検索
 HOME > 硬式庭球部

息の合ったプレーをみせた竹本(左)・宮田組

硬式庭球部  男子シングルス全員敗退 同期ペア竹本・宮田組は快進撃/関東学生トーナメント3日目

◆5・1〜7 関東学生トーナメント大会(有明テニスの森)
▼5・3
[男子シングルス2回戦]
〇池添 2{6―1、6―3}0 小林(東海大)
〇本城 2{6―3、2―6、6―1}1 福田(慶大)
[女子シングルス2回戦]
 熊谷 0{3―6、4―6}2 米原(早大)〇
〇斉藤 2{6―1、6―1}0 小松(法大)
 竹本 0{1―6、4―6}2 牛島(筑波大)〇
 宮田 1{6―4、1―6、6−7}2 米原(筑波大)〇
 金山 0{4―6、0―6}2 江見(法大)〇
[女子ダブルス2回戦]
〇竹本・宮田組 2{6―2、7―6}0 野田・渡邊組(日大)
[男子シングルス3回戦]
 池添 0{1―6、2―6}2 島袋(早大)〇
本城 0{2―6、4―6}2 河野(早大)〇
 春関3日目、シード選手も続々と姿を現し、さらなる白熱した試合展開を見せている。男子シングルスはシード選手として登場した池添克哉(商3=札幌日大)、本城和貴(政経3=東山)が2回戦を突破するも3回戦で敗戦。一方、女子はシングルスで斉藤佳帆(文3=拓大紅陵)、ダブルスで竹本琴乃(国際2=高松北)・宮田みほ(文2=名経大高蔵)組がそれぞれ勝利し、大会4日目へとコマを進めた。


 期待に応えたのはやはりこの二人だった。春関開幕前から注目を浴びていた竹本・宮田組。シード選手として2回戦からの登場となった。昨年の春関の女子ダブルスでベスト4入りした佐野真代(平29文卒)、森美咲(平29法卒)に見守られながら試合に臨むと、第1セットを危なげなく6―2で奪う。だが、第2セットは互いに譲らずシーソーゲーム。「勝ちが見えてきて、硬くなってしまった」(宮田)と渡邊・野田組(日大)にリードを許しながらも必死に食らいついた。ゲームカウント6―6でタイブレークに持ち越すと「強気に、勢いでいきました」と竹本。1ポイントは落としたものの圧倒的な力の差を見せつけ、勝利を収めた。特に、竹本が前衛、宮田が後衛にまわったときの安定感と攻撃力は圧巻だった。宮田の力強いストロークと竹本のスキを狙ったボレーの組み合わせは相手をうならせた。
2年生の女子は宮田と竹本のみ。その分友情は固い。「同期コンビで組みたい」(宮田)と、監督に直談判しペアを結成した二人の信頼関係は、プレー中のミスを補完し合う姿からも伺える。互いに今大会、シングルスで敗れ二人にはもうダブルスしか残っていない。明日の3回戦ではさらなる息のあったプレーを見せたい。狙うは優勝。気持ちはもう、できている。

惜しくも敗れた本城
惜しくも敗れた本城
 我慢強いテニスで勝ちをつかんだ。福田(慶大)との2回戦は、長いラリーの続く、一進一退の攻防となった。勝利すればインカレ本戦出場決定というプレッシャーからか「緊張していて、だいぶ固い感じの試合運びになってしまった」と本城。それでも我慢のテニスを続け、6回のジュースのうち5回を取る勝負強さを見せ6−3で第1セットを先取した。続く第2セットは中盤で足をつってしまう。「普通だったらありえない場面でつって動揺した」という言葉通り、ミスが早くなってしまい2―2から4ゲーム連取され4−6で落としてしまう。迎えた第3セットはラリーをして相手のミスを誘う本城のテニスがはまり、本城ペースとなった。疲れのせいかミスが増えた相手を寄せ付けず、第1ゲームこそ取られたもののそこから6ゲーム連取。一気に試合を決めた。
 反撃するも及ばなかった。3回戦に挑んだ本城の相手は同じくシード選手の河野(早大)。相手の鋭いサーブとボレーに手を焼き、なかなか相手のサービスゲームをブレークできない。「ブレークがなかなか出来なくてそれが自分のサービスゲームのプレッシャーにもなった」。序盤にツーブレ―クアップを許し第1セットはほぼ何もできず2―6で落としてしまう。第2セットに入り、河野のスピードボールに慣れた本城は反撃を開始する。第4ゲームに相手のダブルフォールトをしっかり生かしこの試合初めてブレークに成功。第2セットの3つのジュース全てを取る勝負強さも見せた。しかし第4ゲーム以降は相手のサービスゲームをブレークすることができず4―6。ストレート負けを喫した。
 敗れたものの収穫はあった。自分から攻めてポイントを取ることを目指している本城。3回戦ではアプローチショットを打ち、前に出てボレーをしてポイントを取るという形を何度も作った。目指すはインカレで「去年の成績を超えて、ベスト4や8に入る」こと。そのためにはさらなる努力が必要だ。「もっと上のレベルにいくにはその完成度を高めないといけない」。もう一段回上への成長に期待だ。

春関もとうとう折り返しを迎える。大会3日目を終え、残る選手はシングルス1人とダブルス4組。数は少ないが全員がシード選手であり、好成績にも期待がかかる。特に昨年度団体戦メンバーを務めた吉見恒輝主将(理工4=浜松市立)・鈴木悠暉(政経4=名経大市邨)組には注目だ。まだまだ春関から目が離せない。

[田中陽子・渡部伊織]

試合後のコメント
本城

「(2回戦は僕にとっての初戦でそれに勝ったらインカレの本戦というのがあって、結構出だしから結構緊張してしまいました。第1セットはなんとか我慢しながら、いいプレーとは言えなかったですけど、なんとか取ることができました。第2セットで足をつってしまって普通だったらありえない場面でつってちょっと動揺しました。それでもうセカンドセットは諦めて回復に努めてファイナルセットに臨もうと思って、それが上手くいったのでファイナルセットそこで上手く逃げ切れました。(3回戦は)出だしは完封されるほどの試合運びであまり自分から何かできたわけではなくて相手に一方的にやられました。第2セットから徐々に慣れてきて勝負にはなり始めましたがやっぱり体力面とか気力面とかその辺で相手に押し切られた感じです。(春関に向けて練習は)自分から攻めるというところを目標にしていましたが、2回戦の試合はそれがなかなか出来なくて守りのテニスになってしまいました。3回戦の方はしっかりやってきたことをちょっとは出せて負けてしまいましたが、相手に通用するっていうことがちょっと分かりました。(3回戦の河野選手は)サーブとボレーがやっぱりピカイチで、サーブのブレークがなかなか出来なくてそれが自分のサービスゲームのプレッシャーにもなって、ラリーしていてもすぐに前に出てこられて圧力を受けながら試合をやっていました。(ラリー中に心がけていることについて)長いラリーになればなるほどそのポイントを取った方に気持ち的にも有利になったり、そこを落としてしまうとやっぱり気持ちを落とすことにもなってしまうと思います。メンタルが大事なスポーツなので、相手にいいショットを打たれて取られたらしょうがないと思いますが、自分からのミスは減らすということと、あとは相手のやりたいプレーをさせないということです。(2回戦から3回戦で打球の威力が上がったことについて)福田選手の場合は決め球があまりない選手なのである程度スピードを落として確率を上げて大丈夫だと思いました。河野選手はやっぱり浅くなったり緩い球だとすぐに前に出られてしまうので、自分から攻めて打っていくように作戦を変えました。(今大会で得たものについて)河野選手は自分から打ってきてポイントを取りにきている感じで、あのようなプレーを自分も見習っていかないといけないと思いますし、自分はまだ守って相手のミスを誘う試合運びしか出来ないので自分からポイントを取れるようにするというのはずっと課題にしているのですが、それが徐々にでき始めているのはこの大会で実感できました。もっと上のレベルにいくにはその完成度を高めないといけないと思います。(今後の目標は)インカレの本戦に出場が決まったので全国の舞台で去年の成績を超えて、ベスト4や8に入れるようにこれから約3ヶ月しっかり練習をやっていきたいです」

竹本
「宮田と組んで初の公式戦だったのですが、私が調子悪いときはみほ(宮田)が私の穴を埋めてくれて、みほが少し崩れたら私が頑張るように、お互いのバランスがとれたので良かったかなと思います。1セットは普通にとれて、第2セットは始め2―4になってそのあと6―5にしたのですが、その後私が緊張してボールが浅くなるというミスをしてしまったためにタイブレークになってしまいました。でもそこで強気にいけたので良かったと思います。相手にポーチに出られる前に先にポーチに出ようと思い、私はみほが良いボールを打ってくれたらその次のボールで出るという形でやっていました。(第2セットについて)1セットでは私達がずっとサーブをキープできていたのですが、第2セットではそれができていなかったように、自分たちのミスが増えてしまいました。(タイブレークは)強気に、勢いでいきました。最初からポーチに出たのもそれが理由です。(明日のダブルスについて)シングルスは私も負けてしまって、みほには勝ってほしかったのですがみほも負けて、もうダブルスだけなので、もっと上を目指して頑張ります。気持ちも切り替えました。今はもう気持ちはダブルスです」

宮田
「竹本とどうしても組みたいと言って組ませてもらったので、楽しんでいこうと元気よく二人らしくやろうと試合に取り組みました。(同期ペアについて)自分のやりたいようにやれますし、私が調子悪い時もペアが同期だと言いやすいですし引っ張ってくれ、お互いが上手くいくようにできると思うので、私は同期コンビで組みたいと願っていました。(今日の試合を振り返って)第2セットは勝ちが見えてきて、硬くなってしまった部分があって、最初に私がミスを出し始めてしまい足を引っ張ってしまいました。でも竹本のことも信じているので何とかなる、大丈夫だと自信を持っていこうと思いました。次戦は第2セットも気を抜かないように心掛けたいです。(タイブレークで勝てた要因は)決めるしかないので攻めのプレーをしていこうと切り替えられたことだと思います。シングルスは負けてしまいあとはダブルスしか残ってないので、ダブルスは優勝を目指して頑張っていこうと思います」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: