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敢闘賞を受賞した林

拳法部  準決勝で中大に惜敗 大会連覇ならず/全国大学選抜選手権

◆6・18 第30回全国大学選抜選手権(東京武道館)
▼明大――3位


2回戦

○明大4―1大阪市大

3回戦

○明大5―0愛知学大

準々決勝

○明大3―1龍谷大
先鋒○太田創2―0
○小森彪楽2―1
○古屋敷直道2―0
次鋒○林力希2―0
○佐藤力哉1―0
○小森彪楽2―0
中堅○中西裕樹1―0
○古屋敷直道2―0
△佐藤力哉1―1
副将●阿部正和0―1
○上田晃輝1―0
○川ア大輝2―0
大将○百合草春男2―0
○百合草春男2―0
●百合草春男0―2


準決勝

明大2―3中大○

3位決定戦

○明大5―0同大

先鋒●佐藤力哉1―2
○百合草春男2―0
次鋒●小森彪楽1―2
○川ア大輝2―1
中堅○百合草春男1―0
○林力希2―0
副将●古屋敷直道1―2○小森彪楽2―0
大将○林力希2―0
○古屋敷直道2―1


◆第13回全国ブロック対抗女子学生団体戦
▼東日本女子学生チーム――1位
大会連覇とはならなかった。シード校として2回戦から登場の明大は順当に勝ち上がり準決勝で中大と対戦。一進一退の攻防を繰り広げるがチームカウント2−3で敗れた。その後の3位決定戦は同大に圧勝。前期最後の大会を3位で終えた。女子では由良沙優花(法4=都立城東)が東日本代表として出場。2戦2勝で東日本女子チームの初優勝に貢献した。

 大会連覇、そして2年連続グランドスラムの夢がついえた。副将の古屋敷直道(法3=明大中野)が敗れ準決勝敗退が確定した瞬間、百合草春男主将(文4=愛知県私立桜丘)は力なく座り込んだ。団体戦で無類の強さを誇る明大だったが、一昨年の東日本大学選手権から続いた連勝記録はここで終わりを告げた。
 紙一重だった。順調に勝ち進み迎えた準決勝は東日本リーグ戦で勝利した中大との一戦。百合草の「気持ちの戦いになると思っていた」との言葉通り、中大は気迫を前面に出してぶつかってきた。それが明大の選手の焦りや力みを生み、結果として1−2という僅差で3試合を落とすことにつながった。「気持ちの差が出た」(佐藤力哉・文2=愛知県私立桜丘)。勝利への執念が勝敗を分けた。
 
 レギュラーとして初の大舞台で躍動した。中大戦での大将戦を任されたのは一般生である林力希(法3=明大中野)。相手は東日本リーグ戦で技能賞を獲得した芳賀(中大)。実力者を相手に堂々の拳法を見せ、得意の組み手から技を展開し2−0で完勝した。大方の予想を覆す結果に林は「(スポーツ推薦の選手に勝つことは)目標にしてたこと」と自信を深めた。他に出場した2試合も2−0で勝利。いずれも40秒以内での決着と圧倒的な結果を残し、敢闘賞を受賞した。また、柔道経験を生かして「柔道の技を拳法に活用できるかすごく考えてる」(林)と背負い投げや大内刈りなど多彩な攻撃で会場を大いに沸かせた。一般生の活躍がチームに刺激を与える。

 百合草はチームのまとまり≠課題に挙げた。練習量には絶対の自信を持つ明大。「個人個人も強くなってきている」(百合草)と成長も感じている。あとは本番で実力を出し切るだけだ。後期の最後には府立が待っている。「ここからの大会は絶対に落としたくない」(林)。二度と悔しい思いをするつもりはない。今回の結果をばねにチーム一丸となって、府立6連覇へ再スタートを切る。

[楠大輝]

試合後のコメント
百合草
「悔しいです。(中大戦)東日本の時もそうだったし、今日も本当に紙一重の試合で、あと1本というところで負けました。精神的なものだったりチームの団結力が今日は中央の方が勝ったんだと思います。そういうのが次は絶対にないように、秋は必ず勝ちます。(敗因)やっぱり全体でのまとまりです。試合に出てない人も含めて優勝したいという気持ちが前面に出ていなかったので、それは僕がもっと引っ張らないといけないです。(東日本が終わってから)気持ちの戦いになるだろうなと思っていたので、選手育成は自分から個人的にも声を掛けたりだとかをしていました。追い込み期間でも厳しい練習はしてきたんですけど、優勝できなかったということは足りなかったことがあるからなので。本当に小さなことの積み重ねだと思います。去年の府立の時に比べたら良くはなっていて、個人個人も強くなってきているんですけど、やっぱり本番で勝ち切れなかったので悔しいです。(2年前の全国選抜で負けた時と今での責任感の違いは)あの時も悔しかったですけど、今はキャプテンになってチーム全体を見なきゃいけないのでそこは変わりましたね。今足りないなと思ったのは団結力で、技術的なところはまだまだ進化できるし、練習でももっと厳しいことができると思うので。精神的なところでみんな一人一人が強くしていけば優勝できると思います。(個人的には)3決だけは自分のいつもの動きができていたんですけど、それまでは力みすぎてしまって。自分じゃないというか、いつもやらないようなことをやってしまいました。気持ちの面も大きいですし、しっかり自分自身見直して、1週間頑張ります。(矢野杯)個人でも明治の学生が上に上がっているので、前期をいい形で締めれるようにします」


「とても悔しいです。優勝を狙っていたので、準決勝で負けたことはすごく悔しいです。でもチームとして課題は見つかりました。それは中央大学に比べて団結力が足りないことです。中央大学は試合に出ている人も出てない人も応援の人も勝利に向けて一体感が出ていたので、それが明治には足りなかったかなと思います。中央大学は1ー1から競り勝つ力が凄かったです。(個人として)全部勝てたので良かったです。(スポーツ推薦の選手にも勝利)正直すごく嬉しかったです。個人的にとても目標にしていたことだったので。でも、欲を言えば自分の勝ちでチームに貢献したかったなっていう後悔はあります。(組みに入る前の動きを課題に挙げていた)そこは徹底的に相手の動きを見て、なるべくスキを作らないようにやった結果、攻撃をもらわずに済んだんじゃないかなと思います。(早い展開)長々とやっているとスキが出てしまうので、試合中は決めるとこは絶対に決める、投げるところは逃さずに投げるっていう意識はありました。(敢闘賞)とても嬉しいです。こういう規模の大会で賞をもらえて嬉しかったんですけど、欲を言えば、優勝して最優秀選手賞をもらいたかったです。(柔道での経験)すごく生かしていただいていますね。どうやったら柔道の技を拳法に活用できるかをすごく考えてやっています。(矢野杯)出るからには優勝を目指します。(後期に向けて)ここからの大会は絶対に落としたくないので府立も含め全部優勝して終わりたいです。そのためにもっと絶対的な力を手に入れないとチームに貢献できないんじゃないかなと思うのでより一層頑張ります」

古屋敷
「全国選抜連覇を逃して素直に悔しいです。その中でも最後の3位決定戦では気持ちを折らずに5ー0で勝てたことは次につながるいい試合ができたかなと思います。中大戦の1ー2の場面で自分が勝たないといけない場面で負けてしまったことを監督やコーチからは言われました。自分が勝てばチームの勝利につながる試合だったのでしっかり勝ちを取らなくてはいけない場面でしっかりと取れるようになりたいと思います。5人制の中大は本当に強いメンバーがそろっているので少しびびってしまったのかもしれないです。(試合を振り返って)先に一本取っても二本目を取ることに急ぎ過ぎてしまって相手の動きを見れていない場面が多々ありました。攻める気持ちはもちろん大事なんですけど、空回りしないように相手の体の動きをしっかり見て落ち着いてやれるようにしたいです。(今後の課題)相手をしっかり見て、ガードをしても勢いで一本を取られてしまうケースが多いのでガードだけではなく、体を振って相手に的を絞らせないような動きを身に付けたいと思います。25日には矢野杯があるのでしっかりそこで勝ちたいと思います」

佐藤
「優勝を狙って練習も結構やっての3位だったのでやっぱり悔しいですね。(個人として)まだ勝ち切れてないです。1ー0とか2ー0とかで勝つことがあまりないので、泥臭くてもいいから一本取りにいきたいですね。中大戦でも押されてて、気持ちで勝つくらいでやったら勝てたと思うので、しっかり勝ち切れるようにやっていきたいです。(中大戦では先鋒)特に意識は無かったです。相手がエース格の選手で勝ちたかったんですけど、力が強くて。そういう面でも課題が出てきました。あとは技のバリエーションとかも増やしていきたいなと思いました。(残り26秒から敗戦)引き分けとかは別に頭になかったです。もう一本取って勝つっていう思いがあったんですけど、相手の強い組みにやられました。そこでフェイントかけたり素直にいかずに左右のステップ使ったりしてもっと違う動きをしていきたかったです。(中大との差)やっぱり紙一重だなと思ったのと、お互い2ー0とかではなく、先に一本取ったり取られたりで1ー1になってから1ー2で負けることが多かったので、そこは気持ちの差が出たかなと思います。(矢野杯)個人戦で他大の選手とも当たると思うので、切り替えて自分の動きに集中できるようにやっていきたいです。(後期に向けて)前期のリーグ戦で中大に勝って、それで今日負けてしまったので、後期のリーグ戦では確実に中大と当たると思うのでそこはしっかり借りを返すことと、やっぱり府立の6連覇を狙っていくので夏休みのオフ期間も各自できることに取り組んでいきたいです。(この夏取り組むこと)体づくりはもちろんなんですけど、ビデオ研究をしたりして、自分の良いところとか悪いところをしっかり見極めていきたいなと思います」

小森彪楽(文1=愛知県私立桜丘)
「(今日の試合は)自分の弱さが出てしまいました。特に中大戦は一本取られて焦ってしまいました。けど3位決定戦は自分の拳法ができたと思います。(東日本リーグ戦よりレベルの高い相手との対戦は)相手の強さは実感しましたが、明大が一番練習している自信はあったので、あまりそういうところを意識し過ぎないようにチームに貢献できるように、勢いをつけられるようにっていうことを意識して臨みました。(1年生ながらレギュラー定着しているが)練習のときとかは動きがあまりよくないこととかがあって不安だったですけど先輩から『日によって調子のいい日と悪い日があるから』って言ってもらって集中できるようになりました。(次週の矢野杯に向けて)今から技術を上げようというのは無理なので、万全の状態で臨めるように体を休めたいと思います」

由良
「優勝できてただただ嬉しいです。勝てるとは思っていたんですけど、実際優勝してみるとすごいなと思いました。初戦は落ち着いて戦うことができたんですけど、2試合目は出だしで取った一本だけで二本目を取れなかったのでまだまだだなと感じました。それでも苦手な組みで、一本を取られるようなことがなかったのは良かったです。技術の差はどの選手も天と地ほど差があるわけではないと思っているので、日々のきつい練習を乗り越えた自信だったり、マットの上に立ったら自分が一番強いと思えるメンタルが勝利の秘訣だと思います。後輩には西日本のチーム相手にも全然勝てるということを感じてほしいです。(今後の目標)東日本規模の個人戦の矢野杯がすぐにあるのでそこで今度は個人として優勝を果たせることができればと思います」

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