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9回に適時二塁打を放った越智

硬式野球部  宮崎で多くのファンが熱狂! 明大勢の好プレーも続々/東京六大学オールスターゲーム

◆8・26 東京六大学オールスターゲームin宮崎(宮崎生目の杜運動公園アイビースタジアム)
▼SUNフェニックス(明大、立大、早大)6−11OCEANブーゲンビリア(慶大、法大、東大)○
OCEANブーゲンビリア11
SUNフェニックス

(O)○長谷川(法)、熊谷(法)、菅野(法)、宮台(東)、山下大(東)、菊地(慶)、橋佑(慶)、橋亮(慶)―中村浩(法)、森田(東)、郡司(慶)
(S)●奈須(早)、手塚(立)、大竹(早)、三輪(明)、清水(早)、田中誠(立)、小島(早)、中川(立)―岸本(早)、氷見(明)、藤野(立)
【三】寺山(立)、郡司(慶)
【二】楠田(東)、瀬尾(慶)、八木(早)、越智(明)
(S)◇犠打0 ◇併殺2 ◇残塁11 ◇盗塁0 ◇失策1
 六大学野球普及のために行われる東京六大学オールスターが宮崎県の生目の杜運動公園アイビースタジアムで行われた。チームはSUNフェニックス(立大、早大、明大)とOCEANブーゲンビリア(慶大、法大、東大)に分かれて対戦。初回にOCEANブーゲンビリアが4点を先制するとその後も18安打の猛攻で11−6の大勝。明大擁するSUNフェニックスは敗れたものの、選手たちのハイレベルなプレーに球場は沸き、オールスターは大盛況に終わった。

 六大学のオールスターが宮崎県で行われた。明大からは中野速人主将(法4=桐光学園)、逢澤崚介外野手(文3=関西)、植村侑介内野手(農3=日南学園)、越智達矢外野手(営3=丹原)、高瀬雄大内野手(営3=長崎西)、氷見泰介捕手(政経3=豊川)、三輪昂平投手(国際3=日大三)の7選手が選出。スタメンに選ばれた逢澤、越智をはじめ、全員が試合出場を果たした。

 目の覚める当たりだった。9回2死一塁、2ストライク2ボール。打席に立ったのはこの日無安打の越智。球場全体に試合終了の雰囲気が漂う中、投じられた1球は瞬く間に左中間を切り裂いた。「久しぶりに良い当たりが出た」と本人も納得の一打は、終始大差をつけられたチームとしても一矢報いる適時二塁打となった。全試合でスタメン出場を果たしながらも長打はわずか1本にとどまった春季。「秋は長打を打てるバッターになっていきたい」(越智)と、夏はウエートトレーニングやロングティーを重ね打球の飛距離アップに取り組んだ。努力が実を結び、ここ一番で出たこの日の二塁打。明大の4番の覚醒は近い。

地元の野球少年に囲まれる植村
地元の野球少年に囲まれる植村
 名前を呼ばれた瞬間、ひときわ大きな歓声が上がった。地元・宮崎県出身の植村は9番セカンドで出場。打撃こそ振るわなかったが、守備では2回に同じく九州出身のショート・林田(立大)との二遊間で併殺を完成させるなど、素早い動きを見せた。きわどい打球にも何度も飛び込み、ユニホームは誰よりも泥だらけに。ファンの熱い声援を背に全力プレーを貫いた。この日は両親だけではなく祖父母までもが、植村の雄姿を見るべく球場に駆け付けた。「幸せだった」(植村)。幸運にも巡ってきた地元でのオールスター開催は、一生の思い出になった。

 リーグ戦開幕まで秒読みだ。お祭りのような雰囲気の中でも「他大の選手がどんな球を打っていたかとかデータとして意識して見ていた」(中野)と勝利への思いは忘れていない。今回出場した選手たちもチームに帰れば激しいレギュラー争いが再開される。「これを自分のチームでどう生かしていくか」(氷見)。勝負の秋が始まる。

[楠大輝]

大学トップレベルのプレーで宮崎のファンを沸かせた六大学の選手たち
大学トップレベルのプレーで宮崎のファンを沸かせた六大学の選手たち


明大から出場の7選手
明大から出場の7選手


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◆OCEANブーゲンビリア 打撃成績◆
打順守備名 前 
(遊)相馬(法大)四球一ゴ  三振             
  打三原田(法大)         右安  中安  投安
(捕)中村浩(法大)三ゴ  遊安          
  打捕森田(東大)      左安右安
 郡司(慶大)           右三  中安
(中)柳町(慶大)四球  二併  遊失          
 打中宇佐美舜(東大)        中安  四球  三振
(指)中山(法大)野選  遊ゴ 三振左飛  遊ゴ
  走指山田(東大)   
  橋佑(慶大)  
  橋亮(慶大)               
(左)楠田(東大)左中二   二直投併          
 森(法大)          二ゴ左安    
(二)倉田(慶大)死球  右安  三邪飛        
 二遊照屋(慶大)          二ゴ投ゴ    
(一)清水翔(慶大)中安  右安  中安三直      
 打一明渡(慶大)            三振  
(右)舩曳(法大)三振  右安  中安  一ゴ三振  
(三)遊二瀬尾(慶大)四球    三ゴ  死球左二中飛  
   421811                  


    
◆SUNフェニックス 打撃成績◆
打順守備名 前
(右)中逢澤(明大)右飛  二ゴ       
 打右八木(早大)      投安    四球  左二
(遊)林田(立大)四球  遊ゴ  三邪飛      
 高瀬(明大)            四球  左安
(三)笠松(立大)死球  三ゴ          
 打三中野(明大)          左安  四球  投ゴ  
(指)加藤(早大)左安  右飛 三飛一ゴ  中飛
(一)佐藤普(早大)三振   捕飛          
 打一飯迫(立大)          一ゴ三飛  中安  
(中)山根(立大)遊ゴ    一邪飛           
 寺山(立大)         右中三  左安      遊ゴ
(左)越智(明大)  遊飛  遊ゴ  四球  投ゴ    左中二  
(捕)岸本(早大)  一ゴ            
 氷見(明大)        遊失  右安    
 藤野(立大)            遊ゴ  三振
(二)植村(明大)  三振      三飛       
 宇都口(早大)          三振  遊ゴ  
   3810                



◆OCEANブーゲンビリア 投手成績◆
名 前球数
長谷川(法大)29
熊谷(法大)12
菅野(法大)10
宮台(東大)
山下大(東大)02/313
菊地(慶大)11/340
橋佑(慶大)26
橋亮(慶大)13



◆SUNフェニックス 投手成績◆
名 前球数
奈須(早大)41
手塚(立大)12
大竹(早大)41
三輪(明大)22
清水(早大)
田中誠(立大)31
小島(早大)15
中川(立大)10

◆OCEANブーゲンビリア ベンチ入りメンバー◆
 
氏名
所属
監督
大久保秀昭
慶大
コーチ
青木久典
法大
コーチ
浜田一志
東大

位置
氏名
所属
投打
出身高校
投手
熊谷拓也
法大
右右
平塚学園
投手
長谷川裕也
法大
右右
聖望学園
投手
宮台康平
東大
左左
湘南
投手
菊地恭志郎
慶大
右右
慶応志木
投手
菅野秀哉
法大
右右
小高工
投手
橋亮吾
慶大
右右
慶応義塾湘南藤沢
投手
橋佑樹
慶大
左左
川越東
投手
山下大志
東大
左左
豊田西
捕手
森田穣
東大
右左
学芸大付
捕手
中村浩人
法大
右右
多良木
捕手
郡司裕也
慶大
右右
仙台育英
内野手
明渡稜
慶大
右右
桐蔭
内野手
清水翔太
慶大
右左
桐蔭学園
内野手
瀬尾翼
慶大
右右
早稲田佐賀
内野手
倉田直幸
慶大
右左
浜松西
内野手
照屋塁
慶大
右右
沖縄尚学
内野手
山田大成
東大
右左
桐朋
内野手
原田寛樹
法大
右左
春日部共栄
内野手
中山翔太
法大
右右
履正社
内野手
相馬優人
法大
右左
高崎健康福祉大高崎
外野手
森龍馬
法大
右右
日大三
外野手
楠田創
東大
右右
桐朋
外野手
宇佐美舜也
東大
右左
桐朋
外野手
柳町達
慶大
右左
慶応義塾
外野手
舩曳海
法大
右左
天理


◆SUNフェニックス ベンチ入りメンバー◆
 
氏名
所属
監督
溝口智成
立大
コーチ
橋広
早大
コーチ
田中武宏
明大

位置
氏名
所属
投打
出身高校
投手
清水陸生
早大
右右
宮崎大宮
投手
奈須怜斗
早大
右左
延岡学園
投手
大竹耕太郎
早大
左左
済々黌
投手
小島和哉
早大
左左
浦和学院
投手
三輪昂平
明大
右右
日大三
投手
田中誠也
立大
左左
大阪桐蔭
投手
手塚周
立大
右左
福島
投手
中川颯
立大
右左
桐光学園
捕手
岸本朋也
早大
右右
関大北陽
捕手
氷見泰介
明大
右左
豊川
捕手
藤野隼大
立大
右右
川越東
内野手
笠松悠哉
立大
右右
大阪桐蔭
内野手
宇都口滉
早大
右右
滝川
内野手
佐藤晋甫
早大
右右
瀬戸内
内野手
中野速人
明大
右左
桐光学園
内野手
飯迫恵士
立大
左左
神戸国際大付
内野手
林田景太
立大
右左
島原
内野手
高瀬雄大
明大
右左
長崎西
内野手
植村侑介
明大
右左
日南学園
外野手
山根祐太
立大
右右
浦和学院
外野手
八木健太郎
早大
右右
早稲田実
外野手
逢澤崚介
明大
左左
関西
外野手
寺山寛人
立大
左左
神戸国際大付
外野手
越智達矢
明大
右右
丹原
外野手
加藤雅樹
早大
右左
早稲田実

試合後のコメント
1安打を放ち、声でもチームを盛り上げた中野
「(オールスターに出場して)やっぱり六大学の中から選抜された選手たちってだけあって、単純にレベルが高いなと思いました。振りが速かったり、球が速かったり、ポテンシャルの高さを感じました。(守備中はずっと声掛けをされていました)自分の持ち味だと思っていますし、こういうところで出せないとリーグ戦ではもっと出せなくなってしまうと思ったので、意識して声を出したり、ダッシュしたり徹底していました。(得られたものは)他大の選手が試合の中でどんな球を打っていたかとか、どんな球を見逃していたとか、データとして意識してみていました。あとは一緒にやったことで、これから戦う時の闘争心ももっともっと出てくると思うので、そんな中ではすごく良い一日だったと思います。(リーグ戦に向けての意気込み)春の5位っていう悔しい結果は、一瞬たりとも忘れたことはありません。自分にとっても大学生活最後のシーズンなので、絶対に日本一になって終わりたいと思います。チーム一丸となって頑張っていきます」

矢のような送球でスタンドを沸かせた逢澤
「(球場は)去年も体験させていただいたんですけど新潟とはまた違ったいい雰囲気でできたと思います。1本欲しかったですけど楽しんでできたので、守備でもいい送球できましたしそこに関しては楽しんでできたのが1番良かったのかなと思います。(他大の選手を見て)やっぱり昨季は5位っていう結果だったんですけどほかの強いチームのプレーとかを見て、まだまだだなと感じました。自分とタイプの似てる立教の寺山とかは2安打してていい選手だなと思ったので、自分も頑張らなきゃなと思いました。(秋に向けて)あと少ししかないのであとはやるだけだと思います。自分が引っ張っていくっていう強い気持ちだけは持ってるのでこのまま継続して頑張りたいなと思います」

地元・宮崎での出場となった植村
「(地元での開催は)やっぱり宮崎県民のみなさんが応援してくださるのでなんとしてでも打ってやろうという気持ちで臨みました。両親もおじいちゃんおばあちゃんも来てて、その中で打ちたかったですけどちょっと力んじゃっていい結果が出なかったです。(雰囲気は)結構お客さんが入ってたのでその中でプレーできて幸せでしたね。(プレーは)やっぱりバッティングがダメですね。守備はまあまあだったのでやっぱり打ちたかったですね。(他大の選手は)レベルの高さというか個々の力がすごくあって勉強する面が多かったと思います。立教の林田選手が上手かったので見習っていきたいですね。(秋に向けて)少しでもチームの力になれるようにこれから少しずつもっと努力して技術を上げていきたいと思います」

フル出場を果たした越智
「(最後の打席で二塁打)久しぶりに良い当たりが出てくれました。(打ったのは)ストレートです。(長打が打てる打者になりたいとずっとおっしゃっていますが、ご自身としての手ごたえは)まだ全然ですね。リーグ戦まであと少しですけど、ちょっとでも調子を上げていきたいです。(今後に向けての意気込み)レベルの高い他大学の選手たちとプレーできて、その中でも一本出たので、今日のチームの雰囲気やみんなのプレーの良い所を、チームに持って帰ってこれからの試合に生かせるように頑張ります」

1安打を放った九州出身の高瀬
「普段なかなかできない経験なので、レベルの高い選手の中でやらせていただいて楽しくできました。その中で学ぶことも多かったです。(地元九州での開催)両親や地元の友達が来てくれてました。バッティングとしては1本出てよかったです。(リーグ戦に向けて)良い経験をさせてもらったので生かせるようにしたいです。(渡辺佳明選手がこの秋活躍に期待する選手に高瀬選手の名前を挙げていました)だいぶ差をつけられているので、佳明に負けないように頑張ります」

強気のリードが光った氷見
「(雰囲気は)独特でした。こんな貴重な体験でなかなかできないので素直に楽しめました。周りの選手も各校のレギュラーが集まっているので、そういう選ばれた選手の中で野球ができるっていうのは幸せを感じて、自分は自分のプレーをやろうと思ってました。(他校の選手は)自分のポジション的に立教と早稲田のキャッチャー2人ですね。やっぱりライバル的なところもありますし、今日こうやって交流して情報共有できたことでお互いに学べたので、なおさらここから負けられないなという気持ちになりました。(プレーは)ヒットが1本出たのは良かったんですけどこれが終わりじゃないので、秋のリーグ戦が2週間後には始まるのでこういう経験をシーズンに生かしたいなと思います。(他大の投手は)いつも組まない投手なので、自分としても引き出しを広げられるいいチャンスをもらって、いろんな投手を経験して自分の幅も広がったと思うので、これを自分のチームでどう生かしていくかだと思います。(秋は)春はああいう悔しい結果で終わったのでなんとかリーグ優勝、そして日本一を全員で取りにいけるように貢献していきたいと思います」

バースデー登板となった三輪
「(お誕生日おめでとうございます)ありがとうございます(笑)。(オールスターで登板してみて)こういう機会なので、真っ直ぐだけでどれだけいけるか試してみたんですけど、さすがに真っ直ぐだけで抑えられるほど甘くなかったです。(選ばれて)楽しかったです。(リーグ戦に向けて)真っ直ぐだけではまだまだだと分かったので、普段のリーグ戦みたいにいろんなボールを投げて、今日の経験を生かしてやっていきます」

先制の3点適時二塁打を放った楠田(東大)
「(先制の二塁打)レベルの高い六大学の選手との試合の中で打てて、リーグ戦に向けて自信にはなりました。(打った瞬間は)狙っていた球だったので、感触としても抜けるかなと思っていました。(オールスターの雰囲気は)本当にレベルが高くて、必死に食らいつこうとした結果です。貴重なタイムリーになって、ホッとしました(笑)」

ほぼ完璧な投球を見せた宮台(東大)
「(投球を振り返って)緊張したんですけど、マウンドに上がったら自分の真っ直ぐを思い切り投げるだけだったので、投球内容としては悪くなかったと思います。(他の六大学の選手とのプレー)みんな思い切りバットを振れていて、すごく雰囲気の良い中でプレーできました。本当に楽しかった。(リーグ戦に向けて)次は敵同士なので、今日の経験を生かして勝ち点を取りにいきます」


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