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上級生3人が意地を見せる


渡邊政権〜second season〜  (6)シーズン開幕前インタビュー 距離別出場者編@  

 
 10月20日に長野市のエムウェーブで行われる全日本距離別選手権からスピードスケートのシーズンが開幕する。今季は平昌五輪イヤーということもあり、序盤からハイレベルな争いが予想され、緊張感も注目度も高い。この開幕戦に、明大からは7名が出場。厳しいシーズンを戦い抜くための意気込みを語ってもらった。(この取材は9月19日に行ったものです)

 先輩の意地を見せたい。今回は距離別選手権に出場する選手の中から、小林耕大(政経3=佐久長聖)、今井裕介(政経2=市立長野)、関口顯一(政経2=長野工)のインタビューをお送りする。3人は昨年度、インカレのチームパシュートに出場し3位入賞を果たした。しかし今年度は力のあるルーキーが長距離陣に加入し、チーム内でのインカレのシート争いも過熱している。「後輩に負けないように」(関口)、まずは開幕戦で弾みを付けたい。

<小林耕 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返ってみていかかですか
ケガ人が出て1回地元に戻ったり練習できない人が続く中で、自分はケガなく最後まで乗り切れたので良かったです。去年はケガしたり痛いところがあって練習を休む期間がありました。そこは進歩したところだと思います

――ケガをしないために意識していたことはありますか
ストレッチとか練習前の体をほぐすことを意識していたのでそれが良かったと思います

――特に力を入れて練習したことは何ですか
自転車ですね。東京では車や信号が多くて道路を走ることがあまりできませんでした。苫小牧とかで東京でできない練習を頑張っていました

――他に東京でできない練習は何かありましたか
長い階段をダッシュしたり、登坂走という坂をダッシュする練習もありました。自転車、階段、登坂走を頑張りました

――昨年と変わったと思うところはありますか
チームの雰囲気ですね。去年より今年の方がキャプテン(渡邊勇人主将・政経4=白樺学園)のチームの持って行き方が良くなって雰囲気が良くなりました。メリハリがきいてると思います。笑ったりふざけたりすることもあれば、練習になったら『しっかりやろうぜ』とか『頑張れ』とか掛け声を掛けられるようなチームになりました。ふざけっぱなしのチームじゃなくなった印象を受けました

――鈴木惠一監督からは何か指導を受けましたか
苫小牧から帯広までいて一緒に生活していました。気持ち面から技術面まで指導を受けました。気持ち面では練習から逃げるなってことやそんな気持ちでやるなら速くならないぞって。技術面では自分のスケートの形を見てもっとこうした方がいいと具体的な指導を受けました。ストレートの体重移動は足を真っすぐ置くんですけど自分の場合は少し開いてしまっていて、体重が全部乗り切っていませんでした。よく分からないと思うんですよね。自分たちでも難しいんですよ。スピードスケートは。監督は世界やオリンピックに出でいるのでスケートに関してはすごくトップレベルの指導をしてくださるのでそれを理解するまでが難しいです

――今は理解できるようになりましたか
ある程度監督が考えているスケートの方向性は3年目で分かるようになりました

――東京での生活と違ったことはありましたか
合宿に入ると消灯が21時なんですよ。21時には眠くなくても寝られる環境を作れとずっと言われていました。東京と合宿の生活リズムの違いで最初は結構言われます。東京では1、2年だけ門限があるんですけど消灯時間は決められてないです

――体のコンディションはいかがですか
東京で選手でメニュー考えたりしてやっていて合宿ではもっと強度高めてプラスα効率のいい練習ができたと思っています。帯広からはずっと氷上練習がメインでした。今シーズン初めて氷の上で滑って最後は速いラップとか、トライアルとかありました。そこでみんな課題も見つかったと思います

――9月のタイムトライアルでの感触はいかがでしたか
練習の感覚からしてトライアルはダメだなって思っていた部分がありましたが、シーズンの初めにしては自分の中ではいいタイムが出ているのかなと思いました

――シーズンに向けてどのような心境ですか
体力、気持ち面とか強くしないと大会シーズンになっていくと体力落ちたりするので第一目標のインカレで最大限のパフォーマンスが出せるようになんとか頑張ります

――インカレの目標は決まっていますか
去年、一昨年は9位とか中途半端な順位なので出るからには上の順位目指して頑張ります

――チームとしてはいかがですか
去年8番だったので今年は6番以上ということにはなっていると思います

――自身の開幕戦はいつになりますか
全日本距離別選手権です。5000mです。ルール変わっちゃって3000mがなくなってしまうと思うので

――チームで調子がいい選手は誰ですか
長距離は全員が調子いいのかなと思います。特に目立つのは1年の篠原克哉(政経1=小海)と山本大史(政経1=八戸西)ですね。山本は高校から速かったんですけど

――最後に、今シーズンの意気込みを教えて下さい
集中してスケートできるのが今年だと思うんですよ。来年は就活とか単位とかの関係があるので。一番大変なのが4年生なのかなと思うので今年悔いの残らないように全部やり切りたいです。4年目も力を抜くわけではないですが、3年目で出し切れればいいかなと思います。一番結果を求められるのが3年だと思うので結果求めて頑張ります

――ありがとうございました

<今井 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返ってみていかかですか
去年もやっていて辛さは知っていましたがしっかり乗り切れたと思います

――夏合宿で意識したことはどんなことですか
夏からは体幹を意識して合宿では股関節周りを使えるように意識してトレーニングしました。成果はやっていれば自然と実感なしに身についてくるものだと思います

――昨年との違いは何かありましたか
一人一人の強くなるという気持ちが強かったです。昨年以上にしっかり取り組めていました

――監督からは何か指導を受けましたか
氷上で体を振ってしまうとずっと言われていました。体を振ると氷にうまく力が伝わりません。あとは腰の高さです

――調子は順調に上がっていると感じていますか
そうですね。1回タイムトライアルがありましたが、1500mは昨年より速くなって、3000mは遅くなってしまいました。長距離で必要な肺の機能が弱くなっているのでもっと持久力を上げたいです

――現時点での課題は
長距離は焦らないで楽にラップを出すことが大事です。練習から試合をイメージして試合の時におかしな滑りにならないようにしたいです

――トライアルで良かった点は
あまり滑れていない中で一周のラップは昨年よりも出ていました

――ご自身の開幕戦はいつになりますか
距離別です。5000mです。今年初めて出る大会で周りはみんな速いので速いタイムが求められます。練習から速いラップで回って速いタイムが出せればと思います

――インカレでの目標は決まっていますか
2種目入賞です。チームの目標は、スピードスピード部門は3位以内という目標でやってきています

――チーム内で成長していると思う選手はいますか
みんな成長していますが、特に篠原が頑張っていると思います。結局はタイムを見てしまいますね。タイムが出ていれば頑張っているなと思います。練習から真面目に頑張っていると思います

――最後に今シーズンの意気込みを教えてください
下の学年は3人長距離で入ってきて、インカレも3枠しかないので後輩には負けられないです。インカレ出場はしたいです。最終目標はインカレで3位に入ることです。そこに向けて日々努力したいです

――ありがとうございました

<関口 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返ってみていかがですか
苫小牧の陸トレの方は全てにおいて練習がレベルアップしていて、自転車の練習とかも去年はついて行けなかったんですけど、ついて行けないというか断トツビリに近かったんですけど、今年はタイムがすごい上がってて、体力的な部分も筋力的な部分も去年よりはアップしてると思います

――練習のレベルアップというと
夏に練習とは別に、山本と自主練で自転車とかこいでいて、去年やってなかったことを今年はやったので、そういう面で脚力がついたというか、レベルアップしたと思います

――今年の合宿で特に強化したところはどんなところですか
氷上ではスピードアップを重点的に練習して、陸トレはとりあえずすべての練習において全力でやることを意識しました

――後輩ができての変化は何かありますか
とりあえず朝の食事の仕事とかがなくなったので、そういう面では楽になりましたけど、練習への思いというか気持ちは1年の時と変わらないです

――それでも後輩は刺激になったりしますか
すごい刺激になってます。1年生が練習してて、練習しないとこのままじゃインカレ出れないなっていう気持ちになって、今年は練習が増えたっていう感じです

――タイムトライアルを滑ってみての感触はいかがでしたか
タイム的には良くはなかったんですけど、滑り始めて2週間ぐらいなので、滑り込みとかも全然足りてないので、タイムは良くなかったですけど、感じとしては悪くないです

――開幕戦は距離別選手権ですが、そこでの目標は決まっていますか
3000mが今年からジュニア種目になってしまって、5000mに出場します。今年はオリンピックシーズンで、12月に選考会があるんですけど、日本のランキングの20何番かに入らないといけないので、それを目標として、6分50秒台前半が必要になってくるので、とりあえず自分の自己ベストが55秒なので、それを切っていきたいです

――特に重点を置く種目はやはり5000mですか
自分はやっぱり5000mですね。1万はいい時と悪い時の差が激しいんで、それも今年の課題として、安定したタイムで滑れるようにっていうのを目標としてます

――インカレでの目標は決まっていますか
今年のインカレは軽井沢なんですけど、地元で、高校の時は毎年そこのリンクで大会があって、すごい相性がいいので。とりあえずインカレに出ることなんですけど、すごい長距離の争いが激しいので、出れたら明治のために1点でも多く稼げるように頑張ります

――相性がいいというのは
滑りやすいです。自己ベストも5000mが軽井沢なので。中リンクよりいいタイムが出てるので、相性がいいです

――期待してる後輩はいますか
1年生みんなに期待してるんですけど、その中でも陸トレが強い小林(裕幸・政経1=山形中央)がいたり、昨シーズン結果を出してる山本がいたり、下舘(信司・政経1=八戸西)も今ケガしてるんですけど実力のある選手だし、篠原も今年のタイムトライアルで大幅に自己ベストを伸ばしてるので、みんなに期待してます

――2年生の中での意識の変化は何かありますか
変化はあんまりないですけど、2年生は雰囲気がいいので、全体的に仲も良いので、楽しくやってます

――最後に今シーズンの意気込みを教えてください
全種目で自己ベストを出すことと、距離別と学生選手権とインカレの3つの大会を集中的に照準合わせていって、いい結果いいタイムが出るように頑張りたいです。あとは後輩に負けないように、インカレに出られるように頑張ります

――ありがとうございました

◆小林耕大(こばやし・こうだい) 政経3 長野県出身 佐久長聖高 専門種目:長距離
◆今井裕介(いまい・ゆうすけ) 政経2 長野県出身 市立長野高 専門種目:長距離
◆関口顯一(せきぐち・けんいち) 政経2 長野県出身 長野工業高 専門種目:長距離

[織田有衣子・渡部伊織]


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