検索
 HOME > ラグビー部

アタックで躍動する平間

ラグビー部  後半に真価を発揮 立大に快勝/定期戦

◆5・20 定期戦(八幡山グラウンド)
○明治62{19―7、43―15}22立大

◆スコア◆
明治
立大
前半後半得点前半後半
PG
DG
194315
62
合計
22
 時間と共に集中力が増し立大を制した。幸先よく先制点を挙げるも、前半は攻めあぐねる時間が続く。19―7で勝ち越すも流れをつかめないまま前半を折り返す。だが後半に入ると明治の運動量は相手を圧倒し連続してトライを奪取。明治はB、Cチームのメンバー中心の対戦となったが、最終スコアを62−22とその力量の差を示した。また初紫紺の選手も多く得点に絡むなど、堂々としたプレーが見られた。

紫紺の重み
 紫紺のジャージが選手を奮い立たせる。19−7と思うように点数が伸びなかった前半を終え迎えたハーフタイム。「紫紺を着てプレーする意味を考えろ」とコーチに言われ、選手たちの気持ちは引き締まった。後半5分、FW陣は連続アタックを仕掛け少しずつゴールラインに迫る。相手ゴール10b前でラックからパスを受けたフッカー三好優作(文1=松山聖陵)は2人からのタックルを受けるも、一歩一歩力強く前へと進みゴールポスト中央へ飛び込んだ。「紫紺を目標にして明治に入った」(三好)と語るルーキーは重戦車の名に恥じない働きを見せた。
 4年生も負けじと躍動する。後半25分、敵陣でのマイボールラインアウトを起点にチャンスをつくる。順目に展開するボールを受け取ったスタンドオフ二浦瑞樹(営2=明大中野)は素早く右へリターンパスし仕掛けた。後ろから走ってきた平間丈一郎(政経4=国学院栃木)が勢いそのままにグラウンディング。得点を52−12とし、試合を決定づけた。「声で引っ張るのは当たり前。プレーで引っ張っていく」(平間)と言葉通りの頼もしい姿が見られた。初紫紺の選手が多くいた今試合、62−22で大勝を収めたことは次への自信につながるだろう。

受身の守備
 ディフェンス面に不安が残った。点差をつけて勝利したものの試合全体を通して細かなミスが目立った。前半終了間際には相手1人のアタックに人数をかけたため、生まれたスペースに走りこまれトライを献上。コミュニケーション不足から守りが後手に回ってしまった結果「自分たちから受けてしまって良いラックにさせてしまった」(ゲームキャプテン・スクラムハーフ三股久典・政経4=佐賀工)。攻撃のリズムをつくるためにもまずは守りから。フィジカルを使った攻めに対して、ファーストタックルで相手を沈めることが求められる。

 先週から引き続き課題はまだ残る。大量得点だけでなく、相手をいかにして0点に抑えるか。そのためにより細かいところのコミュニケーションや、精度の高いディフェンスが重要となってくる。「学年関係なく気付いたことがすぐ指摘できる雰囲気」(フルバック石井雄大・政経3=国学院栃木)とチームの状態は良い。B、Cチームの勝利は、明治の底上げとなるに違いない。これから続く強豪との対戦の前により一層の成長をチーム全員で成し遂げる。

[鈴木貴裕]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・スクラムハーフ三股久典(政経4=佐賀工)

「立大戦とか関係なく、今週はチーム的に目標としていたのがワンバレットワンキルと、リアクションスピードというところでした。練習から意識してやっていましたが試合ではルーズなところがあったので、一人一人の意識が悪かったので修正しなければいけないなと思います。今日の最初のメンバーは、FWが大体CチームでBKがBチームでした。今日のディフェンスは受ける部分が多くて、立教Aだからとかではなく、自分たちから受けてしまって良いラックにさせてしまったと思います。相手がどことか関係なく、入りの10分を意識してやろうとチームで話していましたがそこまで良くなかったし、試合内容も良くなかったです。日々の練習から修正していかないといけないところがたくさんありました。ファンダメンタルのミスだったり、きつい時に声が出なかったり走れなかったりしていました。一人一人の意識で変わると思うし、そこを日々の練習から変えていきたいです。みんな紫紺を着ていたので1年生はプライドを持ってやっていたと思うのですが、前半の入りはそんなに体張れていなくて受ける場面が多かったです。でも、1年生なりに頑張っていたのでこれからだと思います」

左プロップ羽田野湧斗(理工4=国学院久我山)
「フィールドプレーで貢献できる部分が少なかったです。あとはスクラムで組み直しが多かったです。立教と体重差が大きかったのでいつもの練習のスクラムとは違う感覚でした。セットプレーは形はできているのでいかに試合で発揮できるかです。スクラムを一から学んで後ろからの押しや、フロントローの姿勢は去年よりも良いものになっています。練習通りやれば帝京などの上のチームにも押し負けない強さはあると思います。明治のフロントローとして100%のスクラムにこだわりたいです。フロントローとしてスクラムでアピールできれば上のチームに行けると思います」

フッカー三好優作(文1=松山聖陵)
「紫紺はやっぱり目標にして明治へ入って来たので今日はとりあえずうれしいです。でもまだ今日はフルメンバーの試合ではなかったのでもっと上で出られるように頑張っていきます。フッカーで出ているのでやっぱりラインアウトの精度にはこだわりを持っています。今日は全てではないけれど思った通りの場所に投げられたと思うのでよかったです。スクラムは明治のこだわっているところだったのでそこで押し切れたのはよかったですしそのメンバーに入れたのもうれしい。トライは周りがしっかりと押してくれて取り切るだけでした。初紫紺でトライを挙げられたのは自信にもなりました。他の1年生もたくさん出ているのは刺激にもなりますし、同じポジションではないけれどライバルというつもりでやっています。目標は明早戦だったりの伝統ある試合に出ることなので他の1年生にも負けないように精一杯頑張っていきたいです」

右プロップ新妻汰一(政経2=佐野日大)
「FWとしてはファーストスクラムとファーストブレイクダウン、ファーストラインアウトを全部意識していたのですが、自分としてはなかなかうまくいかなかったなと思います。自分の復帰戦になるのでできれば力を出したかったのですがまだ抜かされることがあったので、次ももしチャンスがあれば生かせるように頑張りたいと思います。チーム状態はすごく良くて、学年関係なく思ったことをしっかりコミュニケーション取ってセットプレーで強みを出して、練習もうまく自分でいっていると思います。自分はスクラムを意識はしていましたが、どうしても最初少し流れてしまったというふうに周りから言われているので、次の試合では流れないように意識したいです。ディフェンスについては受けに回って受けに回っての繰り返しになってしまったと思います。次はもっと相手をよく見ていきたいと思います。相手のスクラム自体はそこまで強くはなかったのですが、自分たちが押し切れるようになるには勝ちに行く意識と自分の弱さもあると思うので、もっと自分の弱さを克服して、走りに力を持って前に出せるように意識したいです。練習では自分の良いところを見せている部分もあるので、それを試合でしっかり出せるように練習をもう一回見直して今日の試合のビデオもしっかり見直して、練習でしっかりやってそれを試合で出せるようにしたいです。自分の存在というのはスクラムのためにあると思うので、しっかりとやっていきたいです」

右ロック坂本龍哉(商2=国学院久我山)
「セットプレーにこだわるという目標で試合に入ったのですが、最初からスクラムとかがこだわり切れなかった部分があったのでそこが反省点だと思います。アタックの部分で、ボールキャリーは前に出られたのでよかったと思います。今後の課題として、ブレイクダウンにいかに働きかけていくかという部分が挙がりました。試合全体としては明治のミスが多かった気がします。もう少し楽な試合運びができたと思いました。立教は球出しがすごく早くてブレイクダウンにかけさせてくれなかったです。アタックラーと2人目が早く入ってブレイクダウンに圧力をかけていけば早い球出しを阻止できたと思うので、そこで相手のテンポにさせなかったりできたかなと思いました。ケガも治ったので、これから今まで以上にアピールしていきたいです」

ナンバーエイトカヴェナー聖也(文4=大分舞鶴)
「前半我慢の時間が続いたのですが後半大量得点することができて、勝って反省できるのでよかったと思います。個人としては少しシェイプがごたついてしまいました。練習通りセットプレーのスクラムはうまくいったのですがラインアウトで少しごたついた部分があったので、もっとコミュニケーションを取って自分から声をかけることができたかなと思います。ディフェンスについては相手のフラットプレーに対してタックルした後、相手の球出しが早かったのでそれに対してもっとコミニュケーションすればよかったです。それが足らず相手のテンポに合わせてしまったので、どうすればいいのかという部分をチームで話し合いながら修正していけたらよかったと思います。向こうにシンビンが1人出ても自分たちがやることは変わらないので、しっかり練習でやってきたことを試合に出そうと思ってプレーしていました。これからまだまだ試合は続いていくので、少しでも上のカテゴリーで自分の強みであるパッションだったり粘り強さだったり泥臭さを前面に出して試合に出たいです」

スタンドオフ二浦瑞樹(営2=明大中野)
「アタックで外に回して生まれたチャンスが多くあってよかったのですが、ディフェンスは受けに回ってしまってゲインされてしまったり、外が余ってしまいました。ディフェンスに修正が必要です。前後半と特に戦い方は変えていないのですが、ハーフタイムに『紫紺のジャージを着てプレーする意味を考えろ』と言われて気持ちが引き締まったのが後半に点を取れた理由です。個人としては自分の軽いプレーで失点をしまうことがあって反省点が見えました。春にケガなく試合に出ているのは良いことですが、まだまだ成長すべきところが多いです。BKのスペースの使い方をうまくやっていきたいです。今のチームは上級生が声を掛けてくれるのでまとまりはあります」

左センター齊藤大朗(商1=桐蔭学園)
「チームとしては全体的にはぱっとしなのであまり内容は良くなかったと思います。個人としても判断ミスや軽いプレーが多く少し足を引っ張ってしまったので、反省しないといけないなと思います。紫紺のジャージを初めて着られたことは良いことですがそれに値する仕事をできなかったので、責任感のあるプレーをこれから気をつけてやっていきたいと思います。練習の雰囲気、チーム状態としては悪くはなかったです。意識した点はボールキャリーのところで一対一で行こうと思っていたのですが、そんなに良い機会がなく終わってしまったので少し残念です。ディフェンスは外とのコミュニケーションが取れていて、抜かれることはなかったですが内のところのコネクションが少しずれてしまって行かれたりしているところがあったので、そこをしっかりコミュニケーションを取って具体的にやっていきたいなと思います。パスについては自分のミスが二つくらいあったのでやってしまったなという感じです。今後の目標は、今日ミスしてしまったところがあったのでそういうところをしっかりと無くして、しっかりと安定感あるプレーでアピールをしていきたいなと思います」

右ウイング矢野湧大(文2=大分舞鶴)
「前半あまり良い攻撃ができなくて点差をあまり広げられなかったので、それは自分たちの準備不足なのだなと感じました。自分としては前半1トライ取れたのは良かったのですが、自分がほしい場面であまりもらえないことがあったのでやっぱりもっと声を出して自分から積極的にボールをもらっていくべきだと思いました。チーム状態はあまり悪くはないと思いますが、トライとかもあまり取れていないしディフェンスでも一対一で抜かれる場面が多かったので、攻撃面よりもディフェンス面を強化する必要があると思いました。パス回しについてはいろいろBKでサインとかあったのですが使えずに、ただ回すだけになっていたのでやっぱりもう少し4人とか3人いる時とかは工夫して回した方がいいと思います。センター陣がアタック力があるので、誰かが裏に抜けた時に自分がすぐ顔出しをしてボールをもらうことを意識しました。今後の目標としてはまずは勝つことを第一優先に。個人的にも毎試合必ずトライは取りたいなと思います。最近あまりタックルが調子良くないので、もっとしっかりロータックルを決めていきたいです。ディフェンスでもしっかり自分から声を出してメークできたらいいなと思います。今結構Aチームはケガ人が多くて自分にもチャンスはあると思うので、しっかり練習から意識してAチームに上がれるように頑張りたいなと思います」

フルバック石井雄大(政経3=国学院栃木)
「前半は力が拮抗していて点が伸びなかったのですが、後半は明治の方が走れていたので得点につながりました。走り切れた部分は良かった点です。先制した後はコミュニケーションによる簡単なミスが起きていたので、声をかけていれば改善できた時間帯だと思います。流れを変えるために集まってコミュニケーションを取ろうというのを再確認したことで次の追加点を取れました。ディフェンス面においても同じでコミュニケーションが課題です。1年が多かったですがしっかり声も出ていたので、これからどんどん良くなると思います。このチームは雰囲気が良く気付いたことがすぐ指摘できる雰囲気。学年関係なくそういうことができるチームが強くなると思います。個人としてはFBとしてバックスリーの連携にこだわりました。最初は納得のいくものではなかったのですが、後半にいくにつれて良かったと思います。今日は後半に勝利のポイントがあったと思います。春は毎週試合で課題を見つけて、次に克服することを一番に考えて臨みたいです」

藤涼雅(商1=常翔学園)
「いつも通りにセットプレーを安定させて相手を倒そうと思っていました。スクラムでは自分の力を出せましたが、ラインアウトで周りの意識と自分の意識が統一されていなかったことでラインアウトがうまく決まらない部分も出てしまいました。暑くてバテた部分もあったのですが、それでも相手のミスのリアクションとかを意識しようと思っていたと思います。でも、それが全体的にまだまだできていなかったと思います。オフサイドにならないように早く戻って内側からFWが先に立ってプレッシャーをかけるという意識はあったのですが、FWの戻りが全体的に遅かったかなと思います。初めての紫紺のジャージはとてもうれしい気持ちはあったのですが、これからこのジャージを着るためにはもっと頑張らないといけないと思いました。この試合は全然このジャージを着るにふさわしいプレーができませんでした。自分はスクラムは強く前に押すという意識はあります。ボールキャリーも1回では止まらず、何人も巻き込んで前に出続けることができると思います。今後の目標はもっと上のチームを目指して、自分の強みであるボールキャリーとスクラムを試合で出していきたいです」

平間丈一郎(政経4=国学院栃木)
「前半見ていてもっとできたのかなと思います。スクラムやBKのアタックもミスでやりたいことができていないように感じました。立教の方がコミュニケーションを取って前に出てきていました。後半は良い形だったのですが、残り10分が気持ちの部分で足りなかったです。自分は4年生としてコミュニケーションを始めとする部分で引っ張っていかなければならないです。声で引っ張るのは当たり前。プレーで引っ張っていきたい。先頭で体を張ることを期待されていると思うので、意識して臨みました。最高学年になって今年は4年生主体になって考えてやるのがテーマなので頑張ります。このチームはまとまりがあるのですが、全学年が自分で考えて行動できるようになったら大学日本一に前進できるのかなと思います。個人の課題としてはキック処理とバックスリーのコミュニケーションです」


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: