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金原の追加点で沸く選手たち

サッカー部  関西学大にリベンジ 3発快勝で2回戦突破/総理大臣杯全日本大学トーナメント

◆9・1〜9・10 第41回総理大臣杯全日本大学トーナメント(ヤンマースタジアム長居他)
▼9・4 2回戦(西京極総合運動公園陸上競技場)
〇明大3―0関西学大
[得点者]
後半11分 オウンゴール
後半17分 金原
後半28分 鳥海(←櫻井)
≪出場メンバー≫
GK 早川
DF 岩武(→山崎=後半40分)、鳥海、上夷、袴田
MF 櫻井(→渡辺=後半31分)、安部、柴戸、金原(→木戸=後半23分)
FW 土居(→河辺=後半36分)、中川(→小柏=後半10分)
 因縁の対決を制した。2回戦の相手は2年前に同大会の決勝とインカレの準決勝で敗北を喫した関西学大。序盤から決定機をつくり出すもお互いに一歩も譲らないまま前半を終える。迎えた後半11分、クロスボールが相手DFに当たりオウンゴールで先制。さらに後半17分には直接FKを金原唯斗(農4=ジュビロ磐田U18)が鮮やかに決め関西学大を突き放した。その後も勢いは止まらず後半28分にはCKを鳥海晃司(商4=ジェフナイテッド千葉U―18)が頭で押し込みダメ押しゴール。3−0で快勝し、準々決勝進出を決めた。

 堅守が大量得点へとつながった。後半10分に小柏剛(商1=大宮アルディージャユース)を投入すると「誰かが触れば1点というのを狙って蹴った」(小柏)というクロスがオウンゴールを誘発。決定機を決め切れずにいた場面にリズムをつくり出した。その後、後半17分、28分には課題としていたセットプレーから得点することに成功。「後ろの安定感が今回の得点力にリンクしている」と柴戸海(政経4=市立船橋)。ディフェンスラインの統率や柴戸と安部柊斗(政経2=FC東京U―18)の中盤での体を張ったプレーが相手の攻撃陣を抑え込んだ。DF・中盤が安定することで攻撃陣が攻めやすい試合展開をつくり出した。前期リーグ戦、アミノバイタルカップは集中力の欠如からの失点が目立っていた明大。「1カ月間でもう一度守備からやろうということになった」(金原)。夏の合宿では一対一で守備の練習をひたすら繰り返し、体に覚えこませた。一人一人が守備の意識を高め、2試合連続の大量得点と無失点を引き寄せた。

 2年前の悔しさを晴らした。「すごく気合いの入るゲームだった」(金原)。後半17分に得たFKのキッカーは金原。「狙ったところに蹴れて良かった」(金原)。壁の上をわずかに越えたボールは見事にゴール右隅に突き刺さった。金原は2年前のインカレ準決勝の関西学大戦で後半30分に出場。大きな決定機が訪れたが、大舞台に慣れていない金原は緊張も相まって決め切れなかった。結局チームは2−4で負け、4年生の引退が決定。「本当に僕のせいで引退させちゃったと言っても過言ではなかった」(金原)。2年が経ち、再び関西学大と対戦する機会が到来。栗田監督に「俺も2年前を覚えている」と言われ、スタメン出場することになった。見事にゴールを決めると、金原はベンチへ走り出し喜びをあらわに。チーム、そして個人としても2年前の雪辱を果たした。

 優勝まで駆け上がる。準々決勝の相手は東海第1代表の澤登正明監督率いる常葉大浜松。2回戦で関東第3代表である神大を下した強敵だ。負けたら終わりのトーナメント方式。「一戦一戦勝たなければいけない」(柴戸)と緊張感をもって臨む必要がある。昨年王者のレッテルはもはや関係ない。「今年は今年のチーム」(金原)と、チャレンジャー精神で優勝をもぎ取りにいく。

[木田諒一朗]

試合後のコメント
栗田監督

「2年前に総理大臣杯とインカレと2回とも悔しい思いをしているので純粋に勝ててすごく良かったなと思います。得点については、ゴール前の動き出しとか背後への飛び出しとか点を取るっていうことに対してこの期間かなり練習をやっているのでその効果が出ていると思います。(セットプレーでの得点)こういう均衡してるゲームのとき、押してても得点が奪えないときにセットプレーで点を取れるっていうのはゲームを左右するし非常にいいゴールでした。疲れてきていたし、中川が今日ゴール前でシュートを外すシーンが多かったので、小柏に変えて流れつくろうかなということで。入ったら一つ目のプレーで得点につながって良かったです。(今試合もGKに早川を起用)もちろん石田も長沢も早川もいいんですけど、今ずっと早川が足元の技術だったりフィールドとのビルドアップに非常にスムーズに入れているので早川を使っています。失点ゼロはこだわっているので、これを継続したいと思っています。(木戸がサブ)ケガをずっとしてきたので徐々に使っている。本人はもう90分いけると思ってるんですけど、今はFWの人間がみんな調子良いので逆に前半のうちに運動量上げて、後半からスペースができたところに木戸が入ると効果的に攻撃が機能するので、今は勝ちにこだわってそうしています。(主導権握っての勝利)もちろん勝つためにやってるんですけど、自分たちもこのあとリーグ戦ありますし、自分たちのやるべきサッカーっていうのをやり切ろうということに徹している大会だと思っています。(交代が多い)今回交代カードが5枚切れるということで、フォワードの選手とサイドハーフの選手はうまく交代ができているので、主導権を持っていればディフェンスラインはそれなりに耐えられるのかなと思っています。(ユニバ組は合流して)コンディションはしっかり調整しながらやっているので、岩武も柴戸も全く問題ないです。(次は常葉大浜松)春先に練習試合をやっている相手なんですけど、今日も見てこの後映像もしっかり分析して、と思っていますが、とにかく明治のサッカーをやりたいと思います」

金原
「僕自身あまり直接蹴る選手ではなかったが、2点目は鳥海とどうするって話をしていて、1−0の状態で変にクロスにして引っかかってカウンター受けるっていうのも怖かったっていうのもあってシュートで終わっておこう、狙ってみるって話を2人でして。そんな軽い気持ちで僕も絶対決めてやろうっていうのはそこまで思ってなくて狙った所に蹴れば入るかなくらいのスタンスでセットしてリラックスして蹴れたので、狙ったところに蹴れて良かったっていうのが率直な感想ですね。(オウンゴールで先制)ちょっと楽になったが、その前にも何本もチャンスはあったので、あとは決め切るところの力がまだまだ足りないところ。でも最終的に3点目も取れて、それで結果的にゼロで抑えられた。3点取ったっていうところよりもゼロで抑えたってところに僕は自信を感じています。しきりにゼロでいこうっていうのを言ってた中で、2試合連続無失点でトーナメント進めているっていうのはものすごくポジティブなことだと思っているので。(関学大への意識)個人としてはやっぱり2年前のインカレの準決勝で僕自身はサブで入って最後の最後にちょっと出してもらって、今日のフリーキックよりももっと簡単に決められるような決定機があったんですけど、それを外してしまって結局チームは負けたっていう。当時の和泉キャプテンが率いてた4年生を引退させてしまったっていうところに悔しさがあって、今日も試合前に栗田監督から2年前を覚えてるぞ、だからお前スタメンで今日使う、悔しさは晴らせっていうのを試合前におっしゃってくれて僕自身そこに一つ思いがあったのでそういうところで技術云々ではなくハートでピッチに入って戦おうっていうのはあったので個人としては大事な関学っていうところでリベンジというか2年前の悔しさを晴らすっていうところでものすごく気合いの入るゲームでした。リーグ戦なんかでも割と調子はそこまで良くはなかったんですけど、リーグ戦がひと段落してアミノバイタルと大臣杯までの1カ月間でもう一度守備からやろうというのを。やはり明治のサッカーは守備から、ハイプレスショートカウンターっていうのを全員で統一して、合宿が2、3週間前にあったんですけど、その合宿の時に一対一でひたすら守備、打たせない上げさせないというところをひたすらやっていて。一人一人の守備の意識っていうところが今大会でも無失点につながっている要因かなという。たぶん誰に聞いてもそういう答えが返ってくると思います。(それがいい攻撃にもつながる)そうですね。いい守備からいい攻撃っていうのが明治のサッカーなので、守備でリズムつくるところが僕たちの課題でもあったので、そこが徐々にクオリティも上がってきて、いいサッカーができてるのは守備から入ってきてるところがあるのかなと思います。(小柏さんがファウルのきっかけ)やっぱり相手のラッキーゴールも小柏のクロスからだったので、やっぱり小柏に限らず途中出場の選手がああやってパワフルに走る、あとはゴールに向かうっていうところ。交代枠も5枚あって、攻撃の選手は前半で足つるくらい走れっていうのは監督で言われてて、交代枠を前で使うから前の選手は死ぬ気で走ってくれって。小柏に限らずサブの選手は中身の練習からそうですけどパフォーマンス、コンディションを上げるっていう部分で個人個人が自分の体と向き合ってやっているので、今層が厚いというか誰が出ても同じサッカーができるというのは明治の強みでもあると思います。(次の相手には知り合いがいるのでは)そうですね。めちゃめちゃいます。チームメイトも。高校時代静岡県選抜で一緒にやっててジュビロのユースでも一緒にやっててっていう選手が多くいます。でもあまり個人としては気にしないタイプなので楽しんでそういった選手といい攻防を見せられたらいいと思います。(無失点で駆け上がりたい)今日もセットプレーなんかで相手に触られるシーンが2本くらい前半あったので実際失点するのはセットプレーかなっていうのを。リーグ戦なんかでもセットプレーとかの課題とかよく見えていたので。そこで決められていないってところはポジティブに捉えてでも先に触られてるっていうところに関しては中身で一個一個詰めていく。もっとゼロという確率を上げるためにはそういうところに目を向けてやっていきたいと思います。(順大負けた)その情報もさっき見たんですけど、でもやっぱりロッカールームでも関係ないって話はしていました。目の前の相手と一戦一戦が決勝戦だと思ってやってるので、あまり去年優勝したってところは考えずに、今年は今年のチームでチャレンジャーっていうところでやっていきたいなっていうのはみんなで話しています。1試合1試合戦っていきます」

柴戸
「トーナメントということで、まずは3−0という結果で勝利できたことは良かったです。また失点0でしっかり完封できたというのもチームに勢いをつけるためにも素晴らしい結果かなというふうに思います。前半はトーナメントということもあってなかなか固い試合になってしまったんですけど、それでも自分たちのやることをぶらさずにディフェンスラインが中心となって守備をやり続けたので前半も失点することなく、前半で得点できればもっと良かったんですけど、それでも前半しっかりいい戦いができたと思うので後半につながったと思います。このままじゃ勝てないということでもっともっとゴールへ向かっていくということを個人としてもチームとしても考えていこうという話をハーフタイムにしました。やっぱり守備の部分で一人一人のプレスのスピードだったり距離感だったりということは前半よりも速くなりましたし、それに連動して攻守の切り替えというのも速くなって前に出ていくことであったり奪われた瞬間の奪い返しというのもできていました。そこは後半圧倒的にできるようになったので得点も取れて失点しなかったっていうことにつながったと思います。(2試合連続大量得点の理由は)一つは個人としてゴール前でのこだわりだったり決めるべきところは決めるっていう意識だったりがあったので、そういうのを練習から積み重ねてきた結果がこういう舞台でFW陣がしっかり出してくれたと感じます。あとゴールから見れるようになったっていうことで、ディフェンスラインがしっかり後ろをコントロールしてくれているので前の守備のアプローチからその勢いを使って前に出てボールを持っている選手を追い越すことができるようになりました。やっぱり後ろの安定感というのは今回の得点力にリンクしているのかなと思います。今回もそうですし前回の試合もディフェンスラインがアップダウンをずっと繰り返してくれているおかげで自分たち中盤を含めて前からプレスであったりゴールに向かっていく姿勢というのが出てきているので、後ろのラインの統率であったり後ろからの支持の声っていうのは今大会ではすごく発揮されているでそれが勝因の一つの大きな理由かなと思います。やはり守備も攻撃もつながっていると考えているので、しっかりいい守備ができればいい攻撃ができますし、いい攻撃をすれば切り替えを早くしていい守備につながります。攻撃は攻撃、守備は守備というふうに考えるよりは攻守連動してチームとしてやってるのでそこはしっかりマッチしていると思います。負けたら終わりっていうのと前期リーグ戦、アミノバイタル含め自分たちの思うような結果が出せなかったっていう悔しさが個人でもチームでもあると思うので、その悔しさを今大会にぶつけて絶対に見返してやるんだという思いがこのチームの団結力だったり一体感につながってきていると思います。今大会は今のところですけど一戦一戦しっかり積み上げていかなければわからないですが勝つチームの雰囲気ではあるのかなと思います。ディフェンスラインがしっかりラインをコントロールしてボール状況によって下げたり上げたりすることを徹底してくれているのでしっかりラインもきれいにそろっていますし、こういうディフェンスラインの集中力とアップダウンに対する意識っていうのと前がしっかり決めるべきところを決めたことが今大会無失点で勝てた要因としっかり点を決めたことで守備も守りやすくなっているのでその二つが大きな要因かなと思います。僕がユニバに行っている間にも残っている選手たちでセットプレーは考えて練習してたということなんで、その練習がこの試合に出たかなというふうに思います。誰が入ってもやることは変わらないですけどFWの選手の特徴がそれぞれあるのでゴールから見るって考えた時にFWの動き方であったりそういうのは全員が見るようにしているので小柏はスピードもあって裏に抜けられる選手なのでそこを全員が見たっていうのが得点につながったと思います。やっぱり前半の戦い方には問題があると思っていてトーナメントなので仕方ない部分もあると思いますけど決めれる部分もあったのでそういうところで決めないと今回後半に得点できましたけどできなくなったときに前期のように惜しいチームで終わってしまうと思います。やっぱり前半の決めなければいけない時間帯で決められなかったり後半のような戦いを前半からもっともっとやっていかないといけないかなと思いました。関学は2年前にも大臣杯でもインカレでも負けている相手だったのでその時にも戦っているので戦い方っていうのはあまり変わらなくてしっかり足元でつないで連動して攻めてくるっていうのはあったんですけど、攻撃的な選手であったり少し攻守の切り替えが遅い選手が多かったので前に出てきて奪った後のカウンターっていうのはチャンスであるということはチームとして統一してできていたので、そこを後半特にそうですけどうまく使って攻められたっていうのが今回2年前の借りを返せたと思います。本当に一戦一戦勝たなければいけないので次の試合だけを考えて次勝つためだけにそれまでの時間をしっかり勝つための準備を個人としてもチームとしてもしっかりして必ず勝てるように頑張っていきたいと思います」

鳥海
「始まる前から気持ちの入っていたゲームというか、去年の強い時の明治らしいサッカーがちょっとずつできてるのかなっていうふうに感じたゲームでした。欲を言えばもっと点を決めれたシーンがすごく多かったっていうところで、ああいうのを逃していたらこれから先は勝っていくのはすごく難しいと思うので、慢心せずやっていきたいです。(3点目のシーン)直前に土居が僕と入る場所被っちゃって、土居が触ったんですけど、僕がどフリーだったので、あのシーンは土居にどっか行けって言って土居にスペース開けてもらってそこに走り込ませてもらったって感じでした。(試合を決める3点目)そういう意味では良いと思います。でも2点目の唯斗が決めてくれたゴールも1点と2点では大きな差だと思うので、どれも貴重なゴールだったと思います。(全員の勝ちたい気持ちが強かったか)ベンチ、メンバー外含めて、八幡山に残っているメンバーがIリーグで結果を出してくれていたので、そういうのも聞いていましたし。(守備面)個人的にはすごいラインのアップダウンというところで守備のバックラインの統一感を出しているんですけど、相手との駆け引きっていうのがもうちょっとできるかなっていうふうに感じました。それは個人じゃなくて4枚って考えたときも同じで、まだまだコントロールできるのかなと感じました。(早川との連携)1年生とは思えないような堂々としたプレーしてくれているのですごく頼りになります。(次の試合)誰が出ても良いコンディションで準備していると思うので、八幡山のメンバーのためにも試合に出ていないメンバーのためにも次も絶対に勝ちたいです」

小柏
「僕はベンチから見ていて、惜しいチャンスはあったんですけど点が入っていなかったので自分が入って自分が決めるのももちろんですしチームに点が入ればいいなと思いました。裏に抜けるのが僕は得意なので自分のプレーをやろうと思って入ったので、それで裏に抜けてオウンゴールだったんですけど得点できたのは良かったかなと思います。関西学院は本当に強いチームだと思っていたのでここで勝って勢いに乗れたらいいなと思っていたので、自分の勢いもそうですし自分は点取るところで勢い乗れると思います。でもまだ点は取れてないので次も点取ろうという気持ちで入りたいと思います。自分と変わった選手の活躍が大きかったり最初から出てる選手も前から走って相手を消耗させて後半決めるところで決め切れるっていうのが勝因だと思います。いつも通りすごくいいディフェンスからつないでいって最後FWの人がプレッシャーとかディフェンスが1本で裏へ抜けたりという使い分けができていたのでそこは良かったかなと思います。やっぱり負けたら終わりっていうのと失点したら負ける可能性もあるのでみんな固くなるところはそうなんですけど、自分たちが目指しているところは3冠なのでそこを克服してやっていかないといけないと思います。最近セットプレーは守備も攻撃も自分たちでアイデア出してやっているのでそれが結果に出て良かったかなと思います。オウンゴールについてはワンタッチでDFも戻っていて唯斗君とかも入っていたので、そこを誰かが触れば1点というのを狙って蹴ったんですけど結果的には相手が触って1点でした。でも1点は1点だったのでよかったと思います。2点目のFKになった時のファウルは自分が抜けて自分がそのままいければ良かったんですけどケガもあって肩の心配もあって。やっぱり引っ張られて危ないなというのもあったので止まってファウルになって良かったんですけど、そこで唯斗君が今日はすごくキックが安定していて良かったかなと思います。決め切れるところは前半からありましたし後半も何本か自分もありましたしそういうところを決めたらもっと楽なゲームになるかなと思います。やっぱり僕が出たら点を取るっていうのもそうですしチームの勝利のために自分が走ってアシストでも何でも貢献できたらいいなと思います」


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