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東京六大学野球 2017〜春〜  (27)立大戦事前インタビューB 大東選手、笠松選手、飯迫選手  

 「新生明治」で戦後初のリーグ3連覇だ! 昨年は3年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成し、明治神宮大会で5年ぶりの日本一を飾った。今季は戦後初、1938年以来となるリーグ戦3連覇に挑む。柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)ら主力選手が抜け、顔ぶれが一新したチーム。熾烈(しれつ)なレギュラー争いが展開されているが、投打ともに選手層の厚さは六大学随一。悲願の瞬間へ向け、準備は万全だ。
 意地の見せどころだ。慶大戦で敗れカード2連敗を喫した明大。法大と同率のリーグ4位に沈んだ。自力優勝こそ消滅したものの、望みが消え去ったわけではない。未だ5校が優勝候補として残る今季リーグ戦。明大が優勝するには、現在首位の立大から連勝で勝ち点を奪う必要がある。4番・笠松(立大)を中軸に据えた打線は、チーム打率3割8厘を誇る強敵だ。投手陣も今季エース格に上り詰めた田中誠(立大)や手塚(立大)といった若い力が躍動する。明大としても、これ以上の負けは許されない。21世紀初の優勝を狙う立大との紫合戦≠ェ開幕する。(この取材は3月21日に行われたものです)

勝負強い打撃が持ち味だ
勝負強い打撃が持ち味だ
大東考輔選手
――現在のチーム状況はいかがですか

去年に比べて個人の能力は落ちるんですけど、打線のつながりという面では力を入れてやっています。

――昨季のシーズンを振り返っていかがでしたか
あと1勝のところで負けてしまって、個人の能力よりはチームの力が足りなかったと思います。特に明治戦ではそういった面で弱さが出てしまったと思うので、チーム力の部分をこの春は頑張ってやっていきたいと思います。自分もチャンスで打てなくて負けにつながってしまったので、その悔しさは忘れずにやってきました。

――個人の成績では
全然ダメで今年は最終学年なので、レベルアップできるようにやっていきたいです。(課題は)チャンスだと力んでしまって、そこはリラックスして自信を持ってやっていけたらいいと思います。

――昨年の4年生
技術とかアドバイスはたくさん貰っていたので、それを後輩につなげていけたらいいと思います。(刺激を受けた選手は)田村さん(現埼玉西武ライオンズ)と豊村さんです。田村さんはチームを背中で引っ張ってくれて、豊村さんは一試合一試合バッティングのアドバイスをくれていたので本当にありがたかったです。

――オフシーズンの取り組みは
一球で仕留められるバッティングをするようにしてきました。フリーバッティングとかは一球目からしっかり捉えて、試合につなげられように考えています。(春先の手応えは)少しだけあります。

――チームの雰囲気はいかがですか
監督と選手が一体となってしっかりやれていると思います。あと試合で出た課題はその日のうちに潰して、全員で一つの方向に向かっていけてると思います。練習から試合を想定しています。(熊谷主将のチームづくりは)背中で引っ張ってくれる主将だと思います。(自身も)コミュニケーションというのは一番の課題と言われているので、リーグ戦を経験している分、新しくベンチに入ってきた選手に声を掛けたり、やっていけるように頑張っています。

――今年の立教の試合は
つないでつないで泥臭く1点を取る野球をしていきたいと思っています。(投打のキーマン)やっぱり投手は藤田で野手は熊谷です。藤田は冬のトレーニングとかも先頭に立ってやっていて、マウンド度胸も一番すごいと思います。

――明治の印象はいかがですか
毎年レベルが高いので、どの投手がきても対策はしっかりやっていきたいです。(打ちたい投手)左の齊藤(大将投手・政経4=桐蔭学園)ですね。打撃は渡辺(佳明内野手・政経3=横浜)とか竹村(春樹内野手・政経4=浦和学院)はこつこつ当ててくるのでしっかり守りたいと思います。

――最後に今季の意気込みをお願いします
チームが優勝できるように頑張りたいです。個人的にもチャンスで一球で仕留められようにしていきます。

――ありがとうございました

現在打率リーグ2位の頼れる4番だ
現在打率リーグ2位の頼れる4番だ
笠松悠哉選手
――現在の調子はいかがでしょうか

ケガも最近までしていましたが、プレーできる状態まで仕上がってきました。良い準備はできていると思います。

――昨年を振り返っていただいてもよろしいでしょうか
自分としてはふがいない結果で、チームに貢献できなくて悔しい1年目でした。チームとしてもあと一勝と言われ続けて、優勝をつかみ取ることができなかったので、情けなかったです。

――活躍に期待がかかった昨秋は代打での起用が主でした
思うような成績を残せなくてスタメンもずっと外れてしまっていましたが、そのことも自分でしっかりと理解して受け止めていたつもりです。ベンチに入っている以上は、勝ちを目指して、自分が使ってもらえる場面では勝利に貢献できる打撃をしようと思っていました。

――今年のチームの雰囲気はいかがでしょうか
昨年みたいにリーグ戦経験のある選手がたくさん残っているわけではないので、顔ぶれもがらっと変わって新たなチームで挑むっていう感じです。元気もありますし仲もいいですし、みんながチームスローガンの戮力同心(りくりょくどうしん)≠ノきちんと向き合っていることもあって、チームワークもすごく良いと思います。

――春のシーズンに向けてご自身に掲げた課題は
守備面は苦手な部分でもありますし、いつも以上に意識して取り組みました。打撃は調子が良いので、守備でも良い流れを作りたいなと思っています。(打撃で取り組んだのは)フォームの改善ですね。いろんな球に対応するにはどうすればいいかってことを自分で考えました。自分の中ではしっくりきています。

――キャンプやオープン戦で得たものは
キャンプの時は自分はまだケガをしていて目立った収穫もなかったんですけど、チームとして良い仕上がりになってるなって感じましたし、それなら自分も負けていられないなって思いました。これといったものはありませんが、チームからはそういった刺激はもらえましたね。

――他の選手と比べたときのご自身の強みは何だとお考えですか
やっぱり打撃ですね。自分は振らないと始まらないので、スイングが魅力だと思います。大きいのが打てる打者も少ないですし、自分の役割はそこかなと。自分が打席に立つだけで相手にプレッシャーをかけられるようになりたいっていうのもありますし、シーズン通して相手の脅威になれる打者になりたいです。

――チーム内でのご自身の役割は何だとお考えですか
リーグ戦の出場経験のある自分や熊谷、藤田なんかはプレーでもそれ以外でもチームを引っ張っていかないといけませんし、ベンチで声掛けをしたり後輩たちとコミュニケーションをとっていかないとなと思っています。それがチームが一つにまとまる一番の要素だと思っています。

――今季の立大打線が掲げるのはつなぐ野球≠ナしょうか
そうですね。大きいのを打てる打者はいないので、四球でも何でもいいので出塁して、走塁をしっかりして単打で返すっていうのを徹底していきたいです。そういうのが相手が一番嫌がる野球だと思いますし、うちらしい戦い方だと思います。

――今年の立大からはチームで力を合わせて≠ニいうものを感じます
チームスローガンが戮力同心≠ニいうこともありますし、チームで掲げているのもフォアザチームの野球なので、周りからもそう見えるのかもしれません。主将の熊谷はチームのみんなからも信頼されていますし、試合でもコミュニケーションを大事にしてくれているなって感じます。チームで戦うっていうことに重点を置いている中で、先輩後輩関係なく部員の仲も良いです。

――他大学で対戦が楽しみな選手は
明大だとやっぱり齊藤(大将投手・政経4=桐蔭学園)ですかね。左サイドっていう変則的な投手ですし、良いピッチャーだなって思います。きっと先発で出てきますよね?明大のエースを自分が打てたらチームも盛り上がると思いますし、良い流れを持ってくるためにも打ちたいですね。

――4年生になって芽生えた意識の変化などはありますか
今までは先輩方がいてそれに混ざって試合に出て、ミスしても先輩方が配慮してくださいましたけど、今は自分が引っ張っていかないと思っています。リーグ戦経験者も少ないので自分が今までの試合で学んだことを下に伝えていかないといけないなって思っています。気持ち的にも昨年と今年では違いますし、自分ができることを責任持ってやらなきゃなと思っています。

――最後に今季に向けての意気込みをお聞かせください
散々一勝一勝って言われて勝ち切れないっていうことが自分が大学に入って3回もあったので、自分も試合に出ていた身として一勝の重みや勝ち切れなかった悔しさっていうのを感じていますし、誰よりもそれを理解しているつもりです。自分にはあと2シーズンしかありませんし、いつも「惜しかったね」って言われるのは正直悔しいです。自分たちの代で優勝したいという思いも強いですし、何よりも自分は昨年はあと一歩というところで勝ちに貢献できなかったので、チームを勝ちに導けるような選手になりたいと思っています。今年こそは絶対に優勝したいって気持ちも強いので、4年生として最後に一矢報いたいです。覚悟を決めて、全員で死に物狂いでやっていきます。

――ありがとうございました


アベレージヒッターとして今季も軸となる
アベレージヒッターとして今季も軸となる
飯迫恵士選手
――昨季を振り返っての感想をお聞かせください
勝負強さというか、大事な場面で出たことは自分ではいいと思うんですけど、その他にチャンスメークであったり、その回の先頭の時の打率が悪かったので、今年は勝負強さプラスチャンスメークも意識していきたいですね。(先頭打者で打てないのは)チャンスと比べて準備が遅れるというか。フワって入ってる部分があるので、そこが打率が下がっている原因じゃないかなと思います。

――この冬で重点的に取り組んだことは何でしょうか
長打力ですね。今まで単打しか打ててなかったので、そこで長打もほしいなと思って、ウエートなり、体重を増やしたりなどしてました。(ウエートは)全体的にやったのでスクワット、ベンチプレス、あとは手首のリストの強化とかですかね。(走塁面は)自分の足も考えて、いけるタイミングってのを常に計って。オープン戦であったり、できるだけ走ろうと思ってましたね。

――立大野球といえば足を使う印象があります
昨年は特に足の速い選手が多かったのでそうだと思うんですけど、今年は特に打撃面でちょっと昨年より下がるので。昨年よりもっと足を使っていく野球になっていくと思いますね。

――理想とする立大の野球とはどのようなものだと思っていますか
今年は確実に送るであったり、走るであったり小さい野球をしていく感じですかね。送りバントであったりスクイズであったり。昨年はホームラン打てるバッターが何人もいたんですけど、今年はそのようなバッターが少ないので。少ない点で抑えて接戦で勝つ、そういう野球ですね。

――少ない点で抑えるためには守備も重要になると思います
守備はキャンプでもずっとやってたので、重点を置いてますね。(春季キャンプでは)ひたすら取り込むことですかね。神宮やめて黒土のグラウンドで取り込んだので、イレギュラーの対応力も付けることができたので、守備力は上がってると思います。(ポジション以外の練習は)してないです。ずっとファーストでやってます。

――現在の野手陣の調子をお聞きしたいです
いいと思います。エラーも少ないので、みんなちゃんと守れてると思います。全体的に安定してるのは熊谷さんですかね。バッティングは波あるんですけど、守備では絶対エラー見たことないので。

――3年生ということで、若手だった昨年と責任感は違いますか
そうですね。付いていくだけじゃ駄目だと思ってて、今季からは守備であったりバッティングであったり引っ張っていきたいなと思ってますね。

――下級生への声かけはなどはしていますか
してますね。調子悪い下級生とかいるので、試合中でも裏呼んでどこが悪いとか指摘をしたりはしてます。(伸びてきていると思う選手)キャンプ中に思ったのは、キャッチャーの藤野が一日3安打とかしてたりバッティングが良くなってたので。キャッチャーでバッティングいいのはベストかなと思ってます。

――今季の明大に対する印象をお聞かせください
前と比べて投手陣も柳さん(平29卒・現中日ドラゴンズ)とか星さん(平29卒・現東京ヤクルトスワローズ)とか抜けるので、昨年までと比べたらまだ戦いやすいかなと思ってて。でも明治の野球は強いので、油断せず打倒明治って感じでやっていきたいです(笑)。

――今季の具体的な目標を教えていただきたいです
具体的には首位打者狙いたいですね。4割超えるバッターにはなっときたいですね。振った中でどんな当たりでもいいのでヒットゾーンに落とせるようなバッティングをしていきたいです。

――最後に今季の意気込みをお願いします
18年ぶりですかね、優勝を目指して頑張りたいです。

――ありがとうございました

[土屋あいり・谷山美海・三ツ橋和希]

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