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強さを取り戻したスクラム

ラグビー部  対抗戦開幕 青学大に100点ゲームで大勝/関東大学対抗戦

◆9・16〜12・3 平成29年度関東大学対抗戦リーグAグループ
▼9・16 対青学大戦(秋葉台公園球技場)
○明治108{61―0、47―7}7青学大

◆スコア◆
明治
青学大
前半後半得点前半後半
PT
PG
DG
61
47
108
合計

 開幕戦白星スタートだ。関東大学対抗戦が開幕し、青学大を108―7のワンサイドゲームで下した。対抗戦での3桁得点は2014年度の明学大戦以来3年ぶりだ。明治は春から積み上げてきたことを80分間遂行し続け、青学大を圧倒した。対抗戦優勝、大学日本一に向けてこの上ないスタートを切った。

100点ゲーム
 理想の試合運びだった。前半3分、ゴール前でのキックチャージのこぼれ球を左ロック古川満主将(商4=桐蔭学園)が拾いそのままグラウンディング。100点ゲームの口火を切った。前半からFWが体を当て起点を作り、外に振ったボールをBKが取り切るという理想のラグビーを展開。BKの決定力が光り、左センター梶村祐介副将(政経4=報徳学園)は、持ち前のパスで前半14分の右ウイング宮嵜永也(営3=長崎北陽台)のトライをアシストした。「チームで取れたトライが複数あったのでそこは評価していい」(梶村)。FW、BK一体となったアタックで青学大に付け入るスキを与えず、試合を完全に支配した。前半だけで9トライを奪い61―0で後半につないだ。
 後半は十八番のスクラムがさく裂した。後半2分、敵陣22メートルラインでのマイボールスクラムを一気にゴール前まで押し込み、ナンバーエイト坂和樹(政経2=明大中野八王子)がインゴールに持ち込む。極めつけは後半25分、ゴール前のマイボールスクラムで青学大のコラプシングを誘いペナルティートライを獲得した。「どの時間帯でも誰が出ていても明治のスクラムを組めるように」(左フランカー前田剛・営4=報徳学園)と、FWがリザーブメンバーに代わった後も明治のスタンダードを貫き通した。そして後半35分には、宮嵜のトライで99―0とすると、忽那鐘太(文3=石見智翠館)がコンバージョンを冷静に沈め、スコアを101―0の大台に乗せた。しかし、直後の後半38分には、自陣でインターセプトされたボールをつながれ失トライを許す。攻守の切り替えの遅さで課題を残したものの、最終スコアを108―7として開幕戦を白星で飾った。

スタンダード
 春から積み上げたものが形に出た試合だった。元々、BKの決定力は大学でも屈指のものがある。今試合でも16トライ(ペナルティートライ1含む)中12トライがBKによるトライだった。特に左ウイング山ア洋之(法2=筑紫)、フルバック橋汰地(政経3=常翔学園)の活躍が目立つ。BKの複数ポジションをこなす2人は、ラインブレークでチャンスをつくるだけでなくトライへの嗅覚も抜群だ。2人で計5トライを奪った決定力で、今後も明治のアタックの幅を広げるだろう。また、スクラムハーフ福田健太(法3=茗溪学園)とスタンドオフ松尾将太郎(商3=東福岡)の3年生ハーフ団のゲームコントロールも成熟してきた。効果的なキック、素早いパスを織り交ぜ明治を前へと前進させた。
 BKのトライを支えるFWも成長を続けている。春季は徹底的にスクラムを鍛え上げ強みにしてきた。しかし、モールを取り入れた夏以降は陰りが見えるように。それでも「明治のスクラムのプライドを取り戻す」(前田)の言葉通り、スクラムは強さを取り戻し、幾度となくスクラムからチャンスをつくりBKへボールを供給した。さらに、この試合の最後のトライは、FWの近場のアタックを繰り返し取ったトライ。長年課題であったゴール前のチャンスで取り切るということを結果で示した。そして何より明治のスタンダードの根底にあるのがフィジカルの強さだ。全員が昨年より、一回りも二回りも体が大きくなっている。グラウンドに立つ一人一人がゲインラインを切ることができるようになった。やるべきことを考え実行し、着実に力をつけている。開幕戦は23人全員が明治のスタンダードを遂行し、100点ゲームというチームの成長が垣間見える試合となった。強い明治復活を予兆させる80分間だった。

 2週間後には対抗戦最初のヤマ場、筑波大戦を控えている。春季は筑波大との対戦がなかった。「まずは相手をしっかり研究して」(スタンドオフ松尾将太郎・商3=東福岡)次戦に臨みたい。目指すべき相手に合わせないラグビーを遂行するためにも「2週間の準備期間でもう一度みんなの中で意識づけ」(古川)をしていく。一筋縄ではいかない相手に、明治のスタンダードが問われる。

[柏崎涼介]

◆対抗戦 対青学大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR久原 綾眞(政経4=佐賀工)→17.新妻(後半25分)
9.SH福田 健太(法3=茗溪学園)→21.三股(後半6分)
16大塚 健太郎(商3=佐賀工)←2.朴(後半14分)
2.HO朴 成浩(政経4=大阪朝鮮)→16.大塚(後半14分)
10.SO松尾 将太郎(商3=東福岡)→22.忽那(後半14分)
17新妻 汰一(政経2=佐野日大)←1.久原(後半25分)
3.PR祝原 涼介(情コミ3=桐蔭学園)→18.吉岡(後半0分)
11.WTB山ア 洋之(法2=筑紫)
18吉岡 大貴(農4=日向)←3.祝原(後半0分)
4.LO古川 満(商4=桐蔭学園)→19.外岡(後半14分)
12.CTB梶村 祐介(政経4=報徳学園)→23.渡部寛(後半20分)
19外岡 悠太郎(商3=国学院久我山)←4.古川(後半14分)
5.LO舟橋 諒将(文3=札幌山の手)
13.CTB鶴田 馨(営4=筑紫)
20佐藤 諒(政経2=国学院久我山)←8.坂(後半6分)
6.FL前田 剛(営4=報徳学園)
14.WTB宮嵜 永也(営3=長崎北陽台)
21三股 久典(政経4=佐賀工)←9.福田(後半6分)
7.FL井上 遼(政経3=報徳学園)
15.FB橋 汰地(政経3=常翔学園)
22忽那 鐘太(文3=石見智翠館)←10.松尾(後半14分)
8.No.8坂 和樹(政経2=明大中野八王子)→20.佐藤諒(後半6分)

23渡部 寛太(文4=愛媛県立北条)←12.梶村(後半20分)


◆関東大学対抗戦Aグループ 星取り表 9/16現在◆
帝京大早稲田 明治 慶応筑波大青学大日体大成蹊大勝敗
帝京大
10/28 14時11/18 14時11/5 14時11/26 11時30分10/14 14時9/30 15時9/17 17時0勝0敗
早稲田
10/28 14時12/3 14時11/23 14時10/14 11時30分10/1 14時○54―2011/5 11時30分1勝0敗
明治
11/18 14時12/3 14時10/28 11時30分10/1 14時○108―711/5 14時10/15 11時30分1勝0敗
慶応
11/5 14時11/23 14時10/28 11時30分9/24 15時12/3 14時10/15 14時10/1 11時30分0勝0敗
筑波大
11/26 11時30分10/14 11時30分10/1 14時9/24 15時11/5 14時10/22 14時11/12 14時0勝0敗
青学大
10/14 14時10/1 14時●7―10812/3 14時11/5 14時11/18 11時30分10/22 11時30分0勝1敗
日体大
9/30 15時●20―5411/5 14時10/15 14時10/22 14時11/18 11時30分11/25 11時30分0勝1敗
成蹊大
9/17 17時11/5 11時30分10/15 11時30分10/1 11時30分11/12 14時10/22 11時30分11/25 11時30分0勝0敗


試合後のコメント
左ロック古川満主将(商4=桐蔭学園)

「今日は80分間しっかり23人が明治のスタンダードを出すということを意識して、そこに対してみんなでしっかり実行できたかなと思っているので、そこは初戦としては結構良い形でゲームができたのではないかなと思います。初めての選手もたくさんいる中で緊張していたとは思うのですが、そこに対してマイナスなところはあまり試合ではなかったと思うので、そういうスタートという意味ではすごく良かったと思います。アタックの面で言えば結構BKが裏を通したりだとか、全員が連動した良いアタックができたかなと思います。春からやってきたことというのを、コミュニケーションもその中の一つだけどしっかり意識していたので、そこが結果として試合に出たのかなと思います。今日一番良かったのは、高いスタンダードで相手に合わせず80分間集中し続けられたことだと思います。(ご自身の先制トライ)ディフェンスがしっかりプレッシャーをかけてくれていて、たまたま目の前にあったので、そこはあまり自分としては主将が先制トライしたとかは関係ないと思っています。でもしっかりトライを取れてよかったなと思います。ゴール前だったらFWがしっかりファイトして、自分のやるべき仕事をやって僕が取れれば良いトライだと思いますが、そこはあまり僕個人が取ろうとかは、意識していませんでした。FWとしては少しディフェンスのバランスだとかトランジションのディフェンスの場面とかがまだまだ良くできたと思うので、そういう反省すべきところはしっかりして、春から積み上げてきたスクラムの部分は比較的よかったかなとは思っているので、しっかりそこをまた筑波大戦に向けて磨いていければいいかなと思います。何点取ったとかは特に意識はしませんが、点数をしっかり積み重ねられたことはよかったと思います。キックもしっかり将太郎(松尾)も忽那も決めていましたし、点数は確かに開きましたけどそういう小さいところ、2点だとかそういうところもしっかり大切にしてやれたことはよかった部分です。今までやってきたことを出せた部分もあったと思いますが、まだまだブレイクダウンとかよくできる部分もあったと思うので、しっかり喜ぶところは喜んで、でもそれだけで終わらずしっかり反省して次につなげていくことが大事かなと思います。(筑波大戦に向けて)ディフェンスのバランスのところと、ターンオーバーのトランジションだったりはもっと筑波大戦までに改善すべきかなと思います。ですが強いチームに対して、しっかりうちがやってきたことが通用するかとかしっかりやり切ることが大事になってくると思うので、2週間の準備期間でもう一度みんなの中で意識づけをできればいいかなと思っています」

左プロップ久原綾眞(政経4=佐賀工)
「対抗戦の初戦ということで入りから勝負しようということでした。ユニットで話したことは、FWはセットプレーでしっかりプレッシャーをかけていけるようにということと、ダイレクトプレーでしっかりアタックでもディフェンスでも、いいように進めていこうという話をしました。スクラムでペナルティーとかを取れたので、すごく自信も付きましたし、ダイレクトプレーでも相手のディフェンスラインを下げるようなプレーができました。ゴール前の取り切れるところでペナルティーをしてしまった部分があるので、FWのコミュニケーションを取った方がいいと思いました。最後にトライを取られたことが今後の明治の課題だと思いますし、3桁取れたというのは自信につながったと思うので、これは継続していきたいと思います。スクラムではしっかりマイボールで押し出すところを意識しました。逆にヤンボールではしっかりプレッシャーをかけました。ラインアウトでもしっかりモールも組めましたし、ミスもありましたがしっかりミーティング通りにできたと思います。コミュニケーションは元気な時はいいのですが疲れてきてやられてしまった時に不足している部分があるので、もう少しディフェンスで周りをよく見るとか、FWから声を出すことも大事だなと思いました。ブレイクダウンでは2人目、3人目の入りが遅くて青学大にプレッシャーをかけられて、ボールが出せないシーンとかがあったのでそこが今後の課題かなと思います。明治は層が厚いのでスクラムの部分でもっと成長していける部分があると思います。自分の代わりである新妻(汰一・政経4=佐野日大)であったり、今はケガしていますが齊藤剣(政経3=能代工)、この前Uー20から帰ってきた安昌豪(営2=大阪朝鮮)とか年下にも負けずに最後の4年なので今までやってきたことを精一杯やろうと思います。筑波大は対抗戦に向けて仕上げてくるチームなので、それに対して自分たちも受けに回らずにしっかりスタンダードを高く持って挑みたいと思います」

フッカー朴成浩(政経4=大阪朝鮮)
「スコアは自分たちのラグビーができた結果なのでいい試合ができたと思います。チーム一体となって攻めることができました。セットプレー、特にスクラムで完全に圧倒することができました。BKも外に振ればゲインしてトライにつなげてくれたのでFWとしてもやりやすかったです。(チームとしてスタンダートを意識していたが)スクラムでドミネートしたところが一番出たと思います。流れもそこから生まれたのでよかったです。(初の対抗戦は)始めはすごく緊張したのですが、周りのみんながいつも以上にコミュニケーションを取ってくれたおかげでだいぶ緊張がほぐれてプレーすることができました。やはりAで紫紺を着て、23人に選ばれたことで応援している仲間の分も重みを感じました。グラウンドに立たなきゃいけない期待というのが対抗戦ではいつも以上に感じました。(筑波大戦に向けて)明治のスタンダード、スクラムやコンタクトの部分をさらに強化して、FWから勝ちたいです」

左フランカー前田剛(営4=報徳学園)
「相手どうこう関係なく80分間明治のスタンダードをやり通すというのが試合のフォーカスポイントでした。それは23人全員が遂行できたと思います。前半大量得点した後の後半の入りというのは、普通であれば甘い入りをしてしまったり楽にトライを取ろうとしてしまうのですが、今日はアタックでもディフェンスでもフェーズを重ねて我慢して得点に結び付けられたので80分間やり通したというのがよかったと思います。しかし、最後の7点というのは絶対にいらない失点でした。きつくなったときにラインブレークされたときの戻りの意識とか早さ、コミュニケーションの部分は修正していきたいと思います。夏以降、春に比べたらスクラムでドミネートする場面がなくて、明治のスクラムのプライドを取り戻すというのをFWみんなで言っていました。認定トライはスクラム8人でしっかり押せた良いトライでした。リザーブで入った選手がスクラムで押してくれたのでその点もよかったです。誰が出ても明治のスクラムを組むというのは、春から目指していた部分でした。どの時間帯でも誰が出ていても明治のスクラムを組めるように、これからさらに質を上げていきたいと思います。ワークレートを高く80分間プレーするというのを昨日言っていましたが、全体を通して80分間走れたと思っています。走っていましたが、まだコミュニケーション不足でBKが走って抜けたときに内についているのですがボールをもらえなかったり、そういう無駄走りというか直接自分の良いプレーにはつながりませんでした。それでもこの無駄走りを続けていけば、いつか自分のところにボールがきてトライも取れると思うので、そこは続けていきたいです。Aゾーンに入ったときにスコアできないというのがずっと明治の課題で、今年はAゾーンに入ったときにBKに頼るのではなくてFWでモールなりピックアンドゴーの近場で取っていこうと話をしているので、最後のトライはその練習の成果が出たのかなと思います。本当にきつくなったときに声をかけるとかきついときの戻りの部分、FWのセットプレーの部分もまだまだあげていくこともできるので、全てのプレーにおいてここから2週間準備していきます」

右フランカー井上遼(政経3=報徳学園)
「スタンダードを貫き通して、相手に合わすことなく最後まで高いスキルでできました。小手先ではなくしっかり体を当ててFWから崩してスコアしたのでよかったです。個人的にも高いスキルで80分走ることができました。雨の日でボールが滑るので、いつもより多くコミュニケーションを取ってアタックの幅というのを確認しました。コミュニケーションも終始取れていたので良いアタックにもつながりました。(3年生として対抗戦に出場して)自分がまとめる、リーダーシップを持ってプレーする立場にならなければいけないと思います。昨年までは先輩に付いていくこともあったのですが、自分の意思をしっかり発信して、それが通るような信頼を得ていきたいです。(フランカーとエイトで出場しました)どちらでもやることは変わらなくて、ワンプレーに高いスキルを発揮するという意識だけを持ってやっています。ただ今日だったらエイトの時はスクラムで押していたのでボールキープというのを意識してやりました。(筑波戦に向けて)2週間空きますが、その間ハードな練習もやっていくと思います。やはり強いチームなので、今日の結果に満足せずもう一回明治のスタンダードを確認してやれば勝てます。個人的にはきついときに走れる、声を出せるというのを意識してやりたいです」

ナンバーエイト坂和樹(政経2=明大中野八王子)
「やはり、今日の試合は明治スタンダードということで、自分たちのやりたいことをやるということを目指していしました。しっかりそれが遂行できたというのはよかったです。個人としては、ボールキャリーのところで激しいコンタクトプレーが売りなので、しっかりそこの部分で今日の試合80分は出られなかったのですが、良いアピールはできたと思います。試合前にはFWで、チームの要というのはFWから始まってくるので、しっかりそこの部分でFWはブレイクダウンのところであったり、セットプレーのスクラム、ラインアウトでしっかり相手を圧倒しようということを話しました。やはり例年の明治だと自分たちがスコアして有利になったときに、相手に合わせてしまうことがあります。しかし今日の試合はしっかり自分たちのスクラムもできましたし、ラインアウトの精度も高かったと思います。ラインアウトは今まで基礎的な部分をやってきて、そこを自分たちが信じて遂行できました。それがラインアウトの精度であったり、ブレイクダウンのところで球出しが良かったりしたのだと思います。今日のコミュニケーションの部分ではやはりディフェンスのところで相手が逆サイドを攻めてきたりとかしたときに、自分たちのところでコミュニケーションを取れてディフェンスは改善できていたかなと思います。アタックの部分でもFWだけが攻めにいくのではなくてBKと連携してスコアしていることは、コミュニケーションが取れているからできることだと思います。しっかりそこの部分は自信になったと思います。態度の面では、今日は先程も言ったのですが相手にスキを与えないということで、圧倒するというところが遂行できていました。しっかりこのまま継続して、2週間後の筑波大との試合も、今日みたいに簡単にはいかない試合なので、しっかりそこで体を張ってFWからチームの雰囲気をつくっていければいいと思います。ボールキャリーはキックオフのところであったりとか、自分が必ずゲインを切らないといけないときにゲインラインを切れたので、チームにも良い流れをつくれたと思います。ブレイクダウンのところでは、最初はキルの部分があまりできていなかったのですが、後半の部分では入ってきたリザーブのメンバーとかもしっかりキルができていました。そこは良いところだと思います。意気込みとしては、やはり日本一になりたいのは全員思っていて、ここも一種の通過点でしかありません。しっかりそこの部分で今日も評価はしているのですが、ここだけで満足せずに最後の試合、1月7日の決勝までしっかりやって優勝を目指して頑張っていきたいと思います」

スクラムハーフ福田健太(法3=茗渓学園)
「初戦はとても大事だと自分の中でも捉えていたので自分たちが春と夏にやってきたこと、明治スタンダードを見せつけたいと考えていました。今日はそれをすることはできていたのかなと思います。点数はどんどん取っていってはいたのですが、そこで誰も弱めることもなくディフェンスだったらしっかり前に出ていました。相手にゲインラインを切られることもありましたがそこをしっかりと耐えていたのでそういうところは今年の明治の強みになっていると思います。夏で良くなったのは、一つ目はディフェンス。コミュニケーションを取っていたので、ディフェンスのバランスが良くなっていると思います。二点目はターンオーバーボールを生かすことです。春はずっと生かせていなくてしっかりターンオーバーしたらスペース狙って攻撃していきました。夏合宿でも意識していて東海大戦あたりからよくできるようになっていたと思います。この試合ではターンオーバーボールからの得点もできていました。今日はコンタクトのところで試合の序盤から相手をびびらせるような体を当てるような試合にしていこうと考えていました。入りは良かったと思います。今から大きく修正できることはないです。しっかり春夏やってきた明治のベースラグビーを確認しながらやっていきたいと思います」

スタンドオフ松尾将太郎(商3=東福岡)
「明治のスタンダードを見せるということをテーマにこの試合に臨んで、良い状況判断やディシジョンからトライを楽に取ることができていて、内容としても本当によかったです。FWが最初前に当たってくれて、そこで裏が空いたらBKに回すという形がしっかりできていましたし、BKの中ではすごくコミュニケーションも取れていたので、トライを取れるオプションができていました。前半はディフェンスするシーンもほとんどなかったのですが、ターンオーバーされたときにコミュニケーションが取れていなくて、逆サイドに人が足りなかったところがありました。やはり細かいコミュニケーションだったり選択だったりの精度がまだ低いですし、最後に1本トライを取られたのも詰めの甘さ。良い形で課題が見えたと思うので、次の筑波大戦につなげないといけない部分だと思います。今日はどちらかというと皆がボールを持って走れるシーンが多かったのですが、エリアを取るべき部分でしっかりと蹴れたのでそこは継続してやっていきたいです。コンバージョンは今すごく調子が良くて、本当はもう1本簡単なところを決めれていれば100パーセント成功だったのですが、外してしまったので。やっぱりもっと競った試合になってくるとそれだけコンバージョンも重要になるので、1本も外さないようにもっと精度を高めていきたいです。トイメンの選手自体を意識したわけではないのですが、1年生で初めての対抗戦にプレッシャーを感じているはずと思ったので、そこを良い形で狙って突けていたのではないかなと思います。どんどん前に仕掛けてテンポをつくってチームに良い流れを引き寄せるという、自分の持ち味をしっかりと出せた試合になりました。10番を背負わせてもらっている以上プレッシャーもありますし、逆にプライドもあります。まず絶対にチーム内の競争に勝って、試合に出てチームの勝利に貢献していけるようにしたいです。次の筑波大戦まで2週空きますけど、まずは相手をしっかり研究して。自分たちのやることは変わらないので、スタンダードの部分を見せつけて絶対に勝ちたいと思います」

左ウイング山ア洋之(法2=筑紫)
「前日のボックスの練習からチームの雰囲気はすごく良くて、良い試合ができのではないかなという実感はありました。春からバックスリーのコミュニケーションのところは言われ続けていたので、100パーセントではないですがそこを出せたところはありました。この試合を自信にしながらもっと細かいコミュニケーションを取って、穴のないバックスリーにしたいと思います。昨年は秋にケガで出場できなかったので、今年対抗戦に出場できてうれしかったです。でも、対抗戦に出場できたとしても(スタメン)競争している人たちはたくさんいるので、浮かれずに一試合一試合自分の目標を達成して勝利に貢献することを意識してやっていきたいです。BKの3ポジションはずっと練習してきました。ウイングだったらスペースを見て仲間を呼ぶのですが、フルバックだったらそれだけではなくて仲間を配置させてそこからどうアタック、ディフェンスしていくかをやらないといけないので、フルバックの方がすることが多くなります。でも、二つのポジションができると可能性が広がるので、自分の可能性を広げていきたと思います。明治は前後半通してアタックする時間が長かったですが、相手にターンオーバーされてオフェンスからディフェンスになったときの意識がまだ薄いなと感じました。ディフェンスが早ければ抑えられた相手のアタックもありましたし、最後トライ取られたのは今日の課題だと思うので、守り切るところを筑波大戦まで突き詰めていきたいと思います。80分間フル出場はきつかったですが、フィジカル面は成長したかなと感じました。でも帝京大とか東海大の方がその部分は自分たちよりも強いと思うので、そこを基準にして自分を高めていけたらと思います。2戦目にしてヤマ場なのですが、そこでも筑波大だからどうこうではなくて明治のスタンダードを今日よりも良くして筑波大に勝ちたいと思います。また、もっとアグレッシブに貪欲になって自分たちのプレーを良い形で出せたらなと思います」

左センター梶村祐介(政経4=報徳学園)
「今日の試合のフォーカスポイントが明治スタンダードということで、自分たちの高いレベルでラグビーをやりましょうということだったのですが、80分通してできたとは思います。しかし課題もあったので、そこは筑波大戦に修正していけばいいと思います。トライは数多く取れましたが、その中でも今日のトライは質が良い内容の良いトライができたと思うので、自信を持って良いと思います。ただ、終盤に取られた1トライというのはまだまだ明治が強くなれる良い課題を与えられたと思っているので、良いように捉えてまた明後日からやっていきたいと思います。(失トライシーンは)枚数自体は余っていなかったのですが相手にうまくやられて、しかもトランジションというアタックからディフェンスに切り替わった時でした。今日の試合はトライを取られてもおかしくないシテュエーションが何度かあったので、アタックからディフェンスへの切り替わりのところはもう少し練習で修正したいと思います。アタックは継続してくれると思っていたので、実際試合になってもほとんど相手はキックを蹴ってこないで、アタックを継続してきました。その中でも自分たちがコミニュケーションを取って、我慢強くディフェンスできました。(108点取ったアタックは)なんとも言えないですが、自分としても状態はそんなに悪くなかったです。個人技でトライというのが何個かありましたが、チームで取れたトライが複数あったのでそこは評価していいと思います。(自身のトライは)タイトなゲームでこのようなプレーが継続してできるように毎試合安定したプレーをできるように頑張っていきたいです。菅平終わってから特に変わってきたことはないのですが、春から夏にかけて積み上げてきたことが明治にはあるので、それを相手関係なく自分たちの高いレベルの中で求めていこうということを同志社戦終わってから2週間、ずっと意識していました。(明治スタンダードの具体的なプレーは)ゲインラインのところはみんなかなり意識したと思います。ボールキャリーのところで一人一人がゲインラインを切るというのが今日の試合では同志社戦よりも全員がイメージできていたと思います。春シーズンに筑波大とは試合をしていないのでどういった戦い方をしてくるか分かりませんが、相手が何をしてきても自分たちがすることは変わらないので、明治のよりスタンダードの高いものを試合にぶつけていきたいと思います」

右センター鶴田馨(営4=筑紫)
「初戦なので明治のAの代表としてしっかりとチームでやらないといけないことを80分間やり切るだけでした。相手のレベル関係なく今日はそれができていた試合になったので対抗戦の入りとしてはよかったと感じています。自分のトライは明治が外に振っていたのでレンジが広くなっていて梶(梶村)にプレッシャーをかけていたのも分かっていたので、そのプレッシャーの中でも自分に良いパスを回してくれたのでトライを取り切ることができました。今日はBK一人一人が前を向いてアタックできていたと思うので、全体的な仕上がりとしてはいいのかなと感じました。BKとしては収穫でした。今日はディフェンスする機会があまりなくてアタックフォーカスでした。次の筑波大は今日よりも絶対に強いと思うので、もっとコミュニケーションを取って小さなミスもなくしながら、一対一でのセカンドファイトをしていかないとフィジカルの面やラグビーの面で負けてしまいます。苦しい時間は絶対にくると思うので、しっかり1週間1週間どこを大切にやるのかを明確に練習していきたいと思います。明治のラグビーをやるだけです。自分自身筑波大戦に出たことがないのですごく楽しみだし、相手関係なしに明治のラグビーをやっていきます。全カテゴリーの選手が同じ方向を見てやっていくことで上にもつながってくると思います。最終的には日本一を目指しているクラブなので、最初の第一関門としてとても良い相手ですし一人一人がしっかりと準備して頑張りたいと思います」

右ウイング宮嵜永也(営3=長崎北陽台)
「コミュニケーションも取れていて、攻守バランスよく良いゲームができたかなと思います。ディフェンスで少しブラインドサイドで人が足りなくなったりとかそういうシーンが多かったのですが、しっかり内側のFWを呼び込めて、キックに対するBKのコミュニケーションもまだ足りないとはいえしっかりと取れていたと思います。スコアはそんなにこだわってはいないですが結果として残っているので、明治のスタンダードでやるという目標に対して忠実にできた証拠だと思います。でも最後の7点は自分たちのミスとかコミュニケーション不足から生じた点数なので、0に抑えられるように次のゲームから意識していきたいと思います。一対一で止めることができたシーンもあったし、セカンドタックルでもしっかり入れました。最後の相手の点は自分とセンターの間をいかれてしまったトライだったので、そこもコミュニケーションでしっかり改善して次に備えたいと思います。ターンオーバーボールをしっかりコミュニケーションを取ってスコアまで持っていくというのが課題であり目標であるので、そこをもっと強化していきたいなと思います。スタメンを勝ち取るためには自分が持っているスピードであったり、ランスキルであったりディフェンスであったりというのをしっかり伸ばすことと、他の人が得意としているプレーも身に付けて、ライバルの強みを消していくということが大切だと思います。次戦に向けて、メンバーに入ったらしっかりと体を張るということとコミュニケーションをしっかり取って、自分にチャンスがあればしっかり前まで持っていくということを意識してやっていきたいと思います」

フルバック橋汰地(政経3=常翔学園)
「(BKのトライ数が多かったのは)雨だからラインを狭めたりしようということを練習中から話していたので、それがうまく出たのかなと思います。スペースがあるときのボールキャリーは良かったですが、近場とか相手の接点が近いときにもっと前に出られたらいいなと思います。そういうときは良いサインチョイスをして、相手をずらしてゲインラインを切っていくことが大事だと思います。ディフェンスは最後の方まで良かったのですが、自分たちのミスからトライにつなげてしまいました。帝京大とか強いチームになっていくとそういうときにトライを取り切られてしまうので、そこは修正していくべきところだと思います。一人一人前に出て行っていたので、明治のスタンダードは貫けたと思います。100点を超えた試合は自分が入ってからはないと思うのでよかったです。どこのポジションで出てもチームに貢献できるようにしたいし、次の試合も勝ちたいです」

吉岡大貴(農4=日向
「終始明治のペースでラグビーをすることができたと思います。それが結果的に100点ゲームにつながったのではないかと思います。初戦としては良い形で迎えることができたので、次につながる良いゲームでした。(試合に入る前に考えていたこと)前半すごく良い形で60点近く取っていたので、やることは同じですし流れを崩すわけにはいかないので、さらに上げていくためにもエナジーを持ってチームにパワーを与えられるようにスクラムから臨みました。個人的にはフィールドとしては全然満足いっていないです。スクラムでは後半の中盤まではドミネートして良いスクラムだったのですが、最後のスクラムで少しドミネートし切れないところがあったので、そこは僕の責任でもあります。またFW全体としても噛み合っていない部分があったので、修正ポイントだなと思います。コミュニケーションは試合中FW、BK間でも良いコミュニケーションがあったのですが、何かしらミスが起きたところはまだコミュニケーションが取れる部分があったりとかコミュニケーション不足が見受けられました。そこは完全に取れたわけではなかったと思います。チームとしては良い初戦だったので良い雰囲気で終われたのはよかったと思いますし、個人としては、ゴール前で相手にプレッシャーを与えるためにスクラムで与えることができたのは自信がつきました。これから上のチームと戦っていく中で、良い形でスクラムを見せられたのかなと思います。しかし、まだ自分としては満足のいくスクラムのではないので、そこは課題として持ち帰って次の筑波大戦に出せればいいと思います。(満足のいくスクラムのためには)春からやってきた低く組んで崩さないように、8人全員でスクラムを組むというところをフォーカスしてやってきたので、もう一度立ち返って自分たちのベースであるスクラムを再確認して、100パーセントドミネートして、マイボールスクラムを100パーセントクオリティー出すことが満足のいくスクラムなので、それを目指して頑張っていきたいです。(次回の目標は)必ずしもメンバー入りするとは限らないので、そこからチームが勝てるように、もう一回自分でやるべきことを再確認します。チームとしてもアプローチしていけばいいと思います。メンバー入りできれば、チームにパワーを与えられるようにフロントローから声を出して盛り上げて、ドミネートできればチームも士気が上がって良い試合になると思うので意識してやっていきたいです」

外岡悠太郎(商3=国学院久我山)
「個人的には体を当てるというのを前面に出してやっていました。ブレイクダウンでは激しく体を当てられたのですが、前から課題であったバインドの部分、細かい部分が修正点として見つかったので、空きの週にしっかり練習して次の試合に臨みたいです。セットプレーなどやるべきことはたくさんあるのですが、ヘッドコーチの澄憲(田中)さんにも体に当てるのを前面に押し出してやれと言われていました。後半にメンバーが変わった後も良い強度でできたのですが、自分たち後半のメンバーが入った後にトライを取られてしまったことなどまだまだ甘い部分があって、その甘さを厳しさに変えてやっていきたいです。攻守の切り替えがみんな遅くて、チームとしてもシーズンに向けての修正点としてトランジションの早さというのを挙げていたので、そこをもっと改善していかないと駄目だなと思いました。明治は激しく体を当てる部分とスクラムを強みにしていこうと言っていましたが、最近スクラムの意識が春に比べたら低くなってしまうところがあったので、スクラムになったらマインドチェンジをしてセットプレーからゲームをつくっていきたいです」

佐藤諒(政経2=国学院久我山)
「掲げていた明治スタンダードという部分をしっかりと出し切れた試合になりました。前半のメンバーがノースコアに抑えて良い形でゲームの流れをつくってくれていたので、自分の役割としては後半からのインパクトプレーヤー。そのために前半は相手のアタックを特に見ていました。1年生の時に対抗戦に出られなかったので今日が対抗戦デビューで、あとは自分が小中学校が青学だったので相手に知っているメンバーも結構いて。かなり気合を入れてこの試合に臨んだので、それがタックルにも出せていたのではないかなと思います。緊張というのはなくてどちらかと言うとワクワクな感じで、良い方向にメンタルの部分も持っていけていたと思います。FWとしてはスクラムにフォーカスをおいてこれまでやってきているわけなので、しっかりと相手にプレッシャーをかけることができていたのはすごくよかったです。ただラインアウトのところで、個人的なミスから何本か自分たちのボールをロストしてしまったので、そこは次につなげないといけないですね。(最後の唯一の失トライ)個人的にはすごく悔しいのですが、試合全体の総括として見れば次への課題がそこに残ったということなので、ポジティブに考えています。自分のポジションは3列目でFWの見せ場だと思っているので、しっかりと安定したプレーをしつつ、チームに良い影響を与えられるようなビッグプレーもできる選手になりたいです。あとは自分がどういう立場になってもチームにエナジーを与えられる選手でいたいので、次に向けてしっかりと備えたいと思います」

渡部寛太(文4=愛媛県立北条)
「開幕戦というのはやっぱりこれからに影響してくるものだと思いますし、勢いをつけるのに今日は大事な試合でした。明治スタンダードという目標だったのですがそれを遂行するために高いレベルでずっとやるというのを考えていました。自分のトライはターンオーバーからだったのですが、スペースが結構空いていてそこに良いパスが入って誰もいなかったので走り切っただけでした。今日はプレータイムが短くて本当にアタックしかなかったのですが、その中でも細かいコミュニケーション不足でほころびも出てしまったのでそういう細かいところは練習中にどんどん改善していきたいと思っています。筑波大戦は対抗戦最初のヤマ場ということでみんなすごく意識していると思います。そこで自分たちのやりたいラグビーをやって勝つことがこれから対抗戦を勝ち進んでいく上でも大事だと考えています。次も勝ちます」


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