

――森主将はどのようなキャプテンですか
私生活でも練習でも本当に真っすぐな男で、みんなついていこうという気になっています。雰囲気も変わっていいキャプテン出たなと思います。(真っすぐさとは)自分がこれやと思ったら押すし、練習でも周り見ながら「今日はこれを意識していこう」という声もあいつから出ます。それに向かってみんなも「よし。やろうか」という感じになって、あいつ中心に集まっているのでいい感じだと思います。

――この冬はどのような取り組みをされましたか
ずっとレギュラーで出れないのは何かあるなと思ってずっと探していたんですけど、粗さだなと思いました。守備でも走塁でも凡ミスが出るとか、バッティングでは当てにいってしまうという粗さがあると思ったので、この冬は信頼されるように高い意識を持って粗さを無くすような練習をしてきたつもりですね。2週間くらいオープン戦をこなしていて、リーグ戦で勝つために積極的にいこうというチームのスローガンいい方向にいっています。リーグ戦で僕らは前回5位で、挑戦者という立場なので積極的に全てを強い気持ち持っていこうという感じになっています。

――今年が大学野球ラストイヤーとなります
去年は一つ上がいたのでついていこうと思っていましたが、僕らの代になって自分も内野をまとめる役割を担っているので、内野をしっかり引っ張っていかんとあかんなという自覚は出てきました。(上の代から学んだことは)いっぱいありますが、どうしても試合の序盤で点を取られたら中盤はチームが暗くなって負けてるんじゃないかなという空気もありましたが、一個上のみんなたちは「行ける行けるまだ行ける!」という明るい声が出ていて、僕らが3年の時もそれでいこうという気持ちになったので、法政の伝統として明るく勝てるぞという雰囲気を作りたいと思います。

――今年の明大はどのような印象でしょうか
ピッチャーもいいのがいますし、去年優勝した王者という強さもあるので一番手強いと思ってます。明治を倒さないと絶対優勝できないので、死ぬ気で戦います。(特に)齊藤投手(大将・政経4=桐蔭学園)とか水野投手(匡貴・農4=静岡)とか去年から投げてるピッチャーですね。バッターは宮ア(新内野手・文4=履正社)とか竹村(春樹内野手・政経4=浦和学院)とか去年から出ていていいバッティングするなと思います。もちろん法政だけでなく他の大学もこの冬練習頑張っているので、それを越える強さで勝ちたいなと思います。明治さんはライバルで絶対勝たなと思っています。河野(祐斗内野手・文4=鳴門)とかめっちゃ仲が良いんですよ。でも試合になったら目の色変えてたたき潰さないといけないので、4週目に標準合わせて絶対に勝てるようにします。

――明大で親交がある方はいらっしゃいますか
河野は明治だと一番仲が良いですね。あと中道さん(勝士選手・平29商卒・現オリックスバファローズ)とかも仲良かったですね。河野とはプライベートで食事も行きます。法政にも鳴門の高校のやつがいて、それで仲良くなって親しくしてます。

――今季の目標をお聞かせください
チームとして優勝して、日本一になることです。個人としては不動のレギュラーになって3割以上打ってベストナインを取りたいです。

――最後にリーグ戦に向け意気込みをお願いします
リーグ戦は目の前の相手を一つ一つ倒していって、自分の役割を全うしながらチームとしても勝っていきます。明治と試合するときは血の法明戦と言われるくらいなので、目の色変えて試合で叩き潰したいなと思います

――ありがとうございました


清水雄二選手
――現在のチーム状況はいかがですか
野手は去年から下級生が多くて、今もみんなバッティングの調子が良いです。最近はピッチャーも良くなってきているので、ピッチャー次第でこのリーグ戦は変わってくるかなと思います。

――個人の状態は
個人的にも外野手がたくさんいるので、誰が出ても変わらないような実力にはなってきていると思います。その中で自分をもっとアピールしていきたいです。まだまだ状態は5割なのでここから徐々に上げていきたいですね。

――昨季は振り返っていかがでしたか
去年は下級生主体のチームになって、他の大学と比べると4年生の懸ける思いというのが少なかったのかなと思うんですけど、その経験は今年に生きているんじゃないかなと思います。(大きかった試合は)明治との試合は優勝がなくても負けられないという思いがあるので、そこで連敗してしまったことだと思います。今年は負けられないです。(明大戦は具体的に)向こうのバッターに完全に捉えられて、手も足も出ない状態でした。

――昨季に出た課題、収穫は
チャンスでの1本と投手力の差が他大に比べたら、防御率とかも全然高いので、今年は熊谷に頑張ってほしいなと思います。野手は満平(小林)だったり、中山だったりが秋すごい打ってくれて、千洋(大西)も向山とかも最後の方は打ってくれたので他の大学にとって脅威になっていると思います。雰囲気づくりの面では、一つのミスが雰囲気を悪くしてしまうので、いいプレーが出たら盛り上がるんですけど、ちょっと悪いプレーが出るとムードが落ちてしまっているので、そこで雰囲気を変えられる人が出てくることが必要だと思います。

――昨年の4年生が残していってくれたものは
去年の4年生はチームをまとめられる人たちで、森川さん、凌也(金子)さん、圭輝(柴田)さんと主軸がいて、背中でもプレーでも見せてくれました。その中で自分たちも経験することができたので、スーパースターはいないんですけどチーム力で勝つというというのを教えてくれたかなと思います。特に圭輝さんは仲も良くて、ずっと4番で…かっこよかったですね(笑)。

――個人の成績は振り返っていかがでしたか
春は出ていたんですけど、秋は全く出れなくて。個人的にはもっと打てないと試合に出れないと思いましたし、右バッターが少ないので自分がもっと出れれば齊藤だったり、大竹、小島(ともに早大)にとって大きい存在になれるんじゃないかなと思います。

――今までの3年間で印象に残っている試合は
2年秋の明治戦ですね。覚えてますか?(笑)。スクイズしました(笑)。3戦目で、畔上さんの代が最後の試合で、それで明治に勝てたというのが自分の中では一番うれしかったです。

――この春に向けてどんなことに取り組んできましたか
龍馬(森)がキャプテンになって、龍馬はもう自分たちからしたら絶対的な存在なので、龍馬の言ったことを自分たちでどうチームに浸透させていくのかというつなぎ役を徹底しています。(練習面では)どんなミスでも許さないというか、ちょっとした送球でも言い合えるようにしてきました。龍馬がいつも「雰囲気、雰囲気」と言っているので、雰囲気はいい感じですね。

――個人的に掲げているテーマはありますか
自分は外野責任者なので、外野でチームを引っ張っていけるようにいいプレーを出せるようには心がけています。(副将になって)去年は圭輝さんについていっただけなんですけど、そこが抜けて今何ができるのかというと、練習から細かいことでも言えるようにはしています。

――今季の法政の野球は
もともと泥臭いチームではないんですけど、今年は泥臭く1勝、1勝を積み重ねていけるチームのなっていけたらいいなと思います。野手の選手層は本当に厚いんですけど、自分の一押しは向山ですね(笑)。(レギュラー争いを抜けるために)他の選手と比べて自分にできることと言ったらチームバッティングだと思うので、監督がつなぎ役で誰かを起用したいという時に自分がいつでも出れるようにしたいです。

――今季の明大についての印象をお聞かせください
明治は齊藤、水野といった投手陣がいて、4年生がだいぶ抜けた中で今年はどんな選手が出てくるのかわからないですし、経験はあると思うのでそこを崩していきたいですね。(打撃は)渡辺(佳明内野手・政経3=横浜)はミートが上手いですし、宮アであったり、センターの逢澤(崚介外野手・文3=関西)とか細かいプレーができる選手がたくさんいるので、足を絡めてきそうだなというのはあります。(打ちたい選手は)齊藤ですね。何回もやってきているので、そろそろ打たないとですね(笑)。明治戦はヤマ場になってくると思うので、打ち勝たないといけないと思います。

――最後に今季の意気込みをお願いします
チームとしては去年のやってきた雰囲気づくりであったり、投手陣がどのように調整してくるかが大事になってくると思います。個人的には去年の春は3割打てなかったので、3割を残したいですし、本当に明治を倒してチームが優勝できればいいなと思います。4年間で一度も優勝ができていないので、最終学年で優勝できるようにチームをまとめていきます。

――ありがとうございました


投手陣のカギを握る
投手陣のカギを握る

菅野秀哉選手
――昨年はどのような一年だったでしょうか

春は最初から出られなくてチームに迷惑をかけてしまったので、今年は春の1試合目で投げれるようにしたいなと思います。秋では自分のピッチングができなくて、失点することが多くてふがいないシーズンになったと思います。

――理想とする投球の形は何でしょうか
球数を少なくして、最少失点して完投できればなとは思います。

――昨年は第1戦目の先発を任されました
相手チームもエースの方が投げてきて、なるべく最少失点でいこうと考えていたんですけど、それがよくなかったのかなと思ったので、今回は開き直って投げられればいいかなと思いました。

――この冬どのような課題を持って取り組まれてきましたか
1試合完投するということがあまりなかったので、体力をつけて投げ込みも多くしました。球数も減らすために小さく動くボールを習得しようかなと思っていろいろ取り組みました。特にカットボールに力を入れました。

――現在のご自身の状態はいかがですか
悪くはないですね。オープン戦もまだ1試合も投げてないですね。これから仕上げていきたいなと思っています。ピッチングをする感じではいい感じに仕上がっていると思うので、早く試合で投げて試せればいいなと思います。

――初の沖縄キャンプはいかがでしたか
暖かいところでできたのでいいキャンプでした。練習内容的にはあまり変わらなくて、少し投げ込みが増えたくらいですかね。

――優勝に向けては特に投手陣がカギを握ると思います
ピッチャー陣が一番大事だと思うので、失点を少なくしようと思います。野手は絶対打ってくれると思うので、ピッチャーがいかに最少失点でいけるかが大事になると思います。(ライバル投手は)他大だと小島(早大)ですね。今一番勝ってますし、防御率もいいのでその辺は意識してますね。法政だと森田が一番いいと思いますね。

――今年の明大のイメージは
逢澤とか佳明とかがいいバッティングしてくるのでそこは注意したいなと思ってますね。ずっと試合に出てますしね。(同学年の選手は)気になりますね。

――今年の法大は主力の選手が残っている印象ですが
やってみないとわかんないですね。(チームの雰囲気は)とても良く、龍馬さんがしっかりとチームを引っ張ってくれていて、とてもやりやすい環境でやらせてもらっているのでその辺はいいですね。

――今季の目標をお聞かせください
5勝して、防御率を1点台でいきたいなと思います。

――最後に意気込みをお願いします
自分が勝って優勝できるように頑張りたいと思います。 

――ありがとうございました

[土屋あいり・浜崎結衣]

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