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最優秀防御率を狙う


東京六大学野球 2017〜秋〜  (15)法大戦事前インタビューA 長谷川選手、菅野選手、鎌倉選手   

 覇権奪回へ、秋に強い明治を見せつける。12年ぶりの5位に沈んだ昨季から、夏場を乗り越えチームも個々も一回りに成長。春の課題であった得点力不足もオープン戦では兆しが見えてきた。目指すのは秋連覇と日本一。全員野球で勝利をつかむ。
 勢い落とさず勝ち進みたい。開幕カードの早大戦は3試合に及ぶ激闘の末、何とか勝ち点をもぎ取った。続く第2週に立ちはだかるは法大。昨季防御率1位のエース・菅野を筆頭に、投手にも野手にも好選手がそろう。さらに明大が初戦ということで「勝てば絶対に勢いに乗れる」(森主将)と士気も高い。序盤ながら、両校にとってシーズンを左右する重要な一戦。激戦になるのは間違いない。(この取材は8月20日に行われたものです)

長谷川裕也選手
――昨季はどのようなシーズンでしたか
今まで出場できてなくてやっとチームの役にたてたシーズンになったと思います。(3勝を挙げたことについて)今までやってきたことを試合でパフォーマンスした結果だと思って自信にもなりました。(4連敗からの6連勝)チーム全員が良い意味で切り替えられていたのでそこが良く噛み合ったのが良かったです。

――4年次でのブレークについて
同期の同じ4年生が励ましてくれたり、サポートしてくれたことで1年から3年生の間でもめげずに頑張れたのかと思います。

――球を受ける鎌倉選手との相性はどうですか
あいつは頭も良いですし、しっかりと打者の観察もできているので基本的にはリードに従う形なんですけど、それはあいつがしっかり僕のことを考えてリードもしてくれているのでとても信頼できるキャッチャーです。

――優勝した立大戦ではリリーフでしたが
春はリリーフであまり長いイニングを投げられていないので自分が先発して立大には勝ちたいですね。

――夏に重点的に取り組んだことは
フォアボールを出さないことを意識してオープン戦でも取り組んできましたし。コントロールという面でも投げにくいコースはないので勝負できると思います。またバッターとの駆け引きをやっていて打者の表情や構え方を見て何を待っているのか判断して投げています。

――熊谷投手、菅野投手の刺激は大きいと思いますが
そうですね。2人とはタイプは異なるんですけど一生懸命引っ張られる時は付いていったり、逆に自分が引っ張る時もあるので切磋琢磨しながらやっていけてると思います。

――投手陣全体の雰囲気はいかがですか
やる時はしめてやるっていう感じで終わった後は明るい雰囲気でとても良い状態だと思います。

――明大の打者で注意している選手はいますか
走攻守そろっている逢澤くん(崚介外野手・文3=関西)ですかね。なかなかアウトにならない打者ですし、足も速いので塁に出しても手強いですね。(六大学の中では)春に2本、本塁打を打たれている慶応の岩見くんですね。しっかりと警戒して投げていきたいです。(2人の選手を抑えられる自信というのは)そうですね(笑)。抑えないといけないのでその気持ちで投げます。

――秋への意気込みをお願いします
最後の年ですし、同期の支えもあるので絶対に優勝したいと思います。春は菅野に最優秀防御率取られたので最優秀防御率と先発で5勝したいと思います。

――ありがとうございました


得意のスライダーを秋こそ攻略したい
得意のスライダーを秋こそ攻略したい


菅野秀哉選手
――春3位を振り返っていかがでしょうか

春は3位という結果でAクラスだったんですけど、目標は優勝することなので、優勝できなかったことが悔しかったです。でも後半戦はピッチャー陣がしっかりと抑えられたので、そこは自信を持って秋もやれれば優勝できるのではと思います。

――個人としてはどのようなシーズンでしたか
開幕から先発をやっていなかったので、チームに迷惑をかけてしまった部分もあります。秋は1戦目からしっかり先発で勝てるようにやっていきたいと思います。

――先発とリリーフで出場されました
先発だと自分でゲームを作れるので自分の流れで行けるんですけど、抑えだと緊迫した場面なので自分の投球ができなくて打たれる場面もあったので、あんまり得意ではないですね。試合を作れるので先発を一番やりたいところです。

――昨季はリーグトップの防御率1.39でした
変化球が低めに決まっていたので、そこが一番よかったかなと思いますね。スライダーが結構曲がってくれたので、優位に進めることができました。

――昨季は投手陣の成長が印象的でした
先輩方がしっかりと引っ張ってくださるので、自分は安心して投げられています。すごい先輩だと思います。

――昨季の中で印象的な試合はございますか
自分は明治戦が初先発だったので、そこで7回無失点で抑えられたのは自分の中でとてもよかったなと思います。

――現在の状態はいかがですか
北海道キャンプでもしっかり社会人抑えられたので、状態としてはそんなに悪くはないと思っています。(今は)実戦ばかりです。

――この夏の取り組みを教えてください
9回を投げ切ることが多くなかったので、秋は9回を投げ切ることを目標にスタミナ面、ストレートの質を高めることをやっています。今のところは長いイニングを投げていないので、リーグ戦までにはしっかり長いイニングを投げて調整できればいいなと思います。(投手陣全体として)北海道キャンプでも失点も少なく、ピッチャー陣全体としていい仕上がりになっていると思うので、このままリーグ戦に臨められればいいなと思います。

――現在のチームの雰囲気はどうですか
ピッチャー陣もバッター陣も調子がいいので、いい雰囲気です。

――今年の明大の印象をお聞かせください
明治はみんな当てるのがみんなうまいので、厳しいコースに投げて打たせて取るイメージを持って投げてました。しっかり打たせてとることができたので勝てたのかなと思っていますけど、手強い相手だなと思います。

――意識してるバッターはいらっしゃいますか
同級生にはなるべく打たれないように心がけています。明治だと逢澤(崚介外野手・文3=関西)、渡辺(佳明内野手・政経3=横浜)ですね。

――今季は開幕戦が明大です
明治は粘り強いので接戦になると思います。自分たちがしっかりと粘って勝てるようにしていきたいなと思います。(開幕が明大だと)やりづらい部分もあるんですけど、しっかりと勝てるように準備していきたいなと思います。

――理想の勝ちパターンはどのように考えられていますか
ピッチャー陣がしっかりと抑えられれば野手陣は打ってくれるので、ピッチャーが大事になるかなと思います。

――秋への意気込みをお願いします
4年生にはたくさんお世話になったので、自分が勝って優勝できるように恩返ししたいと思います。個人的には5勝して、防御率も0点台でいきたいなと思います。そしてタイトルも狙っていきたいです。

――ありがとうございました

巧みなリードで投手王国をまとめ上げる
巧みなリードで投手王国をまとめ上げる


鎌倉航選手
――昨季を振り返って
前半はバッテリーが粘れなくていっぱい点を取られて負けたのでそこが良くなかったと思います。後半勝ってる試合と比べたら点の取られ方も良くなかったですし、そこは反省点だと思いました。

――早大、立大と勝ち点を逃したが
負けている状態なので雰囲気は良くなかったです。勝てないということが一番苦しかったです。開幕直後は勝つということに自分たちでプレッシャーを感じていました。自分たちのプレーをするというよりも勝たなきゃという気持ちの方を強く感じてしまっていたのが良くなかったです。

――4連敗で明大戦を迎えました
勝敗をあまり考えずにやったっていうのが一番ですね。自分たちのやることをしっかりやろうっていう意識でチーム全体がまとまったのが良かったのではないかと思います。

――その後は勢いに乗って慶大、東大から勝ち点を得ました
勝てばチームの雰囲気も自然と良くなりますし、負け癖じゃないですけど、勝つことでそういうのが払拭(ふっしょく)されていきました。勝つことでプレッシャーもなくのびのびとプレーすることができましたし、自分たちのやるべきことが後半の3カードではできたのじゃないかと思います。

――成長した部分は
1シーズンを戦い抜く体力ですね。体だけでなく精神的な部分もそうですし、やはりキャッチャーは頭を使うポジションなので、やはり試合終盤だったり連戦になるとだんだんと疲れが溜まっていきます。その中でも1シーズン、春のリーグ戦を戦えたというのが一番かなと思います。

――一番印象に残った試合は
やはり立教の1回戦、引き分けたゲームですね。その試合は自分たちの勝ちゲームだったので。最後のバッテリーの油断じゃないですけど、9回に2点取られてしまって。あそこでしっかりと勝ち切っていればそのあとの試合も違った展開になっていたと思いますし、そこで勝ちゲームを落とさないということの大切さを身をもって思い知りました。

――昨季は3位でした
順位が低いよりは少しでも順位が上にいる方がいいと思うんですけど、やはり優勝しないと何位でも変わらないと思うので1番を目指したいと改めて思いました。

――捕手から見た投手陣は
柱となるピッチャーがいるのといないのでは全然違うと思います。前半は誰も勝てなくて苦しい状況の中で長谷川さんだったり菅野だったりが中盤からしっかりできるようになったのがピッチャー陣としてもバッテリーとしても安心感じゃないですけど、それは良かったんじゃないかと思います。

――シーズンを通して一番良かった投手は
一番はやはり長谷川さんですね。チームの雰囲気が悪い中でもしっかり投げてくれましたし、試合中でも自分で修正しながら投げてくださるので、そういう部分は僕自身助けられました。

――どのような意識で投手陣をリードしましたか
まずは点を取られないということが一番ですね。でも点を取られた後に大量失点をせずにいかに少ない点数で回を切ることだったり、ヒット打たれた後に連打されないことだったり、本当に基本的なことなんですけど落ち着いてプレーをするということを一番に心がけていました。

――夏のオープン戦の最中ですが
正直しんどいですね。外は暑いし、試合続きなので、体はしんどいです。

――チームの雰囲気は
みんな疲れが溜まっているので、あまり声が出ていなかったりします。でもシーズン終盤もこういう着かれた状況でやることもあると思いますし、そういった中でみんなで活気出してやっていこうっていう話はしているので、ちょっとずつ良くなってきていますし、現状に向き合うことができているんじゃないかと思います。

――投手陣の状態は
まだ開幕まで1カ月ありますし、上がり切っていない人もいます。また、春投げていなかった選手もちょっとずつ結果を残したりっていうのがあるので、まだまだ上を目指してやっていけるんじゃないかと思います。

――野手陣の仕上がりは
前半は疲れもないのでみんな動けていたんですけど、走り込みだったり振り込みだったり自分たちを追い込んでいくうちに疲れが溜まってきていますね。結果はまだ出ていないですけど、状態としては良いのではないかと思います。

――夏を通してチーム全体で取り組んでいることは
1試合5点取るということです。野手陣は最低5点取ること目指してやっています。今日も5点取れなくて罰走やってまた疲れもたまったんですけど、5点がカギになると思います。5点取って負けたらそれはバッテリーの責任ですけど、投手陣の力も考えると5点あれば負ける確率は低いと思います。

――現時点での課題は
バントだったり進塁打だったりチームプレーを徹底することですね。やはりそう何本もヒットは出るものじゃないですし、みんながつなぎの役目をすることができれば点じゃなく線のつながりのある打線になると思うので、そこはみんな意識してやっています。誰が出てもバントやスクイズができるようにやってます。

――昨季の明大の印象は
誰が出ても能力が変わらないですし、今ジャパンに行ってる選手もたくさんいるので力はあるなと思いました。その中で明治に勝てたのは運じゃないですけどそういう部分はあったと思います。春2回勝てたからと言って秋2回勝てるとは限らないので、また気持ちを引き締めて頑張りたいと思います。

――特に警戒する選手は誰ですか
ピッチャーで言ったら齊藤さん(大将投手・政経4=桐蔭学園)だったり森下(暢仁投手・政経2=大分商)だったり、すごいいい投手がそろってますし、バッターだったら佳明(渡辺内野手・政経3=横浜)だったり逢澤(崚介外野手・文3=関西)だったり振れて走れる選手がたくさんいるので、特に誰ということはなく打線全体、投手陣全体を警戒しています。1対1というより9対9。全員で戦っていければと思います。

――秋に向けての意気込みをお願いします
バッテリーがしっかりしないと勝てないと思うので、まずはバッテリーがしっかりと抑えて試合を作れるように、前半で試合を崩してしまうことがないようにやっていきたいと思います。

――ありがとうございました

[坂田和徳・浜崎結衣・桐山雄希]


●東京六大学野球 2017〜秋〜のバックナンバー

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