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リーグ戦初得点を決め喜ぶ徳田

スケート部(アイスホッケー部門)  宿敵・中大に勝利 8年ぶりの全勝首位ターン/関東大学リーグ戦

◆9・9〜11・26 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ他)
▼10・15 対中大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
 ◯明大5{2―1、1―0、2―1}2中大

[得点者]
明大(シュート数 34)
1点目 第1ピリオド 4分49秒 G松本 A高橋 A京谷
2点目 第1ピリオド 19分48秒 G高橋
3点目 第2ピリオド 1分15秒 G井上 A牛来 A宮田
4点目 第3ピリオド 18分18秒 G徳田 A松本 A高橋
5点目 第3ピリオド 19分19秒 G桂川 A高橋 A池田

中大(シュート数 40)
1点目 第1ピリオド 13分08秒 G齋藤 A坂本 A切江
2点目 第3ピリオド 2分27秒 G坂本 A蓑島 A齋藤
 秋季1次リーグ最終戦は中大との全勝対決となった。最大のライバル相手でも、明大の強さが出た。第1ピリオド4分49秒にFW松本昂大(商3=北海道清水)のゴールで先制。その後同点に追いつかれたが、FW高橋瞬(政経3=白樺学園)の技ありシュートで追加点を挙げ2―1で第1ピリオドを終える。第2ピリオドから相手の猛攻を受けるがリードを守り切り、第3ピリオド。FW徳田滉也(政経1=武修館)、FW桂川涼(政経4=白樺学園)の連続ゴールで突き放した。5―2で中大を破り、8年ぶりの全勝で首位ターンを決めた。

 大一番で輝きを取り戻した。第3ピリオド開始2分27秒、左サイドから強烈なミドルシュートを浴び3―2と一点差に。その後も度々ゴールを脅かされ、相手ペースで終盤に突入する。勝利へ、もう一押しが欲しかったところで決めたのは苦しんでいたルーキーだった。18分18秒、自陣から徳田と松本が抜け出し、松本が左サイドの徳田へパス。「先輩方が『打てるところは打て』と言ってくれていた」(徳田)と先輩の言葉に後押しされたシュートはゴール左に突き刺さり、4―2。相手の勢いを止める決定打となった。「親心ではないけどうれしかった」(DF大場大主将・政経4=苫小牧工)。徳田だけでなくチーム全員がこのゴールに喜びを爆発させた。秋季リーグ戦始まって以来、まだゴールがなかった徳田。普段の第2セットではなく第3セットでの起用もあったが結果には結びつかない試合が続いた。そんな中で迎えた中大との天王山。欲しかった場面で点をもたらすFWとして最高の仕事をやってのけた。徳田のゴール後、中大はGKを下げ6人攻撃を仕掛けてきたが桂川が無人のゴールに5点目を入れ、5―2で中大との第1ラウンドを制した。徳田は「大事な試合で決められて自信になった。後半戦は得点を狙っていきたい」。優勝へ向け、強力な攻撃陣の最後の役者が動き出した。

 相手の前に立ちふさがった。「点を取りたいという気持ちが出ていた」(間中朗監督)という松本の秋季リーグ戦対中大戦での自身初ゴールで先制したが、中大も意地を見せた。13分08秒に同点ゴールを決められると、第1ピリオド終了間際には2人の退場者を出し3対5と数的不利の状況に。それでもGK磯部裕次郎(政経2=武修館)は勝ち越し点を許さなかった。最大のピンチを切り抜けると、その後も磯部の好セーブが光る。第3ピリオド開始33秒には、ゴール裏から回ってきた相手のシュートをキャッチングで防ぐビックプレー。体を張ったプレーに何度も観客から拍手が起こった。明大の34本を超える40本のシュートを打たれながら、2失点に抑えた磯部は「明治の守護神は自分。責任感を持ってプレーができている」。頼もしい守護神が今後も最後の砦となる。

 目標は一つしかない。中大を下し前半戦を全勝で終えた明大。全勝での首位ターンは8年ぶりとなる。前半戦は調整が難しく思うような連携ができない試合もあったが、勝ち切ってきた。FW陣の得点力は健在で、この試合も第2セットで3得点とどのセットでも点が取れるのは最大の武器だ。そして中大戦で徳田の初ゴールなど、明るい材料も多くなっている。「新しい伝説を作れるように」(松本)と後半戦も手を緩める気はない。「全勝して3冠の2冠目である秋リーグ優勝を全員でつかみたい」(大場主将)。リーグ制覇、その先の3冠へ。明大の若人たちは新時代を駆け抜ける。

[福永智隆]

試合後のコメント
間中監督

「五分五分かなという試合内容だったんですけど、勝てたことはよかったと思います。全勝で首位ターンできたのはよかったんですけど、まだプレーが雑な部分あってチームとしてまだまだなので。勝てたのはよかったんですけど、ゲーム内容はあんまりいい内容ではなかったかなと思います。(試合前のミーティング)いつも相手の1セットが点数を入れているのでそこをしっかり守ろうという話はしました。うちの1セット目が点を取れなくなってきているのでちょっと後半に向けて課題が出たなと思います。(早い段階で先制)ラッキーだったかなと思ったんですけど、松本の点を取りたいという気持ちが出ていたと思いますね。(相手の守備)しっかり守るので、中々崩せないのはわかっていました。いい試合にはなったと思います。(磯部)だいぶ助けてもらったと思います。(首位ターン)首位ターンですけど、今日の試合も五分五分でうちが圧倒して勝っている訳ではないので、そこをしっかり修正できればと思います。(修正点)守る意識が足りないのと取ってからの攻め出しが遅いので、そういうゲームスタイルでやっているのですが引き気味にホッケーしすぎたのでそこを直していきたいですね。(後半戦に向けて)修正する期間が短いのでしっかりコミュニケーションをとって、前半よりいい動きができるようにしたいです。(期待する選手)結構いるんですが、昨年調子悪かったけど今調子がいい松本ですね。(意気込み)優勝目指して頑張ります」

大場
「これまで全勝で折り返した経験もないですし、当然リーグ戦を全勝で終えたこともありません。自分の中でも、チーム全体でも成し遂げたいと思っています。(自身のセット変更は)練習では変わることはありませんでしたが、3セット目行くぞと言われて意図としては3セット目で守ってもらうということでした。(3セット目で)失点なしで逆に1点決められたのは大きな収穫だと思います。(反則は)第1ピリオドの5対3は一番やってはいけないことですし、守る意識が高い中での反則は仕方がありませんが、余計な反則をもっと減らしていければと思います。(徳田の得点に喜んでいたが)春から出ている1年生で、リーグ戦では中々ゴールが見えていなかったので大事なところで決めてくれました。親心ではないですがうれしい部分がありました。(1次リーグを振り返って)スタートが良い試合ほど得点力は爆発しますし、明治らしいホッケーができていると思います。そういう試合をどんどん続けていきたいと思います。反則も前に比べ少なくなっていると思います。また今日みたいにタイトな試合も最後まで足を動かせるコンディション作りをもっとしていかなければならないかなと思います。(2次リーグに向けて)全勝できているので、2次も全勝して3冠の2冠目である秋リーグ優勝を全員の手でつかみたいと思います」

高橋
「(5得点中4得点に絡む活躍だったが)ビックゲームでこういう結果を出せたということで少しは自信になりました。調子は良いと思います。(第2セットが中大の第1セットと当たったが)監督からの指示です。自分たちがプラス1くらいで、3セットに繋がって失点ゼロ。1セットが点数を取るということでした。(第2セットが2得点)秋リーグ最初から第2セットがすごく調子よくて。うまくはまったかなと思います。やはり中央は第1セットが良いので。それに負けないで戦えたのはよかったかなと思います。(明大の強さは)得点力です。あとはチームワークですね。(ディフェンス面は)春から比べるとチームとしても上がっていると思いますし、ディフェンスも頑張ってくれています。最初はディフェンス弱いとか言われていたんですけど、最近は相馬も帰ってきて、悪くないんじゃないかなと思います。(今日の課題)2ピリで流れが悪くなった時にチェンジのタイミングだったり、シフト長くなっている時があったり。でも(磯部)裕次郎がナイスキーしてくれたのでそこはほんとに感謝です。(2次リーグに向けて)1次リーグ全勝とかではなく、全部勝って優勝することが明治の目標なので、誰かが調子悪い時には誰かがカバーして、このまま全勝で優勝します」

松本
「1ピリはすごく足が動いていてチェンジも早くて動きがよかったんですけど、2ピリ、3ピリだんだん足が動かなくなって相手にチャンスを与えることが多かったのでそこは問題点かなと思います。(先制点)リーグ3年目にしてやっと中大戦で点数を入れることができました。しっかり点数取ってやろうという気持ちが表れたかなと思います。(相手の1セットとマッチした)中央に合わせて組み替えたんですけど、自分たちのセットが蓑島(中大)に当たるようにしました。点数取られてしまったんですけど、狙った通りに得点も取れたのでよかったです。(FW陣の守備の意識)ディフェンスとの声の掛け合いがまだ足りなくて、2点とも自分のシュートをレーンに入られて流れてしまったために入れられた失点で自分の怖さとかが出てしまったので、今度はしっかり体張ってレーンに入れるようにしたいと思います。(4点目をアシスト)徳田が全然点数入れてなくて、秋リーグ初ゴールだと思うんですけど『今日は絶対入れろよ』と話していたので。たまたまチャンスがきて、最後自分に出さないで徳田が打ってくれてゴール決まったのでよかったと思います。(全勝ターン)8年ぶりと聞いたのでまた新しい伝説を作れるように、歴史を変えられるように頑張りたいと思います。(意気込み)このまま流れを失わないように、来週の日大戦からしっかり走って、点を取って勝っていければいいと思っています」

磯部
「変に気負わずいつも通り自分のプレーができればいいと思いながら臨みました。プレーヤーは序盤からいいテンポで攻めてくれました。五分五分の戦いだったけど我慢して点数取れたので、チームの雰囲気はいい状態で1巡目終われたなと思います。今日失点したのもゴール前に合わせられて入れられたんですけど試合中は割り切ってプレーできました。振り返って見たらああいうシュートをしっかり止めないと無失点では勝てないと思うので次どんな試合でもあそこをしっかり課題に持って臨めればいいかなと思います。(1ピリ3対5)あそこは絶対守らないといけないっていうのはベンチも含め全員が感じていたことですし、何としても守らないといけなかったのでプレーヤーもディフェンス中心にクリアしてくれてそんな危ないシーンもなく守れたのでプレーヤーに感謝しています。(3ピリ序盤に失点)1点入れられてあの時1点差で。自分の中では割り切れていた部分があるのでもう入れられない自信はあったので、それでFWが点数入れてくれたのでいい結果につながりました。(強さの理由は)FWの凄まじい攻め、得点力がどの試合見ても爆発していたのでどんなに接戦でも絶対点数を入れてくれるのでそこは今年の強い部分だと思います。キーパー3人いる中で練習からやる気入っていていつ誰が試合出てもおかしくない状態で切磋琢磨(せっさたくま)しながらできています。僕もそこに乗っかって昨年から出ている身でもあるので明治の守護神は自分っていうのを自分の中で念を押しながら責任感持ってやっているからこそちょっとずついいプレーができているのかなと感じます。2巡目も1巡目よりコンディションを上げて、そろそろ完封試合を何回もできるように攻めは十分強いので守りをもっと意識して今後やっていければ。せっかく1巡目全勝で終われたので優勝目指して頑張るしかないなと思います」

徳田
「やっぱり1番のライバルは中央だなと思いました。他のチームとは違うスピードがあってやっていて楽しかったです。(今リーグ初得点)ずっと点数を取れていなくて、なかなか自分のプレーもできていなくて、悩んでいたんですけど、こういう大事な試合で決められて良かったです。2巡目もあるので、どの試合でも点が取れるようにしたいです。(3ピリオド序盤は苦しい時間帯)中大の1セット目はすごく攻撃力があって、パックを回されて自分たちがパックを取れない状況だったんですけど、キーパー中心にうまく守れたと思います。(苦しい時間帯での得点)1点入れられたのは良かったですけど、個人として秋リーグでは初得点っていうのは悔しいです。チャンスでも迷ってパスを探してしまったりして、もっと自分でシュートを打てる場面もあったので、そういうところも自分で決めるっていう気持ちを持ってやっていきたいです。同じセットの昴大(松本)さんも瞬(高橋)さんも『打てるところは打て』って言ってくれていたので、自分で入って良かったです。パスも出そうと思えば出せたんですけど、もしパスを出して相手にカットされてそのチャンスが終わるよりかは、自分で打って終わった方が良かったかなと思っていました。(前半戦の課題は)2セット目にいる以上は得点を求められると思うので得点でチームに貢献していくことと、同じセットの瞬(高橋)さんと昴大(松本)さんも得点力があるのでチャンスは転がってくると思うので、しっかり自分も決めて明治の爆発的な攻撃力を出せるように頑張りたいです。(前半戦は2、3セット目で流動的な起用)得点が取れなくて悩んでいるときに監督が3セット目にして、それでもなかなか監督の期待に応えられていなくて、チームに迷惑を掛けていたんですけど、2巡目はどの試合も頑張ろうという気持ちがあります。(決められてこなかったことに重圧はあったか)試合に出れていない選手がいて、3セット目にも得点を取っている選手がいて、そういう選手がいるなかで2セット目で出させてもらっているのに得点できていなかったら、意味がないので役目を果たせて良かったです。(セットでの役割は)瞬(高橋)さんと昴大(松本)さんはスキルがあって大学のトップレベルの選手でそこで1年生から組んでやっていけるのはめったにないことだと思うので、自分のプレーも伸びるように、瞬(高橋)さんと昴大(松本)さんに頼らないで成長しなきゃいけないと思います。(プレッシャーから解放されたか)大事な試合で決められたっていうのは自信にもなりますし、これで1巡目ってことで区切って、また頑張ります。(後半戦への意気込み)自分は得点を狙っていきたいです。個人の活躍というよりかは、チームが大差で勝てるようにしたいです」

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