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6人相手に立ち向かう木戸

サッカー部  常葉大浜松に1―0でまたも完封勝利 ベスト4へ/総理大臣杯全日本大学トーナメント

◆9・1〜9・10 第41回総理大臣杯全日本大学トーナメント(ヤンマースタジアム長居他)
▼9・6 3回戦(J―GREEN堺・メインフィールド)
〇明大1―0常葉大浜松キャンパス
[得点者]
後半42分 木戸(←柴戸)
≪出場メンバー≫
GK 早川
DF 岸本英、山崎、鳥海、森下(→岩武=後半45+2分)
MF 渡辺(→櫻井=後半10分)、小野、中村健(→柴戸=前半43分)、佐藤亮
FW 木戸(→土居=後半45+3分)、中川(→小柏=後半12分)
 無傷で4強入りだ。対戦相手は明大と同じく3年連続で今大会に出場している常葉大浜松キャンパス。両チームとも決定機をつくり出すも、ハイレベルな守備を崩し切れず前半を0−0で折り返す。後半も両者一歩も譲らない試合を展開。ゲームが動いたのは後半42分、木戸晧貴主将(文4=東福岡)がクロスボールをうまく合わせゴール。この得点が決勝点となり試合は1−0で試合終了。接戦を制し、初戦から3試合連続無失点で準決勝に駒を進めた。

 後半42分、ついに待望の瞬間がきた。堅かった相手の守備をこじ開けたのは木戸。「自分を見るように海(柴戸・政経4=市立船橋)と話していた」(木戸)と言うように、右サイドでボールを受けた柴戸はすかさず木戸めがけてグランダー性のクロスを上げる。それにうまく反応した木戸はダイレクトシュート。ボールは弧を描きキーパーの手が届かぬゴール左隅に吸い込まれた。「チームを離れていたので結果で恩返しようと思った」(木戸)と主将としての強い責任感があった。栗田大輔監督も「4年生の力を信じていた」と信頼を寄せていた。頼れる主将副将コンビが土壇場で勝利をもぎ取り監督、そしてチームの期待に応えて見せた。

 守備からリズムをつくり出した。前半はシュート数が3本にとどまるなど、相手の堅守を崩し切れず無得点だった。それでも「無失点を追及した」(栗田監督)と守備を徹底。前半13分にはFKのチャンスを与えるも、早川友基(営1=桐蔭学園)が高めのボールを片手で守り死守。さらに後半もディフェンスの背後を狙ってくる相手に対して守備陣が連携を取り対応。打たれたシュートをわずか1本に抑え込んだ。「危ない場面を防ぐことで攻撃のリズムをつくる」(早川)と守備を徹底したことで試合の流れをつかんだ。
 スタメン復帰を果たしたのは木戸だけではない。木戸は今試合で3カ月ぶりのスタメン復帰。そして小野雅史(政経3=大宮アルディージャユース)も復帰を遂げた。今年2月にケガによりチームを離脱。約半年間リハビリの末、今シーズン公式戦初出場を果たした。いきなりフルタイムでの起用は「非常に大きなチーム力アップにつながった」(栗田監督)。90分間、中盤の要として試合を組み立てた小野は守備だけではなく、2本のシュートを放ち相手ゴールを脅かすなど攻撃でも活躍を見せた。「90分間戦えたことは自信につながった」(小野)。明大サッカーを活性化させる小野の復帰は頼もしい。
 
 準決勝は関東対決だ。相手は、同じ関東大学1部リーグ所属の流経大。前期では3―1で勝利を収めているものの、順位では明大の7位に対し流経大は4位と格上。それでも「相手がどこであろうと自分たちの土俵でしっかりやれば絶対に負けない」(木戸)。この試合に勝利し優勝をかけた決勝の舞台へと向かう。

[浅野拓磨]

試合後のコメント
栗田監督

「全国のベスト8だったので本当に強い相手ですし、気を引き締めて1−0で勝てて良かったです。1−0というのは守備から入れる非常にいいゲームなので引き締まっていて良かったです。(前戦とスタメンが大きく入れ替わったが)4年生の力を信じていましたし、相手のサッカーに対して役割をはっきりさせて今日もベストで臨めました。(木戸選手をスタメンで起用したのは)木戸はずっと後半から出てて、ここで先発で出しました。先発で出るのと途中から出るのは全然違うので。先発で使うことで彼も復帰というかまた自分の感覚を取り戻したと思います。(木戸がゴールを決めた)決めるのはFWだし決めるのは木戸なので。チームを勝たせてくれる選手が木戸です。(小野選手も復帰)そうですね。小野もケガから復帰して90分できたので非常に大きなチーム力アップにつながりました。(小野選手によく声掛けをされていましたが)そうですね。今日のキーマンは小野と中村健人だったので。自分たちの得意なゲームの組み立てができるかっていうのがキーポイントだったんですけど、そういう意味で最後まで頑張っていました。(前半は両チーム無得点)苦しくはなかったです。しっかり無失点で守れていたので。失点0ってことを追求してました。(次戦に向けて)一戦一戦引き締めて頑張っていきたいです」

木戸
「一本集中して一本取ろうと話していました。この3ヶ月チームを離れて迷惑をかけたのでゴールという結果で恩返ししようという気持ちで臨みました。我慢強く粘ってくれた仲間に感謝しています。海(柴戸海)が縦パスしてミスをしたシーンがあって、それで自分を見てくれと海に話しました。そこで話し合った結果、海が流れてくれてうまくできたので、前のシーンの改善がしっかりできたのがゴールにつながりました。そのコミュニケーションがなかったらゴールはなかったのでチーム全員で奪ったゴールだと思います。改善できたことにフォーカスして、そこを評価したいと思います。復帰してから初スタメンだったので、1回ケガのことは忘れて、チームを離れていた分は結果で恩返ししたいと強い気持ちで臨みました。 90分体力的には問題ないです。スプリントも意識してやりました。ゴール前での勝負をしないといけないです。ツートップなので、ゴール前に入っていくスプリントというのをもう少し増やしていけば決定機をつくれます。中盤のラインでつくって動き出しというのが今日の試合では少なかったです。人を使ってスプリントをつくっていく体力を意識したいです。相手に何もやらすなというところから入ったんですけど、前半は相手が思うようなサッカーをしていたので、そこは厳しくいかないといけないとハーフタイムで監督から言われたました。ゴールから考えて、相手に何もさせないということをもう一度考えました。誰が出ても同じサッカーをしないといけないです。ユニバもメンバー代わりながら優勝してるという、それが本当に強いチームです。今日出たメンバーもアピールしないといけないです。ここで満足しません。対戦相手がどうというよりも、1ヶ月で自分たちがやってきた練習を信じて、そして自分たちのサッカーをやろうと毎回試合前に話しています。相手がどこでも、自分たちの土俵でしっかりサッカーをすれば絶対に負けないです」

柴戸
「難しい試合でしたが、しっかり得点することができ、攻め込まれる時間もありながら無失点で終えたことは次の試合につながると思います。この勢いに乗ってしっかり勝てるように準備していきたいです。ゴールの少し前に、皓貴から俺にボールをくれということで話し合っていたので、上手くタイミングが合い、あのゴールの瞬間は皓貴のことしか見ていなかったです。しっかり皓貴が決めてくれました。途中出場ですが、ばたついている感じがあったので落ち着かせながら、しっかりビルドアップすると同時に、ボランチのもう一人がまさ(小野雅史)だったので、まさを自由に動かしながら真ん中でバランスを取ることを意識しました。前半は0ー0ですが、点が取れなかったことよりも無失点で終えたことをポジティブに考えました。得点を取れるシーンもありましたけど、相手もしっかり守ってくるチームだとは知っていたので前半0ー0ということに焦りはなかったです。失点を0に抑えたことは大きかった。チャレンジャーの気持ちで相手を圧倒する攻めの気持ちを忘れないということを監督から言われていました。全員が試合終わった後に、次の試合に切り替えています」

小野
「1ー0という硬いゲームだったんですけど、しっかり無失点で終われたことと、90分で終われたということは次につながる結果だったのかなと思います。もちろん点を決めるというのはサッカーの本質ですし、明治としては前半で決めるというのをみんなでも話していました。まずは無失点というのが第一だったので、満足はしてないですけど0ー0で終われてよかったです。トーナメントですし、1ー0でも3ー0でも勝ちは勝ちなので無失点ということが一番です。選抜でケガをしてしまい、今季公式戦初出場でした。90分も初めてだったので、勝てたことにほっとしています。半年という長い期間だったので、リハビリもしていましたし、コンディションとしてはまだまだ上げていかないといけない部分はあります。それでもしっかり90分戦えたことは自信につながりました。中1日で次の試合に切り替えることが一番なのかなと思います。惜しかったシーンは悔しさしかないです。このゲームで自分が決めるというのはイメージしていましたし、出たからには結果を残さないといけないので必死にやっていかないといけないと思います。もっともっと攻撃に関しても得点に関わるプレーをしないといけないです。課題はたくさん見つかったので、今後につながればいいと思います。まずはチーム全員で、一進という目標がある中で、総理大臣杯は取らなくてはいけないですし、一戦一戦チーム一丸となって戦っていきます」

早川
「今日は多少いつものメンバーと変わったので試合の入りとか硬い部分もありましたけど、失点しないことで前線にも勢いがでると思ったので、チームとしての耐え続けた結果最後にチャンスを作れたのだと思います。無失点にできたことが勝利につながったと思います。今日の相手の特徴としてDFの背後を狙ってきたんで自分はそこをしっかりカバーすることで、危ない場面を防ぐことで攻撃のリズムを作るというか、そういったところでリズムを崩さないっていうことを心掛けていました。ポゼッションとかセービングとか流動的にできたと思います。(総理大臣杯無失点で守れてますが)キーパーというか守備陣は失点0が一番の目標だと思います。0に抑えることで次の試合も0に抑えなきゃいけないという気持ちになります。総理大臣杯の優勝まで0点でいきたいです。自分がするべき仕事は無失点です。今日も少しでもチームに貢献できて良かったです。(木戸が得点した)真後ろから見ててほんとに素晴らしいゴールでした。本当に時が止まったみたいでめっちゃうれしかったです。(次戦に向けて)弱い相手はいないので、全員が全力で戦わないと一つのスキをやられて負けてしまうのでしっかり準備して頑張りたいです。相手関係なく全力を出せば今の明治なら勝てると思うので頑張りたいです」


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