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巧みなステップを披露する森


新人記者のイチ推し選手!2017  (8)森勇登 新進気鋭の若き紫紺  

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。
 巧みなステップでゲインラインを切る。森勇登(政経1=東福岡)は高校ラグビーの強豪・東福岡で副将として高校3冠に貢献した傑物だ。173cm・83kgと決して体は大きくないが、攻めの姿勢で前へと突き進む。非凡な才能は大学ラグビーでも花開き、紫紺の戦士へと成長を遂げる。

激しく速く
 ゴールデンルーキーの存在感はひときわ光っていた。春の早稲田戦の後半36分、FWの突破からパスを受けた森は、ギャップを突いた動きでインゴール中央まで持ち込みトライ。「試合を重ねて感覚をつかめるようになった」。新人らしからぬプレーで大器の片鱗(へんりん)をのぞかせた。周囲の期待に早くも応え、BK陣のレギュラー争いに名乗りを上げた。
 活躍の原動力となっているのが父の存在だ。森がラグビーを始めたのは小学生の時。きっかけは高校時代までラグビーをしていた父の勧めだった。そんな父から『激しく速く』という言葉をかけられた。「父の言葉は常に意識して忘れたことはない」。早稲田戦のトライはまさに“速さ”で取ったトライだった。森のラグビーの根底には父の言葉が流れている。

不屈の闘志
 中学時代、福岡県選抜として全国優勝を経験した。「強いところでやりたい」と、高校は強豪・東福岡に進学。自ら厳しい環境に身を置いた。3冠を目指した高校最後の花園、優勝の一歩手前まで来ていた。しかし、森は準決勝で負傷。決勝の出場が危ぶまれた。それでも、藤田監督はチームのキーマンに全幅の信頼を置いていた。「死んでも出す」。恩師の一声が森の心に火をつけた。森は先制トライを挙げ勝利に貢献。満身創痍(まんしんそうい)の体で逆境をはねのけ、悲願をつかみ取った。
 「大学でもキッカーをやりたい」。高校3年次の花園ではコンバージョンキックを39本中36本沈め、成功率92%と抜群の安定感を誇った。高い成功率の秘けつは「キックの感覚を覚えて練習するだけ」。洗練された右足で着実にゴールを射抜く。梶村祐介副将(政経4=報徳学園)の復帰によりポジション争いも激しくなった。部内競争を制し、スタメンを勝ち取る。森の紫紺への挑戦は始まったばかりだ。
      
◆森勇登 (もり・ゆうと) 政経1 東福岡高 173cm・83kg マイブームはサッカーゲームのウイニングイレブン 

[清水康佑]




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