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笑顔のない表彰式となった

サッカー部  決定力欠き法大に0―1敗戦で連覇ならず/総理大臣杯全日本大学トーナメント

◆9・1〜9・10 第41回総理大臣杯全日本大学トーナメント(ヤンマースタジアム長居他)
▼9・10 決勝(ヤンマースタジアム長居)
明大0―1法大○

≪出場メンバー≫
GK 早川
DF 岩武、鳥海、上夷(→岸本英=後半39分)、袴田
MF 櫻井(→中川=後半34分)、安部、柴戸、佐藤亮(→金原=前半16分)(→河辺=後半28分)
FW 土居(→小柏=後半21分)、木戸
 詰めの甘さが連覇を阻んだ。雲が無数に浮かぶ空の下、4600人もの観衆が見守る中行われた明大にとって3年連続となる決勝の舞台。筑波大を破り勢いに乗る法大相手に、序盤から主導権を握り果敢にゴールへ向かう。しかしパスを正確につなぎチャンスを演出するも、決め切れず。逆に後半22分、ワンチャンスを生かされミドルシュートで先制点を奪われると、これが決勝点。反撃及ばず0―1で敗戦した。創部初の総理大臣杯連覇と目標の3冠を逃した選手たちはピッチ上に立ち尽くした。

 1点が遠かった。互いに無得点で迎えた後半。前半に続き明大ペースで試合を進めるも後半22分、頭で落とされたボールが中盤とディフェンスラインの間に走り込んだ上田(法大)に渡ると、フリーでミドルシュートを放たれた。鋭いボールはクロスバーを叩いてゴール。1点ビハインドの追いかける展開となり、残り時間は23分。4年生中心に声を掛け、最後までゴールを狙い続ける。後半39分には河辺駿太郎(農3=大分西)が抜け出すも、ボールにあと一歩追いつかずキーパーの腕の中に。その2分後には柴戸海(政経4=市立船橋)がゴール前で浮き球を押し込むもクロスバーの上。「過程は良くても最後の質が良くなかった」(土居柊太・政経4=浜松開誠館)と、ラストパス、最後のキックの精度の欠如が浮き彫りとなった。ディフェンスライン唯一の4年生である鳥海晃司(商4=ジェフユナイテッド千葉U―18)を中心に体を張り、一対一で負けない強さを見せ追加点は与えなかったが、最後までゴールネットを揺らせないまま試合終了のホイッスル。「点を取らなきゃいけない部分で取れなかった」(柴戸)。この日放ったシュート数は8本に対し、法大はわずか3本。決定力の差が勝負を分けた。

 最後の総理大臣杯で華麗な連携を見せた。4―4―2のフォーメーションで臨んだ今試合。前半16分、左足首を負傷してしまった左サイドハーフの佐藤亮(商2=FC東京U―18)に代わり、金原唯斗(農4=ジュビロ磐田U−18)が急きょ出場。「僕自身いつでもいく準備はできていた」という金原は特別な思いを胸に決勝のフィールドに入った。実はトップチームの公式戦で木戸皓貴主将(文4=東福岡)とピッチに立つのは、この決勝の舞台が初めて。「(木戸とは)感覚がお互い似ているところがあって、あいつならここにいるなと。そういうのがわかる」(金原)。金原が前へ切り込めば、木戸は背後への動き出しをする。前半アディショナルタイム、左サイドからワンツーで相手の守備を突破。オフサイドになったものの、濃い4年間で培われた信頼関係が何度も得点のチャンスを生んだ。しかし結果は無得点であるだけに「悔しさが残る大会。まだまだ2人での質は上がるなと感じるし、上げないといけない」(金原)。これまでケガに苦しめられてきた4年生コンビ。後期リーグ戦、インカレにも注目だ。

 チーム力は確実に上がっている。決勝で敗れたものの、今大会通して失点は2点、奪った得点は大量10点。「いい部分は見えてきた」(木戸)。3月末、新チーム発足後すぐに行われた東京都トーナメントでは決勝で敗れ天皇杯出場を逃すと、前期リーグ戦は7位、アミノバイタルカップでも7位と前期は不調に終わっていた。それから約2カ月、守備の統一を徹底的にはかった。さらに、リーグ戦では定まらなかったGKも、今大会では全試合ルーキー早川友基(営1=桐蔭学園)を起用。安定して“良い守備から良い攻撃”という明治のサッカーで決勝まで駆け上がることができた。また、総理大臣杯期間中メンバーに入れなかった選手はIリーグで躍動。3日には2―0で東海大に、7日には1―0で尚美学園大に勝利を収め、負けなしでBブロック首位を独走しており、チームの底上げも順調だ。早くも来週から始まる後期リーグ戦。下を向く暇も必要もない。インカレ出場圏外である7位からのスタートだが「間違いなく今大会通してチームとしても個人としても成長している」(柴戸)。悔しさをぶつけ “後期の明治” を見せつける。

[亀井笙子]

試合後のコメント
栗田大輔監督

「(内容では勝っていました。負けたのは勝負の厳しさということですか)そうですね。粘り強い法政に対して決め切れなかったところが敗因だと思います。(準決勝まではいい内容の試合が多かったです。決勝は何が足りなかったですか)内容自体は悪くなかったですけど、決めるところ、決定力は大きな課題だと思うので、最後のラストパスや決めるところは徹底して精度を上げる必要があります。チーム全体は良くなってます。(昨年2冠できたので、選手間で今年も優勝できるだろうという油断は)それは無かったですね。誰一人浮かれてなかったし、今年は前期リーグ戦も7位でチャレンジャーです。本当に決定力の問題なので、そこは責任か技術なのか突き詰めないといけないと感じます。(前期不振だった中でファイナリストまで行ったことは大きな収穫だと思いますが)そうですね。全国の2つに入るわけだから、選手はもちろん頑張ってます。チーム全体も上向いているのでリーグ戦につながると思います。(木戸のことはどのように評価していますか)一昨年も昨年もケガをして、この大会に懸ける想いやキャプテンとしての強い意志があったと思います。今回、自分の想いをピッチの中で表現したかったと思いますが、結果として負けてしまいました。木戸自体は非常に頑張っていたと思います。でも、まだまだ木戸自身もやらなければいけないことはいっぱいあると思うので、そこが分かっただけでも良かったと思います。(試合後はどういった掛け声を)関東大学リーグ戦に向けてすぐに切り替えようということとゴールを決めないと勝てないという話ですね。総理大臣杯自体は目標でも何でもないです。ですので、あと3ヵ月でどう成長するか、今回の経験を一つの振り返りの材料として、リーグ戦に向かいたいと思います。(一昨年の関学大戦もミドルシュートを決められたが意識していますか)していませんね。事故みたいな得点です。シュートを決めた上田君(法大)があそこで打ったことが評価だと思います。(失点はDF陣のミスではないのか)流れの中でああやって打たれてることには原因があるはずなので、そこは分析しなければいけないです。でも、90分を通じて終始積極的に選手がプレーできてるのは間違いなく評価できるし、次につながってくると思います。(リーグ戦まで1週間しかない中でどう準備をするのか)総理大臣杯が目的ではないので、リーグ戦、最後のインカレでしっかり勝つことが目的なので本当にブレないで、しっかりとコンディションを整えてリーグに向かいたいと思います。優勝とか考えていないで、一戦一戦勝ち続ければ何かが起こるかもしれないです。今の順位は7位なので、そこをしっかりと自分たちの中で認識して、一戦一戦頑張りたいです」

新井康希トレーナー
「(木戸のケガを見ていたという認識でよろしいでしょうか)はい。(木戸が最後の大臣杯に出場するときにどう支えていましたか)ユニバーシアードの代表に選ばれていたので、そこに照準を合わせるか、総理大臣杯やリーグ戦に照準を合わせるか、難しいところでした。ユニバーシアードでは11日間で6試合が行われるので、膝の状態を見ると厳しい部分もあり、膝のドクターやトレーナー、監督、コーチと相談しながら、本人の決断を尊重しました。本人も明治のために戦うということでアミノバイタルカップからずっとリハビリをしてきました。(手術をしないでリハビリを選んだことは)今のところ時間に制限をかけたり、監督も連日フルで出場させたりしないようにしています。本人としては順調だと思います。(2回目のケガのときに木戸は)意外と本人は前向きでした。4年生ということやその先もあるので手術の選択肢もありましたが、保存で頑張ろうという形でした。(新井トレーナーから見る木戸は)ポテンシャルは大学サッカー界でトップです。自分の体をうまくコントロールしてやっていけば、その先でも活躍できる選手だと思います。頑張って欲しいです」

池上礼二コーチ
「すごく成長できた大会でした。(それは池上コーチ自身が成長したということですか)そうですね。ここまで選手が成長できるというのを間近で見させてもらいました。自分は指導者として色々考えたり学んだりすることが多かったです。いい選手が多いので、結果が出なかったり、内容が良くないのは、普段の練習が良くないということがあります。自分自身も選手のプレーや表情を見て、試行錯誤しながらやっていました。何よりも選手が一個一個のプレーや練習を、すごく高い意識で取り組んでいます。リーグよりいい結果ですが、それは選手が前向きに取り組んだのが出たと思います。(決勝については)今回の決勝は決められるところはあったと感じています。明治の選手が抜いていた訳ではないので、こういう時もありますね。(特に成長を感じさせた選手は誰ですか)中川は今大会ゴールがなかったんですけど、チャンスの数を多くつくっていました。決め切れなくても、間の練習日や普段の性格の部分など悲観になることなく取り組んでいます。数字は残せていませんが、個人の成長としてすごく成長したと思います。(ハーフタイムは)ディフェンスラインを高い位置で押し上げるか下げるのかで選手が迷っていたので、選手たちの良さが出る方を伝えました。やってきたことを選手たちが自信を持ってやろうとも話しました。決勝はワンプレーワンプレーの質が高ければもっとチャンスが増えていたかもしれませんし、ゴールも決まっていたかもしれません。結果から考えられることは、一つ一つのプレーのミスを減らすことです。明治はいい選手が多いです。なんとかタイトルを取らせてあげたいです。今回の結果を受けて、いい練習ができるようまた八幡山で選手たちと頑張りたいです」

木戸
「最後の質で決めきれなかったです。前半とかは自分が起点になれてイメージ通りでした。でも、結局決めきれなかったので相手ペースになってしまったと思います。あの1点だけですし内容的には成長が見れたゲームだと思います。やっぱり上手いだけじゃ勝てないということです。相手に気持ちで負けていました。本当に怖さがなくて負けてたんじゃないかと思います。大舞台に慣れてないということがあったので、前半をゼロで抑えた良さはポジティブに捉えて、攻撃で最後のところで決めきれなかったのは、本当に勝負の分かれ目といった場面だったと思います。ケガをしないことが大切で本当に無理をしないという感じでした。でも、最後は厳しくなるとわかっていたので、転んだら手を使ってという感じでなかなか難しかったですね。リーグ戦では切り替えてこの悔しさをぶつけます。自分たちの目標は11連勝することですが、チーム内で競争して一つひとつ戦っていけば見えてくると思います。本当に夏で成長した姿を後期リーグ戦で見せたいです。3冠という目標は終わったんですけど、本当に人としてサッカー選手として成長していければ悔いはないです。今大会で自分自身を見つめ直さなければいけないと思いました。自分自身本当に特別な思いで臨んだ大会でした。去年、一昨年は言葉にできないくらい悔しくて、そういう時期を乗り越えたからこそ、しっかりと自分が勝たせたかったです。それができなかったということが口惜しくて申し訳ないです。自分がいない中でも引っ張ってもらっていたので、みんなには本当に感謝しないといけないです。切り替えて次のリーグ戦では、優勝を目指してやるしかないなと思います。ケガというものは付き物じゃないですけど、成長させてくれたと思うし、またこうやって帰ってこれたからこそ込み上げるものがあります。チームに迷惑をかけたので本当にゴールという形でみんなを救いたいという気持ちで望んだ試合でした。(今大会を通じて)本当に守備の部分で結構手応えがありました。でも、やられているのでもっと追求しなければいけないと思います。それでも苦しい状況でも点がとれることも証明できました。あとはもっとメンタル面で一人一人が追求しなければいけないと思いました。前期はなかなか状況が悪い中でよくここまで這い上がってきたと思うし、だからこそ一番をとれなかったことがみんな悔しいと思います。本当にこの悔しさを忘れてはいけないです。最後集まった時この悔しさをリーグ戦にぶつけて絶対優勝しようと声を掛けました。いい部分は見えてきたのでそこは積み上げとして残して、悪い部分を1週間の中で改善して、頭を切り替えてリーグ戦にもう一回挑んで一戦一戦勝ち続けといけないです。自分中心となってもう一回励みたいと思います」

金原
「チームとして勝たなければいけない試合に勝てなかったというのは、まだまだ課題です。基本がまだまだ足りなかったということです。悔しさが残る大会でした。(基本というのは)明治の三原則の球際、切り替え、運動量のところや、ゴールに向かう姿勢、最後決め切るところです。守備でいえば、絶対に一対一で負けない、クロスを上げさせない打たせないという部分です。最後に決められてしまう弱さや、何度もあったチャンスを決め切れないところが今大会優勝できなかったところにつながります。むしろそれが全てです。(交代について)佐藤亮(商2=FC東京U―18)がケガをしてしまい、僕自身いつでもいく準備はできていました。監督から特に指示はなかったですが、やり切ってこいと押し出してくれました。僕自身にとって最初で最後の大会であって、個人としてこの大会に込める思いや熱いものがありました。チャンスをもらって、自分がゴール決めてやろうと思いました。岩武からいいクロスがあって、飛び込んだシーンもあったんですが、ああいうところも決め切れない弱さが出てしまいました。そこが個人としての課題です。(木戸との相性が良かったことについて)リーグ戦で木戸と一緒にプレーすることはなく、木戸もケガをしていたので、僕と交代して木戸が入るシーンがあっても、実際にトップの試合でプレーをしたことはなかったです。今日それがかなったとも言えます。練習から『一緒にやりたいね』とずっと言っていました。僕自身はもっと木戸を見てればというシーンもありました。まだまだ2人での質は上がるなと感じましたし、上げないといけないです。感覚がお互い似てるところがあって、あいつならここにいるなと。そういうのがわかるので、感覚が合うなと思います。チームの結束力が大臣杯通して上がったとも感じます。信頼感が選手間で強くなりました。リーグもアミノも7位通過で、なかなか自分たちに自信が持てませんでした。昨日今日に限っては失点してしまいましたが、それまでは無失点で抑えて守備の部分での自信はあります。リーグ戦でも残しつつ、守ってくれている選手は体張って死ぬ気で守ってくれているので攻撃の選手が決め切る力を練習から追求していかないとリーグ戦では勝てないと思います」

柴戸
「単純に相手の方が勝ちたいっていう気持ちが上回ったからこういう結果になったと思います。点を取らないといけない部分で取れなかったというのが今回の敗因だと思います。(前半を振り返って)前半は自分たちのやりたいことやすべきことをしっかり統一されていて、自分たちのペースだったんでした。でも、チャンスを決めきれなかったのが試合を難しくしてしまった部分であり、こういう負けにつながってしまったと思います。(準決勝まではゴールを決め切っていたが、決勝は違いましたか)相手がしっかり最後まで体を張ってきたり、ギリギリの部分で足を出してきたりと相手の守備が一枚上手でした。なので、得点できなかったと思います。自分たちも決めれるところで決めなければならなかったですし、相手の守備も気持ちのこもった守備だったので、自分たちの得点に結びつかなかったのだと思います。(ご自身のプレーを振り返って)最後のシーンで得点チャンスもありましたし、ああいうところで決め切る力を今後はつけていかないといけないです。調子が良かったとしてもチームを勝たせられないで終わってしまうので、自分の調子が良くても悪くてもやるべきところでしっかりやってチームを勝たせられる選手にならなければいけないと思います。(ディフェンス面では)鳥海中心に相手のロングボールに対してもしっかり跳ね返してくれましたし、セカンドボールも拾えてる部分は多かったと思います。やっぱり後半になってセカンドボールの意識や跳ね返し切る力が少し弱まってしまったので、そのスキが失点に結びついてしまいました。今大会を通して守備の力は上がってきてるとは思いますが、まだまだな部分は多くあります。そういう詰めの部分はもっと突き詰めていかなければならないと思います。(一昨年の総理大臣杯決勝の関学大戦でも遠くからミドルシュートを決められたと思いますがそのシーンが浮かんだりしましたか)試合中にはあまりなかったですけど、試合終わってから2年前に試合に出てた選手の1人として同じ過ちを繰り返してしまったと感じました。ああいう時間帯でのスキは2年前に経験してることだったので、まだまだだなと強く思いました。(2位という結果は)前期良くなかった中で、それでもなんとか自分たちで試行錯誤しながら決勝の舞台まで勝ち上がった中で、勝てなかったことは悔しいです。でも、ここで勝てなかったことは後期にしっかり結びつけていかないと、本当にこの負けが無駄になってしまうと思います。間違いなく今大会通してチームとしても個人としても成長していると思うので、まだまだ成長できる部分ややらなければいけない部分は多くあると思います。本当にこの悔しさをリーグ戦にぶつけて、インカレの出場権も取って、インカレでは優勝できるようにやっていきたいと思います」

土居
「前半は自分たちのサッカーができた中で決め切れなかったのが大きいです。攻めてる分スパートの質や決定機を決めるところが足りませんでした。相手は引いてカウンターを狙っていました。相手の思い通りの展開になってしまったと思います。(決勝で今大会初の無得点は)いつも通り入りましたが、決勝ということで緊張やいつもと違う雰囲気があったのかなと思います。でもやっぱりそれを言い訳にしてはダメです。その中でも点が取れるようにもっと突き詰めてやらないといけないと思います。(試合前の雰囲気は)今回から応援がいました。メンバーに選ばれなかった八幡山のメンバーのためにやろうと思いました。チームが一つになってやろうという強い思いがあって、そこで勝てなかったのは残念です。(HTは)守備のところで相手の背の高いCFの選手に強くいけていなかったのでそこの修正とセカンドボールをしっかり拾うことを確認しました。スタッフからは『攻撃はいいぞ』と言われていましたが、『いいぞ』で終わってはいけません。決め切る必要があります。(決め切れなかった要因は)ラストパスの精度や最後のキックの質です。過程は良くても最後の質が良くなかったのが要因だと思います。(失点してから受け身になってしまったか)同じサッカーを続ける体力やメンタルがありませんでした。チームとしてもっとまとまりを待って守備ができたらいい展開になったと思います。(法大は)スタッフからも言われましたが、少ないワンチャンスを決める形を狙っていたと思います。自分たちの攻撃が良かった分、それが逆に相手のペースだったということだと思います。決めれる時間に決めることができないと不用意な失点をしてしまいます。1点の重みを感じ取ったゲームでした。打たなければシュートは入りません。相手がしっかりやり切ってきた分、あの形一本でも絶対ゴールにつなげようという気迫がありました。そこは見習わないといけないと思います。(リーグ戦とアミノでは7位でしたが今回は決勝まで進みました)チームの総合力も上がってきました。これを無駄にしないで日本一取れなかったのはまだ足りない部分があるからです。これをきっかけにもっと突き詰めたいです。まだ自分たちは何も成し遂げていません。それを心に刻んでこれからやっていきます。(後期リーグに向けては)この大会の交代枠は5枚でしたが、リーグは3枚です。そうなるとスタメンの選手が走り切らないといけません。交代で入る選手も活躍しないといけません。総合力が上がった分スタメン争いも過激なってくると思います。それをプラスに捉えてもう一回一からしっかりやっていきたいです」

鳥海
「悔しいの一言です。1位と2位は違うと知っていました。この負けを受け入れることができないです。本当にあと一個勝てば日本一でした。自分たち次第で勝利をつかむことができる試合だったと思います。まだ試合が終わったばかりなので、言葉に表すことができないです。本当にあと一個でした。(今日の試合で1番悔やんでるシーンは)あの失点シーンです。ヘディングで逸らされて、スペースに落とされました。そのあとに走りこんで来て打たれました。(ボランチとDFの間で受けられたのか)そうですね。こっちがクリアした後の跳ね返りで、来たと思います。その時にルーズでした。(失点してから雰囲気が落ちた印象を受けました)少し自分も感じました。下を向く回数が増えていました。それでも、4年生が引っ張っていきました。すごい声を掛けていて、特に海からは伝わってきました。最後まで諦めなてなかったです。(今大会はすごい好調でしたが)今試合は間違いなく、最後の試合ということで、良いチーム状態だったと思います。でも、結果を見てみると、勝ち切れない甘さがあります。逆に優勝できなかった分、どこかにスキがあったと思います。成長できるということに気付かされた試合だったと思います。この経験を後期リーグ戦に絶対に生かしていかないといけないです。(成長できる点は)詰めのところと勝ち切るというところですね。(ディフェンスラインでは唯一の4年生。リーダーシップを取らないといけない自覚が芽生えた結果が堅守に伝わったのか)昨年の今大会はあまり出場できず、出れない人の気持ちも経験しました。4年生で出れない人の気持ちは計り知れないくらい悔しいと思います。その中でチームをサポートが勝たせてくれたり、サブメンバーとしてチームに貢献してくれたので、チームが一つになっていくことは実感できました。出てる4年生の立場からして、必然的に引っ張っていかないといけないと感じてました。(その自覚はいつ頃から)CBが前期に安定しなくて、相方が結構変わったりしていたのですけど、誰とやってでも誰が引っ張ってもいいと思いますし、自覚という面では常に持ち続けました。でも、それが強く表れたのはこの大臣杯だったと思います。最後の総理大臣杯ということで、卒業したら本気でサッカーをすることがなくなる仲間もいますし、どうしても日本一にしてあげたいという思いは強かったです。僕たちは3冠を目標に掲げていて、今回はその内の一つ目に当たります。だから、(3冠をかなえるためにも)逃したくなかったです。(それでも決勝戦まで進んで、部員全員を連れてくることができました)連れて来れて決勝戦を迎えられたのはよかったです。天皇杯には行けなくて、前期リーグ戦も7位、アミノバイタルもいい結果ではなくて、僕らの代は何も達成してないです。だから、連れて来ただけでは意味はなかったです。結果がどうしてもほしかったです。(応援があることとないことは気持ちの持ちようが違うのか)居てくれたら心強いです。でも、いなくても八幡山に残ってるメンバーの気持ちというのは伝わってきます。そういう面ではあまり変わらないです。せっかくここまで来てもらって、後押ししてくれました。日本一にならないと恩返しにならないです。申し訳ないです。(今大会としてディフェンスラインの安定など手応えがあったと思います)プラスに考えれば前期よりチームとしてまとまってきました。自分たちのやりたいことが勝利することで表れてきたと思います。(ディフェンスラインのコントロールの練習)合宿後の練習でも毎回ディフェンスラインのコントロールの練習をやってました。(その中で意識することは)一人一人のアップダウンやスライドの声掛けをしてきました。(最終学年ということで全ての大会が最後の大会になります。今回で一つ終わってしまいました)今日勝てば、インカレの出場権を獲得できました。リーグ戦では、僕らは7位という現状でインカレの出場圏内にも入ってないです。だからこそ、どうしても上位に入りたいです。優勝も狙える位置にいると思うので、優勝を目指してやっていきたいです。インカレに出場したら、まだ日本一のチャンスがあります。残された2冠を目指して頑張っていきたいです」

岩武克弥(政経3=大分トリニータU18)
「1位と2位の差です。内容よりも結果が全てなので、勝てなかったということを真摯に受け止めて振り返りたいと思います。自分はユニバーシアードに行っていたんですけど、夏の1ヶ月間でチーム一丸となって頑張ったと聞いています。チーム力は上がってると感じました。(失点シーンは)たまたま入ってしまったという感じもします。崩されてないと言えば崩されてないです。でも、やられてしまいました。そういう意味で守備には課題が出たと思います。前半で点を取るチャンスはありました。流経大戦もあったんですけど、取れるべきところで取らないといけなかったです。(HTではどんな話をされましたか)まだこれでは勝てないという話になりました。もう一度守備から入って明治らしくいこうという話になりました。(ユニバーシアードからの合流ということでコンディション的にはどうでしたか)きつさがないと言ったらうそになります。でと、明治からユニバに出させてもらってるので、やるしかないと思って臨みました。(敗因を一つ挙げるとしたら)最後の詰めの部分ですかね。やっぱり、優勝できるかできないかというのは日々のトレーニングの成果になってくると思います。何か足りなかったのではないかと思います。(応援が来た中でどういう気持ちでプレーしたか)八幡山にいる選手を連れてくるということと鬼木さんもトレーナーを辞めてしまうので、最後に笑って送り出そうと。こっちまで連れて来れたのは良かったですけど、最後笑って終われなかったのは残念です。(次のリーグ戦に向けて)負けてしまったので、次のリーグ戦に向けて1試合目の東京国際大から勝利できるように頑張ります」

早川
「少ない失点数で勝ち上がってきたので、特にディフェンダー陣は自信を持って臨むことができました。それだけにああいう不意打ちの失点を食らってしまったことで、悔しい負け方になってしまいました。自分にとっては悔いが残る試合でした。4年生の思いもあるので、全力で取り組むだけでした。最後、海くんが『本当にごめんな』って言ってましたけど、逆に自分が4年生を支えられなかったです。もっとこれから頑張っていかないといけないと再認識しました。(失点シーンは)タイミングをずらされて、不意を突かれた失点でした。どう対応すれば良かったかはあとで見てみないと分からないです。でも、あれを救えないと強いチームにはなっていけないと思います。自分がリーグ戦に出れたとしたら、そういうところ通じてしっかりと成長していけたらいいと思います。(先輩GKからは)先輩たちから支えられてるありがたみを感じました。自分が出るとなった時でも『なんで出れないんだ』ではなくて『こうしたらいいよ』とか『こうだよ』とか明るくアドバイスをして、支えてくれました。HTや試合が終わった後でも『ここはこうだったね』とか『これが良かったんじゃない』とかアドバイスをくれました。自分としても安心して落ち着いてプレーができました。特に長沢くん(祐弥・政経3=藤枝東)は『いつも通り落ち着いていけよ』と毎回毎回声を掛けてくれて、自分のことを落ち着かせてくれるようにしてくれます。ありがたいです。(GKというポジションを1年生ながら務めましたが)難しかったです。でも、4年生などの上級生がCBを組んでくれている中で、1年生の自分が後ろから支えるとなると上級生も頑張んなきゃという気持ちになると思います。だから、自分が後ろから指示を出して、後ろから安定させれば、4年生も安心してプレーができると思います。そういう部分を意識して試合に取り組んでいました。(4年生に対しての刺激に)なってると思います。(リーグ戦とインカレに向けて)今回は勝つということに頭を持っていくことで精一杯でした。自分のプレーを少しずつ出しながらキックの質とか安定したセービングをこれからの試合に出場できたら、出していきたいと考えています。リーグ戦でも挽回できるように頑張っていきたいです」

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