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力で押された宇都宮

相撲部  ルーキー3人が悔しい初戦敗退/東日本学生新人選手権

◆5・13 第68回東日本学生新人選手権(靖国神社相撲場)
▼宇都宮、佐藤、篠田――予選1回戦敗退
 ほろ苦い新人戦となった。ルーキーの宇都宮愛樹(政経1=野村)、佐藤大地(政経1=埼玉栄)、篠田一憲(政経1=金沢学院)の3人が東日本学生新人選手権に出場し、いずれも予選1回戦敗退に終わった。


 パワーで押し込まれた。身長165pと小柄な宇都宮は、低い姿勢からの押しが持ち味。立ち合い、衣笠(日体大)の下にもぐり込み、右手でまわしをつかむ。しかし、力で圧倒された。体勢を崩したスキに右差しを許すと形成逆転。二、三度は土俵際で腰を落として粘ったが、最後は派手に寄り倒された。
 4月29日の全日本大学選抜宇和島大会で、愛媛出身の招待選手としてひと足早く大学角界デビュー戦を終えていた宇都宮。今回が2度目となる公式戦は「緊張していた。0点でいいくらい」。思い通りの結果は残せなかった。愛媛からはるばる駆け付けた高校時代のコーチと両親の応援にも応えられず「来てもらったので、どうしても勝ちたかった」と肩を落とした。宇都宮の目標は団体戦のメンバーに選ばれること。「トレーニングも稽古も積極的にやっていきたい」。晴れ舞台に立つ姿を見せるのは、もう少し先になる。

 佐藤、篠田も敗れ、3人全員が初戦敗退。しかし、守重佳昭監督は「相撲は悪くなかった。いくらでも強くなれる素質がある」と期待を込めた。ルーキーたちにとっては悔しい出発となったが、稽古を積めばいつか全国の舞台で活躍する日がやってくる。

[星川裕也]

試合後のコメント
守重監督

「(1年生3人は)もともと高校時代は中堅どころでこれから強くなれそうなので、しっかり稽古すればいけるかな。今日の相撲は悪くなかった。まだまだ稽古不足なので、佐藤は上がった瞬間に軽い脳震とうを起こしました。みんな体も小さいので、これから大きくなってもらって。各高校のトップ選手が大学に入ってきている中で、宇都宮は高校の同級生の中で2番手くらいの子で、まだトップの方に手が届かないなという感じですね。佐藤も同じで、埼玉栄でレギュラーには入れていないけど、関東大会とかのブロック大会で結構上の方までいけたりしているので。あとはみんなまだ線が細くて、小さい。これからいくらでも強くなれる素質がある。みんな真面目で、頑張っているから絶対芽が出るよ。(チームは宇和島大会では決勝トーナメント進出しましたが現状は)去年もインカレでベスト8に残ったし、このところで少し上に爪が引っかかったくらいかな。今年こそはインカレ優勝を達成できるようにします。(1年生も戦力に考えているか)うちはもともと3、4年で花開いてくれればと思って獲っているから。3、4年生中心のチームで強くなればいいと思います。これをつなげていって、下の子たちが上の子たちを見て『自分も』って思ってくれればいいです。今いる子たちも同じような感じで入学してきていて、個人の力で上位に入ったりすることはなかった子たちなので。藤原(竜平・政経2=埼玉栄)だって体重別で優勝したりしているけど高校時代は、団体戦はメンバーだったけど個人戦は結構早い段階で負けてしまう選手だったので。それが今、チームの中心に入ってこれるぐらいになっている。それを見て1年生も『自分も』って強くなってくれたらいいです」

宇都宮
「自分は愛媛出身なので、四月の宇和島大会に招待選手として出させてもらっていて、それが最初の公式戦でした。今回は2回目でしたが緊張していました。高校までは体で勝てることもありました。自分は体格が小さいんですけど、小さくても勝てることがあったんですけど、やっぱり大学に入るとみんな力が強かったり、筋肉が違うんですよ。技術だけでは勝てないですし、押す力を付けないといけないです。(大学生活には)寮生活は、少し慣れました。高校時代は寮ではなかったので、全てが違いますね。中央に結構先輩がいて、同級生も中央にいます。もう1人の同級生は日体にいるんですけど。去年団体で全国準優勝しました。(今日の試合は)勝てる相撲だったのかなと思うんですけど。あの勝ち方で勝ってもいい相撲、内容ではなかったのでもっと練習で押す力をつけたいです。ちょっと消極的だったかもしれないです。ベスト8くらいを狙っていたんですけど。立ち会い、当たった感触的には「いけるな」と思ったんですけど、その後の動きが悪かったです。技術というより今回は押す力で負けました。力が付いていないんで、監督から「もっとぶつかりをして押す力をつけろ」と言われました。(次の目標は)まずは団体戦のメンバーに入ることです。1年生のうちに入りたいです。(そのためにできる努力は)自分から稽古もトレーニングも積極的にやっていきたいです。(得意な技などは)押しです。自分は身長が低くて、身長が低いと相撲は不利に思えるんですけど、相手より低く当たれて下から押すことができるので押しを磨いています。(自己評価は)0点でいいくらいです。悔しいです。地元からたくさんの応援がきていたので。親も来ていたし、高校時代のコーチだった人も来ていました。わざわざ来てもらいましたのでどうしても勝ちたかったです。来てもらえてありがたいです」


佐藤
「(今日の取り組みを振り返って)一言で何もできなかったです。(つきひざという形で終わってしまった原因)稽古不足です。立ち合い慣れしてなくて、脳振とうっぽくなってしまって、気づいたら膝をついてしまっていました。そういう稽古はしておかないといけないです。(大学と高校と違い)体が大きく、立ち合いが強いところです。(大学初の試合での心境)思い切っていこうとしたので、そんなに緊張はしませんでした。(今後の目標)しっかり稽古して、まずはレギュラーに入って、全国を目指していきたいです。(理想の形の相撲)まずは立ち合いを負けないようにして、自分の形に持っていくことです」

篠田
(今日の試合の反省)相手が高校の時から有名な選手だったのですが、試合をした感触として全然勝てないことはなかったです。最後粘ったんですけど、体が浮いて結局負けてしまったので、そこが自分の弱いところだと思います。しっかりと稽古し直して今度ば勝てるように頑張りたいです。(試合をしてみて高校と大学の違いは感じたか)高校は素人みたいな人がいたりしたのですが、大学だとみんな強い人ばっかりなところが違うと感じたところです。(大学での目標は)高校の時に比べて体が小さくなってしまったので、まずは体を作って稽古をしっかりして、レギュラーに入れるように頑張りたいです。(理想の相撲は)立ち合い鋭く当たって、相手のハズに入ってそのまま押し切る相撲です。(今日の試合で対戦したかった選手は)二回戦も勝ってたら高校の同級生の佐藤(日大)とあたっていたので、そこまで行くことが今日の目標でもありました」


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