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試合終了間際に逆転を許し悔しさをあらわにした

サッカー部  集中力続かず順大に逆転負け 総理大臣杯出場権は持ち越し/関東大学トーナメント

◆7・1〜7・9 「アミノバイタル」カップ 第6回関東大学トーナメント(味の素フィールド西が丘他)
▼7・5 3回戦(味の素スタジアム西競技場)
 明大1―2順大○
[得点者]
前半23分佐藤凌(←土居)
≪出場メンバー≫
GK 石田
DF 岩武、鳥海、上夷、袴田
MF 柴戸、櫻井(→佐藤亮=後半42分)、安部(→牛之濱=後半16分)、渡辺(→富田=後半24分)
FW 土居、佐藤凌(→中川=後半27分)
  悔しい逆転負けを喫した。勝てば総理大臣杯出場決定となる3回戦は関東大学1部リーグ前期2位である順大との対戦となった。前半は素早いカウンターから23分、土居柊太(政経4=浜松開誠館)のパスを佐藤凌我(政経1=東福岡)が押し込み先制。しかし、守りに入った後半は防戦一方の状態に。後半42分にGK石田貴俊(政経4=浜松開誠館)の判断ミスからCKになり失点してしまう。さらには、試合終了間際の後半48分にPKを献上し1―2。2年ぶりの優勝は逃し、総理大臣杯出場の切符も持ち越しとなった。

柴戸は攻守で奮闘するも、勝利をつかめなかった<
柴戸は攻守で奮闘するも、勝利をつかめなかった
 依然としてもったいない失点が目立っている。前期リーグから問題視されていたセットプレーで今大会初失点を献上した。また、そのセットプレーの原因となったのもGK石田がゴールラインを割れば明大のゴールキックだと勘違いしてボールをそのまま外に出し、相手にコーナーキックを与えてしまった判断ミス。2失点目もPKからで、この間たったの6分での出来事。「最後の集中力の部分でどこかでほころびが出た」(岩武克弥・政経3=大分トリニータU18)と問題だったのは「集中力」の欠如だ。「前半は非常に良いゲーム」(栗田大輔監督)だっただけにもったいなさが残った。また、後半のシュート数も明大が1本なのに対し、順大8本。1点を守り切る思いが、逆に受け身になってしまっていた。

積極的な攻撃で先制点を挙げた佐藤凌<
積極的な攻撃で先制点を挙げた佐藤凌(右)
 暗い結果だけではなかった。前半23分、左サイドへ攻め込んだ渡辺悠雅(営3=横河武蔵野FC)がクロスボールを上げ、右サイドでボールをもらった土居がゴール前で相手を引き寄せる。そして、フリーでパスを受けた佐藤凌が冷静に押し込み先制点を挙げた。今試合では順大の高いラインから裏を積極的に狙い続け、得点前の前半16分にはバー直撃のロングループで会場を沸かせていた佐藤凌。これで、今大会3試合連続スタメン出場を果たし、2得点1アシスト。出場した全ての試合で得点に絡む活躍を果たしている。「初スタメンの時よりは緊張とかは減ってきて、自信もついてきた」(佐藤凌)と本人も個人として手応えをあわらにした。

 「最低条件は大臣杯出場」(栗田監督)。総理大臣杯出場の権利が与えられるのは7枠で、残すチャンスはあと2試合だ。次戦の5〜8位順位決定戦の相手は関東大学2部リーグ前期7位である青学大。昨年の同大会でも総理大臣杯出場を決めたのは青学大戦で、今年も同じ結果にしたい。仮に、青学大に負けてしまうと7月8日に行われる7・8位決定戦にまでもつれ込む。となれば対戦相手は駒大か流経大のどちらか(7月6日現在)。しかし、どちらも青学大より格上となる1部所属のため、できれば次戦で決めておきたいところ。連日で困難を極める試合にはなるが「明日の試合が本当に勝負」(柴戸)。必ず勝って総理大臣杯への切符を手に入れる。

[木田諒一朗]

試合後のコメント
栗田監督

「しょうがない結果だった印象です。2失点目はレフリーのジャッジングなので、もったいないとかではないです。こればっかりは何を言っても変わりません。ただ、1失点目はゴールキックの判断を間違えたことが失点の原因となっているので、そこは防げたと思います。ゲーム自体は前半は非常に良いゲームでしたが、後半は少し受け身になってしまいました。1点リードだったまま終わればよかったんですけど、まともに相手の攻撃を受けてしまっていたのはもったいなかったです。気持ち的に引いていたわけではないと思いますが、引くことで相手がボールを持つ時間は必然的に長くなります。そこで、メンタル的に厳しくなってきた面はありました。もう少し、前からハイプレスをしていればよかったと思います。(交代選手の多くがオフェンシブな選手だったのは)スライドしたりすることでボールは動くので、前の選手が一番疲れてきます。そこをもう一回プレスをかけられるようにしました。牛ノ濱が入ってだいぶ良くなりましたが、向こうも最後の方は割り切って中央の旗手選手と名古選手を縦にして攻撃的に来ていた中でセットプレーやPKを招いてしまったのが問題だと思います。また、カウンターをする中でオフサイドがいくつかあったのももったいなかったです。(順大とはどのように戦おうと)もう順大のやるサッカーはよく分かっているし、うちのサッカーをして1ー0でもいいから勝てればいいと思っていました。旗手選手を背後に走らせたり、自由にさせないことは大切ですが、あくまで順大のサッカーに合わせて戦いました。(これで大臣杯出場へ黄色信号)選手たちとしては勝ちを逃してショックだと思いますが、そんなことよりも明日のゲームに勝つことが大切なので切り替えていきます。最低条件は大臣杯出場ですが、勝っても負けても明治らしくガッツで戦っていきます」

柴戸
「今日を振り返って、結果にこだわらないといけない試合で最後ああいう形でひっくり返されたということはまだまだ自分たちの勝負強さだったり、最後絶対やらせないっていう覚悟であったりっていうのがまだまだこのチームにはないのかなっていう風に思いました。少し点を取ったことで少し引き気味になってしまって本来自分たちのハイプレッシャー、ショートカウンターっていうのができずに少し後ろ重視になってしまっていたので、本来明治のあるべき姿が特に後半無かったかなと思います。失点しないために引くっていうチームの統率はできていましたけど自分たちがやってきたことを信じ切れずに下げてしまったことはもっと練習を積み重ねて自信をつけていかないといけません。そうしないと、こういったいわゆる究極の局面になった時に自分たちがやってきたことを信じ切れずに下げてしまうと後半は特に感じました。相手のラインが高く、自分たちが背後を目指している中でボールの配給と動き出しのタイミングが合わなかったことがオフサイドになってしまった原因だと思います。(失点シーンを振り返って)試合の終わり際でしたし、集中力の部分がセットプレーの失点に関しては1番の要因かなと思います。今回の試合に関して言えば1−0で試合を終える勝負強さっていうのがまだまだこのチームにはないのかなって風に感じます。明日も試合があるので明日勝てば総理大臣杯に出られますし、自分たちはその総理大臣杯に向けてずっと練習してきたので明日に向けて切り替えようという話を試合の後には選手たちとしました。絶対に勝たなければいけないですし、まず総理大臣杯の出場の切符をつかむという意味では明日の試合が本当に勝負になってくると思います。また、チームとしても本当に勝たなければいけないと思うので、しっかりできる準備は全部していきたいと思います」

岩武
「今日を振り返って、勝てた試合を落とした印象です。先制点を取るまでは良かったんですが、そこから後半は引いてしまいました。反省としてはもうちょっと前からいき、マイボールの時間を増やさないと結局はあの時間で失点してしまうのだと思いました。単純に引いてしまったので前線からいかないとどうしても後手後手になってしまうので、終盤は後ろから声をかけて前をどう行かせるかをしっかりやらなければいけないと思いました。最後のところで粘り強くできたのでそこは良かったんですけど、ボールを取った後の部分をもっとしっかりやらないと、こんな苦しい試合になるのかなと思います。セットプレーの失点が多いので強いチームはセットプレーで点とるし、逆にセットプレーで点を取られないと思うのでまだまだ強いチームではないのかなと思います。勝ち癖だったり、勝つメンタリティーが今チームに足りないことだと思います。最後のところの集中力は、声をかけてはいたんですけどどこかでほころびが出たのかなと思いますが、明日に向けて切り替えていきたいです。今日のことよりかは明日のことで切り替えていこうとうことを試合後に選手たちとは話しました。総理大臣杯出場は絶対条件なので、まずは明日絶対に勝って総理大臣杯出場を決めたいです」

佐藤凌
「点を決めてもチームが勝たないと意味がないので、あまり全体としては良くなかったです。うれしさよりは悔しさの方が大きいです。ここで勝ったら大臣杯が決まる中で、自分が点を決めて勝てたらよかったです。(ゴールシーン)この前の1試合目のように土居くんがいい形で抜けてくれて、こぼれ球を決めました。常にあそこは狙っているので、同じような形になったんだと思います。(その前には惜しいループシュートも)裏が結構空いていたのでそこを狙うよう指示を受けていました。GKも前に出てきていたので、ループを選択しました。あれが決まっていれば試合の展開ももっと変わったのかなと思うので悔しいです。惜しいじゃ意味はないです。1点だけでなく2〜3点取っていればと安心して守れますし、もっと守りへの負担を減らしたかったです。(ベンチに下がった後に2失点)守ってくれって思いながら見ていましたが、押し込まれてしまったのは修正点です。(初スタメンの時は守備面が課題となっていたが3度目のスタメンとなった今節はどうか)今日も順大が回すのがうまく、自分のところのズレで縦パスを入れられた時もあったのでまだまだ足りない部分があります。3試合中2点という結果だけを見ると良いのですが、まだまだ内容は伴っていないですし、もっと点も取れるはずです。これに満足するのではなくアミノもまだ続くので、毎試合決められるよう準備していきたいです。初スタメンの時よりは緊張とかは減ってきて、自信も付いてきました。(青学大戦に向けて)明日勝てば大臣杯が決まるので、必ず勝って夏につなげていきたいと思います」


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