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胴上げをされ満面の笑顔を見せる森薗主将

卓球部  全勝でつかんだ王者 秋連覇で春の借りを返す/秋季関東学生1部リーグ戦

◆9・7〜17 秋季関東学生1部リーグ戦(所沢市民体育館他)
▼9・17 対中大戦(所沢市民体育館)

〇明大4―1中大
1番〇森薗3―0伊丹
2番〇遠藤3―0弓取
3番○龍崎3―0定松
4番●森薗・渡辺組2―3定松・宮本組
5番〇渡辺3―1一ノ瀬
6番酒井―宮本
7番船本―高橋徹


 激闘から一夜明けて迎えた秋季リーグ最終戦。勝った方が優勝の中大との大一番は、序盤から明大がペースを握った。1番手・森薗政崇主将(政経4=青森山田)がストレート勝ちを収め先行する。続く遠藤竜馬(政経1=野田学園)、龍崎東寅(商1=帝京)の1年生コンビも相手を圧倒し3−0。森薗・渡辺裕介(商3=明徳義塾)組が競り合いを落としたが、専大、早大戦の勝利の立役者・渡辺裕がこの日も試合を決めた。平成16年春以来の優勝を狙った中大を4−1で下し全勝で2年連続24回目の秋制覇を果たした。

 強さは確信へ。第4ゲーム、10−7。5番手を任された渡辺裕のバックハンドに一ノ瀬(中大)が返したボールは大きく外へ。その瞬間、両手を突き上げ喜びを爆発させた。「自分が決める」と臨んだ一戦は、第1ゲームから試合を支配。両ハンドで相手を振り、ミスをしてもひるまない。圧巻は第2ゲーム、0−3からバックハンドで1点を返すと5連続ポイント。その後もラリーになっても、脅威の粘りを見せた。第3ゲームは取られたが、最後は気迫でも勝った。「試合でずっと勝っていなかったので、勝ててよかった」(渡辺裕)。大学に入りシングルスの不振が続いた渡辺裕。彼を救ったのは森薗だった。「秋のキーになる選手」(森薗)と見越して練習メニューを作成。そんな森薗の期待に応えるように、5戦全勝。チームの危機を何度も救った。高山幸信監督は「春だったら負けていた試合を勝つことができた」と成長を実感。秋季リーグ戦で一皮、それ以上むけた男はこれからも明大の看板を背負う。

 主将から後輩たちへ。森薗は春季リーグ戦で敗れた伊丹(中大)との一戦。フォアハンドが効果的に決まり相手に何もさせないまま、第1、2ゲームを1度もリードを許さず奪う。迎えた第3ゲーム、代名詞・チキータレシーブでマッチポイント。最後はバックハンドでリーグ戦最後のシングルスを飾った。「今回の優勝はみんなにいろいろ教えられたし、助けられての優勝」(森薗)。チームを通じて印象的だった“攻める卓球”と“気持ちを前面に出したプレー”。前日の専大戦では、メンタルの弱さが課題といわれる渡辺裕と遠藤が逆転勝ち。瀬戸際に追い込まれても声を出し、果敢に攻める。森薗の持ち味が後輩たちに伝染した。大一番で自信を深めた2人は中大戦でも勝利。後輩の成長は森薗自身が一番に感じている。「僕から言うことは何もない。みんな自覚を持ってできているから」。最後のリーグ戦を通してどんな言葉よりも大きな置き土産を主将は戦う姿で残した。

 もう弱いと言わせない。春季リーグ4位に終わった悔しさは団体インカレでは完全に払拭できなかった。リーグ戦の借りはリーグ戦で。この言葉をもとに臨んだ秋。試合を重ねるごとに成長を続け、チーム一丸で優勝をつかんだ。「このチームでも勝てるということを証明した」(高山監督)。団体インカレに続いて、リーグ戦でも周囲の不安を一蹴。成長を続ける明大の王者の牙城は崩れない。

[福永智隆]

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