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勝負どころで流れを引き寄せた齋藤

バスケットボール部  ピンチにエース・齋藤躍動 早大に74―68で4試合ぶり勝利/関東大学1部リーグ戦

◆9・2〜10・29 第93回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)
▼10・15 早大2回戦(白鴎大体育館)
◯明大74{20―15、24―20、15―16、15―17}68早大
 追いすがる相手を振り切り4試合ぶりの白星を得た。1周目で勝利した早大との一戦。序盤から着実に得点を重ね、前半を9点リードで終えた。迎えた第3クオーター(Q)は一時2点差にまで詰められるも、齋藤拓実(営4=桐光学園)を中心とした速攻で得点を重ね、リードを再び広げた。その後も点差を縮められる場面はあったものの逆転を許さず、74―68で勝利。順位は6位へと浮上した。次戦は明大和泉体育館で現在最下位の日大を迎え撃つ。

 スターターは、齋藤、綱井勇介(文3=大阪学院)、須藤昂矢(営2=桐光学園)、植松義也(営1=桐光学園)、今川友哲(営3=大阪桐蔭)。
 
 精神的支柱が勝利へ導いた。迎えた第3Qは9点リードで迎えるが、序盤から富田(早大)にバスケットカウントを含む3連続得点を奪われる。反撃に出たい明大だったが、流れは相手ペース。シュートはことごとくリングに嫌われた。2点差に迫られ迎えた開始5分には今川がゴール下でボールを受けるもトラベリングで相手ボールに。得点を許せば、追い付かれる苦しい場面に追い込まれた。そんな窮地をエースが救った。「我慢だぞ、我慢」。チームを鼓舞する齋藤の声がコートに響くと、流れが明大に傾く。連動した力強いプレスで相手のパスミスを誘発すると、齋藤がすかさずスチール。素早いドライブで敵陣へ迫ると、焦った相手がファウル。獲得したフリースローをきっちりと決め、流れを取り戻した。これを機に3連続得点を挙げると、極め付けは齋藤が放った自陣のフリースローラインからのロングパス。敵陣のゴール下に走り込んだ濱西秀人(国際4=国学院久我山)への正確なアシストで会場をどよめかせ、リードを10点に広げた。第4Qでも点差を縮められる場面はあったものの、リードを譲らずに74―68で勝利。「精神的柱にならないといけないと自覚している」(齋藤)。言葉通りの覚悟でチームを勝たせた。

チームトップタイの15得点を挙げた宮本 <
チームトップタイの15得点を挙げた宮本
 “課題”の前半で主導権を握った。3連敗の中、迎えた今試合。「ここ数試合は入りが悪かった」(齋藤)。3連敗した試合は全て、前半でリードを許しそのまま逃げ切られていた。そのため、9試合ぶりに齋藤をスターターとして起用。齋藤を起点にハーフコートで攻撃を展開し序盤から着実に得点を重ねた。すると、前半を44―35と4試合ぶりにリードで折り返すことに成功。「昨日までの悪い雰囲気を断ち切ることができた」(綱井)。そのままの流れで後半は一度もリードを譲ることはなかった。絶対的司令塔がスタートからコート上でチームを引っ張り、敗戦パターンを回避した。

 ホームで勝利を物にする。次に対戦する日大は、現在4勝10敗で最下位の10位だ。明大は勝敗数では同率5位。インカレのシード権を獲得できる4位以内に入るためには、下位チームとの対戦は絶対に落とせない。1クール目では勝利している相手ということもあり「全員で走るバスケができれば勝てる」(今川)と手応えはある。「絶対に勝たないといけない」(齋藤)。リーグ戦では唯一のホームゲーム。声援を力に白星を挙げる。

[古賀章太郎]

◆第93回関東大学バスケットボール1部リーグ戦星取表◆
筑波大東海大白鴎大専 大早 大青学大拓 大日 大明 大大東大勝敗順位
筑波大
○―
○―
●―
●○
○―
●●
○○
○○
●●
8勝6敗
東海大
●―
●○
○―
●●
○○
○●
●―
●●
●―
5勝9敗
白鴎大
●―
○●
●―
●●
○―
●○
○○
○○
○―
8勝6敗
専 大
○―
●○
○―
○○
●―
○●
●○
●―
●○
8勝6敗
早 大
○●
○―
○○
●●
●―
●―
○―
●●
○●
6勝8敗
青学大
●―
●●
●―
○―
○―
●●
○○
●○
○●
6勝8敗
拓 大
○○
●○
○●
●○
○―
○○
○―
○―
○―
11勝3敗
日 大
●●
○―
●●
○●
●―
●●
●―
●―
○○
4勝10敗
10
明 大
●●
○○
●●
○―
○○
○●
●―
○―
●―
7勝7敗
大東大
○○
○―
●―
○●
●○
●○
●―
●●
○―
7勝7敗
14戦目終了時点

◆第93回関東大学バスケットボール1部リーグ戦日程表◆
日時 対戦相手 会場 結果
9/9(土)14:20〜 対東海大1回戦 駒沢体育館○明大67―61東海大
9/10(日)11:00〜 対青学大1回戦 駒沢体育館 ○明大82―69青学大
9/13(水)17:40〜 対筑波大1回戦 駒沢屋内球技場 明大59―68筑波大○
9/14(木)16:00〜 対白鴎大1回戦 駒沢屋内球技場 明大74―86白鴎大○
9/20(水)12:40〜 対大東大1回戦 青学大相模原体育館 明大65―76大東大○
9/23(土)11:00〜 対日大1回戦 青学大相模原体育館 ○明大87―80日大
9/24(日)14:20〜 対専大1回戦 青学大相模原体育館 ○明大61―57専大
9/30(土)11:00〜 対早大1回戦 つくばカピオ ○明大69―64早大
10/1(土)12:40〜 対拓大1回戦つくばカピオ 明大82―84拓大○
10 10/7(日)14:20〜 対東海大2回戦 横須賀アリーナ ○明大79―74東海大
11 10/8(土)11:00〜 対青学大2回戦 横須賀アリーナ 明大64―72青学大○
12 10/9(日)17:40〜 対筑波大2回戦 日体大世田谷体育館 明大83―92筑波大○
13 10/14(土)17:40〜 対白鴎大2回戦 白鴎大体育館 明大61―80白鴎大○
14 10/15(日)13:20〜 対早大2回戦 白鴎大体育館 ○明大74―68早大
15 10/21(土)17:10〜 対日大2回戦 明大和泉体育館 明大―日大
16 10/22(日)14:20〜 対専大2回戦 東海大湘南体育館 明大―専大
17 10/28(土)12:40〜 対大東大2回戦 駒沢屋内球技場 明大―大東大
18 10/29(日)11:40〜 対拓大2回戦 駒沢屋内球技場 明大―拓大


試合後のコメント
齋藤

「試合を通して、ディフェンスで集中できた部分が多かったと思います。第4Qは3Pシュートをケアしていたので、少し中でやられてしまった部分もあったんですけど、選手全員が集中できていたので良かったと思います。(点差を広げるも追いつかれる場面が多々あったが)どの試合もそうなんですけど、点差を離した時にそこから点差をさらに増やすことができないです。それが自分たちの突き詰めないといけない部分だと思います。もっと早い段階で試合を決めれることができたと思います。こっちのオフェンスがいい状態で終われない時に、向こうの走られてしまった印象があります。でも逆に言えば、そこで逆転されずにやれたというのはうちの強さだと思います。(第4Qの始め)第4Qが始まる前に濱西さん(濱西康一監督)に残りのタイムアウトが三つあるというふうに聞いていたので、流れが悪い中で決められたら、すぐにタイムアウトを取りましょうという話をしていました。二本連続で取られた時に、すぐにタイムアウトを取って、そこから修正できたのでよかったです。(第3Qで点差を詰められたシーン)基本的に今日の試合で詰められてるシーンはオフェンスがうまくいってなくて、ディフェンスでやられていることが多かったです。オフェンスがうまくいかないというのはいい形で終われていないケースはしっかり修正しないといけないです。でも、いい形で終われていてもシュートが入らない時は我慢するしかないです。そういう時はオフェンスばかりに力を入れてしまうとディフェンスがおろそかになってしまうので、そういった意味で『我慢だぞ』と言いました。我慢した結果が相手のミスにつながりました。スチールした時に速い展開に持っていこうと思いました。相手がファウルで止めてくるということは分かっていたので、結果的にフリースローで点数が取れたので良かったです。(走るバスケ同士の対決)ディフェンスから入ろうというふうにチームには言ってるんですけど、オフェンスが悪いとこっちのディフェンスの戻りも遅くなってしまって、逆に相手が速攻を出しやすくなってしまいます。そこは試合が始まる前からオフェンスが重くならないようにということは話し合っていました。(3連敗後の勝利)やっぱり3連敗というのもあるんですけど、6勝7敗と負け越している同士の対戦だったので、ここで負けちゃうと早稲田に順位を上回られてしまうところでした。そういう意味では今日の勝ちは大きかったと思います。(昨日の負けを引きずってない印象だったが)自分がスタートで出たところで入りが良くなるかどうかは分からなかったんですけど、この数試合入りが悪かったので、自分がしっかりとチームを引き締めて、試合をコントロールすることができました。自分で言うのもなんですけど、しっかりとチームの精神的柱にならないといけないと自覚しているので、そういった意味では常にコートにいて、声をかけないといけないと思っています。(個人的な反省点は)ターンオーバーがランキングでも上位に入っています。今日も多かったと思うので、減らさないといけないです。(次はホームゲームだが)変にホームゲームということは意識せずに、ここで負け続けちゃうと混戦なので下位に行く可能性もあります。日大戦は絶対に勝たないといけないです」

宮本
「早大に1週目は勝っていたので、絶対負けられない戦いでした。しっかりと対策をして今日は入りました。(3連敗していた中での勝利)この3連敗はすごい流れが悪かったので、今日の一勝を1週目に負けていた大東大などに流れをつなげていきたいと思います。(自身のプレーは)シュートタッチが悪いわけではなかったので、どんどん積極的にシュートを打っていこうという意識を持っていました。(次は日大戦)日大との一回戦では新号選手などに3Pシュートを決められて、今日みたいに第4Qまで危ない試合が続いていました。日大もしっかり対策して、勝ち切りたいと思います」

今川
「全てのピリオドで出だしが悪くて終わりが良かったです。なんとか10点差で終われた感じです。個人的には前半は貢献できなかったけど、後半でなんとか盛り返せたという感じです。(攻守で奮闘していた)ディフェンスの時のピックでショウとかハイローが甘くてインサイドにパスを通されてました。それで僕が出てない時に富田に得点を入れられたりしてて、同級生だし関西で知ってるやつだから、悔しさもあってあいつは止めようとベンチで思っていました。その気持ちがディフェンスに出たと思います。(意識したプレーは)留学生がいないチームだからインサイドを徹底しました。相手も高いだけじゃなくて体も強いから、フォーアウトってなった時に空間を意識してやりました。(第3Qで点数を離せた)相手の点数が止まった印象です。ディフェンスが良かったから速攻も出せて、オフェンス良くなかった場面でもしっかり守れたから点数が離れたんだと思います。オフェンスというよりはディフェンスの良さで点差をつくれたと思います。(シーソーゲームだった)縮められてるのがピリオドの始まりだと思っています。前半5分が向こうの時間で後半5分がこちらの時間という感じです。盛り返す力というのはインカレに向けて付いてきてるんじゃないかと思います。(連敗を脱出したが)最高です。負けたら絶対暗くなるし楽しくないので、良かったです。(リーグ戦の順位は)筑波に負けたところで優勝は厳しいことは分かるんだけど、インカレのシード権は取りたいです。ですので、これからも勝っていきたいとみんな思ってるはずです。(日大は)ハリーバックが遅いから、どれだけやられても全員で走れば勝てると思います。(ホームゲームですが)サッカー部も50人くらい来たり、友達も来るって言っていました。絶対に活躍して勝とうと思います」

綱井
「今日からスタメンが変わってどうなるか分からなかったですけど、出だしがうまくいって良かったです。昨日の悪い雰囲気を断ち切ってやれたと思います。今日は試合前のミーティングで『初心に帰って全員がやるべきことをやろう』という話があって、それを一人一人ができてたかなと思います。(意識したプレーは)プレスに引っかからないボール運びが1番です。あとは相手の起点がガードだからそこを抑えることです。(第3Qは点差を離せた)前半ブレイクポイントが1本もなくて、相手にブレイクをやられて流れに乗られてしまいました。後半はやっとブレイクが出ました。前半もう少しできれば、点差を離せたかなと思います。(シーソーゲームだったが)点差を縮められた中でも逆転はされなかったのが良かったです。いつもは逆転されてしんどくなるパターンです。逆に負けてる試合はいつも逆転できないから、あそこで粘れたのは良かったです。(早稲田は2戦2勝だが)やっぱり留学生いないのは大きいです。今川もインサイドできるようになるし昂矢もレイアップ打てるし俺もインサイド行ける。そこの違いは本当に大きいです。(留学生チームに早大が勝てて明大が勝てない原因は)ガードのプレッシャーかな。多分早稲田のほうがオールコートでプレッシャーをかけてターンオーバー誘発して、留学生にボール渡る前に崩して勝ってると思います。(連敗を脱出したが)このリーグ戦でベスト4には残りたいというのがチームの方針で、今日勝って一歩近づけたのは良かったです。(次はホームで日大戦だが)日大は今、最下位だから落とせない相手です。落としたくない試合でホームゲームというのは良いと思う。4年生にとって最後のホームゲームだから、しっかり頑張って勝ちたいです」

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