検索
 HOME > ラグビー部

2トライを挙げた井上

ラグビー部  同志社に快勝 秋へ向け好感触を得る/定期戦

◆9・2 定期戦(ドコモ大阪南港グラウンド)
▼〇明治66{33−12、33−7}19同志社

 関西の強豪相手に明治のラグビーを貫き通した。試合開始直後は同志社の素早い展開に対応できず、連続トライを許し苦しい状況が続く。しかし、FWがすぐに試合を立て直し明治ペースへ流れを引き寄せた。後半に入ってもリザーブメンバーは相手に突き入るスキを与えずトライを積み重ね、66−19でノーサイド。夏合宿の成果を存分に発揮する試合となった。

 夏の成果が着実に表れ始めた。前半2分、いきなり同志社BKにディフェンスラインを突破され被トライ。さらにその4分後、またもゲインを切られ連続トライを許した。「夏合宿で東海大に勝って、気の緩みが出てしまった」(左ロック古川満主将・商4=桐蔭学園)。だが、夏を乗り越えた重戦車は頼もしい姿を見せた。前半14分、マイボールのラインアウトをきっちりキープするとFWが体を張り続け、最後は右プロップ祝原涼介(情コミ3=桐蔭学園)がゴール中央へグラウンディング。地力の高さを見せつけた。前半27分には古川自ら20メートルゲインし、最後はナンバーエイト坂和樹(政経2=明大中野八王子)がトライ。相手のスキを見逃さなかった。前半終了間際には敵陣でのラインアウトからモールを組むと右フランカー井上遼(政経3=報徳学園)がインゴールし突き放す。序盤以外は主導権を握り33−12で前半を折り返した。
 メンバーを大きく入れ替えても攻撃の手を緩めなかった。後半に入ると敵陣内でのプレーが続き終始明治のラグビーとなる。後半3分、またもモールを組みフィジカル勝負に持ち込み圧倒すると最後は小宮カズミ(文3=目黒学園)がインゴール。「モールでトライを取れたのはよかった」(古川)。夏合宿で力を入れてきたモールは明治の新たな武器となっていく。また、今回メンバー登録されたのは30人。「この試合はこれから紫紺を着ていけるかの重要な試合だった」(右ウイング渡部寛太・文4=愛媛県立北条)。試合前コーチからはこの試合の意味について話もあった。そんな緊張感のある試合の中でリザーブメンバーたちはしっかりと成果を見せていった。結局試合は66−19と快勝。好感触で同志社との伝統試合を終えた。

 昨年の雪辱を果たしたい。いよいよ来週から関東大学対抗戦が開幕。明治は16日の青学大戦から始動する。昨年は帝京大、早稲田に次ぐ3位と悔しい結果に終わり辛酸をなめた。今年のメンバーはその悔しさをピッチで迎えた選手も多く、今シーズンに懸ける思いも強い。同志社相手に接戦をものにした経験はこれからの自信となる。「ラストシーズンになるし絶対に負けられない」(渡部)。3連勝中の勢いそのままに勝ち進みたい。

[東後太一]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・古川満主将(商4=桐蔭学園)
「対抗戦前最後の試合だったので今まで夏合宿でやってきたことを全て出し切って最終確認という試合でした。試合の入りでは油断のようなよくない入りになってしまいました。こういうことを帝京とか東海にしてしまうと負けてしまうと思いますのでここは早い修正をしていきます。スクラムは相手が独特な組み方をしてくるチームだったのだけれどうまく対応し切れない部分もありました。モールは前後半で1トライずつ奪えたというのはこれからの自信になりますし収穫です。次の初戦はどこのチームも重要視してきます。春から明治がどのように変わって仕上がっているのか注目されると思いますが今年の明治はいつもとは全然違うぞというところをしっかり見せていきたいです。まずは今日出た課題を一つ一つ修正していくことが大事だと思います。明治の力を見せつけたいです」

左プロップ久原綾眞(政経4=佐賀工)
「夏合宿で一戦一戦成長できたし来週からシーズン始まるので、今日はその前の試合ということで気合い入れてプレーしようと思っていました。でも、前半の入りというところで新しい課題ができたので残りの時間で修正していきたいです。スクラムは、夏合宿前は完成までいかなかったですが、完成に近いものが見えてきたので、これからどんどん継続していけるようにと思いました。でも、関西のスクラムは1番が上がったり3番が上がったりして、関東にはない組み方をしてくるので良い練習になったし、対抗戦が終わってからのセカンドステージに向けて良い経験になりました。夏合宿の最終戦で東海大と戦って予想以上に良い成績を残して、その東海大と同志社が戦って数字を見る限りではいけるなってどこかみんな感じたと思うので、そこにつけられてディフェンスの部分ではコミュニケーション不足で普段抜かれない部分で抜かれてしまって、そこは自分たちの甘さだしもっと気を引き締めてどんな相手でも自分たちの力を出さなきゃいけないなと思いました。そのあとは自分たちの原点に立ち返ろうっていう話をして、今までやってきた一対一のフィジカルの部分であったりFWでいうセットプレーの部分とか、BKもディフェンスラインの上がる部分とか春からやってきたことをもう一回やろうと話しました。FWのディフェンスは良かったんですけど、マイボールでは同志社のほうに良いように組まれてしまったなと思います。あと、モールでトライを取りたかったんですけど取らしてもらえないシーンもありましたし、きれいに取れなかったところもあるので、モールはまだ課題かなと思います。ディフェンスは良いので、アタックの部分でFWがモールでトライを取れたらBKを楽にしてあげられるかなと思います。ブレイクダウンではフィジカルの部分では負けてると思わなかったので、セカンドの速さを修正していきたいです。早くつければBKにも早いボールを出せると思います。同志社にスペースを見てアタックされたしBKも裏を狙ってきたけど、自分たちのコミュニケーションで解決できるところがあったので、そこは考えて動いていきたいです。アタックし続けるとスコアできるっていうのはわかったんですが、ディフェンスで人数そろってるのに上がれずに待っちゃってっていうところがあったので、そこは全体的にラッシュアップして前でディフェンスしたほうがいいと思いました」

右ロック舟橋諒将(文3=札幌山の手)
「前半の立ち上がりは僕たちの気の緩みが出た結果です。気合を入れていましたが、心のどこかに勝てるという油断がありました。トライを取られて明治のプライドを見せなければいけないという思いが巻き返しにつながったと思います。試合の入りは悪かったのですが、スクラムになれば練習からスイッチを入れてやっているので、試合に負けていてもFWでは勝たなければいけないです。明治のプライドが出たのがスクラムです。モールトライもありましたが、自分たちの求めている形ではないので帰って修正して良い形で安心して取れるようにしたいです。今日は風も強かったので相手もプレッシャーがなかったのでラインアウトも落ち着いて入れば獲得できたと思います。そういったチャレンジ精神は良いところだと思いますがチャレンジしすぎて失敗してしまったという印象です。今日の試合では後半で絶対に負けないというスイッチが入って巻き返したところが夏合宿を終えて一番出た成果だと思います。対抗戦が始まりますがポジションは確定していないので、ロックを取って優勝に貢献したいです」

左ウイング宮嵜永也(営3=長崎北陽台)
「最初の入りが後手に回ってしまい、相手のアタックに受けてしまい、相手よりも動きが遅く、テンポについていけずに2トライ連取されてしまいました。そのプレーがこれからの課題でもあるスタートの入りという今回の課題でした。しかし、自分たちで修正する力を合宿を通して身につけることができたので、修正して逆転して差をつける流れになったので、そこが合宿の成果が出たなと思います。(合宿の成果とは)精神面もそうなのですが、まずダイレクトで外でなくて相手の嫌なところに体を当てて、相手をディフェンスに回らせることです。相手が嫌になるようなアタックを前半どんどん体を当ててやってきたので、同志社にも疲れや嫌気が見えてきて、アタックの自分たちの付け入るスキが出てきました。だから、点数を取っていけたと思います。(調子は)いつも通りの気持ちでやれました。(前に出るプレーが随所に見られたが)夏合宿というよりもこの年度が始まってから、フィジカルや、もらい方などのスピードを生かすプレーを磨いてきたので、そこは出たと思います。(試合序盤の劣勢の時に考えていたことは)自分たちの人数が足りていないところで、あわてて前に出てしまって、曲がった状態でパスされたということが多かったです。そこの修正としては、不意を突かれてもあわてずに、コミュニケーションで改善しようということがあり、それができたので後半も改善できたと思います。(今日の同志社の状態は)ディフェンスも一対一で突き刺さってくる強いタックルやミスを付け入る力を持っている良いチームでした。また、外に早くて強いランナーがいて、少し厄介でした。前半手こずりがあったのですが、明治はフィジカルで優っていたので勝てたのではないかと思います。(対抗戦では)毎年Aチームを狙って頑張っているのですが、後半ケガや勢力争いで負けてしまっているので、今年はどんどん上でチャレンジして、自信を持って、まずはケガをしない体作りをして、失速することのないようにシーズンを乗り切っていきたいです」

左センター梶村祐介(政経4=報徳学園)
「立ち上がりに二本のトライを取られたところが今の明治の弱さです。夏合宿を良い形で終えて今日の試合で今までの明治に戻ってしまいました。前半の途中から立て直して明治が試合をコントロールできたので、次の試合からは最初から明治のプレーができるようにしたいです。一回二回で変わるものではないので、日々の練習から厳しく気を引き締めていきたいです。FWが全体的に優位に立てていたので、あれだけFWで前に出てくれるとBKも前に出られるのでやっぱり明治はFWだなと。モールはFWに聞いても、形としてはまだまだだったということなので発展途上ですが、モールで取ろうとする自信が生まれました。ゴール前ではみんなが自信を持ってトライを狙えていると思います。相手のエリアに入ったときには最低でも3点はスコアをするという意識が全員にあるので迷いがないプレーにつながっていると思います。夏合宿のテーマだったコミュニケーションも、前半の途中から良くなりましたが立ち上がりでは静かで相手のペースを許してしまいました。それでも途中からBKでゲインラインを切れていたと思います。その中でもスコアできなかったシーンがあったので、今後の強豪校との試合では結果につながってくるので敵陣に入ったらスコアすることを徹底していきたいです。後半は相手がダイレクトプレーを嫌がっているのがわかっていたので、FWでダイレクトプレーにいって空いたスペースにBKが蹴ってトライを狙っていく明治の形ができたと思います。今日の試合は前半の途中からは夏合宿でやってきたコミュニケーションを取ってプレーできましたが、最初の10分が一番悔いが残った試合でした。夏合宿で修正したはずの悪いところが出てしまったので対抗戦に向けて修正していきます。合宿のテーマはコミュニケーションでしたが、合宿が終わったからといって終わらせるテーマではありません。ABCチーム関係なくコミュニケーションを取っていきたいです」

右センター鶴田馨(営4=筑紫)
「夏合宿で良い結果を残せて、チームとしても自分自身としても良い形で終わることができたので、それをしっかり継続したまま同志社戦に臨もうと思っていました。点差をつけて勝てたのはよかったですが、最初の入りが良くありませんでした。これが帝京大や東海大だったときに、今日の入りだったらそこから流れをつかまれてしまうと思います。入りのところでディフェンスのところで受けてしまっていたし、前半のBKの修正点としてFWを動かせなかったのと、BK自身もアタックとディフェンスで良いコミュニケーションをできていないから相手に差し込まれてしまったことです。合宿で良いコミュニケーションができていたところでの今日のコミュニケーション不足だったので、絶対自分たちのできることをやらないのは意識の問題だと思います。そこは自分たちで意識してやっていかないといけないところだと思います。体をしっかり当てて相手より走ることを意識して修正していきました。前半はやっぱり相手も元気だからお互いが粘り強く走って体を当てないといけないし、帝京大や東海大はもっとフィジカル強いから走って体を当てようとチームで話し合いました。最初に比べればチームは良い連携取れてるし、良いコミュニケーションができているから、それを始めからやるように意識していきたいなと思います。同志社はBKに良い選手多いし、取り切る力があるので関東で通用するチームだと思うので、関西のチームとできたことはよかったかなと思います。(相手の16番は)高校で一緒にプレーしてました。自分は後半10分までって言われていて向こうが後半入ってくるかなと思って一緒にできるかなと思ったんですけど、結局できずに終わってしまいました。小中高一緒にプレーしていたから、一緒にやりたかった部分はあるけど向こうの頑張っている姿を見られたので自分的には良かったです。4年生だし最後の年なのでチームが良い方向に向くように、残りの数ヶ月チームのためにしっかり行動とか態度で示していきたいです。どんな形になるかわからないですけど、レギュラーで出て優勝して満(古川)たちを胴上げしたいです」

右ウイング渡部寛太(文4=愛媛県立北条)
「チームとして同じイメージを持って試合をしていこうと思って試合に臨みましたがそこはしっかりできていたと思います。30人の意味をしっかりと考えてやっていきました。これから紫紺を着ていけるかの重要な試合でした。試合としては序盤に点数を立て続けにスコアされてしまって力を出せていない部分が見られました。今日のような試合だと帝京、東海にはやられてしまっていました。今日出た課題をしっかり修正して次にのぞみたいです。もうラストシーズンになるし絶対に負けられません」


山ア洋之(法2=筑紫)
「序盤はチームに元気が無くて、受けに回っていました。僕は後半組だったのでそこを後半変えていきたいなと思って見ていました。(相手のBKは)BKだけでなくFWも相手は良いアタックをしていて、そこで自分たちは受けに回ってしまい、前に出ないといけない場面で待ってディフェンスしてしまって、差し込まれて、どんどん陣地を奪われてしまったので、そこで相手の良いようにさせてしまったかなと思います。(今日のプレーの評価は)カウンターに1回抜けただけでそれ以外はミスが3つぐらいあったのでそこをなくして、今日は明治のトークが少なかったのでコミュニケーションが大事かなと思います。(対抗戦に向けて)メンバーに残って頑張りたいと思います」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: