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田原を中心に勝負の秋が始まる

相撲部  予選敗退も秋につながる大きな1勝/全日本大学選抜十和田大会

▼団体戦
・予選1回戦
 明 大 0−5 日体大○
・予選2回戦
 明 大 0−5 近 大○
・予選3回戦
 ○明 大 3−2 早 大
※この結果、明大は予選敗退

▼個人戦
川村――3回戦敗退
東――3回戦敗退
北川――2回戦敗退
藤原――2回戦敗退
前田――1回戦敗退
 価値ある1勝で夏を終えた。毎年恒例の夏合宿の締めくくりとなる今大会。予選トーナメントを1勝2敗の成績で終え、予選敗退となった。しかし、6月に行われた東日本学生選手権で敗れた早大に対して白星を挙げるなど。夏の合宿の成果が見られる取組が多く見られた。

 プロ直伝の相撲で勝利をつかんだ。2敗で迎えた早大との3回戦。ケガの先鋒、田原勇也主将(政経4=報徳学園)に代わって土俵に上がった北川貴之(商3=明徳義塾)は気持ちで負けなかった。立ち合いから相手が低い体勢で勢いよく攻めてくると、その力を利用して正面から肩を引き落とし。一瞬で勝利を決めた。守重佳昭監督は「前に出る気持ちが気迫に変わって勝てた。明治の『前へ』の相撲ができている」と合格点を与えた。また北川自身も取り口に手ごたえを感じている。四つ相撲を得意とする北川。夏合宿の間、四つ相撲に名のある小野川親方一から特訓してもらった。「今日の試合も得意の形に持っていけば勝てるという心の余裕から生まれた」(北川)。
 続く次鋒の藤原竜平(政経2=埼玉栄)も夏を経ての成長を感じた。合宿では藤原と同じく体はそれほど大きくないながらもプロで活躍する武政選手(平27政経卒)に稽古についてもらい、体格に関係なく勝つ方法を教わった。その一つである「相手の動きを細かく捉えること」がこの試合でも活きた。立ち合いから押され土俵際まで追い込まれるも、しぶとく粘った藤原。最後は相手の動きに合わせるように引き落とし、相手に土をつけた。「早大は負けてはならない相手」(藤原)。プロと稽古を重ねて得た自信が選手たちを強くした。

 実りある目標に近づいている。団体戦で貴重な1勝を挙げただけでなく、川村希(政経3=埼玉栄)が個人戦で強豪・日体大の選手から金星を挙げるなどインカレに向けて明るい材料が多い。「この夏で基礎は固まった。それを確認できた大会だった」(田原)。集大成に向けてこれからは「気持ちの勝負になる」。

[鈴木貴裕]

試合後のコメント
守重佳昭監督

「寒いコンディションの中で優勝候補相手に1点、2点は取りたかったです。ただ最後の早稲田、ここだけは取ろうというところは勝てましたが、やはり1点勝負を勝ちに繋げられたらと思います。田原は初心に戻って元気よくやってくれたらと思ったので先鋒にしました。夏は基礎をあげるような稽古をさせてきました。全体的に力はついてきてます。北川は前に出る気持ちが気迫に変わって勝てたと思います。川村も日体の中心選手相手に勝てたのはいいことです。明治の『前へ』の相撲ができているこもいますから、このままの調子で行ってもらいたいです」

田原
「あと1点欲しかったです。1、2回戦とも確かに相手は強いですが、勝てる力はあるので全敗は悔しいです。早稲田は自分は怪我で出れなかったのですが、後輩たちは絶対に勝つと思っていたので信じていました。力を出し切れば負ける相手ではないので。この夏は大相撲の部屋に行って稽古してみんないい経験ができた夏でした。大相撲の部屋の人と稽古することで全員自身は着きました。この夏で基礎は固まりましたし、それを確認できた大会でした。やはり最後に足りない部分というのは気持ちです。インカレも気持ちの勝負になります」

川村
「ここに来る前に阿武松部屋で教わった前に行く形が出たので悪くはなかったです。早稲田戦では前2つ取っていたので自分が決めるという気持ちだけで取りました。相手はプロだったのですが自分がやれると思ったところもあったので自信にもなりました。夏前にした怪我はもう問題ないと思います」

北川
「大相撲部屋に行っていい感覚で来ていたので、そのままの感じで試合に臨みました。練習の感覚のまま相手を落とすことができました。3日間部屋で練習したのですが、自分が四つ相撲なので、四つ相撲が得意な小野川親方に稽古をつけてもらって、組み方や、当たり方を教わりました。それで感覚はよくなったと思います。今日の試合も得意の形に持っていけば勝てるという心の余裕から生まれたと思います。個人戦では動く相手にまだ苦手意識が残ってしまってます。部屋で学んだいい感覚を大事に秋も頑張っていきたいです」

藤原
「1回戦はまだ集中できていなかったのですが、2回戦から徐々に上がって3回戦は足も動いていたしうまく勝てたので良かったです。春にやられているし早大は負けてはならない相手ではあったので。綺麗な形ではなかったですが、粘って勝てました。個人戦では攻めることはできたのですが、あともう一歩出る力が必要でした。この夏は明治の武政先輩にお会いして、自分みたいに体が大きくないのに強い相撲を教わりました。立ち合いに強く当たった後に技をかけに行くと効くことと、相手の動きを細かく捉えることというのを学びました。次は体重別なので去年と同じ3位は最低限でその上というのを目指していきたいです」


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