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3トライの活躍の齊藤

ラグビー部  慶応との新人対決は47点差の大差で圧勝/練習試合

◆5・27 練習試合(慶応日吉グラウンド)
▼1年生
○明治80{40―21、40―12}33慶応
 実力の差を見せつけた。初の1年生チームで挑むこととなったこの試合。前半3分の先制トライを皮切りに序盤から明治ペースで試合は進む。前半だけでトライ6本を決めるなど攻撃力が爆発し40−21で折り返す。後半もその攻撃力は衰えず、ロスタイムに最後のトライを決めると、前半と同じく40点を取り80−33でノーサイド。伝統校同士の戦いを制し、1年生チームとしての初陣を華々しく飾った。

 自慢の攻撃力が火を噴いた。試合開始早々の前半3分、相手ゴール前のマイボールスクラムで大きくプッシュ。するとボールを持ち出したスクラムハーフ梅川太我(営1=石見智翠館)が勢いそのまま先制トライ。「入りのところで受けずに自分たちで思い切っていった」(梅川)と序盤から攻勢に出る。さらにその3分後、右サイドの細かいパス回しから左へ渡されたボールに左センター亀丸傑(総合1=明大中野)が駆け込んで左隅へ追加点。難しい位置となったコンバージョンキックもスタンドオフ森勇登(政経1=東福岡)がしっかり決め、わずか6分間に14点を先行した。完全に勢い付いた明治は、前半16分、左サイドを廣渡将(商2=東福岡)が亀丸とのワンツーパスで切り裂くと、最後は敵陣ゴール前でDFを振り切った右ウイングウィリアムズ海(文1=愛媛県立北条)がグラウンディングし、点差を大きく引き離す。「コミュニケーションで1年生の意地を見せられた」(森)と試合中の積極的な声掛けで主導権を離さなかった。結局、前半だけでトライ6本、40-21と大量リードで終える。

 後半も攻撃の手は緩めなかった。11分に右センター齊藤大朗(商1=桐蔭学園)が相手のミスからの流れで得点を決め、口火を切ると「ブレイクダウンでも一人一人がゲインできていた」(ゲームキャプテン・山本龍亮・情コミ1=桐蔭学園)と前への意識を強めて戦った。スクラムも「相手より低くする意識ができていて、まとまりはあった」(左プロップ遠藤孝一・法1=国学院栃木)と、実力通りの力を発揮。また、基本は順目でパスを繋ぎながら、要所要所に遠いパスを出して相手DFを翻弄(ほんろう)し、確実に得点を重ねた。終盤になっても集中していた明治は38分、パスフェイントからの切り返しで抜け出した斎藤がトライ。「太く思い切り前に出れた」(齊藤)と力強さを見せ、ロスタイムにもこの試合自身3本目のダメ押しトライを決め、ノーサイド。チーム合計12本のトライで47点差をつけ勝利。1年生だけでの初の対外試合で自信を持てる内容となった。
 
 しかし、大差の勝利も反省は残った。「全然良いディフェンスができなかった」(左プロップ藤涼雅・商1=常翔学園)と、前半31分にはラックの混戦から抜け出した相手に中を抜けられ被トライ。その4分後には右サイドを大きく回られ連続トライを許したように、相手の早さについていけず、足が止まってしまいゲインを許す場面も何度かあった。「貪欲さでは慶応に負けていた」(中辻龍毅・商1=京都成章)とチーム内でも決して現状の試合内容で満足してはいない。この大勝をスタートラインにどこまで高みを目指せるか。新戦力に目が離せない。

[最上隼也]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・右フランカー山本龍亮(情コミ1=桐蔭学園)

「このチームは合わす時間が少なくて前日の30分位しかなかったですが、コミュニケーションの部分で良かった部分も悪かった部分も見えた試合でした。今日に向けて気合が入っていたので、ブレイクダウンでも一人一人がゲインできていたのが良かったです。ディフェンスでコネクションのミスであったり、前を向かなければならないときにできていなかったので、そこは課題です。FWとして差し込まれることもあったのでしっかりタックル入るようにします。(スクラムは相手よりも低く行えていたが)明治に入ったらやらなければならない目標というのは1年だろうと変わらないです。それに向かって先輩と一緒に自分たちもやってきたので自然とできました。(個人としては)もう少しできたと反省してます。キャプテンとしては即席チームなのでコミュニケーションだけはしっかりして、ミスがあっても次に生かせるようにしようと声はかけました。次の帝京戦も出て自分にできることをやりたいです」

左プロップ藤涼雅(商1=常翔学園)
「全体的には自分たちがやっているアタックをスクラムだけは前に押せて、セットプレーは安定してできたし、最初の出だしはトライを連続で奪えて良かったのですが、全然良いディフェンスができなかったので、自分たちの良いアタックに繋げられなかったです。セットプレーは結構上手くいっていましたが、フィールドプレーに関してはボールキャリーもゲインも全然納得のいくプレーができませんでした。今日試合をしてみて浮かび上がった課題は、試合前にコーチにスクラムを横に流れて押すのではなくて、まっすぐ押せと言われていたので、そのようにしようと意識していたのですが、前列三人との連携が取れていなくて、僕1人が前に出てスクラムを押してしまいました。コミュニケーションを取るというところを修正していきたいです。また、ディフェンスが多くて、全然アタックができなかった試合でしたし自分の反省でもあります。メンバーの大半が1年生ということで、コミュニケーション不足はありましたが、自分が鍛えているフィジカルの部分で強みを出していけば、全然通用すると思うので、気持ちの面で勝たないとスクラムで合わせることもできないので気持ちを出していけば良かったかなと思います。次の試合につなげるために課題は、もっとフィールドプレーをもっと増やしたいというのもありますし、ボールキャリーをボールをもらえるに上手くだすというのをやっていきたいと思います」

フッカー三好優作(文1=松山聖陵)
「コンタクトの場面では明治が圧倒していたんですけど、技術的なところとかメンタルのところで慶応さんに劣っていました。初めて対外試合で一年生でスクラム組んだんですけど、ボールのゲットなりペナルティーを取るところだったりで圧倒できていたと思います。ラインアウトは自分のノットストレートのミスが一本あって、あとはリフトのミスだったり細かい部分。精度自体は80パーセントくらい取れていたと思うので、ここからまた100パーセントを目指してやっていきます。個人的にはフィジカル面でも通用したと思っていて、結構ゲインできる場面もありました。アタックもこれからどんどん磨いていきたいです。体づくりで同じポジションの先輩方にまだまだ負けているので、ご飯たくさん食べてウエイト積んで、体を大きくしていきます」

右プロップ遠藤孝一(法1=国学院栃木)
「勝ったのですが自分的には悔しい試合です。スクラムでは相手よりも低くする意識はできていて、まとまりはあったのですが、もっとできたと思います。個人的にもスクラムは得意プレーなので勝てないといけない部分です。次は得意のスクラムで圧倒して、今日タックルを何本か外してしまったのでその部分をしっかりやっていかないと上のチームには絡んでいけないと感じました」

左ロック片倉康瑛(法1=明大中野)
「前半の序盤はみんな気合が入っていて、行けていたんですけど、途中、3連続トライを取ったあたりから、ちょっと気が緩んで、そこで攻撃を受けてしまいました。個人としてはセットプレーは全然でしたけど、ラインアウトは中々よかったと思います。一年同士の試合ということで、みんな気持ちが入っていました。明治は良いスター選手が集まっているから、まだ一つになりきれていない感じはあるんですけど、一人一人の気持ちはすごい大きかったかなって思います。早稲田一年との試合に向けては、今回は受けてしまった部分があるので、次の早稲田は全員で80分間ガツガツ行ってもっと圧倒したいと思います。(今後の体づくり)もっと体重を増やすことですね。自分今、93キロしかないので、今年中には100キロを目指したいです。今後の目標は、筋トレをして体を大きくして、努力をして、ラインアウトを意識した試合をして、全部100パーセントでやっていきたいです」

右ロック辻龍哉(政経1=流経大柏)
「前半は相手に食い込まれるところがありましたが、後半の後半で立ち直せたので良かったです。大学入って初めてフル出場したんですけど、予想以上にきつくてもっと我慢が必要だなと思いました。スクラムにフォーカスしていたんですけど、そこでターンオーバーできたので良かったと思います」

左フランカー高橋広大(情コミ1=桐蔭学園)
「自分たちのアタック、ボールを持っているときは良かったのですが、ディフェンスの部分では慶応に前に出られたり、自分たちが走りきれないことがありました。ただ点を取れたのは良かったです。最初のスクラムやボールを持つときでも圧倒しようという気でいました。全員がこだわってやっていました。先制点も取れましたし、スクラムも良かったです。(自身のトライについて)あの時間は全員が前に出られていて、相手のディフェンスが揃っていなかったので、そこに走り込んで取ることができました。アタックでは前に出られていたのですが、課題としてはディフェンスで前に出られなかったことです。ターンオーバーできたシーンも多くあったと思います。個人としてもタックルで思いっきり決まることが少なかったので練習です。春に一つでも上のチームでプレーしたいです」

スクラムハーフ梅川太我(営1=石見智翠館)
「慶応は試合の入りが大事だと思ったので、入りのところで受けずに自分たちで思い切っていこうと思ってました。前半は良かったですがディフェンスコネクションが良くなかったので、一人でディフェンスするんじゃなくて、みんなでディフェンスしようと話しました。アタックはテンポ良く積極的にいけましたが、ディフェンスのところでFWをうまいこと動かさなかったので、次に向けて修正していきたいです」

スタンドオフ森勇登(政経1=東福岡)
「今日は1年生チームでやった初めての試合だったので、前半最初乗って行けましたが、後半バテてきてしまい、点数を取られてしまいました。しかし、コミュニケーションで1年生の意地を見せられたかなと思います。個人的にはスタンドオフで80分間出たのが初めてだったのですが、周りの支えなどもあり、自分のプレーが出来たと思います。コンバージョンキックは、2本外してしまいましたが、一つ目はイージーのところを外してしまったので、気を抜かずにやりたかったです。(大量得点差)自分たちで前半の方はFWが縦で攻撃していて、途中から外に切り替えていって、ボール振るようにしました。そこで点が取れたかなと思います。(ゲーム中のコミュニケーション)自分がFWにもう少し指示をできたらスムーズに出来たと思います。そこは声が足りなかったです。自分はスタンドオフやセンター一筋でやりたいと考えているので、もっと仲間に指示をして自分も動きやすいようにしたいと思います」

右センター齊藤大朗(商1=桐蔭学園)
「良いところもあれば悪いところもあった試合でした。ゲームの中で修正できた部分もありましたけど、結果取られてしまっているので駄目ですね。前回の立大戦で迷ってしまって良いプレーができなかったので、今回は行くところは行く、放るところは放るっていうのを意識して臨もうと、試合前から自分で決めていて。そのおかげで、太く思い切り前に出れてトライにつながったと思います。でもその中で二つくらい微妙なプレーもあったので、そこはちゃんとボール持ってレッグドライブできたらよかったなと。この一年生試合がこれからの4年間、慶応との対戦でどうなるかっていうところにも関わってくるので、なめられないためにも今日ちゃんと圧倒しておかないとなというのをスタッフにも言われていて。かなり気合い入れて臨んだんですけど、ハングリーの部分が足りなくて取られ過ぎてしまったなと思います。試合の入り、連続で取れたことは大きかったです。個人としては思い切り出るところは出られましたけど、その後のつなぎの部分でミスがあったので、そこを修正していかないといけないです。チームでは外からのコミュニケーションを意識して臨んで結構取れていたので、あとはFWとの連携もしっかり取ってアタック、ディフェンスミスなくできるようにしていきたいです。まだまだ下のチームなので、Aチームで出れるように地道に努力していきます」

右ウイングウィリアムズ海(文1=愛媛県立北条)
「勝ちましたが、コミュニケーションが取れていなかったりしてしまったので、そういうところを修正していきたいです。大学入って初めて80分通してプレーしましたが、後半までしっかり指示の声出せないと競った試合では逆転されてしまうかもしれないので、試合を通してコミュニケーションが取れるように練習から意識していきたいです」

フルバック小島昂(法1=明大中野)
「1年生試合ということで遠慮なく生き生きとみんなプレーしていたので、自分も頑張ろうと思いました。自分の課題としては、コミュニケーションでしたが今日はできていたと思います。前半相手に攻められていたときにコミュニケーションが足りていなかったですが、後半は修正できました。前半の後半は慶応に負けちゃいけないという明治のプライドがあまり感じられなかったですが、後半は気持ちを切り替えてできました」

中辻厳毅(商1=京都成章)
「(田中)ヘッドコーチからディフェンスで低く入ってそこからジャッカルするという自分のプレースタイルをメインにしてやろうと言われました。でもあまりジャッカルが取れなかったので、自分の仕事ができませんでした。点差だけでなく見たら明治が勝っているんですけど、内容的には貪欲さで慶応に負けているなと思ったので修正していきたいです」

柴大河(法1=国学院久我山)
「慶応との試合だったので、絶対勝とうと思って挑みました。前に出るアタックが前後半通してできていたと思います。ディフェンスはまだ一人一人の意識が低くて負けているところがあったので、次回は修正していきたいと思います」


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