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中盤の要としてプレーした安部

サッカー部  シュート数は上回るも首位筑波大に0―2 9試合ぶりの無得点/関東大学1部リーグ戦

◆4・15〜6・25 第91回関東大学1部リーグ戦(前期)(味の素フィールド西が丘他) 
▼6・18 第10節対筑波大戦(味の素フィールド西が丘) 
明大0―2筑波大○(第10節終了順位8位 3勝4敗3分) 
≪出場メンバー≫ 
GK 長津 
DF 岩武、鳥海、岸本英、森下 
MF 櫻井(→佐藤亮=後半40分)、安部、柴戸、渡辺(→金原=後半33分) 
FW 土居、小柏(→中川=後半20分) 
 リーグ首位の強豪を倒すことはできなかった。前節で慶大に3―0と快勝し、勢いに乗って迎えた第9節筑波大戦。前半は右サイドで櫻井敬基(政経4=藤枝東)が起点となり攻撃のリズムをつくるも、得点できないまま終える。迎えた後半は相手に流れが傾き、1分と9分に立て続けに失点。その後巻き返しを図るも強まった雨の影響により不利な状況に追い込まれ、1点も返すことができないまま0−2で敗北。久々の無得点で順位を8位に落とした。 
  
 第1節順大戦以来9試合ぶりの無得点だった。「ゴール前の質を欠いてしまったことが得点できなかった大きな要因」(柴戸海・政経4=市立船橋)。試合全体を通して明大のシュート数は10本、筑波大のシュート数は8本。数では相手を上回ったが、その分決定機を外した場面が目立った。シュートを7本放った前半は櫻井が持ち味のドリブルで右サイドを何度も崩し、ゴール前にクロスを供給。しかし、ボールを受けた選手が放ったシュートはことごとくGK正面や枠外に飛んでしまった。前半のアディショナルタイムにはペナルティーアーク付近で土居柊太(政経4=浜松開誠館)が倒されFKを獲得。キッカーを務めた渡辺悠雅(営3=横河武蔵野FC)は壁の前に配置した味方選手で、相手GKからボールを見えないように対策。「あとは枠に飛ばすだけだった」(渡辺)。しかし、右足から放たれた軽くカーブのかかったシュートは右ポストに直撃し、惜しくも得点とはならなかった。「チャンスはたくさんあったので、そこを決め切るかどうかどうかが勝敗を分けた」(櫻井)。前半に多くの決定機を逃したことで後半は相手に主導権を握られ、立ち上がりに失点。後半は雨が激しくなったことや2点ビハインドの焦りも重なって、ボールを保持してもテンポ良くパスを回すことはできず、そのまま試合終了のホイッスルが鳴ってしまった。 
 
 
度々右サイドからチャンスをつくりだした櫻井<
度々右サイドからチャンスをつくりだした櫻井
一瞬のスキが命取りになった。後半1分に相手の素早いカウンターに対応できず左サイドの突破を許すと、プレッシャーをかけることができずにゴール前まで迫られてしまった。GK長津大裕(営4=桐光学園)が飛び出したところにすかさずループシュートを決められた。続く後半9分は森下龍矢(文2=ジュビロ磐田U―18)のバックパスを奪われ、最後は得点王の中野(筑波大)に追加点を許してしまった。後半開始早々での失点は「集中力の問題」(柴戸)。どちらの失点も崩されたわけではなく安易なミスが原因だ。また、相手に先制されたことで「みんなの士気が下がってしまった」(岸本英陣・商4=帝京大可児)とピッチ内の声が格段に減少してしまった。今試合の敗因は「先制点を取られたこと」(岸本)。前期最終戦である次節で勝利を収めるためには、相手にリードを与えないことが大事になってくる。 
 
 
大きなコーチングで最後まで諦めない姿勢を見せた長津<
大きなコーチングで最後まで諦めない姿勢を見せた長津
一つでも順位を上げて後期へとつなぎたい。次節はリーグ4位の流経大との対戦となる。順位としては格上だが、直近3試合では勝利から遠ざかっており、勝機は十分にある。「(前期リーグ戦の)ラストをいい形で締めてアミノバイタルカップに入りたい」(栗田大輔監督)。今節の反省をしっかりと改善し、次節では必ず勝利をつかみ取る。 
 
[木田諒一朗]
 
   
   
   
   
◆第91回関東大学リーグ戦 前期日程◆   
(スコアをクリックすると試合の記事にリンクします)
日付対戦相手会場キックオフ時間スコア
4・15(土)
順大
味フィ西
12:00
0−2○
4・30(日)
日体大
味フィ西
14:00
1−1
5・3(水)
法大
多摩陸
14:00
1−2○
5・6(土)
東洋大
NACK5
13:00
○3−2
5・13(土)
東京国際大
中銀スタ
14:00
1−1
5・21(日)
桐蔭横浜大
味スタ西
14:00
○1−0
5・28(日)
駒大
味フィ西
14:00
1−1
6・3(土)
専大
栃木総合
14:00
2−3○
6・10(土)
慶大
味スタ西
14:00
○3−0
10
6・18(日)
筑波大
味フィ西
14:00
0−2○
11
6・24(土)
流経大
たつのこ
14:00
※6月18日時点
   
  
   
◆順位表◆   
【第10節終了】
順位チーム名勝点総得点総失点得失点差
筑波大
23
19
11
順大
19
16
11
東京国際大
17
16
11
流経大
16
18
14
東洋大
15
16
12
専大
14
12
13
−1
法大
13
13
17
−4
明大
12
13
14
−1
駒大
12
14
16
−2
10
日体大
10
14
20
−6
11
慶大
15
−9
12
桐蔭横浜大
13
19
−6
   
 
 
試合後のコメント 
栗田監督 
「筑波大との対戦だったので、非常に楽しみで質の高いゲームをしたいと思っていました。前半はお互いに質が高かったので面白かったです。(前半はいい状況で終われた中で後半の序盤で失点してしまいましたが)カウンターだったので、しょうがないと思います。2失点目もバックパスのミスからの失点だったので、崩されたというわけではないので割り切りました。その後、0―2というビハインドの中でどう勝つかということに念頭に攻めたんですが、なかなか筑波の守りも堅くて今日はこういう形で終わってしまいました。(上位のチームとの対戦ということで今回勝ち点が取れていれば、上位との差が縮まりましたが)それはしょうがないので、割り切るしかないです。当然、選手もそれは分かっていました。筑波大とは『質の高い、大学サッカーの頂点を見れるような内容のゲームをやりたい』ということをみんなで言ってて、その中で勝ちをつかみ取れなかったです。そういう意味では結果が付いてこなかったので残念です。内容的には良かったので、後期に勝てばいいと思っています。(最後の崩しのところが足りなかった印象がありました)ラストパスの精度ですね。例えば櫻井のところから前半も何本も惜しいシーンがあったし、たぶん前半はシュート数でこちらが圧倒していたと思うので、そこで点が取れなかったのは残念だったかなと思います。(後半の立ち上がりでの失点は)ああいう失点はしょうがないかなと思います。その後の時間がある中で1点ずつ取っていくところが大事かなと思いました。あと、2点ビハインドになった時に多少リスクを負っててでも、2点を取らないと同点にはならないので、明大のサッカーというよりも勝つために強引にリスクを負ってでも攻めていくことがピッチの中から湧き出てこないといけないです。こちらがリードしていれば勝てるんですけど、負けてる時に勝ちにいくというのはそれだけパワーを使いますからそこのエネルギーというのが選手たちの中で出てくると成長できると思います。(システムを攻守で使い分けているのは)今年はボールを動かせる選手が多いので、彼らの個性を生かしたかったです。ですので、パスコースを増やすという意味で攻撃の時は4―3―3を使っています。サイドの櫻井、渡辺など突破力のある選手も生きるので。あと、明治がずっとやってきた4―4―2のハイプレスからのショートカウンターというところをうまく融合させたいなと思ってました。守備から攻撃になった時にいい立ち方、いいボールの動かし方をするという意味で4―3―3を使っていました。前節の慶応との試合で4―4―2のシステムでゲームができたので、今日はそのまま行きました。(ここまでの前期リーグで最も継続性を持ってできているのは何ですか)やっぱり守備のところです。『コンパクトにして、ハイプレスをかけよう』というところだけはぶれてないです。そこの精度を高めていくことは課題だと思っています。(前期もあと1試合ですが)流経大もこのところ勝ち星から遠ざかっているみたいで、あちらも最後の試合は絶対にいい形で締めたいと思います。流経大との試合は面白い試合になると思うので、ここはしっかりと気持ちを切り替えたいです。ラストをいい形で締めて、アミノバイタルカップに入って、優勝を目指して一歩一歩頑張りたいと思います」 
 
岸本 
「(試合を振り返って)前半の立ち上がりや終盤は僕らの試合ができていましたが、後半の早い段階で先制点を取られてしまいました。立ち上がりをしっかりやろうと話していましたが立ち上がりに失点してしまいました。そこに一番悔いが残っています。(2失点したことについて)1失点で抑えればまだよかったんですけど、立て続けに失点してしまったことが一番の課題です。(守備について)一つ一つのミスがまだ多いです。ディフェンスラインで常に声をかけ続けられればよかったですが、一瞬のスキを突かれてしまいました。(前半と後半で流れが変わった)後半立ち上がりの失点が原因です。前半いい流れを作れていたのに後半に入っていきなり簡単に失点してしまいました。みんなの士気も下がるので先制点を取られたのが今日の敗因です。(フォーメーションについて)4―4―2の方が守備の行き方がはっきりされていて、より統一感があると思います。元々僕らは4―4―2でやってきて、前節も4―4―2が上手くはまったのでやりやすさはあります。(試合終盤にはパワープレーをした)去年からパワープレーというシーンはありました。自分では負けていたら前へ上がる準備はしていました。(無得点だった)過程はよかったのですが最後の部分で決めきれないことがありました。この試合の目標としてシュート14本を掲げてみんなやっていました。シュートの意識はよかったのですが、最後の質がまだまだ悪いです。練習でもっとしっかり突き詰めないといけません。(逆転勝ちするためには)負けててきついときこそみんなが声を出すことが一番重要だと思います。今日も2失点してから中の声が明らかに少なくなってしまいました。自分がその分声を出そうとしていたのですが、上手く伝わり切れませんでした。中で常にコミュニケーションを取ることが必要だと思います。(次節に向けて)流経大もFWにいい選手がいるので先制点を取りたいです。まずは守備からなので守備で流れを作り先制点を取って慶大戦みたいな試合にしたいです」 
 
櫻井 
「今日は悔しい結果になりました。勝てた試合というか、僕らのペースに乗ったときにああいった形で失点してしまって悔しいです。(右サイドにボールが集まった)チャンスはすごくあったので、そこを決め切ることができるかが勝敗を分けたという部分でもあったので、切り替えてそこを練習からやっていきたいです。(失点は)点を取られたということで萎縮してしまって、リスクを背負って点を取りにいくことができなかったので、2点取られても3点取り返すという気持ちで前に行けていなかったというのは改善すべき部分だし、それは技術の部分ではなくメンタルの部分なので日頃の練習から意識してやっていきたいです。(雨の影響は)シュートがスリッピーになるので、ロングシュートやミドルシュートを狙ったんですけど、精度が足りてなかったのでそこを決め切りたかったっていう部分はあります。(前半チャンスをつくった)僕が出る役割はそこの部分だと思うので、あとはもっと回数を増やすことが大事になってくると思います。1回、2回では終わらず90分間チャンスをつくり続けるような体力と技術をこれからも意識してやっていきたいと思います。(4―4―2のフォーメーション)いつもの4―3―3では前に比重がかかっているので、より僕が前に出ていきやすいんですけど、4―4―2では守備がしやすいです。前にFWがいることによって限定してくれるので、はっきりします。そこは4―4―2の良さだと思います。ただ良さが違うだけなのでどっちがやりにくいとか僕のポジションではないです。(次節は)順位や勝ち点というのは考えないで、得点に絡んでチームに貢献して勝ち切るということだけを意識して来週からまたトレーニングをしていきたいです」 
  
柴戸 
「(今日の試合を振り返って)前半は試合の内容的にも自分たちのやりたいややるべき事ができていて良かったと思います。しかし、一試合を通した中でやっぱり0―2で負けたという結果を受け入れなければならないですし、やっぱり結果にもっとこだわっていかなければならないというふうに思いました。1失点目はフリーで相手に前を向かれて、それでファーストディフェンダーがはっきりと決まっていなくてキーパーが少し前に出てきている所を相手にうまく周りを見られてループを決められたと思います。2失点目は、ディフェンスラインで相手にかっさらわれてそのままゴールという形でした。どちらも改善しなければいけないですし、ボールを持っている選手だけでなく周りの選手のサポートはどうだったのかということやファーストディフェンダーが決まっていない中でゴール前での守り方はどうだったのかということを一人一人が突き詰め、チームとして統一すべきことをはっきり修正していきたいと思いました。立ち上がりに失点した原因は集中力だと思います。やっぱりサッカーというのは前半の最初や後半の最初、終盤に点数が入りやすいっていうのは統計としても出てきていますし、そういう時間帯の集中力やゲームに入りきれていない中で失点してしまうと、どうしてもその後のゲーム展開的にも難しくなってしまうので、立ち上がりに失点してしまったのは集中力の問題かなと思います。立ち上がりに失点してしまい、その後も連続失点してしまったので自分たちは前からいって点を取りにいくしかなかったので、その中で少し連動できていなかった部分が後半は見られたので、少し孤立してプレスをかけてしまったと思います。前半は連動したプレスや次に出されたところを狙えていたということがあったので、そこの連動と孤立という部分は前半と後半で少し違ったのかなと思います。雨が降る中でピッチがスリッピーになってくるので、相手の中野はスピードもありますし飛び出しも特徴としているのでそこは少し警戒していました。2失点目は、形は少し違いましたが彼にやられてしまったという部分はすごい悔しかったです。その他の部分に関してもいつもスリッピーな所もありますし、そうではない時も練習であったりするので特に影響はなかったですけど、強いて言えばその誠也の部分で裏に出された時というのをもう少し対策しなければならないのかなと感じました。最後のラストパスの精度やゴール前の質が欠いてしまったのが得点できなかった大きな要因だと思います。だから、そこはもっと一人一人が意識することやチームとして約束事というのを決めることが本当に大事になってくると思います。これからは今回みたいな得点できない試合を無くしていきたいと思いました。今回も4―4―2で立ち上がりや前半はうまくはまって相手のゴール前まで行くシーンも多かったんですけど、後半になって動きが無くなってしまって、相手が修正してきてる中で自分たちが対応できなかったというのが今回の敗因の一つだと思います。4―4―2になったことで前から行きやすくなり、連動した守備ができるようになったのでそこは続けていきたいと思います。(流経大戦に向けて)本当にリーグ戦前期最後なのでしっかり勝てるような準備をして次のアミノバイタルにつなげていきたいと思います」 
 
渡辺 
「(FKのシーンは)距離が近かったので、直接狙おうと思ってました。壁の前に選手を立たせて、キーパーからはボールを見えないようにしていたので、あとは枠に飛ばせるだけでした。(前半の終盤でしたが)あそこで点を取っていれば後半も入りやすくなったと思います。(ポストに当たった時は)その時はすぐに切り替えました。(シュート数で相手を上回っていた中で無得点でしたが)チームの課題としてもラストパスの精度や決め切るところは課題として挙げられているので、もう少し練習から突き詰めていければと思います。シュート数は打っているので、そこを突き詰めていければ得点につながると思います。(次の試合の意気込みをお願いします)先制点を取らないと苦しくなってきます。自分は前の選手なのでしっかり得点を狙って、ゲームを優位に進められるようにしていきたいと思います」

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