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決勝ゴールを決めた柴戸は完封にも貢献

サッカー部  リードを守り切り拓大に1―0 総理大臣杯出場に王手/関東大学トーナメント

◆7・1〜7・9 「アミノバイタル」カップ 第6回関東大学トーナメント(味の素フィールド西が丘他)
▼7・3 2回戦(時之栖スポーツセンター裾野E2グラウンド)
 ○明大1―0拓大
[得点者]
後半10分 柴戸(←佐藤凌)
≪出場メンバー≫
GK 石田
DF 岩武、山崎(→上夷=後半29分)、鳥海、袴田
MF 柴戸、中村健(→金原=後半23分)、櫻井(→森下=後半22分)、渡辺(→村田=後半39分)
FW 土居、佐藤凌(→富田=後半20分)
 手堅く勝利を収めた。中1日で挑んだ2回戦は関東大学2部リーグ現在3位の拓大との対戦となった。立ち上がりからペースをつかみ、両サイドから決定機を作る。しかし、シュートを決め切れず前半終了。全員で円陣を組み迎えた後半は10分に柴戸海(政経4=市立船橋)がゴールを奪い、待望の先制点が生まれた。得点直後は相手に流れが傾きかけたが、粘り強く守備。徐々にペースを取り戻すと、その後は冷静に試合を支配した。先制点を守り切り1―0で試合終了。ベスト8入りを果たし、総理大臣杯出場に王手をかけた。

正確なクロスを上げ続けた袴田<
正確なクロスを上げ続けた袴田
 チームの心が一つとなった。「やることは全員でしっかり確認して、統一できた」(鳥海晃司・商4=ジェフユナイテッド千葉U―18)。試合開始早々は相手の背後を使い、相手陣内でのプレーを増加。サイドからの攻撃でチャンスをつくり出し、何度もゴールまで迫った。後半に入り序盤で得点を奪ったが、その後は連戦の疲労のため運動量が低下。そのため「まずは失点しないという気持ちで臨んだ」(鳥海)と割り切ってプレー。サイドの裏でボールをキープし、苦しい時間帯でもセーフティに試合を展開した。試合終了間際にはゴール前を堅く守り、相手に好機を与えなかった。2試合連続1−0と気が抜けない戦いが続くが「一体感を持続させることで難しい試合でも勝利できる」(柴戸)。負けたら終わりのトーナメント方式ではなおさら一体感が求められる。「非常に気が引き締まっていた」(栗田大輔監督)。ピッチ内、ベンチが一丸となってつかんだ勝利だった。

積極的なサイド突破を見せた櫻井<
積極的なサイド突破を見せた櫻井
 攻守ともに大車輪の活躍を見せた。柴戸はこの試合もダブルボランチの一角として出場。中村健人(政経2=東福岡)とバランスを取りながらもゴールを狙った。「自分が絶対試合を決めてやろうという気持ちを持ってプレーした」(柴戸)。スキを見て相手の裏へ走り出しPA(ペナルティーエリア)付近で佐藤凌我(政経1=東福岡)のパスを受けると、右足を振り抜き決勝ゴールを叩きこんだ。勝利にかける執念がチームを勝利に導いた。「プレーは熱く、頭は冷静にというのは常に意識している」柴戸だが何としても取りたかった決勝点を挙げ、喜びを爆発させた。基本的には球際の強い守備、自陣でのビルドアップが注目されがちな柴戸。しかし「前へ出て行けるのは自分の強み」と語るように果敢に攻撃にも参加できる選手だ。来シーズンからのプロ入りが決まっている柴戸はさらなる高みを目指している。

 総理大臣杯出場決定へ大きな壁が立ちはだかる。3回戦の相手は前期リーグ終了時点で2位の順大。今季リーグ開幕戦で0―2の完封負けを喫している。全日本大学選抜2人を筆頭に強力な攻撃陣は脅威だ。特に旗手(順大)は今大会の1、2回戦では既に4得点を決め得点ランキングトップを走る。それでも「明治のしっかりした守備だったら失点はしない」(柴戸)と選手たちは自信をのぞかせる。リベンジの舞台は整った。「同じ相手に2回負けてはいけない」(鳥海)。『いい守備からいい攻撃』を見せつけ、総理大臣杯の切符をつかみ取る。

[渡部伊織]

試合後のコメント
栗田監督

「手堅い良いゲームができたと思います。(得点を奪った後は)トーナメントなので、1点を取ってしっかりゼロに抑えれば勝てるので、まず勝つというところから逆算をして、試合を運びました。(チームに一体感が見えた試合でした)非常に気が引き締まっていました。(おとといの試合から今日までどのようなことを練習では意識されましたか)練習自体はないので、コンディション調整くらいでした。コンディションをうまく調整することと意識をそろえることです。もう一回明治らしいサッカーをやろうということを意識しました。(そういう意味では今日は明大らしい試合でした)そうですね。1―0で手堅く勝てるというところでは明大らしいサッカーができました。(佐藤凌を起用した意図は)FWがいないので。前回の試合でも点を取っていますし、速いボールも受けることができるので。行けるところまで行こうと思いました。また活躍してくれて良かったです。(佐藤凌の守備面は)前回よりは本人も自分のプレーが出せるように変わったと思います。(次戦は順大との対戦ですが)良いゲームをやりたいということと勝つことだけ考えて臨みたいと思います」

柴戸
「立ち上がりいい時間が続いていた中で得点できなかったことが試合を難しくしてしまいました。あの時間に得点ができるようにしないとリーグ戦のように負けてしまいます。この大会は総理大臣杯の予選でもあります。内容はいい部分も悪い部分もありましたが、しっかり勝ち切れたことがチームとして大きかったと思います。(ゴールについて)自分はこの試合で上がる回数が多かったので自分が絶対試合を決めてやろうという気持ちを持ってプレーしていました。それが結果として表れたのはうれしいです。凌我(佐藤凌)からいいボールが来たので決めることができました。チームメイトに感謝したいです。前へ出て行けるのは自分の強みですし、そこから戻る体力もあると思っています。ボランチは2人いますが、自分が出たときは健人(中村健)がバランスを取って、健人が出たときは自分がバランスを取っています。たまたま自分が出たときにああいう崩しができました。バランスを取りながら前に出るタイミングを図るときにいいコミュニケーションができて生まれたゴールだと思います。(2試合連続で1点差だった)相手どうこうというよりはトーナメントで負けられないことや『大臣杯に絶対出なければいけない』考えの中で自分たちのメンタルが原因だと思います。2試合連続無失点できたことはいい守備からいい攻撃をやれていたので、次の試合に進むにあたってよかったと思います。(チームの一体感)トーナメント形式は絶対負けられないので一体感はリーグ戦のとき以上に強まっています。もっと高いレベルでやる必要はありますが、チームの一体感を持続させることが難しい試合を勝ちに持っていけると思います。総理大臣杯に絶対出るという選手たちの強い気持ちが声や行動に表れていると思います。(佐藤凌は)入って間もないですし明治で公式戦を戦う経験もあまりないので明治の守備は難しく、経験を積まないとなかなか戦術理解はできないのでまだまだの部分もありますがチームのためにやってやるという気持ちを持っています。日々のトレーニングから意識してやってくれています。自分などの後ろの選手が声を掛けてあげることをもっとやらないと彼の成長にはつながらないです。また周りの選手を動かすことができなければ自分としても上ではやっていけないですし彼は意識が高く、言えばできる選手だと思うので理解している選手がアプローチしていきたいと思います。(チームは相手とやりあう場面があった)ゲームキャプテンの自分が熱くなっているようではチームをいい方向に導くことができません。プレーは熱く、頭は冷静にというのは常に意識してやっています。(試合後に選手同士で話したことは)まだ総理大臣杯出場が決まったわけではないので次に向けてしっかり準備していこうということと、無失点で試合を終えられたのは自分たちの自信になってまた一歩成長したということです。(チームでプレーは統一できたか)まだはっきりやれなかったプレーもありますが、チームで意識して取り組んでいるので統一の部分はチームとしてできていたと思います。(3回戦で当たる順大は)今年のリーグ開幕戦で負けているのでリベンジしたいです。総理大臣杯も次の試合に勝てば決まりますし負けられない相手です。全日本の前線のメンバーたちもいるので個人的にも負けられないです。(旗手は)元々力がある選手で、今は波に乗っているので怖さはありますが自分としては何も問題ないと思っています。明治のしっかりした守備だったら失点しないと思います」

鳥海
「(今日は)トーナメントで苦しい試合で相手も勢いがあって、すごく苦しかったですけど、2試合連続無失点で勝ち切れたのがすごく大きいと思います。(試合全体を振り返ってみて)前半に相手のコートでサッカーができました。でも、崩しの部分があまりできていなかったです。そういう面でもう少し精度を上げないといけないと思います。後半は点を取れたのが大きかったと感じています。(暑い中での試合でした)僕は連戦ではなかったので、他の選手に比べれば疲労とかも軽い分、声を出してチームを統一して無失点で終わろうと思っていました。(統一といろんな選手が言っていました。今日の試合はチームでの統一はできたか)やることは全員でしっかり確認して、統一できたと思います。でも、その中で質の部分ですね。もう少し、点などの結果にこだわりたいです。(何を統一して臨んだか)例えば入りの5分、得失点後の5分というのは相手の背後に落として、相手コートでやろうというのとを統一しています。そういう面では統一できていたと思いますが、その中でもつなげたシーンがあったかもしれないし、もっと良いところを逃してしまったかもしれなかったです。(先制点を奪った後は)追加点を取りたかったですけど、連戦のこともあって周りも動ける状況ではなかったです。そういう時は後ろが失点しなければ勝てるので、まずは失点しないという気持ちで臨みました。(最後の方は『気持ち』という声が聞こえました)連戦で疲れが溜まってきて、足が動かないと思いますが、最後に勝敗を分けるのは気持ちの部分だと思うので、そういう部分でみんな『気持ち』と声を掛けていました。(次は順大ですが)単純に次勝ったら総理大臣杯が決まるので、次で絶対決めるという気持ちで臨むと思いますし、同じ相手にシーズンで2回負けてはいけないと思うので、そういう面でも絶対に勝ちたいと思います」

佐藤凌
「(ゴールシーンのアシストの狙いは)前にいたときに海くん(柴戸)がいいタイミングで走り出してくれていたので、相手の裏にパスを流すだけでした。あとは海くんが決めてくれました。(前節と比べて)前半はやっぱり引き気味でしたが後半は前から行くことを意識しました。体力のことは考えずにルーズボールとかは積極的に前に出ていました。ボールを奪えたりボールを蹴ったりできたのはよかったです。走ることしかできないので裏を目掛けたボールとかは裏を狙って走り、チームに貢献できたと思います」

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