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悔しい10位のゴールとなった中島

競走部  ハーフ、5000mともに入賞者なし 総合9位で残留決める/関東学生対校選手権

◆5・25〜28 第96回関東学生対校選手権(日産スタジアム)
[4日目]
▼男子ハーフマラソン決勝
10位 中島 1時間5分41秒
30位 酒井 1時間9分22秒
▼男子400mH準決勝
2組 金子 8着 53秒33
▼男子5000m決勝
16位 阿部 14分31秒15
19位 村上 14分36秒22
 3日目時点で総合7位という順位で迎えた関東インカレ最終日。男子1部ハーフマラソンでは中島大就(商2=世羅)が10位、男子5000mでは阿部弘輝(政経2=学校法人石川)の16位がそれぞれの種目のチーム最高順位となった。さらなるポイント獲得が期待された最終日であったがまさかの入賞者ゼロ。ポイントを重ねることができず前日までに獲得した27点で逃げ切り、総合9位という成績で関東インカレを終えた。

 入賞を狙っていただけに、悔しいレースとなった。男子1部ハーフマラソンには、中島、三輪軌道(理工2=愛知)、酒井耀史(商1=須磨学園)の3人が出場。冬場の故障から復活が期待されていた中島。レースは、序盤から集団が二つに割れる展開に。「最後にペースアップして入賞しよう」(中島)と、よりスピードが求められる第1集団ではなく、第2集団を選び、そこをトップで引っ張った。しかし中盤、集団全体のペースが下がりそこで前へ出た結果、体力を消耗。加えて、当初からあったという足の違和感がさらなるコンディションの悪化を招き、「我慢しきれなかった」(中島)と失速。結果、10位でのゴールとなり、入賞を逃した。ルーキーイヤーは冬場の故障により、ほぼ半期走ることができなかった中島にとってこれが初の関東インカレ。ここにかける思いは、人一倍強かった。しかし終わってみれば「結果を残そうという焦りから、力みが出てしまった」と、気持ちは空回り。初の関カレは苦い思い出となった。

 想定外の16位に沈んだ。阿部、村上純大(政経1=専大松戸)の2名が出場した男子5000m。阿部は前回大会この種目に出場し、5位入賞という成績を収めており今回も昨年を上回る結果が期待されていた。「前の落ちた選手を拾っていこう」(阿部)。そんな昨年と同様に後方でレースを進めたものの、足が思うように動かずペースが落ちてしまう。故障から明け、練習を再開したのは4月に入ってからだった阿部。「練習の差が出た」。練習を十分に積めず、芳しくない状態。前方に見えていたワンブィ(日大)の姿はどんどん小さくなっていき第2集団からも離されていく。「もう意地だった」とラスト400mでスパートを仕掛けるも、結果は16位と惨敗。「(今の状態では)この舞台では戦っていけなかった」と悔しさをにじませた。

 低迷が続く長距離陣の奮起が求められる。学生駅伝経験者もエントリーしていた中、長距離陣の中で入賞を果たしたのは、1万m4位の坂口ただ1人。この結果は決して看過できるものではない。昨年以上の選手層の薄さが懸念される今、エントリーする選手のレベルアップが急務となる。来月には日本学生個人選手権、そして全日本大学駅伝予選会とすぐに大会が控えている。今大会は出場を見送った末次慶太主将(理工4=山口県立西京)、皆浦巧(情コミ4=豊川)、磯口晋平(商4=西脇工業)ら、チームを引っ張る4年生の活躍も必須となってくる。「通過が大前提」(阿部)の全日本大学駅伝予選会に向けて、選手一人一人が前進を図る。

[垣内萌恵]

試合後のコメント
阿部

「入賞を狙っていたのですけど実力不足というか、ケガで練習が詰めておらずそれが原因です。去年入賞していたのでしっかりとしたレース運びをすれば今年もできると思ったのですけどケガ明けというのもあってこの舞台では戦っていけなかったです。今後は予選会とかもあるので今は調子が上がり切っていないのですか継続して練習をやっていけば上がって来ると思うので耐えていきます。このままでは情けないので戦える練習にしていきたいです。(昨年との差)練習量です。そこができていなかったので勝負もできないとは感じていましたがその中でも自分は入賞しているので意地でも勝ちたいという思いはありました。しかし結果が出て練習をしていない状態では戦えないということが分かりました。5000mだったら持つかなという風には思っていましたが走ってみてぱっとしない結果に終わり練習あるのみだなと思いました。(後ろの方でのレース展開)昨年も後ろから順位をあげるというレースをしていたので今の状態から考えればそういうレースしかできないと思っていました。前の落ちた選手を拾っていこうと思っていたのですけどここで耐えられず下がってしまったので、ここを直し全日本予選に生かしたいです。(村上について)僕も1年生でこの舞台を経験させていただきました。この経験は必ず生きてくると思います。こういう大会で戦うにはどういう力が必要なのかというのもわかります。自分自身も見つめ直すところもあるので練習を頑張って欲しいです。(スパート)ラスト一周はもう意地でした。足が動かなかったのですがラスト400で仕掛けようと思っていました。(予選会へのコンディション)ケガはありますがしっかり練習をやっていけばコンディションは上がってくると思います。練習をやりすぎてしまうとオーバーワークで故障してしまうのでやる時とやらない時でメリハリをつけて状態が少しずつ上がるように工夫してやりたいです。(入賞は坂口のみ)この結果に対しては僕自身も情けないです。僕は坂口さんと一緒に入賞しなければいけない位置にあるのにできなかったのでとても情けないです。この情けなさをどう挽回するかと言うところです。シーズンは始まったばかりですので落ち込んでいてもしょうがないのでしっかり次の目標に切り替えて練習をしていきたいです。次は全日本予選になります。チームとしては通過が大前提になっていて通過に役立てるように頑張ります」

中島
「(レースプランについて)今回は、入賞を目標にやっていて、チームのためにもなるし、自分の経験にもなるので、先頭の集団を引っ張ったりはしなかったです。入賞圏内の集団で我慢して、最後1キロか2キロくらいで抜け出してペースアップして確実に入賞しようっていうプランでいってたんですけど、ちょっとその集団で最後我慢しきれなくて、粘りに粘ったんですけど、ダメでしたね。(第1集団につかず、第2集団についたことについて)監督からも指示が出てて、第1集団にはつかずに第2集団につくようにということで、その中では確実に上位で走ろうと思っていました。しかし、守ろうとしすぎると、前からこぼれてきた人をすくえないので、その辺は難しかったですけど、一瞬ペースが落ちて、ちょっと焦ってしまった部分もあって、前に出ちゃったのでそこで疲れてしまったっていうのもありますね。それでも勝ちきれないと意味が無いので、自分の調整不足なのか、ミスなのか、実力が伴っていなかったのか、わからないんですけど、その辺を次しっかり、3週間後全日本大学駅伝の予選会があるので、1万mで少しスピードを入れつつ、修正したいと思います。(具体的に調整とは)法政大記録会のあたりから徐々に見据えて、そのときの1万mはハーフマラソンのために出て、徐々にスピードを入れていく、みたいな練習をしていてました。(練習段階ではどんな感じだったのか)法政大記録会の前から足に違和感があって、それがずっと残ってて、今日の朝もありました。でもアップをしている時に、試合前だと気合が入るので、ちょっといけるかな、って思ったんですけど、後半は足をかばってしまった感じがしましたね。(最後についていけなかったのはスタミナ面に問題があったのか)余裕のある走りが出来ていないからだと思います。スタミナについては、自分は不安要素だと思っていないので、余裕のない走りだとか、力みだとかが積み重なって、他の人との差ができたっていうのがあると思うので、そのようなものがあったのかもしれません。(力みというのは入賞しなきゃという思いからなのか)そうですね。どっちかと言うと、結果を残さなきゃというちょっとした焦りもあって、そして最近やっと走り始めて、故障とかで去年は半期近く棒に振ってしまって、全く走っていなかったので、今年初の関カレということで、1年生みたいな感覚で臨んでいるんですけど、こういう大きな舞台で走ったり結果を残したいっていう思いの方が強かったです。入賞出来なかったのは悔しかったです。負けたくない相手とかもいたので、同じ学年の相澤(東洋大)とか、やっぱり強くて、でも同学年なので勝てないことは絶対になくて、今日7位だった春日さん(東海大)とかも、焼津ハーフで負けてて、リベンジするつもりで来たんですけど、勝てなかったので悔しかったですね。(今レースからの収穫について)真夏のハーフというのは経験が無かったので、なかなかきついんだということと、水分の摂り方とか色々細かいところは勉強になったんですけど、やっぱり、大事なところで踏みとどまるということが大切だということと、ここぞという時に離れてはいけないということですね。今回みたいに、絶対入賞圏内といって目に見えてるときとかもあったんですけど、そこでつけなかった点なども、自分の力の無さでもあるし、心の弱さでもあったんじゃないかと思うので、そこでしっかり勝負できなかったので、そこが悔しいし、反省点だと思います。(暑さについて)暑いなあと思っていたんですけど、もう最後の方はあまり気にならなかったですね。(全日本大学駅伝の予選会について)全日本大学駅伝は応援してくださる人も多いので、確実に明治として出たいと思ってますし、それはチームとしての目標なんですけど、個人としては1万のレースなので、しっかり記録を狙っていきます。(自己ベスト更新は狙っていたのか)今回は別に狙っていなかったですね。まあ狙う大会は狙う大会でしっかりそういうレースをしていこうと思います。しっかり次を見据えたレースをしていきたいです」


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