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堂々とした演技で総合3位となった森千

スケート部(フィギュア部門)  総合でルーキー森千が3位 男子は表彰台を逃す/東京選手権

◆9・22〜24 東京選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼シニア男子FS
 3位 鎌田英 113.67点
 5位 梶田 107.60点
 7位 中野 97.54点
 8位 佐上 95.92点
 11位 鎌田詩 84.23点
 14位 森望 71.84点
▼シニア女子FS
 2位 森千 90.40点
 8位 大矢 80.57点
 18位 櫛田 65.81点
▼シニア男子
 4位 梶田 164.12点
 5位 鎌田英 160.09点
 6位 佐上 156.72点
 9位 中野 146.93点
 11位 鎌田詩 133.10点
 13位 森望 111.55点
▼シニア女子
 3位 森千 135.67点
 5位 大矢 129.20点
 20位 櫛田 101.73点
 男女ともにショートプログラム(SP)を好成績終えて迎えたフリースケーティング(FS)。しかし男子はSP1位の佐上凌(商3=武蔵野)がまさかのFS8位で総合5位。明大男子勢は結果が振るわず、表彰台を逃した。女子はSP5位の森千夏(営1=愛知みずほ大瑞穂)がFS2位の躍進で総合を3位に上げて、表彰台に上った。

男子
 悔しい結果に終わった。昨年度の同大会王者で、前日のSPで1位だった佐上。しかし「アクセルにとらわれすぎた」(佐上)と最初のジャンプであるトリプルアクセルで転倒すると、リズムを乱してその後もジャンプのミスを連発してしまう。結果FS8位で、順位を落として総合5位。練習ではうまくいくものの試合では不安のあったアクセルでのミスを引きずり優勝を逃した。SP4位の梶田健登(政経3=明大中野)も「悪い失敗の仕方をしてしまった」(梶田)と後半のミスが響き、点数を伸ばすことができず4位。男子は6名も出場しながら梶田の4位が最高順位で、優勝が期待されていた中で表彰台を逃した。

女子
 ルーキーが躍動している。SP5位の森千は「絶対できると思って臨むことができた」と堂々とした演技で観客を魅了。「うまくまとめられた」(森千)とミスはあったものの、大崩れすることなく演技を終えた。後半の山場であった五つのジャンプも二つ回転不足はあったものの転倒することなく無事に跳び切り、FS2位で総合順位は3位。うれしい表彰台となった。SP3位の大矢里佳(商1=中京大中京)はFSで8位と成績を落としたものの、総合5位で終えた。東日本インカレでは表彰台が期待される。

 東日本インカレまで1カ月。男子は表彰台を逃し、悔しい結果となった。「意識を変えていかなければいけない」(梶田)と東日本インカレへチームとして復活に向けて動き出した。女子も「練習が必要」(森千)とさらなる高みを目指す。全日本選手権出場に向けて負けられない戦いが続く。完璧な演技で次戦も観客を魅了する。

[大西健太]

試合後のコメント
シングルで最後の滑りとなった森望主将(営4=岩倉)

「始まる前からもう泣きそうでした。試合前に明治のみんながリングサイドに来てくれて、すごくうれしいというか、本当に明治に入ってよかったなと思う瞬間でした。滑っていて楽しかったです。最後だと思って気持ちよく滑りました。(明治の)みんなは何も言わず、気にしてくれていました。行く前に握手だけをしていて、そこでみんな思いを込めた握手をしてくれました。もう最後だと実感しました。(4年間振り返って)もっとインカレに出たかったなという気持ちが強いですね。1年の時に初めてインカレに出て、大学に入ったことの偉大さというか、スケートで大学に入るってこういうことなのだなと勉強できたので、大学に入って本当にいい先輩、いい後輩を持てて、自分ここまでスケートをやってきてここまで人間関係でつながれたのはよかったと思います。今後はアイスダンスに本腰を入れて、とにかく結果を出せるように頑張ります」

後半は笑顔の滑りも見られた櫛田麻佑(政経4=日本橋女学館)
「滑っていて気持ちが良かったですけど、ちょっともったいないところが多くて悔しいです。最初氷とかでつまずく普段しないようなミスをしてしまったので、そこは悔しいなと思います。それでも最後まで丁寧にやるしかないと思って、スパイラルとか最後の最後まで見ている人に伝わるように滑ろうと思っていました。(新プログラム)とりあえずうれしいしかなくて、幸せすぎてリラックスしながら滑ろうと思って、そしたらミスにつながってしまいましたけど(笑)、よかったかなと思います。(衣装は)大人の女性らしさをテーマにしていて、そういう面が伝わったかなと思います。同期の咲良(川平・文4=帯広三条)のお母さんが作ってくれました。色々案とか色とか出してくれて、試行錯誤して作りました。1個前のFSの衣装とかも作ってもらいました。でも今回は自分の意見をたくさん言ったので、そういうのは初めてでした。スカートの感じとか、色もエメラルドグリーンを使いと思ったので、そういうところはちゃんと思い通りの形にしてくれたのでよかったなと思います。(最後の曲は)女性らしさを見せたいなと思っていたので、滑っていて気持ちが良かったです。(東インカレは)4人だけで、私は出られるのでそこのFSでまた頑張りたいです。(東インカレに向けては)レベルを落としているので、ミスをしないプログラムを練習していきたいと思います。(ケガは)大丈夫じゃないと思いますけど、これ以上悪化させないようにするしかないので、気をつけながら一日一日を大切にやりたいです」

明大男子トップの4位で終えた梶田
「内容は練習をしてきたことを出そうとしてやっていましたけど、それがうまくいかず、練習の方が良い演技ができていて、ミスが目立ってしまいました。悪い失敗の仕方をしてしまったので、自分の演技の内容に点数をつけるとしたら、40点とか30点それくらいの演技でした。(悪かった点は)ジャンプを失敗したとしても良い失敗と悪い失敗がありました。今日は曲が始まって3本目のジャンプ・トリプルフリップが2回転になってしまって、全然軸が作れなくて、それと似たようなミスを後半でもやってしまって、それを繰り返しているうちに体力がどんどんなくなって、滑れなくなって全然1歩が進まなくなってしまいました。(心境は)そんなに悪くなかったですけど、昨日のSPはいい気持ちで持っていって、本番もちゃんと練習していることも出せましたけど、試合に向けての時間の過ごし方や練習の仕方はいい感じなので、あまり今後の心配はないです。たまたま今回は悪かったですけど、しっかりと悪かった理由もわかっているので、悪い感触ではないです。(4位は)全然満足していません。自分がライバルだと思っているのは法政の宮田大地で、今回1番でしたけど、彼に勝つつもりでずっとやっています。自分はできませんでしたけど彼は本番まとめる力がありました。順位は表彰台にすら上がれなかったということで悔しいですし、明治が今回はみんな悪かったので。SPで1番だった佐上も今日悪かったですし、またみんなで人数多いので、意識を変えてやらないといけないです。(自身の欠点は)調子に乗ってしまうところです。演技前の6分間練習で調子が良いと、頭では同じことをやるだけと思っていますけど、心のどこかで跳んでやるという気持ちが出てしまって乱れたと思います。今後練習していくとしたら、良い時でも悪い時でも常に同じ気持ちを持ってやることをやればいい。やってやろうという感じではなくて、ずっと練習していることと同じことをやろうという心をいついかなる時でも作れるようにしないといけないです。(目標は)東日本インカレと東日本選手権が来月あって、東日本インカレは個人で宮田大地(法大)選手に勝って表彰台に入って、総合で明治が優勝。東日本選手権では表彰台を狙っているので、それを目標にやっています。(意気込み)しっかりと練習は積んでいて、妥協はしません。今回は悪かったですけど、どこが悪かったのかわかっているので、次こそよりよい結果が出せるようにしたいです」

FS3位で演技終了後に涙も見せた鎌田英嗣(営3=獨協)
「今日のFSはとにかく怖かったです。どうなってしまうのだろうという。昨日のSPが1年半ぶりくらいにやる万全な状態での試合だったのですが、本当に今までにない程の緊張をなぜかしてしまって結果もSPは良くなくて、優勝を目指していたわけなのでその結果からも少し落ち込んでしまいました。それで今日は何を目的にFSを滑るのかということを考え直してやりました。今日は気負い過ぎないで、今日の1日楽しかったなと思えるように後悔しないようにと思って臨みました。演技後は少し解放された気持ちと、昨日はただ失敗しただけだということが証明できたという安心感とで少し感極まってしまいました。ジャンプは1個だけミスがあったのですが他もちょこちょこ怪しいジャンプとかはあったので、まだまだ点数は伸びると思うので、会心の出来というのは全日本とかインカレに取っておいてという感じですかね。もう少し練習したいなと思います。まだケガから復帰して日も経っていないので時間が解決するというのもあると思いますが、トリプルアクセルを入れることと本番でミスしないように緊張しないように練習で自信をつけていくことを、これから自分の力でもなんとかやっていこうかなと思っています。今回はとても良い経験をしたなと思います。逆にSPが悪かったからのFSを立て直したという経験は良い経験として、今後もつなげていけそうだなと思います。順位的には明治の中でも二番ですしそういった意味では結果オーライかなと思います。でもFS3位ですけど本当は1位を目指していたわけであって、やっぱり自分は東京で1位を取ってきた人だというプライドもあったので、少し悔しいです。アメリカには3週間行って、たくさん滑りました。あとは体幹トレーニングとか俊敏性を鍛えるトレーニングとかをかなりやりました。そういった面で体力づくりというのもできましたし、体も引き締まりました。東インカレは今日緊張した中でもできたということを自信に、今シーズンの自分のベストを尽くせるようにまた仕上げていこうと思います」

SP1位から悔しい総合6位となった佐上
「試合になるとアクセルができなくなっちゃうというのはわかったので、とりあえず東インカレと東日本選手権はやらないでいこうかなと思いました。SPではもともとトリプルアクセルはやらない予定でしたけど、FSは思い切ってやろうとは思っていましたけどこうなってしまったので…。今シーズン3試合目ですけど3回ともこうなっているので、東は全日本に行くための大事な試合で、もうミスはできないので、やらないでいこうと思います。6分間ではいい感じで他のジャンプも練習通りいけていました。アクセルも一発で降りられましたし、いい感じだったですけど、曲をかけるとこうなってしまう。いくら練習したとしても東日本で自信持ってできないと思うので。試合でできるという自信を取り戻さないと、いくら練習しても意味がないと思います。(試合に組み込みたいという気持ちはあるか)去年より少しの上の構成で挑もうとは思うのですけど、去年より衰えてしまうのは良くないと思うので、次の東では本当に大事になってくるので、攻める演技にはならないかもしれないですけど、勝てる演技をしないといけません。攻められなくはなってしまいますけど、それでもいいのかなと思います。(アクセル以外もミスが目立った)アクセルにとらわれすぎというか。やっぱりトリプルアクセルを失敗したとしてもジャンプを成功させるという練習はずっとしてきましたけど、まだ足りないなという感じはして、もっと練習が必要だなと思いました。でもそれをあと1カ月でできるかと聞かれたら、できたとしても自信にはつながらないかなと思いますね…。トリプルアクセルは自分の性格上とらわれすぎちゃうのか、わかんないですけど。とりあえず東では無難にミス無く終われたらなと思います。曲なしで一回通したことはありますけど、その時は良くて全部のジャンプがいい感じに決まりました。(日程が例年と違って調整も難しいのか)いや、時期的には同じところでやっているので、調整とかは特に難しいという感じはないです。(東インカレと東日本選手権が連続だが)僕はずっと練習をしてきて、今日のブロックとかも練習でやることやって、ある程度自信を持ってやっているので、どの日程でも、どの順番でもあんまり気にしないですね。でもこういう結果になると自信なくなっちゃうというか…。ステップは前のプログラムより多くなったり、細かい動きが多くなったりして、でもその中で練習ではジャンプに集中できているので、あとは試合で決めるという自信をつけるだけです。でもそれをつけるには試合でしかないので、もう一回ダブルアクセルにしてノーミスでして、自信をつけていかないといけないなと思います。(コーチと試合後長く話していた)この東日本までどう練習して、どういう構成でいくのかと話していました。(SP1位のプレッシャーとかは)なかったですね。1位でしたけどSPとFSの合計で決まるので、今できることをFSでやろうと、この2試合全然うまくいっていなかったので、少しでもミス無く終えればいいなという思いでしたね。(東インカレに向けて)アクセルはやらないと決めているので、全部のジャンプ自信を持ってやって、東日本に向けて自信を持って迎えられたらいいかなと思います」

本番で力を発揮することができなかった中野耀司(営2=横浜創英)
「最初はよかったですけど、後は慎重にいきすぎてミスが続いていまいました。(ミスは)全体的にジャンプのミスが多く、演技としてスピードがなかったことがミスにつながりました。(調子は)こっちにきてからは悪くはなかったですけど、普段の練習よりは落ちていた感じです。(心境は)体もアップの時にかなり動かして、切り替えてやらなければいけないと思っていましたけど、どこで不安なところがあったのが演技にでてしまいました。(反省点は)アクセル以外のジャンプを練習で跳べても、曲の中で跳べないと意味がないので、プログラム全体的につなぎの部分などを見直して、プログラムの中のジャンプにしてジャンプだけにならないようにしたいです。(今後は)プログラムを手直ししてもらって、ジャンプの回数をもっと増やさないといけないです。(目標は)全日本に出て、明治の中で1番をとって、そうするとインカレにも出られるので、全日本が今の目標です。(意気込み)今日の試合を反省してどこがダメだったのかを明確にして、一つずつ次の試合までに直していきたいです」

惜しくも総合5位に終わった大矢
「今日はジャンプも最初が少し失敗してしまって、その後もあまりうまくいかなくて少し悔しいです。最初決められなかったからその後も流れに乗れなかったというのも少しあると思います。スピンもあまりレベルを取れなかったし、点数も最低限130点は取りたかったのにそこまでいかなかったので悔しいです。これからは150点を出せるように練習して頑張っていきたいと思います。本当は3位以内を目指していたのに、最終的に5位という結果ですごく残念です。練習ではSPが結構ミスなくできていたので、FSは練習が足りていなかったというのもあるのかなと思います。中部ブロックよりも少し緊張せずにできたけど、FSは最終滑走ということもあってやっぱり緊張しました。私は他の子と比べて少し表現力が足りないので、もっとそこを頑張っていきたいです。でもこれを良い経験として、次に生かしていきたいと思います。東インカレはフリーだけなのですが、これから練習をたくさんして頑張りたいと思います」

うれしい表彰台となった森千
「3位になれたからうれしかったです。(演技は)ミスはありましたけど、思い切り滑ることができました。ミスしてしまいましたし、スピンのレベルがとれなかったので、それが悪かったですけど、ジャンプは思い切ってできたのでよかったです。(心境は)あまり緊張しないで、絶対できると思って臨むことができました。(調子は)1年前のブロックと比べると1年前のブロックの方が良かったと思いますけど、今年の夏の3試合と比べると、少し自信はありました。(良かったところは)スピードを出せて思いきりできたところです。(ジャンプは)6分間練習で結構失敗をしてしまって、本番も安心して降りられたジャンプは少なかったですけど、転倒一つと回転不足が二つありましたけど、大崩れせずうまくまとめられたので良かったと思います。(終盤のジャンプは)転ばずにできたからよかったですけど、後半で浮かなくなって回転不足が二つあったので、また次の試合ではもっといい点数が出せるように練習したいです。(反省点は)スピンのレベルとステップのレベルがとれなかったことなので、もう少し練習が必要だと思います。(練習は)普段の練習の時に回転数を余分に回れるように練習しようと思います。表彰台に上がれるとうれしいので、いろいろな試合でもっとたくさん表彰台に上がれるようにジャンプとサルコーとトーループだけじゃなくて、他のジャンプを早く試合に入れて、跳べるように練習したいです。(意気込み)次の東日本インカレと東日本選手権で全日本とインカレの出場が決まるので、あと1カ月できることを全部やって後悔がないように試合に臨めるようにしたいです」

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