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個人戦でも最高成績を収めチームを引っ張った道脇

フェンシング部  男子フルーレ団体はベスト8 個人戦は振るわず/関東学生選手権

◆10・11〜18 関東学生選手権(駒沢室内球技場)
▼男子フルーレ個人
 道脇――4回戦敗退
  岸 ――4回戦敗退
 池畑――3回戦敗退
 村元――3回戦敗退
 久米――2回戦敗退
 中村――2回戦敗退
▼男子フルーレ団体
 明大――ベスト8

 サバイバルの火ぶたが切って落とされた。インカレの出場選手を決める関東学生選手権(関カレ)が開幕。1日目の男子フルーレ個人で4名がインカレの出場権をつかむと、2日目には男子フルーレ団体がベスト8入り。団体としての出場権も獲得した。関カレ2日目を終え、まずまずの滑り出しとなった。

<男子フルーレ個人>
 ベスト8の壁は高かった。今回が最後の関カレとなる道脇啓太(営4=熊本県立翔陽)はシード選手として2回戦からの登場。初戦を15―6で難なく勝利すると、次の3回戦も鋭いアタックと巧みな剣さばきから繰り出されるリポスト(相手のアタックを剣でかわし反撃する動作)で主導権を握り勝ち上がる。「突きたいポイントが突けていた」(道脇)と好調を維持し挑んだ4回戦の相手は日本代表にも選出されている敷根崇(法大)。なんとか食らいつくも、7月に行われた世界選手権銅メダルの強敵には及ばず。8―15で敗れ、悔しい4回戦敗退となった。
 ルーキーがまずまずの成果を残した。村元友大(政経1=埼玉栄)は順当に予選プールを勝ち上がり2回戦へ。「頭を使ってやるなどできるようになった」(村元)と、2回戦を15―2の圧勝で勝ち進む。3回戦でJOCエリートアカデミー出身の野口(法大)に惜しくも敗れたが「自分の現状がどこにいるのかという立ち位置が確認できて良かった」(村元)と自信につながる関カレとなった。また、中村哲也(営1=東亜学園)はインカレの出場権こそ逃したものの予選プールを通過。まだまだ発展途上の両雄から目が離せない。

<男子フルーレ団体>
 取りこぼしに泣いた。今年のリーグ戦では3年ぶりに1部復帰を果たした男子フルーレ団体。初戦で東北学大を45―16の大差で下すと、準々決勝では前日のフルーレ個人で優勝した松山を擁する早大と対戦した。「取るべき相手から取って、その貯金で勝つ」(長尾康司監督)と前半重視の作戦で臨んだ。しかし「シナリオが少し崩れた」(長尾監督)と道脇、岸貴範(営3=埼玉栄)の二枚看板が松山以外の選手から思うようにリードを奪えず。勝負所と踏んだ三巡目ではさらに差を広げられた。結果36―45で敗れ、無念のベスト8に終わった。

 まだまだ戦いは続く。2日目を終え男子フルーレ団体をはじめ、個人でも多くの選手がインカレの出場権を獲得。「みんな頑張った」と長尾監督も男子フルーレ陣の戦いぶりを評価した。一方女子ではエペの古俣潮里(政経4=新潟)と森本菜月(農2=岡山大安寺中等教育学校)の2人が3日目に駒を進めた。特にこの大会で3年連続ベスト8の古俣に懸かる期待は大きい。「古俣には優勝してほしい」(長尾監督)。ラストイヤーとなる今年こそ悲願の初優勝を飾り、インカレに弾みをつけたいところだ。
[最上隼也・前田拓磨]

試合後のコメント
長尾監督

「(この二日間の男子フルーレ陣の戦いを振り返って)みんな頑張りましたね。ベスト8には入れなかったけれども、今年からシード制を敷いて昨年の16名をシードにしてトーナメントに張り付けたんですよ。必ず16からはシード選手と当たるようになって、道脇は3番シードの敷根崇(法大)ですね。彼は世界選手権の銅メダリストで、ちょっと分が悪かったですね。岸は8番シードの船本(日大)に負けちゃったな。結局強い選手にはちょっと歯が立たなかったというところですけれども、そこまでは確実に上がってきたので、良かったです。ただ久米がちょっと予選から悪くて、原因がわからないんですけれども、体から突っ込んでいるということはあったにしても本来の力が発揮できなかったのが残念ですね。中村もリードしていて、まくられて46位だからインカレは行けないと、それも少し残念ですね。あとは1年の村元がここのところ調子を上げてきて、期待はしていましたが64の壁を破ってインカレに出場できますし、予選も大きな取りこぼしがなかったですね。(ベスト8だった団体について)関カレチャンピオン松山恭助を擁する早稲田だったから最後回りが勝負かなと思ったのですが、それまでのシナリオがちょっと崩れましたね。道脇が思いがけないところで足元をすくわれて、岸もちょっと不調でしたね。取るべき相手から取って、貯金をしてその貯金の中で最後勝とうという作戦だったのですが、貯金をつくれないまま終わってしまってちょっと残念です。インカレではもう少し上げていきたいですね。あれがなかったらというのがないようにということと勝てる相手に勝てるように。(女子エペでは古俣選手と森本選手が2日目に残ったが期待することは)さらに上を狙ってほしいですね。古俣には優勝してもらいたいし、森本もシード選手を食ってベスト4に入ってほしいですね」

道脇
「個人戦は悪くなかったです。割と自分が突きたいポイントが突けていたかなと思います。今日の調子は結構良かったです。試合はしっかりと勝とうと思っていました。結構楽して負けてしまったりするので、しっかりと勝てればいいかなと思っていました。(最後の敷根崇選手との試合は)相手が強いので、勝てそうになかったのですが、やはり強かったですね。全部突いてくるので、普通の人だと突けないところとかで全部突いてくるので、それがすごくうまかったです。今日の反省はそこまで自分は悪くなかったので、強い相手にどう戦っていくかというのがあります。自分の中では悪くなかったのですが、結局勝てない形になってしまい、どう点数を取っていくかというところです。団体戦は悔しかったです。早大戦では順番決めのじゃんけんに負けてしまったのもありますが、向こうのエース以外に取られてしまってそれが反省点です。(松山恭選手については)あれくらいの実力なのは分かっていたので、あそこ以外で勝負しないと駄目でした。インカレは全日本の権利もあるので、ベスト4には絶対入りたいという気持ちで臨みたいと思います。個人戦ではベスト8以上に入れればなと思います」

村元
「今日の試合は、弱い相手に対して失点を少なくできたことが良くできたかなというのがあります。あとは一人自分と同じ実力の人がいたのですが、その人に1本取られてしまい妥協したポイントが一つあって、そこを粘れたらよかったかなと思います。自分の調子は上がってきています。高校の時はただやみくもにやるという感じでした。しかし大学に入ってから少し頭を使ってやることができるようになりました。そこが安定して勝てるようになったというのが一つですね。高校の時は波があったので。相手との差は細かいところです。お互いミスした後にどっちが突くかや、そういう時に自分の剣先がぶれてしまい突くことができなかったなど、そういうミスが多かったと思います。ベスト32に入れた感想としては、初めての関カレでベスト32に入れたのはすごくよかったと思います。前回の試合で体力がなくて、途中で棄権してしまったことがありました。なので今回は試合のトーナメントの中での体力の配分の仕方などを関カレに向けて練習していたので、そこはできたかなという感じです。率直な感想としては、最後ナショナルチームの強い選手と当たれて自分がどれだけ入れるかとか、自分の現状がどこにいるのかという立ち位置が確認できてよかったです。自分が戦った相手は特にすごく頭を使う相手だったので、自分が取った点に対して同じように取ろうとするとすぐ相手に変えてこられてやられてしまいました。剣の素早さもそうなのですが、頭の回転も速く、その二つが強いと感じました。意気込みとしては、自分は一戦一戦油断せずにこのまま調子を上げて頑張っていきたいと思います」


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