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春から一段と成長した大平

バドミントン部  女子は王者撃破で好発進! 男子も5―0で神大下す/関東大学秋季リーグ戦

◆9・13〜18 関東大学秋季リーグ戦(町田市立総合体育館他)
▼女子(1部リーグ)
○明大3―2筑波大
 ○後藤2―1柏原
 ○十河2―0安田
 ●瀬川・村上組1―2加藤・柏原組
 ○仁平明・鈴木成組2―1山中・大関組
 ●西口0―2加藤
▼男子(2部リーグ)
○明大5―0神大
 ○澁谷2―0池田
 ○大平2―0菊野
 ○武石・西谷組2―0池田・筑後組
 ○酒井・仁平澄組2―0高畑・林組
 ○岡野2―0工藤
 男女ともに好スタートを切った。初日、1部リーグ復帰を狙う男子は神大との対戦。第1シングルスの澁谷勇希(政経3=埼玉栄)が勝利を挙げたことで一気に流れをつかみ、チームカウント5ー0で圧勝。春リーグ1部4位の女子の相手は王者・筑波大。シングルスで2勝を挙げ、好発進でダブルスへつなぐと仁平明花(文2=冨岡)・鈴木成美(商1=埼玉栄)組が3勝目を勝ち取り、強豪との熱戦を制した。

[男子]
 落ち着いた試合運びで、見事勝ち切った。初戦の第1シングルス、今後の流れをつくる重要な役目を任された澁谷。粘り強くつなぐプレースタイルを得意とするが、シャトルの飛びやすさから普段よりも打数を増やし優位に立つと、終始リードを許すことなく21―13、21―10で圧勝。春は本来の力を出し切ることができなかったが「試合を想定したメンタルや動きを意識してきた」(澁谷)と順調な滑り出しを見せた。続く第2シングルスでは大平洸輝(政経1=埼玉栄)が相手を前後左右に揺さぶり「自分のやりたいことがやれた」(大平)。1ゲーム目、2ゲーム目共に10点以上の差をつけて快勝。長いラリー戦も落とすことなく、7連取する場面も見られた。春リーグではシングルスの不調が懸念されていたが、その不安を打ち消す活躍ぶりでチームを勢いづけた。

 スタートダッシュは成功だ。シングルスに続き第1、2ダブルス、第3シングルスもストレート勝ちを収めた。だが「これが最低限の形」(小笠裕貴主将・政経4=名経大市邨)。一試合一試合妥協することなく、全試合5―0の完全勝利をチーム目標に掲げる。リーグでの最終目標は「入替戦で勝って1部へ戻ること」(澁谷)。チーム一丸となって、まずは2部優勝を目指す。


[女子]
勝利の瞬間、こぶしを握り締めた後藤
勝利の瞬間、こぶしを握り締めた後藤

 女子の勢いが止まらない。8月末に行われた東日本学生選手権で創部初の団体優勝を成し遂げ、迎えた今季リーグ戦。二つ目の栄冠に向けいいスタートを切りたい明大の初戦の相手は、昨季リーグ1位の強豪・筑波大。春は1―4で敗れている難敵だ。重要な第1シングルスを任されたのは最上級生の後藤にこ(文4=聖ウルスラ学院英知)。東日本学生選手権では西口涼子(農2=埼玉栄)とペアを組んで3位入賞を果たすも、この日はシングルスに専念した。自分たちは「チャレンジャー。向かっていくだけ」(後藤)。クリアやドロップショットを織り交ぜた前後左右に揺さぶる攻撃で相手を翻弄(ほんろう)する。中盤相手の勢いにミスを連発する場面が見られたが、大きく崩れることなく2―1で筑波大に先勝した。 続く第2シングルスの十河茉由(商3=高松商)の相手は、春にストレート負けを喫した安田(筑波大)。「春リーグで負けたからというのはあまり意識せず、自分らしくいこう」(十河)。この夏、重点的に磨いてきた正確なショットがさえ渡り、サイドラインぎりぎりに何度もシャトルを沈めた。第2セットには8連続得点を決めるなど、終始相手を圧倒しストレート勝ち。因縁の相手にリベンジを果たした。
 下級生コンビが春から一回り成長した。昨季は不調で15戦6勝とあまりチームに貢献できなかったシングルス陣が2勝を挙げ、勝利に王手をかけ第1ダブルスに登場したのは瀬川桃子主将(商4=埼玉栄)・村上晃(商4=青森山田)組。春は強豪ひしめく1部で4勝を挙げた、明大が誇るエースコンビだ。相手はユニバーシアードで銅メダルを獲得した加藤・柏原(筑波大)組。世界を経験した格上相手に互角の勝負を繰り広げるも「勝負所を取れるか取れないかが自分たちとの差」(瀬川)。ファイナルセット終盤に一度は追い付いたが、最後は相手に力で押し切られた。チームに不穏な空気が漂う中、第2ダブルスを任されたのは仁平明・鈴木成組。精神的支柱であった瀬川・村上組の敗戦に「誰かが負けても、誰かが勝てばチームの勝ちにつながる。自分たちが1勝を挙げる」(仁平明)。ペアを結成してから約4カ月と経験はまだ浅いが、チームの一員としての自覚は上級生と変わらない。第1セットは風の影響で自分たちの思うようなプレーができず、2度の6連続得点を許す。しかし、全く動じることはなかった。うまくいっていないところをセット間に「お互いが指摘し合い、ゲームの中で修正できている」(仁平明)。その言葉通り、自分たちのミスで後手に回ってしまった展開から一転、2セット目以降は少しでも甘い球が来たら強打で相手コートに押し込む場面が目立った。2人の力強いプレーにベンチも活気付き、そのまま2セットを連取。修正力の高さを見せつけ、王者から大金星を挙げた。
 
 リーグ優勝に向け視界良好だ。2部リーグに所属していた昨年から、春は3勝、そして秋は初日から筑波大を破る快挙を成し遂げた。主将の瀬川を中心にチーム全体の底上げに成功し、今までの瀬川、村上頼りの状態から脱却を果たした。他大学に負けない選手層の厚さに新チーム発足時に立てた目標であるリーグ戦、東日本学生選手権、そして全日本学生選手権での団体優勝が現実味を帯びてきた。次戦の相手は昨季2位の法大。続けて強豪との対戦となるが「出る選手も応援する選手も団結できるところが明治のいいところ。チーム全員で戦いたい」(瀬川)。黄金時代の幕開けだ。

[上代梨加・桐山雄希]


試合後のコメント
[女子]
瀬川
「応援の雰囲気であったり、チームの団結力は今日もすごく出せていたのが勝因の1つだと思います。今まで勝ったことがない学校だと思うのですが、自分たちは優勝を目標にやってきているのでとりあえず一勝という気持ちです。(シングルで2つ取れたのが大きい)そうですね。特に第2シングルスの十河の相手は過去3、4回負け続けていた相手だった中で勝ち切ってくれたのは大きかったです。東日本選手権から頑張ってきてくれています。でも、十河だけではなく、みんなが東日本の後から自分の力を出して勝ち切ってくれていて、とてもいい流れだと思います。シングルス陣も伸びてきていますが、ダブルスもいいです。インカレの出場権も6ペア中5ペアとシングルスは3人獲得して、計12人中11人が個人戦に選ばれました。私たちが一年生の頃にはなかったことなので、当時と比べてチームの力が総合的に上がっているのを実感しています。(主将として取り組んできたことが成果として表れているのでは)そうだとうれしいですが、みんなの意識が変わったことが一番の要因です。個人個人に目標も立てさせました。私個人としての目標はインカレで優勝することなので、それに向けてその時の調子に合わせながらその都度細かく立てていました。(大会前のチームの雰囲気)春は最初の2戦で負けてしまったので、出だしはしっかり勝ちに行く気持ちで臨みました。明日も法政なんですが、出る選手も応援する選手も団結できるところが明治のいいところなので、それを生かしてチーム全員で戦いたいと思います。(個人としては負けてしまったが)相手はユニバで銅を取ったペアで結果は負けてしまったんですが、自分たちとしては練習でやっていること以上の力を出せていました。勝負所でポイントを取る力があるのが相手の強さだと思いますが、プレーの内容は悪くなかったです。ドライブ合戦であったり、速い展開にしっかり付いていけていたし、1ゲームはミスが多くて取られましたが、ラリーでは負けていませんでした。なので、2ゲーム目も低い展開で速いタッチで勝負していくことを変えずに戦ったらミスが減りました。あのダブルスはドライブが得意なペアなんですが、その上で2ゲームは取れたので、やっぱりファイナルの勝負所でポイントを取れるか取れないかが自分たちとの差でした。でもポジティブに捉えて、明日につなげていきたいです」

後藤
「(今日の試合)春リーグは最初の2戦が取れなくて後ろ3つでなんとかという感じだったんですけど今回は前回1位の筑波相手にスタートダッシュを切れて内容も良かったです。(前回負けた相手)練習試合もさせてもらってるのでその際も勝率は向こうの方が上で完全に周りの評価が上という中で私たちが自分の力を出し切って勝てたのは大きかったと思います。(気持ちは)チャレンジャー。向かっていくだけなので、そういう気持ちでやりました。(ここまでの大学競技人生)今はシングルスなんですけど、1年と3年のときは、チーム状況によってダブルスで出たので、そういう人はいないのでどっちもやれて出し続けてもらえたことには感謝しています。(苦しかった時期)今年の春も3回出て1回しか勝てていなくて、今回自分の1ポイントが結果的にチームの勝敗を分けたので、それは今回はすごくうれしいです。(雰囲気)練習も士気が上がっていたとは思うんですけど、勝ったことによっていい雰囲気で明日もやれると思います。(2つの黒星)瀬川・村上は世界3位の相手エースとやってファイナルまで持ち込めたというのが評価できる点だと思います。西口もシングルスやった相手が強いので。内容は悪くなかったと思います。明日につながる試合はできたのかなと思います。(瀬川のチームづくり)試合では結果で引っ張ってもらっているので精神的支柱にもなります。それで勝ってるところもあると思います。(意識改革)去年のインカレや春のリーグは瀬川村上の個人戦のような結果になっていたので瀬川村上が勝てなかったら勝てなかったです。今回は瀬川・村上が負けたのに勝てたということがすごい収穫だったのかなと思います。(チーム全体)夏は例年と比べて羽打ちもしたので、そこでしっかり自信を持ってショットを打てているというのは技術面で感じています。(明日に向けて)明日はオーダーが分からないのでなんとも言えないんですけど、今日と同じように任されたところはポイントを取っていきたいと思います」

十河
「1セット目の出だしがすごく悪くて点数離されたところもあるんですけどそこを立て直すことができたのが1セット目取ったことに大きく影響しているのでそこはすごくよかったと思います。(初戦の筑波大戦で勝利)春リーグは負けから入ってしまって流れが悪かったんですけど今回はそれがないようにという気持ちをみんなが持っていたので今日の一勝は今後の試合にもいい流れになると思うので明日も勝ってつなげていきたいなと思います。筑波大に勝ったことに関してはすごく自信になると思うんですけど油断せず気持ちを引き締めて次に向けて臨みたいなと思います。(春リーグ負けた相手にリベンジという形)先月の東日本の試合ですごくいい試合ができていたし調子も良かったので春リーグで負けたからというのはあまり意識せずそのまま自分らしくいこうと思って入りました。結果的にリベンジという形になってうれしいです。(東日本ではベスト8)インカレの出場権が最低目標でやっぱりベスト4とか優勝を目指していたのでベスト8という結果はすごく悔しかったです。(夏合宿では)我慢するのが足りなかったのでそこは春、夏合宿で克服しようと思って練習してきたので我慢はできるようになったかなと思います。(夏合宿で建てた課題)ショットの正確性を上げるのと東日本とかインカレでは一週間という長い期間、試合が続くので精神的にも強くなろうというのを課題としてやってきました。成果は出たと思います。(フィジカル面の強化)一週間すごくきつかったんですけど去年とかと比べると最後まで足も動いていたし集中してやり切れたことが大きかったです。(明日)今日勝ったんですけど油断せず一勝一勝勝っていきたいなと思います」

仁平明
「第1セットは自分たちの持ち味を出せずに、風で打ちづらかったりして、自分たちのプレーを改善できないまま終わってしまいました。セット間にペアで話し合ったり、先輩からアドバイスをいただいたりして、何とかして自分たちの形を作ろうと思って第2セットに臨みました。うまく気持ちを切り替えることができたと思います。(具体的には)上げすぎていた部分があったので、積極的に自分たちからシャトルを触りに行くくらいの気持ちでいこうって話しました。(チームの雰囲気は)ベンチにいる人がすごい盛り上げてくれて、自分たちがミスを連続でしたときとかも大きな声で励ましてくれたので、のびのびとやることができたし、楽しくプレーすることができました。(筑波大は)リーグ王者なので自分たちの目標を叶えるためには絶対に倒さなければならない相手だと思っていたので、初戦から筑波か、って思いましたけど気合を入れていきました。(2勝を挙げたシングルス陣は)見ていて気迫がありましたし、いい雰囲気をつくってくださったので、とてもプレーしやすかったです。流れを持ってきてくれました。瀬川さん、村上さんも、勢いのある試合をしてくださったので勝つことができました。誰かが負けても誰かが勝てばチームの勝ちにつながるので、自分たちが勝たないとって思いました。試合前はがんばれとか、気楽にとか上級生から声をかけてくださったので、コートに入るとき緊張はしなかったです。リーチかかっているとかは気にせずに、自分たちが1勝を挙げるんだっていう気持ちでした。(春からの成長は)悪いところがあったらお互いに言い合ったら、解決することが多くて、ゲームの中で修正することができていることですね。今日の1セット目の後も話し合って、修正することができたと思います。(後輩を引っ張っていく)そんなに引っ張れてはいないと思いますけど、なるべく声をかけてあげるようにはしてます。(今日良かったプレーは)低い展開になったときでも相手に押され負けしなかったところですね。(明日は)1勝を無駄にしないように、チームを勢いづけて全員で1勝をもぎ取りたいです」


[男子]
小笠
「(ストレートで勝利)これが最低限の形かなと思うのでこれを続けていきたいです。筑波は4ー1で勝ったりしていてどこが落ちてくるか分からないのでしっかり準備をした上で臨みたいです。この5ー0は意味があるものなので明日もそうしたいです。(シングルスが全勝)相手が実力的には格下ではあったのですが、1ゲームも落とさないというのは大事なことです。そこはよかったです。(大平に声をかけていたが)気持ちの持ち方というか、あいつはあいつなりに自分は考えるところがあると思います。ただ、試合前とかはナイーブになっていたりします。そこで声のかけ方一つで気持ちの持ち方は違ってくると思うので気にして声はかけていました。なごませるというか笑わせたりもしていました。プレッシャーだったりとか気に触るような言葉は使わないようにしていました。(今日のゲームを振り返っての収穫)やはり上二つが安定していたかなと思います。格下の相手ではありますが点数を抑えて勝ち切るというのは大事なのでそこら辺は良かったのかなと思います。(東インカレからの秋リーグ)他のチームも短いスパンですが切り替えてやってきているのでうちも切り替えてはできていたのかなと思います。(次戦への意気込み)明日も結果は変わらず5ー0で最低限勝つというのを目標にしていきたいです」

澁谷
「いつも通りできたので、それが結果に繋がったかなと思います。平常心でできたんじゃないかなと思います。(初日の第1シングルスに緊張はなかったか)心にも余裕があったので特に何も感じずできました。(今日のプレースタイル)自分のプレー的には(普段は)繋いで繋いでっていう感じなんですけど、今日は結構シャトルが飛んだので打った方が有利なのかなと思ってちょっと多めに打ちました。(秋リーグに向けて強化した点)今までずっと自分の力を出し切れずに終わってた試合が多かったので練習通りの力を出せるようにプレッシャーとかもあるんですけど、その中で練習でも試合を想定したメンタルとか動きとかを意識して練習してました。(秋リーグを通しての目標)最終目標は入替戦で勝って1部へ戻ることです。(全員がストレート勝ち)みんながいつも通りの力を出してくれれば1セットも落とさずに勝てると思いました。(明日の慶大戦に向けて)2人強い人がいてどっちもシングルスで来て、その2人がダブルス組んでって感じです。明日も5ー0で、普通にやればいけると思うので1個も落とさずに勝ちたいなと思います」

大平
「相手を動かしつつ、攻めたい時に攻めるという自分のやりたいことがやれたので、結果だけでなく内容的にも良かったと思います。春よりも我慢強く試合ができるようになったので、今日は快勝でしたけど、相手が手ごわくなった時でも自分のプレーを出していけるようにしたいです。第1シングルスを取ってくれたので、最悪落としたとしても1ー1でイーブン。そういう意味で気持ちの面では楽に臨めました。(試合前に渋谷から)シャトルの飛び方を教えてもらってました。最初の公開練習でシャトルが飛びやすいというのは分かっていたんですけど、実戦でやった人からアドバイスをもらえるのはやっぱり違うので、とても心強かったです。相手はかなり低い展開で速く詰めてくることが多かったんですけど、自分はそういったプレーヤーの方が得意なのでやりやすかったですし、対応できていたと思います。夏合宿で足を動かすことを特に意識していたので、コート内でのフットワークの速さであったり、きつい体勢からでも次のシャトルに追い付くスピードだったりが上がったなという実感があります。自分のプレーを出し切るだけなので、一試合一試合楽しんでやっていきたいですね。今回は全部5ー0で勝っていくというのがチームの目標なので、一人一人がしっかりと自分の勝ちポイントを挙げることを意識していけば、結果も付いてくると思います」

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