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リーグ屈指の長距離砲だ


東京六大学野球 2017〜秋〜  (26)慶大戦事前インタビューA 岩見選手、倉田選手、清水翔選手  

 覇権奪回へ、秋に強い明治を見せつける。12年ぶりの5位に沈んだ昨季から、夏場を乗り越えチームも個々も一回りに成長。春の課題であった得点力不足もオープン戦では兆しが見えてきた。目指すのは秋連覇と日本一。全員野球で勝利をつかむ。
 投打で圧倒し、優勝へ王手をかける。明大は第4週を終え、3カード連取で首位に躍り出ている。4カード目は現在3位の慶大との一戦だ。慶大は初戦の東大戦で敗れるなど苦戦を強いられているが、リーグトップの8本塁打を記録。強力打線は折り紙付きだ。昨季勝ち点をストレートで奪われている相手に、今季も油断はできない。だがチーム打率、防御率共にリーグ1位と絶好調の明大。勢いこのまま強さを見せつける。(この取材は9月6日に行われたものです)

岩見雅紀選手
――昨季2位を振り返っていかがですか

悔しかったです。(リーグトップの5本塁打だったが)後半ほとんど打ってないので。

――4番ということでマークもきつくなるのでしょうか
4番としてというよりも1発があるというのと去年から出てるので、間違いなく研究されると思います。僕に限らず厳しくはなると思いますし、より一層打たれたくないという気持ちを持って投げてくるのかなとは思います。

――代表で忙しい夏だったのでしょうか
30日間中24日間は日吉にいなかったので、少ない練習の中で質を上げていかないというのは思ってました。練習を惰性でやらないようにはしていました。

――日米野球、ユニバーシアードを振り返っていかがですか
いい思い出になったんじゃないですかね。金取れてよかったなとはもちろん思いますし、世界一になった、2連覇したメンバーにいれたことは誇りに思います。

――個人としてはどのような代表生活になりましたか
日米野球はスケールの違いというか、野球のスケールの大きさというのを感じました。でもユニバーシアードというのは、ほとんど圧勝で全部勝っていますし、あまり違いというのは感じていないですね。差を感じるという言い方もおかしいですけどね。(日米野球で感じたスケールとは)日本と違って(アメリカは)大学2年生が終わったらドラフトにかかるみたいで、今年度のドラフト1位、2位で消える選手ばっかりが相手だったそうです。その若い選手たちのパワーの差は特に僕個人としては感じました。ピッチャーの速さであったり、変化球のキレだったり。身体の大きさもそうですね。ピッチャーの身長も高くて角度もありました。球質も日本とはちょっと違うので、そういうところは色々感じました。

――個人的に印象に残ってる試合はございますか
日米は最終戦僕が最後のバッターになって、一打同点のチャンスで三振しちゃって。そこが印象というより、悔しい思いをしましたね。ユニバーシアードは特にないですね。韓国戦でちょっと僅差でしたけど、日本強いなって。準決勝の韓国戦はスコア以上に、こっちのピッチャーがよかったので余裕があったかなと感じてました。

――竹村キャプテンの活躍はどうでしたか
いつも先頭に立って声を出して頑張っていました。

――仲良くなった選手、刺激を受けた選手はいらっしゃいますか
仲良くなったのはみんな仲良くなったとは思います。立命館大の辰巳とかはポテンシャル、身体能力がめちゃめちゃ高いのですごいなと思いました。上武大の島田とか日大の長沢とか足の速い選手を見ると努力じゃどうしようもないところなので、本当にすごいなと思います。あとみんな夜スイングしに外に出る選手がほとんどだったので、そういうところでもいい刺激をもらいましたし、右バッター比較的少ないというのもあって、中川(東洋大)とはよくバッティングの話をしてました。本当に中川はいい選手なので刺激はもらいました。

――代表チームの思い出はございますか
阪本(関西大)がアメリカでほぼ英語喋れないんですけど、アメリカのチームとめっちゃ仲良くなってましたね。あと上武大の吉田高彰とかも仲良くなっていて、コミュニケーション能力というか、そういうところに飛び込んでも面白いやつは面白いんだなと(笑)。コミュニケーションを取ろうという意志のあるやつは、そうやって頑張って取るんだなという感じですし、台湾は終始面白かったですよ。

――慶大に帰ってきて空気の違いとか感じられましたか
すごくいい雰囲気だったので、すぐに感じられましたね。僕が戻ることによって邪魔をしてはいけない。オープン戦も勝っていたので、岩見が帰ってきて負けるようになったと言われるのは駄目だし、嫌だし。『岩見が帰ってきてからさらに良くなった』と言われるように頑張らないと思うくらいにすごくいい雰囲気でした。この夏こっちで過ごしたかったなと思うくらいにチームはいい方向に向かっていましたね。

――代表の疲れとかは大丈夫ですか
全然ないです。オープン戦も出てます。次の日から練習やってました。(代表で)試合もほとんど出てませんでしたし、向こうの試合がない日も、いろんな国がいるので練習も2時間だけでした。もともと慶応は一日中練習があるわけではないので、そこはよかったですけどね。効率を求めた練習だったので疲れとかはないです。特別どこが痛いとか、ケガもなく帰ってこられたので良かったです。

――岩見選手用にネットが増設されたと伺いましたが効果はありますか
それでも越えてます。一昨々日のオープン戦でまた越えて民家に当たっちゃっいました。その時はベランダでしたね。(状態は)いい方向には向かっているとは思います。強くボールをたたくという意識ですね。ホームランよりも打点、試合を決める一打だと思っています。ホームランが打てるならそれに越したことはないですけどね。

――春戦っての明大の印象を教えてください
簡単には勝たせてもらえないチームであることは間違いないと思います。ピッチャーもいいですし、選手も徹底されている印象です。秋も変わらない、もっといい状態で来るだろうなとは思っています。秋はどうなるかわからないですけど、接戦になることを想定して準備しておかないと、大勝で勝てると思って試合に臨む訳にはいけません。結果的に自分たちが勝つか負けるか、接戦で勝つか接戦で負けるか、大勝するか、大敗するかわからないですけど、準備をしっかりしないといけない相手であることは間違いないと思います。

――ラストシーズンとなります
気持ちの面でラストシーズンだなということはあるので、特別な想いというか、最後は優勝したいという想いはもちろんあります。ただそれに対して今までと変えたりとかはしてないです。もちろんいい方向に変わるように練習とかメニューとかはありますけど、それはシーズンを追うごとに課題が生まれてやっていくことなので、ラストだからやるということは僕自身、個人的な取り組みとしてはないです。

――最後に意気込みをお願いします
あと1勝が取れなくて春2位に終わったので、その1勝を取れるチームになってきているので、しっかりとやることをやって、自分の仕事を全うするだけです。がむしゃらに一生懸命取り組めば結果は自然と通じるんじゃないかなと思ってやってきます。あとは別に精神論好きじゃないんですけど、絶対勝つんだという強い気持ちを持って準備、気持ちで負けないようにしたいです。そこで負けると結果も付いてこないと思うので、そこだけはまずスタートとして負けないように準備と気持ちをしっかりして優勝したいと思います。

――ありがとうございました

堅い守備で投手陣を助ける
堅い守備で投手陣を助ける

倉田直幸選手
――秋季リーグ戦を振り返って
春の公式戦が始まる前に徹底的に守備を取り組んでいたので守備の面では昨年だったりと比べると自分たちの実力がない分、粘り強くできたのではないかと思います。

――ベストナインにも選出されました
そうですね。選ばれるとは思ってなかったですし、個人的にも満足のいく結果ではなかった上に他にも同じポジションで自分よりも良い成績を残していた人もいたので秋はまた取れれば良いんですけどチームの勝利を第一に考えてプレーしたいです。(失策0)チームの取り組みがやっぱり一番大きいと思います。

――打率が2割5分という結果に対し出塁率は高かったことについては
打てない時にどうすればいいかと考えた時にやっぱりフォアボールやデッドボールだったり無駄な打席にならないように岩見や郡司みたいに打つ打者ではないのでそういったところでチャンスメークができたのではないかと思います。

――春季リーグ戦が終わって取り組んだことは
打率の伸びなかった打撃であればボール球は振らない、打ち損じを減らしたりすることは意識してやっています。

――現在の調子はいかかでしょうか
どうなんですかね(笑)。試合を見てる感じだと僕はこんなもんだろうと思っていて実力程度の力は発揮できているのかと思います。

――オープン戦でのチームの雰囲気は
結構いいと思います。東都リーグとも試合はするんですけど良いチームが多くいてそのチームには負けないという気持ちでみんなが取り組んでいます。春のオープン戦で負けた相手とも善戦したりしっかり自分らの課題が克服できていると感じています。

――明大のイメージはいかがですか
投手王国というイメージですね。(特に意識する投手)どの投手からも打たないといけないと思うんですけど先発の齊藤大将(投手・政経4=桐蔭学園)ですね。

――秋季リーグ戦での個人的な目標は
打率3割の無失策です。

――最後に秋季リーグ戦への意気込みをお願いします
最後のリーグ戦、野球人生としても最後なので優勝という形で終われるように頑張りたいです。

――ありがとうございました

簡単には打ち取れない打者だ
簡単には打ち取れない打者だ

清水翔太選手
――昨季の2位という結果は振り返っていかがですか
自分たちの力を出せての2位だと思うんですけど、あと1勝が届かなかったことはとても悔しいですしそれが1番です。2位というより優勝できなかったということが強いですね。秋こそはと思っています。

――優勝の懸かった早慶戦は
普段通りできたと思いますけど、自分たちのプレーができなかったということはある意味プレッシャーとかを知らず知らずの内に背負ってしまっていたのかなと思います。

――清水翔選手にとってはレギュラーとして臨む初めてのシーズンでした
バッティングの方は立教戦くらいから自分の感覚をつかみ始めてそれを早慶戦まで続けることができたので良かったです。(15打点)自分が返すというよりは後ろにつなぐ気持ちですね。あまり大きいのを打てる打者ではないので。後ろの倉田が良い打者だったので彼につなぐ意識で打席に立っていました。(三振1)簡単にアウトにならないっていうのは春のキャンプから取り組んでいたことでその成果が出たと思います。うれしいことなので秋も頑張りたいと思います。

――ベストナインにも選出されました
本当は選ばれると思っていなくて。僕よりも立教の飯迫選手の方が打率も上だったので。でも選んでいただいことはすごく光栄ですしうれしいですね。打点とかそういうところを評価していただいたのかなと。

――この夏重点的に取り組んだことはありますか
元々の打撃を続けていればいいのかなとは思ったのですが、バットをしっかり振り込んだりしてパワーをつけることに重点を置いてやってきたつもりです。(チームでは)スキのない野球っていうのを春から目指しているんですけど、外野から内野まで詰めて詰めて本当に相手にプレッシャーを与える守備をしていくっていうことをずっと意識してやっています。最初の方はあまりうまくいかないこともありましたけど、ここ最近ロースコアのゲームも増えてきてそれをものにすることができているのでかなり手応えは感じています。特に二遊間とサードは守備が堅いので安心して見ていられますね。

――明大の印象をお聞かせください
堅い野球をしてくるという印象です。詰められるところは詰めてきますし本当に勝負強いというイメージですね。投手陣も高校の同期の齊藤(大将投手・政経4=桐蔭学園)がすごく良いピッチャーで守りも堅いので手ごわい相手ですね。(齊藤とは)あんまり連絡取ったりしないですね(笑)。僕はリーグ戦でまだ1本も打てていないので打ち込みたいなと思っています(笑)。

――春は打撃が目立ちましたが秋はどんな野球を目指しますか
バッティングは正直、できすぎたというか実力以上のものが出た部分もあると思うので原点に帰って守り勝つという所にフォーカスしていきたいです。最近もそういう形ができつつあるので秋は本当に守って粘ってそこにバッティングがついてくればいいなと思います。

――その中でご自身の役割は
僕はファーストで守備というよりはバッティングが求められているので打点などの春やってきたことを出せればおのずと結果はついてくるのかなと。その中でマークは厳しくなるかなとは思いますけど、自分自身リーグ戦でレベルアップできればいいなと思います。

――秋は学生最後のシーズンとなります
やり切りたい、完全燃焼したいっていう思いはありますけどそれで空回りしていたら元も子もないので。やっぱり自分には何ができるのか、自分の役割を明確にした上でやるべきことを精いっぱいやれれば結果はついてくるのかなと思います。

――同期の方々への思いは
家族同然、家族以上の存在ですね。これだけ人数が多い中でも一人一人と密に接することができるのが慶応の良いところだと思うのでベンチに入れない4年生の分も頑張りたいと思います。

――秋の目標をお聞かせください
優勝です。日本一です。(個人では)春の成績を超えられるように頑張っていきたいです。

――最後に慶應ファンに向けてメッセージをお願いします
あと1勝という悔しいところで負けてしまって、僕たちもそれをかみ締めてこの夏、練習してきました。秋はその成果を見せられると思うので応援よろしくお願いします。

――ありがとうございました

[浜崎結衣・坂田和徳・楠大輝]

●東京六大学野球 2017〜秋〜のバックナンバー

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