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ヨット部  470、スナイプ級から各1艇が全日本個選出場へ/関東学生個人選手権

◆6・24〜7・2 関東学生個人選手権(江ノ島ヨットハーバー)
▼6・24〜25 470級
 小倉・横井組――14位
 林・沖組――24位
 齋藤・檜垣組――40位
 武井・坂本組――48位
▼7・1〜2 スナイプ級
 鈴木・長冨/冨岡組――11位
 朝倉・瀬ノ尾組――27位
 安藤・梅本組――29位
 池田・澤村組――44位
 470、スナイプ級からそれぞれ1艇が全日本学生個人選手権(全日本個選)出場を決めた。18位までが全日本への切符が与えられる関東学生個人選手権。470級では尻上がりに順位を上げた2年生コンビの小倉晴太(法2=磯辺)・横井駿(理工2=桐蔭学園)組が14位。またスナイプ級では鈴木颯太(商4=福岡第一)・長冨吾郎(営2=千葉東)/冨岡美佐子(農4=鴎友学園女子)組が第1レースのリードを守り切り、11位で全日本への出場権を手にした。

 同級生ペアが全日本への切符を獲得してみせた。6月24〜25日にかけて行われた470級のレースでは明大から4艇が出場。その中でも小倉・横井組が快進撃を見せた。第2レース目で良い順位を狙いすぎた小倉・横井組はスタートでミスを犯す。18位以内に入れば全日本個選への出場ができるため「確実に出場するために安定した順位を取ることを意識した」(横井)とその後のレースではリスクを背負わない堅実な位置からのスタートに。その作戦が功を奏し、残り4レースでは10番台をキープ。結果14位で、唯一470級で全日本個選出場となり「うれしい」と2人とも笑顔を見せた。全日本個選ではペアが変更になり小倉のみの出場となるが、大学からヨットを始めた横井にとって全日本個選の出場権獲得は苦しんだ1年間の努力が花開いた結果となった。また小倉は「本番は秋インカレ」と9月から10月にかけて行われる関東学生選手権に標準を合わせ、全日本個選ではそこに向けてのステップアップへとしてみせる。

 スタートが結果を左右した。2日目が無風による度重なる延期の影響でノーレースとなり、1日目に行われた2レースで順位が決まったスナイプ級。鈴木・長富組の第1レースは好スタートと長富の長身と体重を活かした強風への対処により3位でフィニッシュ。一方、第2レースでは「安定を求め過ぎた」(鈴木)と昨年の同大会でリコールにより失格した苦い経験を引きずり、1マーク目を50位で通過するなどスタートに失敗。挽回するも29位と順位を落とした。結果11位で全日本個選に進出となったが「スタートの重要さを実感」(鈴木)と全日本では攻めのレースを展開し、優勝を目指す。

 スタートがカギを握った今大会。8月の全日本個選では開催地・愛知県蒲郡市の地域特有の強風をいかに攻略するかも重要となってくる。また夏休み明けの9月からはインカレ出場を懸けた関東学生選手権が始まる。個人戦での収穫を団体戦にもつなげたい。

[村田萌衣子・坂田和徳]


試合後のコメント
鈴木

「(今大会の目標は)優勝でしたがクルーが成長段階でしたのでその中でも18位以内に入らないと次には繋がらない中で現実的に考えて全日本へ出場できたのは良かったです。(3位になった第1レースは)大事にしていたスタートが良かったのとクルーが風の強い時に有利に出たことです。(クルーの長冨の良い点というのは)ポジティブですね。自分が焦っている時も支えてくれたり、2年生の中でも長身を活かして視野が広かったりする部分です。動きにもキレがあってセンスを磨けば良い選手になると思います。(第2レースは29位だったが)去年のレースがリコールで失格だったことと、第1レースで3位になったこともあり、余裕ができたということもありました。油断ではないですが失格よりスタートを遅れた方が良いのではないかという考えが相当な遅れとなったことが原因です。1周目が50番で慌ててスピードを上げました。逆に今日はノーレースになりましたがスタートからしっかり、行こうと思って3位につけていたので改めてスタートの重要さを実感しました。安定を求め過ぎました。(スナイプ級では1艇しか全日本出場にならなかったが)正直、そこの部分は悔しいです。現実としては後輩を育てきれていないのがあって、自分だけでなく後輩の成長にも力を入れていきたいです。(全日本へ向けて)関東は通過点でしたが全日本で終わりなので、攻め攻め攻めで力を最大限出して優勝できるように頑張ります」

長冨
「(今回の11位という結果について)まだヨット経験が1年も経ってないので、その短期間で効率良く上手くなっていくかをずっと模索してそれが実を結び、4年生の鈴木さんと1番艇に乗るという事が出来たので今回の結果は素直にうれしいです。ここで気を緩めずにさらに自分のレベルを上げていきたいです。(待機が多い中でのモチベーションについて)時間と共に集中力も下がっていくので、鈴木さんとのコミュニケーションだったり、始まった時にすぐに切り替えられたりするような精神状態を保っておく事を意識してやりました。(第1レースの作戦について)作戦は基本、鈴木さんに任せているので自分はどれだけ安心させて、走らせるかが課題でやはり船も多くて風も強い状況だったので周りの状況を詳しく教えて鈴木さんの作戦の練り方に貢献出来たと自分は思っています。ただ、まだ強風が来た時に心身ともにきつい部分があるので筋力トレーニング等しっかりやっていきたいです。あとは基本動作をどれだけミスせずに素早くやれるかを徹底的に突き詰めてやっていきたいです。(大学からヨットを始めての全日本ですが)まだ始めてからの期間は短いですが初心者というくくりに惑わされず自分が3、4年生になった時への糧となるように努力していきます」

小倉
「(全日本個選への出場は)うれしいです。去年よりも余裕ができたのが一番大きいと思います。余裕ができた理由は練習の質や量から自信を持てたからだと思います。(横井との相性は)他の船は4年生と乗っていますが、僕たちは同期同士です。だからこそ言えることというのがあると思うので、そういう意味で相性はいいと思います。横井も一般生ながら、かなり練習してくれて上手くなってくれたので結果に結びついたと思います。(スタートの改善は)2レース目の結果と海面の状態を踏まえました。18位以内に入れば全日本に行けることから、リスクを負わずに安定して10番台を取れるぐらいの位置でスタートすることにしました。(470級で唯一の出場決定)春インカレでは僕が足を引っ張る形になり結果が付いてきませんでした。全日本個戦を通して、秋インカレではリーダー艇ではありませんが、結果で470級チームを引っ張っていけるような存在になりたいです。ペアも代わるので目標順位は特に設定していませんが、本番は秋インカレだと思っているので、そこに向けて少しでも課題を見つけて成長できる全日本個戦にすることが一番の目標です」

横井
「(全日本個選が決まり)うれしいです。去年までは、先輩方に言われないとできない状態でした。ですが、去年いろいろな大会に出て、今回個戦では自分の頭で考えて船を動かすということができました。それが結果に現れて全日本出場につながったと思います。1レースだけ、40番代を取ってしまい、そのレースを反省して、無理に良い順位を取ろうとするのではなく、確実に出場するために安定した順位を取ることを意識しました。41位を取った時に良い順位を狙いすぎてスタートし失敗したので、次からは無難な真ん中から出ました。そのおかげで安定して10番台を取れたと思います。去年1年間は始めなければよかったと思うこともありましたが、今回のレースで全日本が決まり、頑張ってよかったです」

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