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先制トライを挙げた廣井

ラグビー部  Cチーム 序盤の勢い維持できず帝京大に敗戦/練習試合

◆8・16 練習試合(明治大学菅平セミナーハウス)
▼Cチーム
 明治21{7−21、14−14}35帝京大C○
 Cチームも帝京大に敗れた。前半は先制トライを挙げたが、中盤から崩れて7―21で折り返す。後半はセットプレーの立て直しを図ったが逆転までは至らず、21―35でノーサイドとなった。夏合宿初戦となる帝京大戦で3連敗と厳しいスタートを切った。

 入りの勢いを継続できなかった。前半10分、ゲームキャプテン・左フランカー廣井雅宇(文4=明大中野)がスクラムハーフ加藤哲郎(法4=秋田)からのフラットなパスを受け取るとそのままインゴールへ飛び込み先制トライを挙げる。「アップから良い準備をして、良いゲームの入りができていた」(廣井)。幸先の良いスタートを切ったかに思われたが、前半19分に敵陣でのパスミスをBK展開され同点トライを許す。ここから明治の歯車が狂いだした。前半27分には自陣でのマイボールスクラムをターンオーバーされトライを許すなど、要所でのセットプレーで後手に回った。さらに自陣でのプレーが続き、前半37分にもゴール前のディフェンスを破られトライを献上。序盤の集中力を維持できず、7―21で前半を折り返した。
 後半はセットプレーを立て直した。「後半のスクラムはフロントロー陣に声をかけ続けた」(古田雄也・商4=国学院久我山)と、経験豊富な4年生がチームを鼓舞。春季から強みにしていたスクラムを取り戻した。また、試合終了間際には、安部耕平(法2=大分舞鶴)が自陣でのクイックスタートから瞬時の判断で相手の裏のスペースにキック。自ら追ってキャッチするとそのままインゴールに持ち込んだ。決して諦めない姿勢がトライを生み出した。後半のスコアだけを見れば14―14とチャンピオンチーム相手に一矢を報いたが、前半の失点が響いて21―35で敗れた。

 80分間集中力を維持することが、上位校との差を埋めるカギとなる。前半の入りの良さを見れば、スキルの差はほぼないと言える。「きつい時に一生懸命プレーできる選手とできない選手の差の中で負けている」(丹羽政彦監督)。15人全員が規律を守り、練習での積み上げを試合で出せば結果はついてくるだろう。また、敵陣22メートル内でのアタックの精度向上も急務だ。前半の序盤こそ敵陣でプレーする時間が続いたものの、奪ったトライはわずか1つだけ。少ないチャンスでもトライを取り切りたいところだ。菅平での夏合宿は始まったばかり。「紫紺を着て試合に出たいという気持ちは変わらずに持っている」(廣井)。野心に溢れるCチームから明治を底上げしていく。

[柏崎涼介]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左フランカー廣井雅宇(文4=明大中野)

「昨日AチームとBチームが負けていて、何としてでも今日は勝ちたいという気持ちはありました。アップから良い準備をして、良いゲームの入りができていただけに、勝てなかったのは悔しいです。きつくなってきたときにゲインラインにアタックできない、前にアタックすることができなくなってきて相手の強いディフェンスを受ける場面が目立ちました。ブレイクダウンも受けたところで超えられてしまったところがありました。もっと自分たちが湧き上がってくるようなアタックをしなければいけなかったと思います。FWはモールをやっていて、今回モールが形成されないまま押してしまって相手のスクラムになってしまった場面もあって、レフリーとコミュニケーションすることも重要になってきます。敵陣22mの内に入ったら得点するかペナルティーもらうかのどちらかなので、それにつなげられなかったのが敗因です。キックカウンターで相手の15番に走られてしまう場面がいくつかあったので、試合中にもっと話さないといけない。コネクションを切ってしまってはだめで責任を持ってディフェンスしないとだめです。一本抜かれたら二本目、三本目は抜かれてはいけないです。それが相手が得意としている形なら潰していかないといけません。自分のトライは、FWが前に出ていて、ハーフが加藤哲だったので息も合って良い形でもらえました。自分がキャプテンで加藤哲がバイスキャプテンでチームのことを考えた噛み合ったトライだったと思います。夏合宿では、コミュニケーションを取る、自分がこう思うというのを伝達して共有するというのを意識しています。15人が同じ絵を見れば、結果もついてくると思います。それにプラスして体を張る気持ちの部分を取り組んでいければいいなと思います。例年より合宿の期間が短いので密度を濃くやっていければと。食堂でもポジション毎に固まってご飯を食べるだとか、日々のコミュニケーションを取れるように工夫しています。しっかり一人一人が日本一のために何ができるか考えてやっていると思うので、合宿の最終日まで秋に向けての良い準備をしていきます。(主務としては)レフリーや試合会場の手配などが大変ですね。喜多川や古岡はじめ、学生スタッフがサポートしてくれているので、助かってます。しっかりと選手と両立できています。個人的には最後のシーズンなので、下のチームでキャプテンやらしてもらってるのは嬉しいことですが、入部して4年目で紫紺を着て試合に出たいという気持ちは変わらずに持っているので、一つ一つ自分が求められているプレーを遂行してAチーム目指して頑張りたいと思います」

左プロップ羽田野湧斗(理工4=国学院久我山)
「明治はセットプレーを強みにしてこれからやっていこうと思っていましたが、今日は帝京相手にセットプレーで優位に立てなかったです。帝京のアタックは前からくるとわかっていたので、ディフェンスのラインスピードを上げるというのを意識して望みました。前半20分まではいい感じにできていました。今日課題に上がったセットプレーや、20分過ぎたあたりからのプレーを改善していきたいです。帝京にも通用するように体も激しく当てていきます。個人的にはプロップなので、スクラムやフィールドプレーのラインブレークを重点にこの合宿で強化できればと思います」

フッカー松岡賢太(商2=京都成章)
「FWはラインアウト、スクラムのセットプレーの部分で安定させようという目標で試合に臨みました。ラインアウトはしっかり安定させることができてすごく良かったです。スクラムでは相手ボールを一本ターンオーバーすることができて、そこで流れに乗っていけるかと思っていたのですが、途中で自陣側で相手にターンオーバーされてそのままトライされたシーンがありました。そこは完全にFWの責任です。一本スクラム負けただけでも失点につながるので、全部圧倒できるようにしていきたいです。組んだ感じでは負ける感じは全くしなくて、どちらかと言うと押せる感じがしていました。そういう状況で逆に押されたというのは、気持ちの面で抜いてしまった部分もあると思います。明治がやってきたことを出せれば、全勝できたスクラムでした。マインドセットをしっかりとして、ゴール前の所で100%出し切るという部分はFWで統一してやらなければいけません。個人としてはボールキャリーで積極的に前に出れたと思うんですけど、まだタックルのディフェンスの部分で前に出れていなくて。自分がターンオーバーにつながるプレーにあまり関わることができませんでした。しっかりディフェンスで相手にタックルして、そのままマイボールにできるようなプレーをもっとしていきたいですね。フィジカルの面では負けていなかったです。1年生の時は付いていくのが必死で合宿でどんな事をするのかあまり分からなくて不安もあったんですけど、今年は合宿の重要性も十分に分かっているので一つでも上のチームに上がれるように頑張っていきたいです。フッカーというポジションなので、セットプレーの部分でリードしてどの試合でも高い精度でできるように。あとは、自分の強みであるボールキャリーでスタッフにアピールして、チームに良い影響を与えられるようなプレーをしていきたいです」

スタンドオフ二浦瑞樹(営2=明大中野)
「前半の最初の入りがすごく良かったので、その流れに乗って行けたら勝てたのではないかなと思います。勝てる試合を落としてしまいました。帝京のFWが強いことは分かっていたので、モールやブレイクダウンの周りをしっかりと止めることと、ディフェンスは全員でアンラインでプレッシャーを掛けられるように練習してきました。アタックの面ではコミュニケーションもよく取れていたかなと思うんですけど、ディフェンスの時にまだまだ足りないなと。そこが課題だと思います。アタックでどんどんゲインラインを切って前に出て行くのをイメージしていたんですけど、途中から相手がしっかりそろっていて前に出てくるのに対して、裏を使ってしまいました。あとはスペースをあまり見れていなかった。しっかりキックを使って、スペースに落とすことがもう少しできたら良かったと思います。この合宿でアタックとディフェンスでFWとうまくコミュニケーションを取って使えるように、あとはBKの声も外からしっかりと聞いてボールをスペースに運べるようにしていきたいです」

左ウイング廣渡将(商2=東福岡)
「ディフェンスの時にずっとコミュニケーションと言われていて、しっかり声を出し合ってバックスリーでスペースを埋められていました。前半の入りも良かったんですけど、その流れをキープできずにトライを続けて重ねられてしまったのが敗因です。敵の弱みを理解して試合に臨んだつもりでしたが、それ以前に自分たちが決めていたダブルタックルなどが甘くて、まだまだ意識が足りないなと。自分個人としては、コミュニケーションの部分は意識してできていたと思うんですけど、まだFWとBKの間であったり、FWの間であったりが全然駄目で抜かれていたので、そこはビデオで見て改善していかなければいけないなと思います。去年はまだ入学して数カ月で夏合宿に臨みましたが、今年は1年経験した上で。それを踏まえて今日の試合を振り返ると、自分の成長を感じられた試合だったかなと思います。ですが、まだまだ自分からボールをもらえていなかったので、そこは反省点ですね。この合宿で自分が長所としていくところを見つけて、しっかりボールをもらえるように、失点をゼロに近くできるようにしていきたいです」

右センター小椋統平(文2=京都成章)
「昨日のA・B戦を見ていて、帝京さんが試合の入りがとても良いチームだったので、自分たちも入りで負けないように最初から全力で行こうという話をしていました。それが序盤から出せたので入りはすごく良かったと思うんですけど、後半どんどん継続できなくなって、崩れてしまったのが敗因です。チームが良い雰囲気でやれている時は、アタックもディフェンスも外も内も喋れていて、コミュニケーションはよく取れていたと思います。ただ、しんどくなってきたり、相手にペースをつかまれたりするとみんな話せなくなって、そこからやられてしまうシーンが多かったことが反省点ですね。個人としては相手のディフェンスがかなり速くてそれに対応できずに、何回かタックルを食らったままになってしまうことがありましたし、アタックもあまりゲインできなくて、良い働きができなかったと思います。ディフェンスはあまりミスもなかったので、そこは継続していきたいです。BKとしても、やはりしんどくなった時にFWに対して話せなくなって、ディフェンスを崩されてしまう場面が多かったです。BKラインのディフェンスは悪くなかったんですけど、アタックもゲインラインを全然切れなくてFWを助けてあげることができなかったので、もっと試合中に相手の弱みを探して修正していかなければいけないと思いました。1年生の頃はアグレッシブに自分の事だけ考えてプレーしていたイメージがあるんですけど、今年2年になって周りのことを見られるようになって話せるようになったので、自分の中でのフォーカスポイントは変えれたかなと。この合宿で、アタックでもっとゲインラインを切ってFWを助ける場面を増やしたいですし、試合が多い分、実戦経験も積めるので秋につなげられるものにしたいです」

フルバック石井雄大(政経3=国学院栃木)
「今日の入りはよかったのですが、前半の中盤に差し掛かるにつれて崩れていってしまったので今後はもっと集中力を高めて試合の80分間に常に出せるようにしたいです。前半はアタックで先制できたままの勢いで試合をできたらもっと良い結果になったと思います。ペースが崩れた要因として、フィットネスが足りずに疲れてしまってコミュニケーションが取れなくなってしまったこと。辛いときこそしっかりコミュニケーションを取りたいです。帝京大は裏を見て球を蹴ったりするので、自分もしっかり蹴るのかランを選ぶのかを見極めていました。前半終了してチームで話したことは、帝京大はディフェンスが良いので表と裏を使えば勝ちにいけるという話をして、前半は表ばかり使っていたので後半は裏も使おうと。それでディフェンスを抜けた場面もあったので判断は良かったと思います。それに加えて後半はポジションごとにやることができていたので、裏のスペースも見ることができました。今日のテーマもチャレンジでしたので、自分の中でもチャレンジャーという気持ちを忘れずにプレーしました。今回は入りが良かったので、次の試合ではその入りの良さを継続させることと集中力を保ちたいです」

古田雄也(商4=国学院久我山)
「昨日監督から4年生の役割として、後半に試合に入ってもっと盛り上げろと怒られたので今日は試合に入ってから流れを変えられたらいいなと思っていました。前半は外から見ていてもアタックの流れもテンポは良くてスクラムも押せていたのでプレーも安定していたと思います。先制トライもできたので、それを持続する力が明治にはなかったのでそこが課題だなと思いました。後半のスクラムはフロントロー陣に声をかけ続けました。負けてないから自信を持っていこうと。しっかりとスクラムは組むことができましたし、相手を崩すこともできたので良かったと思います。セットプレーという点では、自分自身スローイングが春から課題と言っていて今日は100パーセントでしたが、昨日は一本ミスしてしまいました。それでも一本だけに抑えられたので成長できたのかなと。それを夏合宿で100パーセントにしていきたいと思います。自分自身、Cチームの試合に出るのが今年は初めてだったので不安もありましたが、ABでやっていることをCチームに活かせるようにしていました。最後のスクラムは時間もなかったので自分たちで押し続けるという選択を取って、ペナルティーを奪おうとしてボールが出てしまいました。結果的に押せたので手応えもあり良いスクラムでした。チームの課題としては前半の良い流れを保つことができなかったのがコミュニケーションが途切れてしまったことだと思うので修正していきたいです。個人的にはセットプレーとワークレートの2つを上げていくことです」

坂本龍哉(商2=国学院久我山)
「フィジカルで前に出ることはできたと思います。あとはもっとゴール前で体張らないといけないと感じました。自分の体を当てる回数を増やしていきたいです。後半プレーが切れて、再開後にすぐに取られてしまったけどすぐに取り返せたのはよかったと思います。昨年は途中で合宿から降りることになってしまったので、今年はケガのないように上のチーム目指して頑張ります」

山本俊平(文2=明大中野)
「出場時間は20分しか頂けませんでしたが、持ち味のタックルを出せませんでした。アタックの時間が多かったというのもありますけど、ゴール前のディフェンスは運動量を上げる意識でやっていかなければなりません。相手のテンポが早くて、そのテンポに追いつけなかったです。ミスが明治の方が多かったです。昨日、Aチーム、Bチーム共に負けていて今日は勝とうとCチームで話していましたが、そうはいかなかったので悔しいです。個人的には久し振りの試合で、練習と試合では感覚がまた違いました。フィットネスだとかまだまだ必要なことはたくさんあります。この合宿では誰よりも多くタックルして頑張ります」



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