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1回戦先発の田中誠攻略は必須


東京六大学野球 2017〜春〜  (28)残された道は連勝のみ 希望を“継なぐ”最終戦/立大戦展望  

 「新生明治」で戦後初のリーグ3連覇だ! 昨年は3年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成し、明治神宮大会で5年ぶりの日本一を飾った。今季は戦後初、1938年以来となるリーグ戦3連覇に挑む。柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)ら主力選手が抜け、顔ぶれが一新したチーム。熾烈(しれつ)なレギュラー争いが展開されているが、投打ともに選手層の厚さは六大学随一。悲願の瞬間へ向け、準備は万全だ。
 意地の見せどころだ。慶大戦で敗れカード2連敗を喫した明大。法大と同率のリーグ4位に沈んだ。自力優勝こそ消滅したものの、望みが消え去ったわけではない。未だ5校が優勝候補として残る今季リーグ戦。明大が優勝するには、現在首位の立大から連勝で勝ち点を奪う必要がある。4番・笠松(立大)を中軸に据えた打線は、チーム打率3割8厘を誇る強敵だ。投手陣も今季エース格に上り詰めた田中誠(立大)や手塚(立大)といった若い力が躍動する。明大としても、これ以上の負けは許されない。21世紀初の優勝を狙う立大との紫合戦≠ェ開幕する。

 打撃復調が不可欠だ。チーム打率は東大を除いた五大学中ワーストの2割2分9厘。規定打者では全試合中軸の逢澤崚介外野手(文3=関西)のみが3割を越えており、その前にどれだけ走者を溜められるか。カギとなるのは、上位打線を任されることの多い竹村春樹内野手(政経4=浦和学院)、渡辺佳明内野手(政経3=横浜)の2人。どちらも守備での貢献度は高いが、打率は1割台と低迷している。豊富なリーグ戦経験を生かして、何とか不振脱出の糸口を見つけたい。また、数少ない好機を生かす勝負強さも重要。その中では宮ア新内野手(文4=履正社)の活躍が光る。競争激しい二塁手が本職のため、スタメン出場は3試合と少ないもののチーム2位タイの3打点を挙げている。他大と比べても、駒が不足しているわけではない。チームスローガン“継なぐ”の通り、全員野球で臨みたい。
 エースにも成長が求められる。齊藤大将投手(政経4=桐蔭学園)は防御率2.40と数字上は悪くない。しかし、慶大1回戦での5回3失点の投球からも見えるようにスタミナに課題を残す。その試合後「すぐに(善波達也監督と)話し合って改善していきたいと思う」と語った齊藤。この1週間で、さらに進化した投球が予想される。

 対するは六大学一の猛打。立大打線は、チーム打率3割越えと脅威的だ。4番の笠松(立大)は安打のうち約半分が長打で、リーグトップの14打点を叩き出している。その得点源となっているのがリードオフマンの寺山(立大)。リーグ最多安打・最多盗塁と、1番として理想的な活躍を見せる。その他にも3割打者が3人と破壊力は桁違い。いかに最少失点で抑えられるかに期待したい。
 若き投手陣も立ちはだかる。田中誠は全1回戦で先発、そのうち2試合で完投と2年生らしからぬ投げっぷりだ。ストレートの最速は140kmだが、制球力と変化球のキレで挙げた三振は33。2年次の柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)とほぼ変わらない成績を残している。さらに第二先発として同学年の手塚、リリーフとしてルーキーの中川、比屋根が控える。これまで以上に苦戦が予想される今カード。個々が力を発揮し合い、難敵攻略に挑んでいく。

 希望はまだ残っている。連勝は必須で、なおかつ早慶戦で早大が2勝1敗で勝つことまでが条件となる。厳しい道となるが「勝つことしか考えていません」(中野速人主将・法4=桐光学園)と選手たちの闘志は消えない。昨年度王者の意地、自分自身のプライド。来たる紫合戦≠ノ、その全てをぶつけていく。

[三ツ橋和希]

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対立大戦 
5月20日 10時半試合開始予定(三塁側)
5月21日 13時試合開始予定(一塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分


過去の立大戦成績
シーズンスコア成績
16年秋○3−2優勝
○6−2
16年春○2−0優勝
●2−5
○3−1
15年秋●2−42位
○4−1
○5−3
15年春○5−34位
○2−1
14年秋●1−3優勝
△2−2
○4−1
○8−2
14年春○7−13位
●0−7
○4−0
13年秋●1−5優勝
○5−3
●3−8
13年春○5−3優勝
●0−1
◯1−0
12年秋●0−24位
○7−2
○5−4
12年春●2−64位
○12−0
○14−0
11年秋○7−5優勝
○7−0
11年春○3−14位
●3−4
●1−3
10年秋○5−44位
●0−3
○11−7
10年春●2−53位
●5−6
09年秋●1−2優勝
○3−2
○3−0
09年春○9−03位
○2−0
08年秋●1−33位
○1−0
○11−3
08年春△2−2優勝
○3−0
●2−3
○3−0



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