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世界の舞台を見据える山本


渡邊政権〜second season〜  (7)シーズン開幕前インタビュー 距離別出場者編A  

 
 10月20日に長野市のエムウェーブで行われる全日本距離別選手権からスピードスケートのシーズンが開幕する。今季は平昌五輪イヤーということもあり、序盤からハイレベルな争いが予想され、緊張感も注目度も高い。この開幕戦に、明大からは7名が出場。厳しいシーズンを戦い抜くための意気込みを語ってもらった。(この取材は9月19日に行ったものです)

 高校のエースから、明治のエースへ。今回は距離別選手権出場者の中から、ルーキーの小林裕幸(政経1=山形中央)、山本大史(政経1=八戸西)のインタビューをお送りする。昨年度のインターハイの1万mで小林は4位、山本は優勝という成績を収め、さらなる高みを目指し大学スピードスケート界に飛び込んだ。特に山本は、スケート連盟のジュニア強化選手にも選ばれ、世界大会出場を目標に今シーズンに挑む。1年目からインカレのポイントゲッターになるべく、開幕戦で勢いに乗る。

<小林裕 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返ってみていかかですか
良くもなく悪くない感触でした。メニューが予想よりも多くてそれをやるのが大変でした。特にきつかったのは、登坂のインターバルです。一本一本全力で自分の力を出すと3本目くらいで体に限界がきます。そこから自分と戦わないといけないからです

――特に強化したのはどのようなところですか
技術面ではスケートを真っ直ぐに置いて、押した膝をしっかり戻して片足に乗ることです。精神面では余裕を持っていろいろなことを考え、1年生がやらないといけない仕事もあるのでそれも考えながら練習ができました。仕事としてはインターバルで道具の準備や体操やったり氷上で周回やラップを言ったりすることです

――鈴木惠一監督からはどんな指導を受けましたか
コーナーで癖があるのでそれを自分で工夫しながらやることと、人の後ろについていないで前へ前へ行けと言われました

――東京での生活との違いはどんなところですか
合宿は消灯が21時で朝も早かったのできつかったです。東京は自己管理ですね。合宿では朝5時40分からウォーキング、6時朝食で8時から練習開始でした。8時から11時くらいまでやってご飯食べて13時30分から17時くらいまで練習しました。練習後は、練習がハードだったので体のケアをしっかりしないと次の日に動かなくなってしまうので股関節の可動域とかを気を付けていました

――タイムトライアルを滑ってみての感触はいかがでしたか
悪くはないですが、特に調子がいいわけではないです

――合宿で調子が良かった選手は誰だと思いますか
1年の篠原(克哉・政経1=小海)が調子良かったのではないかと思います。伸びた要因は、スピードがあるのでスピードを生かして後半も粘れたからだと思います

――ご自身の開幕戦はいつになりますか
10月の距離別選手権です。3000mです。4分切って、最後までラップを落とさないように頑張ります

――インカレの目標は決まっていたりしますか
1万mで5位以内に入ります

――最後に、今シーズンの意気込みを教えて下さい
インカレの1万mに焦点を合わせて他の大学に負けたくないので頑張りたいです。ジャパンカップでは今年3000mがジュニアの種目になって大学1年までしか出られないのでそこで表彰台に乗りたいです

――ありがとうございました

<山本 専門種目:長距離>
――夏合宿を振り返ってみていかがですか
最初にジュニアの代表の合宿があって、そこで結構調子が良かったんですけど、明治の合宿に入ってからちょっと調子が悪くなってしまって、ここまで来たっていう感じです。でもいい感覚はつかめていたので、もう一回長野で取り戻して距離別に備えたいと思います。合宿としては充実していて、スケートのための筋肉とかも鍛えられたので、良かったかなと思います

――ジュニアの合宿と並行していたんですか
帯広で1週間2週間ぐらい抜けて、終わったら明治の方に入って、また抜けて、っていう感じでしていました

――大学の方の苫小牧の陸トレには参加しましたか
苫小牧の方は4日ぐらいしか参加してなくて、ジュニアの合宿がその時もあったので、苫小牧に入って、練習の内容がジュニアの合宿と結構違くて、最初はなかなか合わなかったんですけど、やっていくうちにだんだんと慣れて来た感じです

――合宿で重点を置いて強化したところはどんなところですか
筋持久力とスケートの次の動作へ移す時の溜めの部分というか、スケートって溜めて次の動作へ、次の動作へって感じなんですけど、そこを重点的に自分では意識して練習しました

――初めて明治の合宿に参加してみて、感想は
日本一練習量が多いっていうだけあって、本当に多くて、次の日になっても疲れが全然取れてなくて、でも追い込んで、っていう感じで、精神的にも肉体的にも相当鍛えられたと思います

――監督からは何かアドバイスを受けたりしましたか
「お前には期待してるから頑張れ」っていうことは言われましたけど、その言葉に気負いすぎずに、自分の感覚がおかしくならないように、気負わずに、って感じです

――ジュニア合宿で刺激は受けましたか
ライバルばっかりなので、1番のライバル(林莉輝・ダイチスケート部)は実業団のほう入っていて来てなかったんですけど、だいたい同じぐらいのタイムの人がちらほらいて、いいライバルがいたので、その人たちに負けないように、陸トレとかでも争ってやっていたつもりです

――タイムトライアルでの感触はいかがでしたか
専門種目を滑っていなくて、500mと1000mしか滑ってないので、それでも自己新を更新できたので、去年よりもスピードあるし、スピードに乗って長距離も滑れればいいなと思ってます

――専門種目を外したのはなぜですか
自分がどんだけタイムが出せるかっていうのがあったし、世界大会に出る時に、自分たちはオールラウンドの方に出るので、500mと1000mのタイムも持っていないといけなくて、そのためにも出ました

――開幕戦の距離別へ向けてはいかがですか
1500mと3000mと5000mに出ます。1万mは5000mで8番以内に残らないと出られないので、そこにも残れるように頑張りたいと思います

――3日間で3もしくは4レースこなす上で、体力面での強化は何かしていますか
体力面でも結構カバーしないといけないし、持久力とかしっかり付けてレースに備えるっていうのも大切なんですけど、ケアとかマッサージとかそういう部分もすごく大事だと思います。疲れはなかなか落ちてくれないので、レース終わったらしっかりダウンとかして、っていうことは大切になってくると思います。まずはそこから日常的に取り組みたいと思います

――距離別での目標タイムは
5000mは6分40秒を切る、3000mは3分54秒ぐらい、1500mは1分52秒台を目標に頑張ります

――インカレでの目標は決まっていますか
信州大の一戸(誠太郎)さんが、まだ出るか出ないかわからないんですけど、出たらとりあえず同走で走りたいと思ってます。勝てる自信はあまりないんですけど、近くまでというか、しっかり追いかけてできるところまで近付きたいと思ってます

――距離別選手権はジュニアワールドカップの選考も兼ねていますが
それがあるので、そこに向けてやってます。でも勝ちたい勝ちたい行きたいって欲出すと、たぶん行けなくなってしまうので、あんまり欲は出さずに頑張ります。男子が6人行けて、ジュニアの男子がちょうど6人いるので、その人たちがいければいいと思うんですけど、そう上手くは行かないと思うので、蹴落とすしかないです。そういう気持ちで頑張ります

――世界大会というと、12月にはオリンピック選考会もありますが
そこは出ておきたいです。上れるところまで上りたいです

――最後に、今シーズンの意気込みを教えて下さい
まずは距離別でジュニアワールドカップを決めて、その次にある大きな大会は全日本ジュニアで、そこでまた世界ジュニアを決めて、そしてインカレでも総合優勝に近付けるように頑張ります

――ありがとうございました

◆小林裕幸(こばやし・やすゆき) 政経1 長野県出身 山形中央高 専門種目:長距離
◆山本大史(やまもと・たいし) 政経1 青森県出身 八戸西高 専門種目:長距離

[織田有衣子・渡部伊織]


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